教育方針

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印刷 ページ番号1008083 更新日 2019年12月16日

基本方針

「一人ひとりを尊重し 互いに支え合う心豊かなたくましい人づくりをめざす」

 わたしたちのまち尼崎は、近世まで京都と瀬戸内海を結ぶ交易の中心地として繁栄し、幾多の歴史の舞台となり、貴重な文化を育んできました。近代以後は、阪神工業地帯の中核都市として我が国の発展を支えてきた、古い歴史と現代に生きる活力を兼ね備えた誇りうるまちです。

 今後とも情報化・グローバル化・少子高齢化が進む社会に対応しながら、快適な生活環境のもとで、文化と産業が調和し生き生きとした魅力あるまちづくりが望まれています。

 まちづくりの基本は人づくりです。

 そのためには、自己を律する主体性や変化に対応できる柔軟性とともに、生涯学び続ける意欲が必要であり、その基盤には一人ひとりを尊重する精神が流れていなければなりません。

 また、学校・家庭・地域が連携し、互いに支え合い協働することが大切です。

 さらに、教育にかかわる者すべてが、使命感や実践的指導力などその資質の向上に努め、信念と情熱をもって責務を果たすことが求められています。

努力目標

基本方針に掲げた人づくりをめざすなかで、次の努力目標を設定して、学校教育・社会教育を推進します。

一人ひとりを大切にする
 一人ひとりの人間は、かけがえのない存在であり、その尊厳を重んじ、命を大切にすることは教育の基盤であり、真に人権が尊重される地域社会を築いていかなければなりません。

 一人ひとりの個性・能力を大切にし、その伸長を図るとともに、生涯にわたって健康で安全な生活を送ることができる能力・態度・習慣を、あらゆる教育活動を通して培うことが大切です。

自ら学び続ける力を伸ばす
 急激な社会の変化に受け身ではなく主体的に関わり、生涯を意欲的に生き抜くためには、一人ひとりが、それぞれの年代に応じた目標や希望を持ち、たゆみない努力を続けることが大切です。

 そのためには、生きるための基礎となる力を確実に身につけさせるとともに、自ら学び続ける意欲を高めることが必要です。

自立しともに生きる力を育てる
 互いに支え合う社会を築くためには、社会的に自立するとともに、公共性を尊び、主体的にまちづくりに寄与する協働の精神を持つことが必要です。

 また、家族・郷土・国を愛し、国際理解を深め、互いに人格を尊重し合える人間の育成をめざして努力するとともに、多様な他者と協働するために学校・家庭・地域が密接に連携することが大切です。

健やかな体を育てる
 生涯を豊かに生き抜くことができる健やかな体や強い心は、人間のめざす理想を実現するための原動力であり、幸福な生活を築くための基礎でもあります。

 日々の暮らしの中で、健やかな体の基礎を育成し、スポーツ活動などを通して体力づくりを進め、強い心を養うとともに、望ましい人間関係を結ぶことができるように努めることが大切です。

豊かな文化を育てる
 魅力ある住みよいまちをつくり豊かな文化を育てることは、地域への誇りと愛着を醸成する上で重要です。そのためには自然を大切にし、貴重な地域の歴史や文化遺産を継承していくことで豊かな情緒を養い、様々な文化芸術を体験して感性を高めるなど、幅広い文化活動の推進が必要です。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 管理部 企画管理課
〒661-0024 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 尼崎市教育・障害福祉センター3階
電話番号:06-4950-5654
ファクス番号:06-4950-5658
メールアドレス:ama-kyouiku-somu@city.amagasaki.hyogo.jp