マイコプラズマ肺炎
印刷 ページ番号1039977 更新日 2024年11月27日
マイコプラズマ肺炎について
マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎とは「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる、頑固な咳を伴う呼吸器感染症です。
例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。
主な症状
発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、長引く頑固な咳(痰を伴うことは少なく、乾いた咳が特徴)などの症状がみられます。
咳は少し遅れて始まることもあり、熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。
感染した人の多くは軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎になったり、重症化することもあります。
咳が長引くなどの症状がある時は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
感染経路
患者の咳のしぶきを吸い込んだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われています。
家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられます。
感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。
予防対策
1.流水と石けんでこまめに手を洗いましょう。
2.感染した場合は、家族間でもタオルの共有は避けましょう。
3.咳がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット」を守ることを心がけましょう。
4.十分な睡眠、栄養をとり、体力をつけましょう。
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このページに関するお問い合わせ
保健局 保健部 感染症対策担当(尼崎市保健所感染症対策担当)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
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