富松城跡(とまつじょうあと)

ポスト
シェア
LINEで送る

印刷 ページ番号1028686 更新日 2024年2月4日

富松城跡
土塁の残る富松城跡(北から)

文化財説明板所在地

 尼崎市富松町2丁目13

 阪神バス「富松城跡」すぐ


 富松城跡は、戦国時代の城館跡で、長享2年(1488)の史料にその名がみえます。永正4年(1507)から始まった室町幕府管領、細川氏の分裂抗争を発端とする戦乱が尼崎地域に及ぶと、西摂地域の重要拠点であった尼崎城・伊丹城・越水城(現西宮市)のほぼ中間地点に位置し、戦略上の要地である富松城は、その戦乱の主要な舞台の一つとなります。現在、城の西側の守りとして築かれた土塁の一部が、幅11メートル、高さ4メートルにわたり残されています。これまでの発掘調査では土塁の内側(東側)にあたる場所で大規模な堀が見つかっていることから、富松城は土塁と二重の堀を備え、東西150メートル以上、南北200メートル以上の規模の城館であったと推定されます。

付近の地図

地図

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育部 歴史博物館
〒660-0825 兵庫県尼崎市南城内10番地の2
電話番号:
06-6482-5246(企画担当・史料担当)
06-6489-9801(文化財担当)
06-4868-0362(埋蔵文化財専用)
ファクス番号:06-6489-9800
メールアドレス:
ama-rekihakubunka@city.amagasaki.hyogo.jp(文化財担当)
ama-chiiki-shiryokan@city.amagasaki.hyogo.jp(史料担当)