大覚寺文書

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ページ番号1028883 更新日 令和4年3月30日

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尼崎の指定文化財

大覚寺文書(だいかくじもんじょ)

大覚寺文書

指定  兵庫県指定重要文化財

種別  書跡

数量  56点

所在地 尼崎市寺町9

所有者 大覚寺

指定日 昭和42年3月31日

 大覚寺は律宗寺院で、寺伝によれば推古13年(605)に聖徳太子が百済の高僧日羅上人に命じて造営したとありますが、詳細は明らかではありません。中世には、尼崎町の市庭町にありましたが、元和3年の尼崎城築城にともない現在地に移転しました。

 大覚寺文書は、大覚寺に伝わる56点の、正和2年(1313)から天正17年(1589)に至る間の文書で、中世尼崎の史料として貴重なものです。尼崎の南部一帯の地は古く東大寺の荘園領有における土地支配と賀茂御祖社の御厨供御人に対する人間支配が重なり合い、両者は激しく領有を争いました。大覚寺文書はこの重複型荘園の典型とされる地における相論の在地史料を含んでいる点で有名です。正和4年(1315)の「大覚寺絵図」は当時の境内や伽藍配置が詳細に記されており、長洲荘領主鴨御祖社社家や荘園代官、沙汰人らが同寺の安泰を保証した証文など中世の尼崎を知る上で貴重な史料となっています。

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