社会教育課ブログ『まな×ビバ!』バックナンバー(平成29年10月~12月)

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印刷 ページ番号1007484 更新日 2018年2月23日

学校教育に関する懇談会が開催されました!(平成29年12月27日)

懇談会の様子

12月22日(金曜日)、尼崎市教育・障害福祉センターにおいて、学校教育の充実に関する懇談会が開催されました。

尼崎市PTA連合会(以下PTA)から尼崎市教育委員会事務局へ要望書が提出され、その内容について懇談が行われました。

幼稚園、小学校、中学校、高校、尼崎養護学校、各PTA部会からの要望について、教育委員会から現状などをお伝えし、それに関連する疑問などにお答えしました。また、PTAの皆さまの園や学校での現状を伺うことのできる貴重な会となりました。

日頃からPTAの皆さまには学校教育の他、社会教育においても多大なご協力を頂いており大変感謝しております。
今後ともよろしくお願いいたします。

園田東中学校で小集団学習会が行われました!(平成29年12月26日)

学習会で護身術を教わりました

12月20日(水曜日)に、園田東中学校において、小集団グループ「グループ輪」の学習会が行われました。
今回は、「尼崎市の街頭犯罪防止への取組み」について尼崎市役所生活安全課の方からお話しいただきました。

この時期は、ひったくりなどの犯罪が多発します。
そこで、市内のひったくり件数を減らすため、生活安全課の重点的な6つの取組について教えて頂きました。
 

  1. 大学の教授に協力依頼し、アメリカのFBIが導入している「プロファイリング」という捜査方法に基づき、ひったくりを科学的に分析し、犯人像を導き出して対策を行う『ひったくり撲滅プロファイリング』
  2. プロファイリングを用いて分析したデータを基に、期間・曜日・時間帯・ルートを設定し、パトロールを行う『青色防犯パトロール(通称:青パト)』
  3. 一定の場所にカメラを固定せず、ひったくりの発生状況に合わせ、犯人の逃走経路を予想して移設する『可動式防犯カメラ(通称:動く防カメ)』
  4. ひったくりの発生から約1カ月の間、その現場に表示板を設置することで注意喚起している『ひったくり現場表示(あまイカ太郎)』
  5. 毎月2日を「街頭犯罪防止の日」と決めて警察・防犯協会の方々と共同で啓発活動を実施している『街頭犯罪防止の日(キャンペーン)』
  6. 市民からの犯罪情報をTwitter上に投稿して情報共有できる『尼崎ウォーキングパトロール隊』

以上の取組についてお話しいただき、参加された学習グループの方も熱心に聞き入っておられました。

続いて、尼崎東警察署の方から、今年度現在までのひったくりや迷惑防止条例違反などの尼崎東警察署管内の現状をお話しいただきました。
単車でのひったくりの場合、「一人乗りなら左手でねらってくる場合が多い」、「銀行や郵便局からの帰りは特に注意する」など、具体的に気をつけることを教えていただきました。
また、護身術を教えていただいて一生懸命練習しましたが、護身術を使わなくていいように狙われないようにすることや、子どもでは見えるところに防犯ブザーをつけたり、大人では周りを見回すなど、防犯意識が高く見えるように犯罪者にアピールすることも大事だそうです。
犯罪者に狙われにくいようにするにはどうすればよいか、家族と防犯について話し合ってみてはいかがでしょうか。

長洲っ子ささえ隊(長洲小学校地域学校協働本部)会議が開催されました!(平成29年12月26日)

月1回会議を重ねられています!

12月19日(火曜日)に、長洲っ子ささえ隊(長洲小学校地域学校協働本部)の会議が開催されました。

今年4月に地域学校協働本部を設置されてから月1回会議を重ねられ、地域や学校の情報を共有されています。

これまでの会議で「地域学校協働本部が設置されたことや活動趣旨を地域の皆さんに知っていただく必要がある」との提案があったことから、地域に向けた「長洲っ子ささえ隊」の周知文を作成され12月末に回覧板で周知される予定です。
他にも、自転車のかごにポップカードを張り付けた「子ども見守りパトロール」が開始されるなど、新たな取組が広がっています。

出席された方は、「いきなりモデル校の杭瀬小学校のように活動をすることはできないが、できることから頑張っていきたい」と話されていました。

取組がスタートした当初は、活動内容で迷われたこともあると思いますが、少しずつ「長洲っ子ささえ隊」らしい地域学校協働本部が出来上がっています。
地域学校協働本部を設置することで、学校と地域の皆さまが緩やかなネットワークでつながり、各学校や地域の色がある取組が広まっていくよう、社会教育課として地域学校協働本部の推進に一層取り組んでいきたいと思います。

杭瀬・尼崎北小学校のコーディネーターが市長・教育長を表敬訪問しました!(平成29年12月23日)

表敬訪問の様子

12月18日(月曜日)に、『「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰』を受賞された杭瀬小学校・尼崎北小学校の地域学校協働本部のコーディネーターと小学校長の皆さまが、受賞報告のために市長・教育長を表敬訪問されました。

稲村市長や同席していた德田教育長に、表彰式で授与された表彰状の披露、表彰式の様子や日々の活動などについて報告をされました。
稲村市長からは、「表彰を受けれたことは、とても嬉しい!学校が核となって、子どもたちのために行う活動は、地域の元気にもつながるので頑張ってほしい!」、德田教育長からは「尼崎市の地域学校協働活動のモデル校として、他校の見本となるような活動を続けてください。」と激励されました。

尼崎市の地域学校協働活動の取組は、杭瀬小学校・尼崎北小学校のモデル2校から始まり、現在は14小学校まで広がっています。
モデルの2校は、「学校と地域がパートナーとして、連携・協働する活動」の基盤を築かれ、小学校長を対象にした地域学校協働活動の研修会において取組事例をご紹介いただくなど、本市の地域学校協働活動の推進にご尽力をいただいております。

杭瀬小学校・尼崎北小学校の地域学校協働本部の皆さま、文部科学大臣表彰の受賞、誠におめでとうございます!

尼崎北小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成29年12月23日)

年賀はがきの書き方について学びました

12月16日(土曜日)に尼崎北小学校において、地域学校協働活動の一環として、尼崎塚口六郵便局の支店長をお迎えして、年賀はがきの書き方や隠れた仕掛けを教えていただきました。
年賀はがきの表面を綺麗に書くポイントは、書く順番を守ることです。
相手方の郵便番号、名前、住所、自分の住所、名前、郵便番号の順番で書くと、字面のバランスがよくなるそうです。

毎年、年賀はがきには隠された仕掛けがあり、2018年の年賀はがきには、消印部分に書かれているデザインの足跡の爪には「FUJI(富士)」、絵柄の下の線に見える部分の一部には「あけましておめでとうございます」と書かれています!
講義の後は、郵便局からご提供いただいた年賀はがきを使って、実際に書く練習をしました。
今回ご提供いただいた年賀はがきの消印部分には、尼崎城プロジェクトのロゴマークが印字されていました!

