食品ロスの削減について
印刷 ページ番号1003711 更新日 2025年1月22日
食品ロスって?
日本の食品ロス
食品ロスとは、食べ残しや期限切れなどにより、まだ食べられたのに捨ててしまっている食品のことを言います。
日本では食品ロスが年間で約472万トンも発生(令和4年度推計値)しているといわれています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(令和4年は年間約480万トン)とほぼ同等であり、国民1人当たり毎日おにぎり1個分のご飯を捨てていることになります。
尼崎市の食品ロス
尼崎市でも、市民のみなさんが排出する「燃やすごみ」には、令和5年度1年間で約9,000トンの食品ロスが含まれていたと推計されます。これは、1世帯当たり1年間で約40キログラム、1日当たり約109グラムの「食べられる食品」を捨てていることになります。
これを金額に換算すると、1世帯当たり1年間で約4万円もの食品(1個80円の80グラムのコロッケで換算)を無駄にしていることになります。
1人ひとりが「もったいない」の意識を持ち、食品ロスを減らしましょう。
食品ロス削減推進法(食品ロスの削減の推進に関する法律)について
食品ロス削減に向けて、「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年法律第19号)(略称 食品ロス削減推進法)が令和元年10月1日に施行され、また、令和2年3月に、食品ロス削減推進法に基づく基本方針が閣議決定されました。
尼崎市では、ごみの収集、運搬や処分について適正に行うことや、ごみの減量・リサイクルの取組を定めた計画である「尼崎市一般廃棄物処理基本計画」を、食品ロス削減推進法の規定に基づく「尼崎市食品ロス削減推進計画」としても位置付け、食品ロス削減の取組を推進しています。
できることから!食品ロスを減らすコツ
環境だけでなく家計にもやさしい食品ロス削減の取組をぜひ実践しましょう。
買い物をするときは
食材は必要な分だけ買いましょう
- 買い物に出かける前に冷蔵庫の中身をチェックし、必要な食材だけを買いましょう。
- ばら売りや量売りを利用しながら必要な分だけ購入しましょう。
- 賞味期限の近い値引き商品も購入したり、商品を陳列されている賞味期限の順番に取る「てまえどり」を行いましょう。
名称 | 意味 |
---|---|
賞味期限 | おいしく食べることのできる期限です。 この期限を過ぎてもすぐに食べられないということはありません。 長期保存ができる食品(スナック菓子、即席めん、冷凍食品等)に記載されています。 |
消費期限 | 食べても安全な期限です。期限を過ぎたら食べないほうがよいとされています。 品質の劣化が早い食品(弁当、サンドイッチ等)に記載されています。 |
料理をするときは
食べきれる量のご飯を作りましょう
- 家族の予定を把握し、必要な分だけご飯を作りましょう。
- 食べきれなかったご飯は捨てずに冷凍保存して食べきりましょう。
食材を無駄なく使いきりましょう
- 野菜や果物を切ったり皮をむいたりするときは、できるだけ捨てる部分が少なくなるような工夫をしてみましょう。
- 野菜などの傷みやすい食材は早めに使いきりましょう。
外食をするときは
食べ残しを減らしましょう
- 飲食店等から出る生ごみのうち、約6割がお客さんの食べ残しです。食べきれる分だけ注文しましょう。
- 食べきれないと思うときは、注文時に小盛やハーフサイズなどがないか確認しましょう。
- 食べきれない場合は、お店の人に持ち帰り可能か確認しましょう。
宴会時は3010(さんまるいちまる)運動を実践しましょう
- 宴会の開始後30分間と終了前10分間は、自分の席で料理をおいしくいただく3010運動を実践しましょう。
「もったいない! あまがさき推進店」をぜひご利用ください
尼崎市では、食品ロス削減を推進するため、小盛りメニューの導入や食べ残し削減の啓発など食品ロス削減に取り組む飲食店、小売店および宿泊施設などを「もったいない!あまがさき 推進店」として認定する制度を行っています。
認定店一覧は、下記に記載の、市ホームページ「もったいない!あまがさき推進店について」に掲載しています。
外食等の際はぜひ「もったいない!あまがさき推進店」を利用いただき食品ロス削減の取組の輪を広げませんか。

「食品ロスダイアリー」について
「食品ロスダイアリー」とは、家庭生活の中で廃棄した食品(食品ロス)を日記形式で記録するものです。食品ロスダイアリーに取り組むと、食品ロスの実情を「見える化」することができ、食品ロス削減に向けた行動につながるなど、食品ロス削減への効果が期待されています。
フードドライブに御協力ください
フードドライブとは
お中元やお歳暮でいただいて余っている食品、安売りやまとめ買いで買いすぎて食べきれそうにない食品などはありませんか?
