本興寺鐘楼
印刷 ページ番号1028889 更新日 2022年3月30日
尼崎の指定文化財
本興寺鐘楼(ほんこうじしょうろう)
指定 兵庫県指定重要文化財
種別 建造物
数量 1棟
所在地 尼崎市開明町3-13
所有者 本興寺
指定日 平成15年3月25日
桁行3間、梁行2間、入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺の袴腰(はかまごし)つき鐘楼 で、東面中央に片引きの出入口を設けています。
上層では、 腰長押 (こしなげし)と 内法長押 (うちのりなげし)の間に 連子 窓(れんじまど)を入れ、唐様 木鼻 (きばな)つきの 頭貫 (かしらぬき)および 台輪 を納めて、和様二手先 拳鼻 (こぶしばな)つきの 斗供 (ときょう)をあげています。 中備 (なかぞなえ)は撥形の 蓑束 (みのづか)を配し、四隅では 尾垂木 (おだるき)を入れ、隅木との間に繰型の多い手挟みを飾っています。二軒 繁垂木 (しげたるき)、妻飾り叉首組(さすぐみ)、 拝み (おがみ)に 猪目懸魚 (いのめげぎょ)をうつ。下層では、堅板張目板打ちの裾広がりの 袴腰 をつくり、上端に台輪をすえ、和様二手先斗供で目透かし板張りの縁をうけ、刎高欄(はねこうらん)をおき、中備には蓑束を飾る。この鐘楼は、「両山暦譜」によれば、寛永10年(1633)に竣工しており、古材の再利用や後世の修理も加わっていますが、本興寺では開山堂・三光堂・方丈に次いで古い建物です。
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