参加した子どもたちにとって、改めて日本の伝統文化を学ぶ良い機会になったと思います。
電子メールやスマートフォンが普及し、年賀はがきや手紙など、文字を書く習慣が薄れてきています。
これを機に日本の伝統文化が絶えないよう後世に引き継いでいきたいと思いました。
そして、先程ご紹介した年賀はがきの隠された仕掛けは他にもありますので、切手部分に注目しながら書いてみてください!

立花生涯学習フェアのイベントが開催されました!(平成29年12月22日)

デコパーツ作りに挑戦!

12月16日(土曜日)に立花公民館において、立花生涯学習フェアイベントとして「スイーツデコパーツを選んで作ろう!」が開催されました。
参加者の皆さんは、パフェの形をしたメモスタンドやミラーチャームなどに自分好みのスイーツデコを選んで、オリジナル作品づくりを体験しました。

パフェの形をしたメモスタンド作りでは、パフェの容器に乗せるアイスクリームを粘土から作ったり、スイーツデコ用のホイップクリームを絞ったり、まるで本物のパフェを作っているような体験ができました。
参加していた小学生の一人は、「1週間前から楽しみにしていた。可愛くデコレーションできて満足です!」と、完成した作品を嬉しそうに眺めながら話してくれました。

立花生涯学習フェアのパネル展示は、12月26日(火曜日)正午まで立花公民館で実施しております。
立花地区の児童・生徒の作品や社会教育施設での学びや活動について、展示しています。
皆様のご来場をお待ちしております!

上坂部小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成29年12月22日)

教育講演会の様子

12月15日(金曜日)、地域学校協働活動の一環として、上坂部小学校で小学生のお子さんを持つ保護者を対象に教育講演会が行われました。
講師には、一般社団法人 TEAM友だち100人できるかな 代表理事 を務める小谷彰吾氏をお迎えしました。

講演では、子どもとの接し方、食生活の大切さ、子どもが疑問を持った時に「なんで?」と言える環境づくりなど、盛りだくさんの内容でお話しいただきました。
ここでは、講義の中でありました、「子どものスイッチの入れ方」を紹介します。
親は子どもに対して「本を読みなさい」、「勉強しなさい」と、ついつい言いますが、親が口で言うだけでは子どものやる気のスイッチは入りません。
子どもは、親が本を読んでいる姿を見たり、勉強を一緒に考えてくれることで、自然にスイッチが入るようになります。
まずは、親自身がスイッチを入れて行動することが大切だそうです。

講演を聞いた保護者からは「子どもを育てるのではなく、共に成長する意識を持とうと思った」、「子育てで不安になった時に、とても参考になる」などの声がありました。

講演会終了後も保護者同士で情報共有や意見交換、相談をしている姿も見られました。
今回の講演会をきっかけに子どもとの接し方や教育について改めて考える有意義な時間になったのではないでしょうか。

武庫庄小学校において地域学校協働活動が行われました!(平成29年12月22日)

しめ縄づくりに挑戦!

12月15日(金曜日)に、武庫庄小学校において、地域学校協働活動が実施されました。
武庫庄小学校周辺には田んぼが点在しており、その特性を活かして食農教育で5年生が米作りに関して学んでいます。
苗づくり、田植え、稲刈り、脱穀、調理実習でのご飯づくりなど、1年を通して様々な体験活動を実施しており、武庫庄小学校地域学校協働本部のコーディネーターさん、尼崎市役所農政課、JA(全国農業協同組合連合会)、武庫公民館が協力し、実施されています。
今回は、脱穀後の藁を使った「しめ縄作り」に挑戦し、保護者の方もたくさん参加されました。

子ども達は、しめ縄づくりは初めての体験で、夢中になって取り組んでいました。
初めは、難しくて上手くいかない様子も見られましたが、先生や保護者の方にアドバイスをもらったり、手伝ってもらっているうちに、上手く作れるようになっていました。
また、子ども達だけでなく、先生や保護者など大人の方もしめ縄づくりに夢中になって、子ども達と「どっちが綺麗に作れるか」を競い合っている姿もあり、とても楽しそうでした!

子ども達だけでなく、参加された保護者の方も地域の事を知り、地域を好きになるきっかけになったのではないでしょうか。
このような、地域や学校の特性を活かして郷土愛を育む活動を、社会教育課としても一層サポートしていきたいと思います。

成文小学校で餅つき大会が行われました!(平成29年12月21日)

餅つき大会の様子

12月15日(金曜日)、成文小学校で地域学校協働活動の一環として、餅つき大会が行われました。
この餅つき大会は、20年前に同校児童が交通事故で亡くなってしまったことから、地域の安全を祈願するために始まりました。

前日から地域の方がもち米を研いで準備をされ、当日は保護者や地域の方が、一緒になってもち米を蒸し上げ、餅つきをしました。
児童の中には、初めて餅つきを体験する子もおり、餅がつかれるたびに「よいしょー!」という掛け声をかけ、一生懸命に応援をしていました!
完成したお餅は、子どもたち自身でかたくり粉をつけて丸めて、きな粉をふりかけ美味しそうに食べていました。

お餅をついた保護者は、「去年もお餅をついたけど、杵が重いから腕が痛くなってしまった。」、見学されていた保護者は「子どもが昨夜から楽しみにしていました。餅つきは家ではできないし、簡単に経験できないことだから、これからも続いてほしい。」と話されていました。

このような季節を感じられる行事は、地域の皆さまのご協力があって実施することができています。
だんだんと日本特有の行事を体験できる機会が少なくなってきていますので、地域学校協働活動を通して、子どもだけでなく大人の皆さまにも楽しんでいただき、地域の皆さまの交流の機会になればと思います。

中央地区で人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました!(平成29年12月21日)

研修の様子

12月14日(木曜日)、中央公民館において、中央地区人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました。
今回は、伊丹人権教育啓発協会「おるかの会」副理事長の池田 千津美 氏をお迎えし、「『同和学習』~私の歩んできた道~」をテーマにお話いただきました。
「おるか」という名称は、講師が幼いころ近所を訪ねる時の呼びかけで、「○○おるか~?(いますか?)」という親しみを込めた呼びかけを会の名称にされたそうです。

講師は、被差別部落出身という生まれを隠し、差別を逃れるために自分の心を欺いて息をひそめて生活を送っておられましたが、我が子が通う小学校の再編成をきっかけに人生が変わったそうです。
教育の場においても公然と被差別部落出身者を誹謗中傷し、同じ教室で学ばせたくないという一部住民の言動に憤慨し、子どもたちにまで悲しい思いをさせたくないという強い思いから、部落解放運動に関わるようになられたそうです。

