令和7年度報告（市政出前講座）

JICA青年海外協力隊OBによるインドネシア体験記

　令和7（2025）年12月4日（木曜日）午後、市立中央北生涯学習プラザにて、JICA青年海外協力隊OBによる市政出前講座を開催しました。講師は、令和4（2022）年12月から約2年間インドネシアの社会福祉施設でソーシャルワーカーとして活動した隊員であり、本市職員でもある伏見健太郎さんです。

　講座では、インドネシアの暮らしや文化をはじめ、社会福祉施設での利用者ファーストを重視した取り組み、両国間の仕事に対する認識の違いから生まれた苦悩、さらには現地の方との温かい交流など、JICA青年海外協力隊ならではの貴重な経験についてお話しいただきました。

　また、講座の中では、インドネシアの社会福祉施設で利用者の方々が実際に取り組んだ「ストレングスタワー」というワークショップも実施しました。参加者の皆さんには、耳が不自由な方や肢体が不自由な方など、それぞれ異なる役割が与えられました。参加者同士が互いの特性を理解し合いながら、ペーパータワーを作製していきました。
  このワークショップでは、紙をただ積み上げるのではなく、一枚ずつ参加者自身の良いところを書き入れながらタワーを構築しました。これにより、参加者は自分の強みを再発見することができました。

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【　参加者の感想　】（一部抜粋）
・インドネシアについてほぼ知らなかったため、興味深く聞くことができました。
・言語の違いよりも、相手に寄り添う気持ちがまず大事だと気が付きました。
・講師は異文化社会における苦労をよく乗り越えられたと感心しました。
・「ストレングスタワー」は初めての挑戦でしたが、良い経験になりました。
・JICAの活動の具体的な姿が見えました。講師の今後の活動に期待しています。

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伏見さんのJICAボランティア活動報告

• JICAボランティアからのお便り（2022年度2次隊）