令和5年度のごみの排出状況について

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印刷 ページ番号1003602 更新日 2024年8月7日

令和5年度のごみの排出状況について

 尼崎市では、令和3年3月に改定した尼崎市一般廃棄物処理基本計画の減量目標「令和12年度の焼却対象ごみ量(焼却工場で処理するごみ量)を令和元年度比で11パーセント(14,540トン)削減」の達成を目指して、市民・事業者の皆様とその目標を共有し、ごみの発生抑制を中心とした3Rの推進を図っています。

 令和5年度の焼却対象量は、116,317トンで、前年度と比較すると、8,194トンの削減となり、削減目標を達成することができました。

 皆様に御協力いただきありがとうございます。

 焼却対象ごみ量については、目標を達成しましたが、1人・1日あたりの燃やすごみ量は目標にあと一歩と課題があります。

 令和13年度に向けて、ごみ量が増加しないよう維持していくためには、一人一人の取組が必要不可欠ですので、引き続き、御理解・御協力よろしくお願いいたします。

「尼崎市一般廃棄物処理基本計画」(令和3年3月策定)について

 本計画は、令和3年度を初年度として令和12年度を目標年度とする10年間を計画期間としており、令和7年度のクリーンセンター第1工場廃止による、クリーンセンター第2工場の1施設体制での処理と令和13年度の新ごみ処理施設の稼働に向けて一層のごみの減量を目指す計画です。

 本計画の減量目標をもとに新ごみ処理施設の大きさ(処理能力)を決定します。

目標達成に向けた考え方

 令和13年度建設予定の新ごみ処理施設の大きさ(処理能力)は同計画のごみの減量目標値を基に決定するため、目標値までごみを減らすことができないと、新施設でのごみ処理が追いつかなくなり、余分なコストが発生します。そこで令和8年度にごみの削減状況などを評価し、目標の達成が困難と思われる場合は、家庭系ごみの有料化事業系ごみ指定袋の導入を進めることになります。

  • 家庭ごみ有料化とは?                                             今使われているごみの指定袋の価格に、これまで含まれていなかったごみ処理手数料を上乗せすることにより、ごみを出す量に応じた処理コストの負担をお願いする制度です。ごみ減量や分別に取り組むことにより、負担をより軽減することができます。
  • 事業系ごみ指定袋とは?                                            これまで定められていなかった事業系のごみ袋について、ごみ処理手数料を含む市の指定した袋の使用を義務付けることにより、ごみを出す量に応じた処理コストの負担をお願いする制度です。収集運搬と処分にかかるコストの見える化が図れるとともに、ごみ減量や分別に取り組むことにより、負担をより軽減することができます。

 ごみ減量の進み具合は毎年チェックし、お知らせしていきます。ごみの削減に向け、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

一般廃棄物処理基本計画の目標達成状況について

「尼崎市一般廃棄物処理基本計画」の定める令和12年度におけるごみ排出量の目標値と、令和5年度の状況をお知らせします。

焼却対象量

焼却対象量

  •  令和5年度の実績値  1年あたり 116,317トン
  •  令和12年度の目標値  1年あたり 119,501トン(令和元年度比で11%(14,540トン)削減)

 クリーンセンターに運ばれた1年間の焼却対象ごみ量(資源化物などを除く焼却するごみ)は前年度に比べ、8,194トン削減し、目標を達成しました。

 ごみ量が増加しないよう、市民・事業者一人ひとりの取り組みの継続が大切ですので、引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

1人・1日あたりの燃やすごみの量

1人・1日あたりの燃やすごみの量

  • 令和5年度実績値    1年あたり 413グラム
  • 令和12年度の目標値 1年あたり 410グラム(令和元年度比で10%(47グラム)削減)

 令和5年度、家庭から出た1人・1日あたりの燃やすごみの量は413グラムで、前年度に比べて15グラム削減し、目標達成まであと少しです。

 家庭から出る燃やすごみの中には、リサイクル可能な紙ごみが約15%、食品ロスが約13%も含まれています。

 燃やすごみを出す前に今一度、ごみの中身を見直してみてください。

 「書類」、「カタログ」、「パンフレット」、「チラシ」などは含まれていませんか。

 これらの紙類は、分別することで紙資源になります。

 雑がみ保管袋などを活用して積極的に分別をお願いします。

 また、つい買いすぎて食べきれない食品などを捨ててしまうことはありませんか。

 それらは捨てる前に、買いすぎを控えていただくとともに、フードドライブなどの活動に持っていくことで、食品を必要としているひとに届けることができるとともに、食品ロス対策にもつながります。

  加えて、 一般的な燃やすごみのうち、約70パーセントは水分です。ごみ出し前にひと絞りすることで、ごみの重量を減らすとともに悪臭などの予防にもなります。

 皆さんが出すごみの中には、ちょっとした心がけと工夫で減らせるものがあります。

 皆様一人一人の取組が尼崎市のごみの減量につながりますので、引き続き、御協力をお願いいたします。

事業系ごみの量

事業系ごみの量

  • 令和5年度の実績値  1年あたり 40,742トン
  • 令和12年度の目標値  1年あたり 46,020トン(令和元年度比で10%(5,113トン)削減)

 令和5年度の1年間に事業所などから出たごみの量は、40,742トンで、前年度に比べ5,839トンと大幅に減少し、削減目標を達成しました。

 令和2年度から令和4年度にかけて、新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的とした休業要請や営業自粛の影響により、事業系ごみの量は、コロナ禍以前と比較すると大きく減少し、その後も一定水準で推移していました。

 令和5年度は、各事業者の皆様が令和5年4月1日に改正施行した「尼崎市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例」に従ったごみの分別排出にご協力いただいたことにより、大幅なごみの削減につながりました。

 しかし、事業系ごみは景気の動向などにより大きく増減することから、ごみ量を増加させないためには、事業者の皆様の日々取り組めるところから取り組んでいただくようなご協力が必要不可欠です。

 クリーンセンターに搬入された事業系ごみの中には、オフィスペーパーや段ボールなど、資源化可能な紙類が約20%も含まれており、これらを分別していただきますと更なるごみの減量につながります。

 ごみを減らすことで、ごみ処理にかかるコストを削減できるだけでなく、環境保全活動に積極的に取り組むことにより、企業価値の向上やイメージアップにつながります。

 引き続き、ごみの減量とリサイクルにご協力をお願いいたします。

ごみ処理費用

 令和4年度、クリーンセンターに運ばれた総搬入量は129,029トンで、これらの処理に掛かった費用は約48億円でした。これをごみ袋1袋(45リットル)の処理費用に換算すると約220円となります。
 今後老朽化する施設の整備費などが必要となりますが、さらなる効率化に取り組んでいきます。

このページに関するお問い合わせ

経済環境局 環境部 資源循環課
〒660-0842 兵庫県尼崎市大高洲町8番地
電話番号:06-6409-1341
ファクス番号:06-6409-1277
メールアドレス:ama-gomigen@city.amagasaki.hyogo.jp