お話をお聞きした後、参加者の知人の娘さんの結婚相手が同和地区出身であったお話を聴き、その時の娘さんや親の気持ちについて話し合いました。
人権意識を高めるには、いわれのない偏見やデマに惑わされることなく真実を知ることが大切であることを改めて学び、自分には関係がないという第三者的な傍観的な態度が問題であると共通理解することができました。
オピニオンリーダーとして真実と真正面から向き合えるよう、今後も啓発活動をしていきたいと思います。

立花地区人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました。(平成29年12月20日)

研修の様子

12月14日(木曜日)に、立花地区人権啓発オピニオンリーダー研修を立花公民館で実施しました。
今回は、社会教育課の社会教育指導員が講師となり「多文化共生社会をめざして」というテーマで、朝鮮半島の歴史を中心に学びました。

長い歴史の中で、朝鮮半島と日本がどのように関わってきたのか、また、周辺諸国等とどのような関係にあるのか、歴史的経緯を具体的に学びながら、身近な国である韓国・北朝鮮にルーツのある人たちについて考えました。

参加した皆さんからは、「身近でありながら実際は知らないことが多い、日常生活では友達がどこの国の人かということは考えることはないが、在日の方が生き難さを感じていることは察することはできる。」、「私達が、様々なルーツ(文化・祖先)を持つ人々を受け入れることができるように、そして、子ども達へも正しく伝えることができるようにこれを機会に学んでいきたい。」との感想がありました。

大庄地域振興連携推進会議生涯学習部会主催の研修会が開催されました!(平成29年12月20日)

研修会の様子

12月11(月曜日)に、大庄公民館において大庄地域振興連携推進会議生涯学習部会主催の研修会が開催されました。
今回は『子どもの貧困問題を考える-子ども食堂をこえて-』と題して、岡山大学 全学教育・学生支援機構 学生総合支援センターの池谷航介氏をお迎えしました。

日本の子どもの貧困率の現状は、6人に1人が貧困状態にあるといわれています。
現在、各地域において様々な支援が実施されておりますが、貧困状態における子育ては自信を持つことが難しく、不安を感じることが多くあり、その不安は自然と子どもにも伝わってしまいます。
貧困状態での子育てに関する不安を取り除くためには、人に相談したり、アドバイスを受けたりすることが大切であるとお話されました。
そのために、地域として一番大切なことは、まず、「貧困状態にある人のことを理解すること。」で、誰もが参加しやすいコミュニティーをつくり、気軽に相談や話し合いができる環境を整えておくことも必要とお話されました。

今回の研修受講が子どもの貧困問題に対する理解を深め、啓発をスタートするきっかけとなればと思います。

成徳小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年12月19日)

学習会の様子

12月14日(木曜日)成徳小学校において、小集団学習グループ「ひまわりグループ」の学習会が行われました。

この日はエステティシャンの吉岡さんと柏木さんをお迎えし、自分を見つめ大切にする機会として、顔のマッサージの仕方など「リフレッシュ」をテーマに学びました。

家事や仕事、子育てで毎日を忙しく過ごされている参加者の皆さんも、「家でお風呂に入っている間でもできるね」といった声もありました。
「顔のマッサージなどしてリフレッシュをすることで自分だけではなく、家族や友達など自分以外の人にも優しくできる。そこから人権を大切にする取組につなげていただきたい。」とお言葉をいただきました。

自分が過ごしている毎日にもどこかに幸せはあります。
忙しい毎日の中でその幸せに気づくのは難しいかもしれませんが、たまにはリフレッシュをするなど、自分を大切にする気持ちを高めて、自分にも他者にも優しくなれるといった人権尊重にもつなげていただきたいと思います。

難波小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年12月16日)

研修会の様子

12月12日(火曜日)難波小学校で小集団学習グループ「なにわ」の学習会が行われました。

この日は難波小学校養護教諭である
尾崎先生をお迎えして、「小学校での性教育について学ぶ」をテーマに学びました。

各学年では、担任の先生を中心に性教育が行われています。

1年生は「からだを清潔に」をテーマにトイレの使い方等を学級会活動の授業の中で学びます。

3年生からは保健の授業の中でからだのことや命のことについて、そして6年生になるとエイズや薬物中毒についても学ぶそうです。

家庭での性教育について、先生から保護者の方に強くおっしゃられたことは、「どれだけ望まれて生まれてきたのかを子どもたちに、伝えていただきたい。」ということでした。

そして、「学校では、一斉授業で子どもの成長にタイムリーな知識にはならないと思うので家庭では、子どもに応じたフォローをしていただきたい」とお話されていました。

家庭での性教育の重要性がよく理解できました。
性教育は、自分自身の体のしくみを理解して自分の体を大切にすることを学び、同時に友達を大事にすることにつながっていきます。
成長の個人差を実感することから人権教育につながると感じる学習会でした。

第69回 人権週間の街頭啓発活動が行われました!(平成29年12月15日)

街頭啓発活動の様子

12月8日(金曜日)の午後2時から、阪神尼崎駅北側中央公園において、第69回 人権週間の街頭啓発活動が行われました。

基本的人権の尊重・擁護を広く呼びかける街頭啓発活動は、尼崎人権啓発活動地域ネットワーク協議会(神戸地方法務局尼崎支部、尼崎人権擁護委員協議会、尼崎市)と、(公社)尼崎人権啓発協会が共催して実施しています。

オープニングセレモニーでは、大島幼稚園の園児達が「こころをひとつに」の曲に合わせて色鮮やかなバルーンを使っての演技披露がありました。
子ども達の元気いっぱいの踊りと笑顔に大きな拍手が送られました。

また、阪神タイガース球団の青柳晃洋選手を「一日人権擁護委員」として委嘱し、インタビューやトーク、サイン会も行い、その後中央商店街での街頭啓発を行っていただきました。
多くの方から握手の求めもあり、大人気でした!

