蚊・ダニが媒介する感染症
印刷 ページ番号1040093 更新日 2025年1月8日
蚊媒介感染症とは
蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることで起こる感染症のことです。
主な蚊媒介感染症には、デング熱、ジカウイルス感染症(ジカ熱)、日本脳炎、ウエストナイル熱、チクングニア熱、黄熱、マラリアなどがあります。
熱帯・亜熱帯地域へ行かれる方は、渡航先の流行情報を知っておきましょう。
ダニ媒介感染症とは
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることで起こる感染症です。
主なダニ媒介感染症には、ツツガムシ病、日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などがあります。
特に春から秋にかけてはマダニの活動が活発になる時期であり、農作業やレジャーでダニの生息場所に立ち入る際は注意が必要です。
予防法
肌の露出が少なくしましょう
長袖、長ズボンを着用し、帽子や手袋、首にタオルを巻くのも有効です。
シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れましょう。
虫除け剤を活用しましょう
虫除け剤は有効成分「DEET(ディート)」「イカリジン」が含まれているものを使いましょう。
また水や汗により効果が下がるため、こまめに塗り直し、日焼け止めを塗る際は、その上から虫除け剤を塗りましょう。
蚊取り線香などで蚊を寄せ付けないことも効果的です。
予防接種を受けましょう
日本脳炎、黄熱は予防接種、マラリアは予防内服薬があります。
日本脳炎の予防接種は小児の頃に接種されている方も多いため、母子手帳で接種歴を確認しましょう。
マダニに咬まれることで発症するダニ媒介脳炎には発症を予防する予防接種があります。
流行地域に渡航される場合は、予防接種を検討しましょう。
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このページに関するお問い合わせ
保健局 保健部 感染症対策担当(尼崎市保健所感染症対策担当)
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