アニサキスによる食中毒に注意しましょう

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印刷 ページ番号1022009 更新日 2021年8月20日

食品等の輸送技術の発展により、魚の生食によるアニサキスを原因とする食中毒が増加しています。
冷凍処理や速やかな内蔵の除去などにより食中毒の予防が可能ですので、適切な防止対策を行いましょう。

アニサキスとは

アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。

その幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ約3センチメートルで、白色の少し太い糸のように見えます。

アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。

アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。

アニサキスによる食中毒

アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生(不十分な冷凍又は加熱のものを含みます)で食べることで、 アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。

症状

アニサキスによる食中毒には、胃アニサキス症と腸アニサキス症があります。

  • 胃アニサキス症

食後、数時間から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、吐き気、嘔吐などを生じます。

  • 腸アニサキス症

食後、十数時間から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状などを生じます。

予防

  • 新鮮な魚を選び、素早く内臓を取り除いてください。
  • 魚の内臓を生で食べないでください。
  • 目視確認でアニサキス幼虫を取り除いてください。
  • 冷凍してください。(-20℃で24時間以上冷凍)
  • 加熱してください。(70℃以上または60℃1分間以上)

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このページに関するお問い合わせ

保健局 保健部 生活衛生課(尼崎市保健所生活衛生課)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:
06-4869-3017(環境衛生及び墓地、斎場に関すること)
06-4869-3018(食品衛生に関すること)
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