当日は寒い中にもかかわらず、たくさんの市民の方々の参加がありました。
これを機に、少しでも多くの方に人権について関心をもっていただきたいと思います。

キャリア教育が行われました!(平成29年12月14日)

事業の様子

12月7日(木曜日)に、園田公民館と園田北小学校の学社連携事業であるキャリア教育が行われました。

園田地区のキャリア教育は、「地域で子どもを育てたい」といった思いから「地域にゆかりのある職業人から『仕事や働くこと』についてお話していただき、話を聴いた子どもたちに、自分らしい生き方・働き方を考えてほしい」と企画されています。
今回は、大川工務店、FMあまがさき、神崎高級工機製作所、シルバー園芸、春名・田中・細川法律事務所、アウトドアプロデューサー、尼崎北消防署塚口出張所、けま喜楽苑、コ―プ園田店の皆さんが、ボランティアとして講師を務めてくださいました。

事業の様子

講師の皆さんを紹介したあと、子ども達は5つの部屋に分かれて、「どんな仕事をしているのか」、「それぞれの仕事に対する思いややりがい、苦労」などについてお話いただき、子ども達は、一生懸命にメモを取りながら聴いていました。
お話の中で、仕事に使用する道具や商品を触らせていただく場面もあり、子ども達は興味津々の様子で、触ったり観察したりしていました。
質疑応答では、子ども達から時間が足りなくなるほどの多くの質問がありました。
中には鋭い質問もあり、講師の皆さんが驚かれる場面も!
本日講師を務めてくださった皆さんからも、「子どもの視点ならではの質問には考えさせられ、私たちも勉強になりました。」といった講師としての学びについての感想もありました。

キャリア教育で様々な「働き方」を学ぶことで、子ども達は「自分らしい生き方」を考えるきっかけになったことと思います。
今後も子ども達の「学びの機会」をつくり、地域と学校が学びあえる協働活動を社会教育課として一層サポートしていきたいと思います。

地域学校協働活動の取組が文部科学大臣表彰を受賞しました!!(平成29年12月13日)

表彰式に出席されました!

杭瀬小学校、尼崎北小学校で実施している地域学校協働活動の取組が、「平成29年度『地域学校協働活動』推進に係る文部科学大臣表彰」を受賞しました。
そこで、12月7日(木曜日)文部科学省において執り行われた表彰式に、各校のコーディネーターの方が出席されました!
今回表彰された2校は、本市の地域学校協働活動のモデル的な取組として、平成28年度から先進的な活動を行われています。

表彰式では、文部科学副大臣からの賞状授与や表彰団体による事例発表、表彰式出席者同士による意見交換が行われました。
全国の数ある自治体の中から表彰された活動団体の皆さまとの意見交換では、他市の取組内容や活動に対する熱い想いを聞くことができました。

今回の表彰は、本市における地域学校協働活動のモデル校として、学校と地域が連携・協働した多種多様な活動に取り組んでいただいた賜物だと思います。
これからも、学校と地域の連携・協働が密となった活動を続けていただき、地域全体で子どもたちの成長を見守ってくださいますようお願いいたします。
杭瀬小学校、尼崎北小学校の地域学校協働本部の皆さま、受賞おめでとうございます!

「しめ縄づくり」が行われました!(平成29年12月12日)

12月6日(水曜日)に開明かしの木こども園において、「しめ縄づくり」が行われました。
今回は、尼崎市連合婦人会の皆様が、地域・家庭の伝統行事等普及推進事業として、園児の皆さんと交流を深めるために、しめ縄づくりを実施されました!

子どもたちは、やや緊張の雰囲気ではじまりましたが、自分用の材料の入った袋を手にしてだんだん作る気満々になってきました。

難しいところは婦人会の方に手伝っていただきました

少し難しい『ねじる』という作業を教えてもらうと、赤と白の紐を「むずかしいなあ」と言いながらねじっていました。
でも、ねじってもねじってもくるくるとまわってもとにもどってしまう紐に苦戦していました。

グループに一人か二人、婦人会の方が入り子どもたちを助けると、
「おばちゃんしてぇ~」と甘える子や
「自分でする~」とがんばる子などいろいろ・・・
婦人会の方の目が優しく笑っていました。

みなさん上手にできました


はさみで紙を『切る』のは、慣れた手つきで上手に切ることのできる子どもが多く、真剣な目つきで葉の形を切り、2枚の紙の花を貼るとだんだんしめ縄らしくなってきました。

針金に餅花や羽根つきの羽根をつけるとぐっとお正月の雰囲気になりました。
ばらばらに貼る子や重ねて貼る子、ペンで絵を描く子、何も描かない子等、同じ材料でも全く違う個性的なしめ縄が出来上がりました。

「きれいなのができた。よかった、よかった。」
「持って帰って早くお母さんにみせたいわ。」
「お母さん、ぜったい喜ぶよな。」
友達との話も弾んでいるようでした。

子どもたちから婦人会の方々への「ありがとうございました!!」の声が部屋の中に響き、最後も
「おばちゃん、またきてね、ありがとう!ばいばぁい!」
とハイタッチしていました。

婦人会の皆様も笑顔で喜んでおられました。
今回、園児の皆さんと一緒にしめ縄を作ることで、改めてコミュニケーションの大切さを学びました。

尼崎北小学校で富松城シンポジウムが開催されました!(平成29年12月9日)

シンポジウムの様子

12月2日(土曜日)、尼崎北小学校において、富松城シンポジウムが開催されました。

富松城跡は平成28年に国有地から市有地となり、末長く市民共有の地域資産として保存活用してくことになりました。
改めて、富松城がどのような城館であったのかをこれまでの調査研究の成果を踏まえて紹介し、富松城跡の存在を市内外に広く知っていただくことを目的に、本市教育委員会と富松城跡の保存・活用に取り組まれ、尼崎北小学校地域学校協働本部の構成団体の一つでもある「富松城跡を活かすまちづくり委員会」が連携して開催されました。

基調講演では、武庫川女子大学准教授の古野貢氏を講師にお招きし、「戦国時代の摂津の戦乱と富松城」についてお話いただきました。
報告では、本市教育委員会がこれまでに実施した富松城跡とその周辺の遺跡で行った埋蔵文化財発掘調査等の成果と、富松城に関わる文献資料の調査成果について、文化財収蔵庫の学芸員から説明がありました。
最後に「富松城の過去・現在・そして未来」をテーマにトークセッションも行われ、コーディネーターに「富松城跡を活かすまちづくり委員会」代表の善見壽男氏、パネリストには古野氏、「富松城跡を活かすまちづくり委員会」監事の松田清子氏、文化財収蔵庫学芸員の2名を迎え、富松城跡の歴史的・文化財的な価値や今後の保存・活用の進め方等について意見交換を行いました。

参加者の皆さんは、改めて身近にある地域資産の歴史を学んだことにより、さらに地域に対する愛着が深まったと思います。
これからも、学びを続けることを大切にしながら、市民の皆さんに「知れば知るほど あまがすき」になっていただけるような取組を行っていきたいと思います。

学校図書ボランティア訪問研修が行われました!(平成29年12月9日)

訪問研修の様子

12月1日(金曜日)、武庫北小学校において、学校図書ボランティアの方に向けた訪問研修が実施されました。

武庫北小学校の図書ボランティアは、今年度から読み聞かせ活動を始められ、今まで大型絵本や紙芝居を読まれていたそうです。
この日は、絵本の読み聞かせに挑戦するための絵本を選ぶポイントや、読み聞かせの方法について研修を受けられていました。

