風しん(ふうしん)に注意しましょう

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ページ番号1013359 更新日 平成30年12月31日

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首都圏を中心に風しん患者が増加しています

首都圏で、風しん患者の増加が続いています。患者のほとんどが成人で、30歳代~50歳代の男性が多く、予防接種歴なしか不明が大半を占めています。

風しんとは

風しん(ふうしん)とは、風しんウィルスが原因で引き起こされる発熱、発疹、リンパ節腫脹といった症状が特徴的な感染症です。風しんウィルスに対する特効薬は存在しません。治療は症状を和らげる対症療法になります。

潜伏期間と症状

潜伏期間(ウィルスに感染してから症状が現れるまで)は約14~21日です。

風しんウィルスに感染してから潜伏期間を経て発熱、発疹、リンパ節腫脹が現れます。発疹は小さな赤みをおびたものが全身に見られます。しかし、感染しても明らかな症状がでない不顕性感染の人も約15~30%程度見られます。また、発熱は約半数の人が軽度か見られないこともあります。そのため、気がつかない間に、周囲に感染を広げてしまう可能性があります。

風しん感染で最も気をつけなければいけないことは、風しんウィルスに対する免疫(抗体価)が低い妊婦への感染です。妊娠20週頃までの妊婦が風しんウィルスに感染した場合、ウィルスが胎児に感染し、出生児に白内障や先天性心疾患、難聴といった障害を伴う先天性風疹症候群を引き起こす危険があります。

成人が感染した場合、小児に比べ症状が重くなる傾向があり、手足のこわばりや痛みなど、関節炎を伴うことがあります。合併症として、急性脳炎や血小板減少性紫斑病などがあり、入院治療が必要になることもあります。

 感染経路

風しんの感染経路は飛沫感染、接触感染です。

飛沫感染は、ウィルスを含んだ飛まつが咳やくしゃみ、会話などの際に飛び散り、それを吸い込むことで感染します。

接触感染は、ウィルスが付着した物などを触り、その手で口・目・鼻などを触り感染します。

予防方法

マスクや手洗いなどだけでは十分な予防効果が期待できませんが、風しんウィルスに対する有効なワクチンが存在します。

風しん抗体検査とは

風しん抗体検査とは、風しんに対する免疫があるがどうかを調べる検査です。

風しんウイルスに対する免疫がなければ、風しんにかかりやすくなりますが、抗体検査で「風しん抗体価」を調べることで、かかりやすさを確認することができます。

40歳代以上の男性は、ワクチンを受ける機会がなかったことや、近年、風しんの流行がなかったため、抗体価が低い(免疫がない)方が多いといわれています。

ご自身の状態を確認し、感染予防を行うことが、妊婦及び他者への感染を予防することにつながります。

本市においては、妊娠を希望する女性やその同居者(パートナー)、風しん抗体価の低い妊婦の同居者(パートナー)は、風しん抗体検査を受けることができます(ただし、予防接種歴がある、かかったことがある人は対象となりません)。詳しくは、関連情報をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉局 保健部 感染症対策担当(尼崎市保健所 感染症対策担当)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:06-4869-3062(結核、感染症、肝炎治療、予防接種)
ファクス番号:06-4869-3049