十一面観音菩薩立像

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印刷 ページ番号1028937 更新日 2023年7月15日

尼崎の指定文化財

十一面観音菩薩立像(じゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)

十一面観音菩薩立像

指定  尼崎市指定文化財

種別  彫刻

数量  1躯

所在地 尼崎市戸ノ内町2-4-11

所有者 治田寺

指定日 昭和62年3月30日

 高さ100cm、一木造。この像は、左手に水瓶を持ち、右手は下に垂らす通常の像形です。両腕上膊の釧は古風に刻出されています。現状は全身を黒く古色塗りされています。水瓶・右耳・両臂(ひじ)より先・両手足・両手にかかって垂下する天衣(てんね)が後補された部分です。衣文(えもん)の刻出は低平ですが、翻波風(ほんぱふう)の名残をとどめ、全体的に重量感があることなどから藤原時代中期の製作と思われます。なお、両臂(りょうひじ)より先、両手足、両手にかかって垂下する天衣などは後補です。

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