講師の「ひまわりの会」の方から、選書のポイントとして「子どもの年齢に合った本を選ぶこと」、「内容がしっかりとした長い本を読むときは、サブでホッとできるような本を合わせると良い」とアドバイスをいただきました。
そして、学年に応じた本を実際に読み聞かせしていただきながら、読み聞かせのポイントとして、「絵が描かれていない本の見返し(表表紙の裏)にも作者のこだわりがあるので、飛ばさずに見せること」とお話されていました。

武庫北小学校の図書ボランティアの皆さまには、学んだことを実践するために、今後は本の読み聞かせにも挑戦していただきたいと思います。
今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

社会教育主事講習研修会を実施しました!(平成29年12月8日)

研修会の様子

11月30日(木曜日)、今夏に神戸大学で社会教育主事講習を受講した職員2名が講師を務める研修会を実施しました。

社会教育主事とは、「教育」の分野に位置づけられる資格で、社会教育を行う者に専門的な助言と指導を与える役割とされています。
研修では、講習で学んできたことの報告とグループワークを行いました。

講師は、講習の報告を通して、社会教育主事で大事なことは「人と人をつなぐこと」、「人を知ること」、「学びたいと思う気持ちを醸成すること」とお話されました。
また、「地域づくりのサポートが止まらないよう、サポートできる職員を増やしていかなければいけないこと、社会教育主事の資格を持たなくてもできるサポートはたくさんあることを学んだ」とお話しされ、「職場に限らず、社会教育主事と同じ役割を担うことが大事」と熱く語りました。

グループワークでは「魅力的な人はこんな人だ!」をテーマに班ごとに意見を交換し、大事だと思うポイントについての順位を発表ししました。
次に、参加者の意見を聞いて、心変わりしたこと、追加したいと思ったこととその理由を発表しました。

このワークを通して、人と人をつなぐために大事な自分の思いを自分の言葉で伝えること、他者を理解することを体験し、思いもよらない考えを聞き、影響されたりすることを感じていただけたのではないでしょうか。
それぞれの職場において、市民の方々に限らず、色々な人や物事をつなぎサポートする職員の存在は不可欠です。
そういったことを意識しながら職務を進めていくことが大切だと思いました。

武庫南小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年12月8日)

小集団学習会の様子

11月30日(木曜日)に、武庫南小学校で小集団学習グループ「むすびめ」の学習会が行われました。
この日は、武庫西地域包括支援センターから主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師の三人をお迎えし、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

「認知症」は85歳以上の4人に1人が発症している身近な問題です。
「認知症」の症状や診断、治療について学習したあと、「認知症」の人と接するときの心構えを学びました。

認知症の方への対応の心得は『3つの「ない」』で、
(1)驚かせない、(2)急がせない、(3)自尊心を傷つけない事だそうです。

「認知症の症状は本人に自覚がない」というのは実は大きな間違いで、認知症の症状に最初に気付くのは本人で、誰よりも一番心配なのも、苦しい、悲しい思いをするのも本人だそうです。
参加された方からも「認知症は、何も分からないのではなく、心は繊細なんですね。」といった声があり、「認知症」の方の心を改めて考えさせられた気がしました。
最後に、包括支援センターの方から、「『認知症サポーター』は、認知症について正しく理解し、偏見を持たず認知症の方やご家族に対してあたたかい目で見る『応援者』のことで、特別何かをする人ではありません。」とお話されました。
講習会の後、一人一人に「オレンジリング」をいただき、私たちはいろいろな立場や形で「認知症サポーター」として活動していこうと強く思いました。

第69回人権週間の街頭啓発活動が行われます!(平成29年12月7日)

昨年度の様子

毎年12月4日から10日までの1週間を人権週間と定められ、その期間特に人権に係るたくさんの事業が実施されています。

そのようななか、尼崎人権啓発活動地域ネットワーク協議会と、尼崎市教育委員会、公益財団法人尼崎人権啓発協会が主催して、毎年「人権週間」にあわせた「街頭啓発活動」を行っています。
尼崎市では、毎年阪神タイガースから若手有望選手を「一日人権擁護委員」として委嘱して、街頭啓発を展開しております。


今年度は、12月8日(金曜日)の午後2時から、阪神尼崎駅北側中央公園において行われます。
今回の阪神タイガース球団からのゲストは、一軍でも活躍されておられる「青柳 晃洋」選手(投手)をお迎えする予定です。
当日は、インタビューやトーク、ミニサイン会も開催するほか、大島幼稚園の園児の皆さんによるバルーンを使った式典前演技も披露されます!
楽しみながら人権について考える良い機会となることを願っています。
ぜひお立ち寄りください!

阪神南地区社会教育委員協議会研修会に出席しました!(平成29年12月7日)

研修会の様子

11月24日(金曜日)、社会教育委員の皆さんと一緒に阪神南地区社会教育委員協議会研修会に出席してきました。

この研修会は、阪神南地区(尼崎市・西宮市・芦屋市)社会教育委員の社会教育に対する知識の深化や委員同士の交流を深めるために年1回開催されています。

今年度は、竹下三隆氏にお越しいただき、「子どもの居場所~非行少年から知る子ども時代に大切にしておくこと」についてご講演いただきました。

竹下氏は、これまでに3千人以上の少年院の少年や少年刑務所の受刑者への心理面接や問題性別指導等を行ってこられました。現在は、発達障害の子どもたちへの放課後支援事業「なないろ」(尼崎)のスーパーバイザーや京都府などでスクールカウンセラーを務めておられます。

講演では、子育てに限らず、大人が信頼関係を築いていく際にも大切なポイントを学びましたので、少しご紹介いたします。

人から大切にされていると感じる「居場所」と必要とされる「出番」が必要!

そのためには、日常の些細な愛情表現の機会(「ありがとう」など)を見逃さないようにする必要があります。
 

人に遠慮して意見を言わない「優しさ」は、時として嫌われてしまうこともある!

「意見を言わない=本音を吐き出していない」と捉えられてしまうこともあり、自分も意見を言う「わがまま」も時として必要です。

講義を聴き、人を大切にするためには、自分の心に愛情を注ぎ、自分を大切にしていかなければいけないと学びました。改めて、人とのつながりの大切さを考える貴重な機会となりました。

浜小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年12月7日)

学習会の様子

11月24日(金曜日)、浜小学校の小集団学習グループ「蒼い樹」の学習会が行われました。

この日は大永尉惠 氏に「命の授業」をテーマにお話いただきました。

「あなたにとって命とは何ですか?」
「命とは、めったにない奇跡の宝物」
「誕生日とは、一人一人命と向き合う日、感謝する日、あなたと出会えた日」

私たちは、こんなふうにかみしめながら誕生日を過ごしているか改めて考えました。

講師の「命の大切さをしっかりわかってほしい。」という願いを込めて、わが子を失ったお話もしていただき、心の痛みが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。

私たちは、毎日の家事や仕事、子育てに追われ、大切な命を育んでいるのだということをつい忘れそうになります。

月に1回の学習会ではありますが、立ち止まって命・人権について大切なことを考える機会となりました。

立花地区生涯学習フェアが開催中です!(平成29年12月6日)

生涯学習フェアを開催しています!