「フードドライブ」とはそのような食品を持ち寄り、食べ物を必要としている団体等に寄付する活動のことで、食品ロス対策の一環としても関心が高まっています。
尼崎市内では、市主催のイベント、市内スーパー、社会福祉協議会及びNPO法人事務所で「フードドライブ」に参加することができます。
提供いただいた食品は、食支援を必要としている方々のもとに届けられます。
回収可能な品目や回収場所は以下のとおりです。ぜひ御参加ください。
回収可能品目
次の1~6の全てを満たすもの
- 未開封のもの
- 賞味期限まで1カ月以上あるもの
- 常温保存のもの(冷蔵・冷凍・生鮮食品以外)
- 成分またはアレルギー表示のあるもの
- 日本語表記のあるもの
- アルコール類(みりん・料理酒は除く)や手作りの品以外のもの
お持ちいただきたい食品の例
お米、素麺やパスタなどの乾麺、缶詰、レトルト食品、インスタント食品、のり、お茶漬け、ふりかけ、粉ミルク、離乳食、お菓子、調味料など
1.イベント(主催:市)
実施実績
実施回数 | 回収総重量 | |
---|---|---|
令和4年度 | 4回 | 205.3キログラム |
実施回数 | 回収総重量 | |
---|---|---|
令和5年度 | 20回 |
84.6キログラム |
実施日 | イベント(場所) | 回収総重量 |
---|---|---|
9月9日から9月30日 | 各地区回収キャンペーン(中央北・小田南・大庄北・立花南・武庫西・園田東生涯学習プラザ、市役所本庁舎) | 128.2キログラム |
10月6日 | 市民まつり(橘公園) | 10.7キログラム |
10月7日から10月17日 |
さわやか推進員地区会議(中央北・小田南・大庄北・立花南・武庫西・園田東生涯学習プラザ) |
7.2キログラム |
11月8日から12月17日 | 各地区回収キャンペーン(中央北・小田南・大庄北・立花南・武庫西・園田東生涯学習プラザ、市役所本庁舎) | 76.4キログラム |
12月15日 | エコあまフェスタ(立花南生涯学習プラザ) | 14.5キログラム |
2.スーパーマーケット(主催:事業者)
実施店舗(令和5年5月時点)
実施日時等、詳細については各店舗で御確認ください。
実施状況 |
事業者名 |
店舗名 |
住所 |
---|---|---|---|
常設
|
生活協同組合コープこうべ | コープ武庫之荘 | 武庫之荘1-36-13 |
コープ塚口 | 塚口町1-16-1 | ||
コープ園田 | 東園田町4-104-1 | ||
コープ尼崎近松 | 上坂部3-11-1 | ||
コープつかしん | 塚口本町4-8-1 | ||
株式会社ダイエー | グルメシティ西大島店 | 稲葉荘1-1-5 | |
塚口店 | 南塚口町2-1-1 | ||
グルメシティ尼崎大庄店 | 大庄西町4-13-7 | ||
非常設 |
株式会社光洋 | MaxValu金楽寺店 | 金楽寺1-1-1 |
MaxValuEX大物店 |
大物町2-1-1 | ||
KOHYO武庫之荘店 |
南武庫之荘1-3-28 | ||
MaxValu武庫元町店 | 武庫元町1-19-1 | ||
KOHYO園田店 | 東園田町5-140-1 | ||
MaxValu東難波店 | 東難波町2-14-7 | ||
平和堂 |
フレンドマート尼崎水堂店 | 水堂町4-1-1 | |
アル・プラザつかしん | 塚口本町4-8-1 | ||
アル・プラザあまがさき | 潮江1-3-1 |
3.社会福祉法人(主催:尼崎市社会福祉協議会)
4.NPO法人(主催:NPO法人あまがさき環境オープンカレッジ)
実施場所
NPO法人あまがさき環境オープンカレッジ(南塚口町2-1-2-402)
開館時間
午前10時から午後5時まで
休館日
水曜日、木曜日、祝日、年末年始
このページに関するお問い合わせ
経済環境局 環境部 資源循環課
〒660-0842 兵庫県尼崎市大高洲町2番地
電話番号:06-6409-1341
ファクス番号:06-6409-1277
メールアドレス:ama-gomigen@city.amagasaki.hyogo.jp