腸管出血性大腸菌O157による食中毒に注意しましょう

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印刷 ページ番号1003391 更新日 2021年8月20日

 平成29年8月から、関東を中心に、腸管出血性大腸菌O157による食中毒が広域、散発的に発生しており、9月には1名の方(3歳)が亡くなられました。
 腸管出血性大腸菌O157の感染予防のポイントをよく理解し、日ごろから感染しないようご注意ください。
 また、下痢・腹痛などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

腸管出血性大腸菌O157について

特徴

 大腸菌の中でも、人に下痢などの消化器症状を起こすものを病原性大腸菌と言い、この病原性大腸菌のうち、ベロ毒素を産生するものを腸管出血性大腸菌と言います。腸管出血性大腸菌の代表的なものとしてO157があり、その他にO26やO111 などがあります。
 腸管出血性大腸菌の感染は、汚染された食品を介する経口感染と感染患者や動物を介する接触感染があり、少量の菌数で発症すると言われています。
 近年、腸管出血性大腸菌を原因とする食中毒の大部分は、O157を原因とします。

主な症状

  感染しても発症しないこともありますが、多くの場合は、おおよそ3~5日の潜伏期をおいて頻回の水様便を発症します。さらに激しい腹痛を伴い、著しい血便となることがあります。発熱はあっても、多くは一過性です。
 また、溶血尿毒症症候群(HUS)や脳症を併発し、死に至る場合もあるため、特に乳幼児や高齢者などは注意が必要です。

予防方法

  75度1分以上の加熱や殺菌剤(次亜塩素酸ナトリウム)により殺菌することができます。そのため、食材の十分な加熱、作業前後の手洗い及び食材や調理器具の洗浄などで予防することができます。

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このページに関するお問い合わせ

保健局 保健部 生活衛生課(尼崎市保健所生活衛生課)
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