12月5日(火曜日)から26日(火曜日)正午まで、立花公民館において、立花地区生涯学習フェアを実施しています。
立花地区にある幼稚園、小学校、中学校の幼児、児童、生徒の皆さんの作品展示や、立花地区にある社会教育施設での学びや活動をご紹介するため、パネル展示を行っています。
午前9時から午後9時(日曜日は午後5時)まで展示していますので、是非ご覧ください。

そして、生涯フェアの一環として、12月16日(土曜日)午前10時から正午まで、「スイーツデコ パーツを選んで作ろう!」が行われます。
定期券入れやメモスタンドなどにスイーツデコを飾り付ける体験ができます。
詳しくは、以下のページをご覧ください。

是非とも立花地区生涯学習フェアにお越し下さい。
ご来場をお待ちしております!

武庫庄小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成29年12月6日)

苗の植え付けの様子

11月27日(月曜日)に、武庫庄小学校において、地域学校協働活動が行われました!
この日は3年生の児童が武庫一寸豆の苗の植えつけ体験に挑戦しました!

今回の活動には、武庫公民館が苗の提供をしたり、JA(全国農業協同組合連合会)の方が手伝いに駆けつて下さるなど、様々な地域の方のご協力のもと、実施されました。

まずはじめに、武庫庄小学校コーディネーターの西村さんより武庫一寸豆の歴史について学び、苗を植えるうえでのコツなどを教わりました!
そして苗の植えつけ体験では、子ども達は一寸豆が立派に育つように願いを込めて植えた苗に土を被せていきました。

この武庫一寸豆は、来年の5月頃に収穫し、栄養教諭の先生の指導のもと調理して食べる予定です。
子ども達は、「自分達で植えた豆を収穫して食べられるのが今からとても楽しみ!」と、笑顔いっぱいでした。
子ども達にとって、地元の野菜や畑仕事を学び、郷土愛を深めるきっかけとなる体験になったと思います。
様々な地域学校協働活動から、「あまがすき」の苗が心の中で育っていくことを願っています。

学校図書ボランティア訪問研修が行われました!(平成29年12月6日)

成文小学校図書ボランティア訪問研修の様子

11月27日(月曜日)、成文小学校において、学校図書ボランティアの方に向けた訪問研修が実施されました。

今回の研修では、講師に「ひまわりの会」の方をお迎えして、「読み聞かせ」や「選書」について学びました。

成文小学校では、全学年を対象に、図書ボランティアの方による「絵本の読み聞かせ」が1学期ごとに行われています。

「読み聞かせ」は1年間のテーマを決めて実施され、季節感を大切にする等の工夫もされています。
様々な工夫の中で講師の方からも、大きく賛同されたものがありました。
それは、「読み聞かせ」終了後に「絵本の解説や感想の聞き取りを絶対に行わない」ということです。
そこには、「子ども達が自らの想像力で絵本を楽しんで、感性が豊かに育ってほしい」という図書ボランティアの方の思いがあります。
講師からは、「同じ作者の本を続けて2冊読むと内容が頭に入りやすく、物語を想像しやすい」とアドバイスをいただきました。

他にも、オススメ絵本の紹介などもあり、図書ボランティアの方からは、「今後の『読み聞かせ』にとても参考になった。」といった声がありました。

今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

上坂部小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成29年12月5日)

オータムフェスタの様子

11月23日(木曜日)、上坂部小学校において、地域学校協働活動が行われ、スポーツクラブ21上坂部の協力のもと「オータムフェスタ2017」が開催されました。

子ども達や地域の皆様が一緒に楽しめるプログラムが組まれており、たくさんの方が参加されました。

まずは、参加者全員でラジオ体操で身体を動かしてからバトン&チアリーディングクラブ「ファイヤーバーズ」による演技が行われました。
 

そして、「玉入れ」や「つなひき」など様々な競技が実施されましたが、子ども達と地域の方が協力して競技に取り組む姿が見られ大盛り上がりでした。

他にも「吹き矢」や「ニュースポーツ」の体験コーナーが設置されており、多くの子ども達にとっては初体験だったようで、興味津々で取り組んでいました。
子ども達はもちろん、サポートしていた地域の方も楽しそうで、多くの参加者から笑顔が見られました。

子ども達と地域の大人が触れ合える楽しいイベントとなり、地域の繋がりが広まっていくのを実感しました。

次回は、5月頃にスプリングフェスタの開催が予定されています。
上坂部小学校のお近くにお住まいの方は、ぜひご参加ください!!

武庫公民館で市民企画講座が実施されました!(平成29年12月2日)

講座の様子

11月22日(水曜日)に、武庫公民館において市民企画講座「~お片付けのプロから学ぶ整理収納講座~『パンパンのタンス、お家の衣類をダイエット』」が実施されました。

今回の市民企画講座は武庫公民館市民企画委員である永井愛子さんが講師を務め、受付や案内は市民企画委員のメンバーが協力しての実施となり、約50人の方が参加されました。

まずは、整理収納について「片付けのコツ」や「捨てられない物への考え方」を学んだ後、グループワークを行いました。
グループワークの中で、整理収納について同じ悩みを持った方々は話がとても盛り上がり、話し合いや作業が活発に行われました。

講座の後半には、講師への質問時間をもちましたが、講座終了後にも整理収納に関する悩みを相談される方もおられました。
参加された方からは、「考え方を変えて整理したい。」「捨てられない物を見直してみる。」などの声があり、片付けに対する意欲が向上した様子でした。

武庫公民館市民企画委員は、今後も市民の悩みを解決できるような講座の実施を考えています。
また、メンバーも募集中ですので、興味のある方は武庫公民館(電話:06-6432-1177)までご連絡下さい。

長洲幼稚園で小集団学習会が行われました!(平成29年12月2日)

学習会の様子

11月21日(水曜日)に、長洲幼稚園の小集団学習グループ「ミルキー」が「お悩みすっきり!整理収納講座」というテーマで小集団学習会を行われました。

もうすぐ12月という、大掃除をするタイミングの良い時期に整理収納アドバイザーの杣晃子氏を講師にお迎えして、お話いただきました。

『なかなか家の中がすっきりしないイライラ感』や、『自分だけが片づけに振り回されている感』があって、「どうすれば片づけられるのだろう」という、技術面を聞きたいという参加者が多かったようです。

しかし、「整理収納するということは、家の中の片づけをしてきれいにするということだけが目的ではありません。」という講師の言葉で始まりました。

整理収納は、テクニックだけでなく、自分の思いや家族の思いを大切にしながら、上手に思いを伝えていくことが大切だとわかりました。

「好きなものを使って、さらに使いやすく、整理収納すると、家族のコミュニケーションが増え、暮らしの満足度が高くなり、その結果、時間、お金、空間や心がかわる」
「子どもの片づけは子どもに聞いて一緒に考えてもらう」
「家族の片づけは勝手に捨てたり強要しないこと」
というようなテクニックもしっかりと学びました。

「片づけの目的は自分・家族が幸せになることです。」
という、講師のお話から、各自が自分の整理収納の仕方を反省し、次はこんな片づけ方をしようと目を輝かせながら学習を終えました。

整理や収納からも相手を思うことにつながり、人権尊重にも通ずるものがありますね。
みなさんも年末のおそうじに活かされてみてはいかがでしょうか?

