尼崎市消防署等配置計画-消防力のさらなる強化をめざして-

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印刷 ページ番号1034481 更新日 2023年6月19日

 本市は、明治時代に紡績工場が開業したことから工業都市としての第一歩を踏み出し、「鉄のまち」と呼ばれ、高度経済成長をリードしてきました。経済発展とともに人口は高度経済成長期の昭和30年ごろから急速に増加し、昭和40年には50万人を突破、昭和45年にはピークの55.4万人となりました。しかし、環境問題や景気後退により、大規模な工場・事業所の撤退が相次いだこともあり、年々人口減少が続き、平成22年には約45.4万人とピーク時から10万人減りました。その後、企業撤退後の用地を活用し、JR尼崎駅前などに商業ビルや高層マンションが立ち並ぶようになり、大阪や神戸などに近い利便性から転入者が多くなり、平成30年には人口が増加しました。
 高度経済成長期に本市では、人口急増に対応するため消防庁舎を含む多くの公共施設を建設し、各種行政サービスの提供や市民生活の基盤づくりを進めました。その結果、現在ではこれらの公共施設の老朽化が進み、施設の維持管理や建替費用が増え続けることが見込まれるため、その対策が喫緊の課題となっています。
 また、現在と同じ消防署所数となった昭和30年代後半は、経済発展とともに市内の火災も増加傾向にありました。さらに当時の道路状況は、国道2号線を路面電車が往来し、鉄道も高架化されていなかったため、緊急走行には不利な条件が多くありました。しかし、現在では道路整備が進み、線路・踏切により道路動線が途切れることが少なくなり、緊急走行経路は格段に改善しています。
 これらのことから、消防体制の確保を継続しつつ、災害形態の変化、消防行政に対するニーズ、消防署からの現場到着時間等を踏まえ、消防力をさらに強化するために必要な消防署及び車両・部隊の将来的な配置を検討し、『尼崎市消防署等配置計画-消防力のさらなる強化をめざして-』を策定しました。

「尼崎市消防署等配置計画」-消防力のさらなる強化をめざしてー(令和5年3月策定)

【概要】8署体制の主な配置部隊(令和5年3月策定)

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〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2丁目6番75号 尼崎市防災センター4階
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