食品ロスの削減について
印刷 ページ番号1003711 更新日 2025年12月2日
食品ロスって?
日本の食品ロス
食品ロスとは、食べ残しや期限切れなどにより、まだ食べられたのに捨ててしまっている食品のことを言います。
日本では食品ロスが年間で約464万トンも発生(令和5年度推計値)しているといわれています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(令和5年は年間約370万トン)の約1.3倍であり、国民1人当たり毎日おにぎり1個分のご飯を捨てていることになります。
尼崎市の食品ロス
尼崎市でも、市民のみなさんが排出する「燃やすごみ」には、令和6年度1年間で約9,300トンの食品ロスが含まれていたと推計されます。これは、1世帯当たり1年間で約41キログラム、1日当たり約112グラムの「食べられる食品」を捨てていることになります。
これを金額に換算すると、1世帯当たり1年間で約4万円もの食品(1個80円の80グラムのコロッケで換算)を無駄にしていることになります。
1人ひとりが「もったいない」の意識を持ち、食品ロスを減らしましょう。
食品ロス削減推進法(食品ロスの削減の推進に関する法律)について
食品ロス削減に向けて、「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年法律第19号)(略称 食品ロス削減推進法)が令和元年10月1日に施行され、また、令和2年3月に、食品ロス削減推進法に基づく基本方針が閣議決定されました。
尼崎市では、ごみの収集、運搬や処分について適正に行うことや、ごみの減量・リサイクルの取組を定めた計画である「尼崎市一般廃棄物処理基本計画」を、食品ロス削減推進法の規定に基づく「尼崎市食品ロス削減推進計画」としても位置付け、食品ロス削減の取組を推進しています。
できることから!食品ロスを減らすコツ
環境だけでなく家計にもやさしい食品ロス削減の取組をぜひ実践しましょう。
賞味期限と消費期限を正しく理解しましょう
賞味期限と消費期限
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| 賞味期限 |
おいしく食べることのできる期限です。 この期限を過ぎてもすぐに食べられないということはありません。 長期保存ができる食品(スナック菓子、即席めん、冷凍食品等)に記載されています。 |
| 消費期限 |
食べても安全な期限です。期限を過ぎたら食べないほうがよいとされています。 品質の劣化が早い食品(弁当、サンドイッチ等)に記載されています。 |
買い物をするときは
・ 食材は必要な分だけ買いましょう
買い物に出かける前に冷蔵庫の中身をチェックし、必要な食材でけ買いましょう。
ばら売りや量売りを利用しながら必要な分だけ購入しましょう。
賞味期限の近い値引き商品も購入したり、商品を陳列されている賞味期限の順番に取る
「てまえどり」を行いましょう。
・ フードシェアリングに参加してみましょう
パンやお惣菜など、まだおいしく食べられるのに閉店時間までに売り切ることが難しい食品
を、フードシェアリングサービスアプリ「TABETE」を通じてお得にテイクアウト購入する
ことができます。アプリを使ってお得においしく食品ロスを削減しましょう。
料理をするときは
食べきれる量のご飯を作りましょう
- 家族の予定を把握し、必要な分だけご飯を作りましょう。
- 食べきれなかったご飯は捨てずに冷凍保存して食べきりましょう。
食材を無駄なく使いきりましょう
- 野菜や果物を切ったり皮をむいたりするときは、できるだけ捨てる部分が少なくなるような工夫をしてみましょう。
- 野菜などの傷みやすい食材は早めに使いきりましょう。

外食をするときは
食べ残しを減らしましょう
- 飲食店等から出る生ごみのうち、約6割がお客さんの食べ残しです。食べきれる分だけ注文しましょう。
- 食べきれないと思うときは、注文時に小盛やハーフサイズなどがないか確認しましょう。
- 食べきれない場合は、お店の人に持ち帰り可能か確認しましょう。
宴会時は3010(さんまるいちまる)運動を実践しましょう
- 宴会の開始後30分間と終了前10分間は、自分の席で料理をおいしくいただく3010運動を実践しましょう。
「もったいない! あまがさき推進店」をぜひご利用ください
尼崎市では、食品ロス削減を推進するため、小盛りメニューの導入や食べ残し削減の啓発など食品ロス削減に取り組む飲食店、小売店および宿泊施設などを「もったいない!あまがさき 推進店」として認定する制度を行っています。
認定店一覧は、下記に記載の、市ホームページ「もったいない!あまがさき推進店について」に掲載しています。
外食等の際はぜひ「もったいない!あまがさき推進店」を利用いただき食品ロス削減の取組の輪を広げませんか。
「食品ロスダイアリー」について
「食品ロスダイアリー」とは、家庭生活の中で廃棄した食品(食品ロス)を日記形式で記録するものです。食品ロスダイアリーに取り組むと、食品ロスの実情を「見える化」することができ、食品ロス削減に向けた行動につながるなど、食品ロス削減への効果が期待されています。
3.社会福祉法人(主催:尼崎市社会福祉協議会)
このページに関するお問い合わせ
経済環境局 環境部 業務課
〒660-0842 兵庫県尼崎市大高洲町2番地 大高洲庁舎3階
電話番号:06-6374-9999
ファクス番号:06-6409-1193
メールアドレス:ama-gyoumu@city.amagasaki.hyogo.jp