「人権週間のつどい」が開催されました!(平成29年12月1日)

人権週間のつどい当日の様子

毎年12月4日(月曜日)から12月10日(日曜日)は人権週間と定められています。

尼崎市でも様々な人権啓発活動を実施しています。

人権週間に先立ち、11月25日(土曜日)、尼崎市立教育・障害福祉センターで「人権週間のつどい」が開催され、第37回全国中学生人権作文コンテスト兵庫県尼崎大会と、尼崎市内小学生人権書道(硬筆)コンテストの入賞者の表彰式が行われました。

応募総数は人権作文が8,575編、人権書道が3,516点で、その中から人権作文コンテストと人権書道(硬筆)コンテストにおいて最優秀賞、優秀賞、入選に選ばれた92名の児童・生徒が表彰され、出席された多くの保護者の方や来賓者から惜しみない拍手が送られました。

人権作文コンテストにおいて最優秀賞に選ばれた3名の生徒による作文の朗読もあり、列席者の心に響く素晴らしい内容を発表されました。

受賞されたみなさん、おめでとうございます!
なお、人権書道(硬筆)コンテストで入賞された作品は、12月2日(土曜日)から12月8日(金曜日)まで、中央公民館1階ロビーに展示されますので、ぜひご覧ください!

園田小学校で手作り紙芝居を作成中!(平成29年12月1日)

園田小学校の手作り紙芝居

園田小学校では、地域学校協働本部のコーディネーターさんを中心に学校の先生やPTA、園田地区社会福祉協議会のメンバーで、地域の歴史を伝えていく紙芝居の作成を行われています。

園田小学校には空襲などの影響から、学校や地域の歴史を語る資料があまり残っていないようで、校長先生が「子どもたちが自分たちの地域の歴史を知らないのは寂しい。もっと地域に愛着を持ってほしい!」とコーディネーターに相談し、どの学年の子どもたちにも興味を持ってもらえるよう、紙芝居をつくることにされました。

紙芝居のタイトルは「三平伝説」。
水飢饉(ききん)に襲われ、田植えの時期なのに一滴の雨も降らず、田植えも出来ない状態だった尼崎塚口付近の村や御園(みその)・岡院(ごいん)。農民たちは雨乞いをしたり、領主・荒木村重に猪名川から水を引き入れたいと何度も願い出たが、許可は得ることができず。そこで、庄屋の息子・三平は村の有志に樽をたくさん買い集めさせ、樽の底を抜いてつなげ合わせた長い管を用意し、猪名川の堤防から水を引き入れた。「水だ、水だ」という農民たちの喜ぶ声を遠くで聞きながら、三平は責を負って自害した。
というお話です。

紙芝居の作成以外にも、昔の写真や道具などの常設展示の構想も出てきています。

地域と学校が連携して、地域の歴史を語り継いでいく活動がますます盛り上がっていくことを願っております。

尼崎ユネスコ協会主催人権学習講演会が開催されました!(平成29年11月30日)

講演会の様子

11月25日(土曜日)に、尼崎市立小田地区会館において、尼崎ユネスコ協会による人権学習講演会が開催されました。

尼崎ユネスコ協会では、市民を対象にユネスコ精神を普及するため、環境、国際、平和、人権などについて様々な学習や事業を行っておられます。

今回開催された「人権学習講演会」も主要な事業の一つです。

今回は、「『母はハンセン病』親のことを語れなかった思い・・・」をテーマに、兵庫県在日外国人人権協会事務局長であり、ハンセン病元患者の集団訴訟原告副団長の黄 光男(ファン クァンナム)さんをお迎えし、様々な活動内容と経験をお話頂きました。

また、黄さんの自叙伝を作詞・作曲された「閉じ込められた命 いのちの理由」をギターで弾き語りされ、思いが伝わってきました。
最後には、参加された方も一緒に「ふるさと」を心をこめて歌い、講演会は終了しました。

ハンセン病というだけで患者や家族までが差別や偏見によって社会から虐げられているというお話しに、ハンセン病に係る人権について、今一度考えるきっかけとなりました。

12月4日(月曜日)から10日(日曜日)まで「人権週間」です。人権についての様々な取組が行われていますので、みなさんも参加されてみてはいかがでしょうか?

学校図書ボランティア訪問研修が行われました!(平成29年11月30日)

図書ボランティア訪問研修の様子

11月24日(金曜日)、武庫の里小学校において、学校図書ボランティアの方に向けた訪問研修が実施されました!

武庫の里小学校では、毎年、秋頃に読書週間を設け、1年生から3年生の児童を対象に、図書ボランティアの方による「絵本の読み聞かせ」が行われています。

他にも、授業開始前に「朝読」の時間を設けたり、期間ごとに目標ページ・冊数を設定し読書意欲を促進する等の工夫をされています。
 

今回の研修では、講師に「ひまわりの会」の方をお迎えして、「読み聞かせ」や「選書」について学びました。

オススメ絵本の紹介などもあり、図書ボランティアの方からは、「今後の『読み聞かせ』にとても参考になった。」といった声がありました。

今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

中央公民館で小集団学習会が行われました!(平成29年11月30日)

中央公民館で行われた小集団学習の様子

11月15日(水曜日)、中央公民館で小集団学習グループ「東ナニワ読書クラブ」の学習会が行われました。

尼崎民生児童委員協議会連合会主任児童委員部会長 小笠原 弥生 氏をお迎えし、「子どもの貧困」というテーマで講話をお聞きしました。

子どもの貧困は衣食住がままならないという「絶対的な貧困」と教育や余暇などにお金をかけられない「相対的な貧困」があります。「相対的な貧困」は、目に見えませんが、日本では7人に1人いると言われているそうです。

尼崎での子どもの貧困の事例を主任児童委員さんの立場からお話しいただき、子どものしんどさを知るとともに周りからは貧困家庭に見えないことが多いのは、日本の貧困問題の特徴であることも理解できました。

ご自身も、「子どもの貧困」からの脱出対策として「子ども食堂」の運営活動をライフワークとしてされているそうです。「子ども食堂」では、子どもたちが素の姿を見せてくれるとお話しされていました。
「子ども食堂」が子どもの駆け込み寺としての居場所になればいいと熱く語ってくださいました。

尼崎でも多くの「子ども食堂」の取りくみが広がっています。興味のある方は、ぜひ一度子ども食堂に足を運ばれてはいかがでしょうか?

