動物の正しい飼い方
印刷 ページ番号1038631 更新日 2024年8月30日
飼い主のみなさまへ
動物を飼うことは、動物の「命」を預かることです。
飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑をかけないようにする責任があります。
人と動物が共に良い関係で生きていけるようにするには、飼い主のモラルとマナーが必要です。
動物を飼うということは、動物の幸せと周囲の幸せの両方を考えるということです。
飼い主の責任は重大です
【動物の愛護及び管理に関する法律】第7条で、動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めなければならないと定められています。
近隣住民とのよい関係づくり(他者への迷惑の防止)
- 動物が人を傷つけたり、財産に損害を与えないようにすること。
- 人に迷惑をかけないようにすること。
糞尿や毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。
病気から動物と人の命を守る(感染症の予防)
- 動物の感染症について正しい知識を持つこと。
動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)や動物間で感染する病気について、正しい知識を持ち、駆虫薬やワクチンで、病気の感染を防ぎましょう。
離ればなれにならないように(逸走防止)
- 動物が逃げ出したり、迷子にならないように、必要な対策を取ること。
犬を散歩させる際は、急な飛び出しや事故を防ぐためにもダブルリードを心掛けましょう。
猫は少しの隙間でも外に出てしまうので、玄関に柵を設置したり窓や網戸にロックやストッパーをつけるなど逃げ出さないような対策をしましょう。
最期まで責任をもって飼う(終生飼養)
- 動物の種類や習性などを正しく理解し、動物が天寿を全うするまで適切に飼い続けること。
飼い始める前から飼える状況かどうか冷静に判断し、飼うと決めた場合は正しい飼い方などの知識を勉強し、飼い始めたら動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最期まで責任をもって飼いましょう。
不幸な命を産ませない(繁殖制限)
- 動物が増えすぎて、適正な飼養ができなくならないように、不妊去勢手術などの繁殖制限をすること。
動物にかけられる手間や時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる匹数を超えないようにしましょう。また、無秩序に増えないように、不妊去勢手術などの繁殖制限措置を行いましょう。
離ればなれになってしまった時のために(所有明示)
- 災害時や迷子になった時に飼い主がわかるよう、首輪や迷子札、マイクロチップなどを装着すること。
令和4年(2022年)6月1日から、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬や猫について、マイクロチップの装着・情報登録が義務化されました。これからブリーダーやペットショップなどで犬や猫を購入し、飼い主になった場合は、ご自身の情報に変更する必要があります。
なお、マイクロチップは犬や猫だけでなく、ほとんどの動物に安全に使えます。既に飼っているペットや他者から譲り受けたペットなどにも、マイクロチップの装着をお勧めします。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
尼崎市動物愛護センター(保健局 保健部 生活衛生課)
〒661-0047 兵庫県尼崎市西昆陽4丁目1番1号
電話番号:06-6434-2233
ファクス番号:06-6434-2293