西国街道・髭の渡し(さいごくかいどう・ひげのわたし)
印刷 ページ番号1028354 更新日 2022年3月30日
文化財説明板所在地
尼崎市常松2丁目468番地先
阪神バス「髭茶屋」南西約450m
江戸時代に西国街道の武庫川を渡る際、堰堤(ダム)の付近には武庫川の渡しがあり、1909年(明治42)に甲武橋がかかるまで渡しは続けられました。西昆陽村の髭の安兵衛さんの茶屋が近くにあったことから髭の渡しと呼ばれたれたようです。西行きは西昆陽村と常松村が隔月で、東行きは段上・上大市・下大市村が月番でそれぞれ渡しを担当しました。川水が少ないときは歩行渡りや仮橋がかけられたりしましたが、増水時は人足・船渡し・連台による渡しが行われ、船頭6人でも船渡しができないと川留めになりました。現在、行者堂が建てられている東岸河川敷付近に東の渡し場があったと思われます。
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