長遠寺客殿

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ページ番号1028874 更新日 令和4年3月30日

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尼崎の指定文化財

長遠寺客殿(ぢょうおんじきゃくでん)

長遠寺客殿

指定  県指定重要文化財

種別  建造物

数量  1棟

所在地 尼崎市寺町10

所有者 長遠寺

指定日 昭和40年3月16日

 桁行七間半、梁間五間半、入母屋造り、平入り、本瓦葺。棟札によって慶長16年(1611)に建立され、宝永4年(1707)10月4日の大地震で倒壊したことが分かっています。

 建物平面は、六間取りの一般に見られる形式をもち、広縁を南面と西面の二面にまわし、この二面の外側に一段低く落ち縁をめぐらせています。前面三室は中央に12畳半、その両脇に10畳間2室を配し、襖で仕切っています。ただし、 内法長押 上には欄間は入らず、 蟻壁長押 がまわるので、この三室にはあまり一体感はありません。背面の三室は奥行き二間をとり、中央に 内陣 、向かって左に付け書院を有する上の間、右に納戸を設けています。阪神・淡路大震災後の保存修理工事の際、近代になって改変された部分、書院北側の後設の壁や柱を撤去して北に50cm張り出した床の間を復元し、西側の広縁北端の押入れを撤去し元に復した工事を行いました。柱は大面取り、軒は一軒疎とし、全体の意匠簡明清楚で、よく時代の特質を表しています。建立後に度重なる修理を受けていますが、概ね当初の規模を伝えており、桃山時代客殿として本興寺の客殿(方丈)に次ぐ貴重な建物です。

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