武庫小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年11月29日)

武庫小学校で小集団学習会が行われました

11月21日(火曜日)に武庫小学校において、小集団学習グループ「さくら会」の学習会が行われました。

この日は、NPO法人学遊の森村さやか氏を講師にお迎えて、「LGBT」というテーマでお話いただきました。

「LGBT」とは、性的少数者を限定的に指す言葉で、レズビアン(性自認が女性で、恋愛対象が女性の人))、ゲイ(性自認が男性で、恋愛対象が男性の人)、バイセクシュアル(男女どちらもが恋愛対象になる人)、トランスジェンダー(生まれた時の性別と自分で認識している性別が異なる人や身体の性別に違和感を持つ人)の頭文字をとった総称です。

「LGBT」について、
(1)外見や振る舞い
(2)からだ
(3)こころ
(4)好きになる対象

この4つの観点から、ご自分の実体験や、いろいろな考え方や価値観があることについて話され、「LGBT」で悩んでいる人は、30人に1人の割合でおられるという状況に、「LGBT」はとても身近なことだと感じました。

「なぜ性を換えたの?」の質問では、「なりたかったから」と答えられ、「その人がその人らしく生きている」とお話されました。
私たちは、「その人がその人らしく生きている」ことを、ありのまま受け入れることが大切であると改めて学ぶ事ができ、人権を考える良いきっかけとなりました。

武庫幼稚園で小集団学習会が行われました!(平成29年11月29日)

武庫幼稚園で小集団学習会が行われました

11月17日(金曜日)、武庫幼稚園において人権教育巡回啓発講座と合せて、小集団グループ「つくし会」の小集団学習会が行われました。
この日は、姫路大学教育学部 こども未来学科の特任講師の濱田格子先生をお迎えして、「子育てと人権教育」をテーマにお話していただきました。

子育てで大切なことは、「日常生活の中で子どもが自分で考える機会をつくること」であるとお話しされた後、受講者からの「子育てで困っていること」について具体的にご助言いただきました。

「兄弟げんか」の悩みでは、兄弟を育てるコツは、一番上の子を立てることだそうです。
兄弟げんかは、兄弟がいるメリットで次のような対応で上の子の問題解決力を高めることができるそうです。

  1. 深呼吸をする(すぐに止めない)
  2. どうしたの?(口を挟まない)
  3. どうする?(判決を下さない)
  4. こだわらない(場面転換をする)     

親が疲れていると、子どもの良いところが見つけることができません。
親はまず、自分自身の事を大切にし、「私たちは、あなた達のことを愛しているよ。」と子どもに伝えてあげることだと学び、改めて子育てについて考える機会となりました。

杭瀬小学校の小集団学習会が行われました!(平成29年11月28日)

尼崎簡易裁判所を見学しました


11月16日(木曜日)に、杭瀬小学校小集団グループ「みどり会」の学習会として、「尼崎簡易裁判所」を見学しました。

普段のニュースや会話の中で「裁判」や「裁判員制度」について耳にすることはあると思いますが、実際に裁判を傍聴した事がない人がほとんどでした。
事前に説明をお願いしており、事務官の方が学習室で裁判について詳しく講義をしてくださいました。
また、実際の裁判を傍聴させていただきました。
法廷内では、「私語をしない」、「笑わない」、「録音・写真撮影は禁止」というルールがあり、しっかりと守って傍聴しました。

被告人・証人・検事・弁護士・裁判官のやりとりを聞くうちに、罪を犯した人の悔やむ気持ちや家族の辛い気持ちがひしひしと伝わり、凛とした厳粛な雰囲気の中、涙を流す人もいました。

法務省人権擁護局が定めた平成29年度啓発活動強調事項の9項目に、「刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう」とあります。
刑を終えた人が更生するためには、本人の強い意欲と共に、周囲の人々の理解と協力が必要です。
「前科があると、いろいろなところでついてまわるのだろうか」、「差別されるだろうか」、「自分の子どもだったらどうだろうか」と、参加者同士で感じた事を話し合いながら、裁判所を後にしました。

園田東中学校の小集団学習会が行われました!(平成29年11月28日)

園田東中学校で小集団学習会が行われました

11月15日(水曜日)に園田東中学校の小集団学習グループが行われました。

「食の安全について知りたい」
「食中毒などもこわいね」
というような声から、園田東中学校小集団学習グループ「グループ輪」では、上記テーマで尼崎市立衛生研究所生活環境科学担当のお二人に来ていただいて学習することにしました。

スーパーなどでいろいろな外国から輸入された食品が並ぶようになってきました。

「食」というのは、人権の中でも一番大切な「命」に関わる根本ですが、食生活って大切だと思ってはいても、意外と注目されていないのではないでしょうか。

また、今回の学習会で、衛生研究所が、ハーティー21の5階にあるということを参加者全員が初めて知りました。

食品添加物と言われる物の中で、一般飲食物添加物は約100品目、天然香料は約100品目、既存添加物は365品目、指定添加物は446品目もあるそうです。添加物というと悪者イメージがありますが、安全性が確認されているものについては極端に避ける必要はないということでした。

人口甘味料の話、水道水中のトリハロメタンの話、有毒植物の話、身近な浄水器のフィルターや製氷器の衛生についてなど、たくさん質問も出て、有意義な時間を過ごすことができました。

市場寺子屋が開催されました!(平成29年11月25日)

市場寺子屋の様子

11月22日(水曜日)に、杭瀬小学校地域学校協働活動の一環として、「市場寺子屋」が開催されました。
子どもの居場所づくりの一環として開催されていた「みんなの杭瀬食堂」が、「まちのプロにおしえてもらおう!」をコンセプトに、「地域で働く大人が教える寺子屋」としてリニューアルされました!
第1回目は、杭瀬商店街内で韓国語・英会話を教える中江さんを講師に招き、「韓国語を学ぼう」が行われました。
参加した子どもたちは、一生懸命に韓国語の発音やハングルの書き方を学んでいました。
子どもたちの感想では、「韓国に好きなアイドルグループがいるから、韓国語を話せるようになりたくて参加した!」、「とても楽しかった!」との声がありました。

講師を務めた中江さんからは「子どもたちのセンスがいいので、このまま勉強を頑張って続けてほしい!」と応援の言葉がありました。
「市場寺子屋」は、平成30年3月28日まで毎月第2、第4水曜日(但し、12月27日は除きます。)に開催されます。
今後は、貯金の仕方を学べる「おカネの勉強」や、イワシのさばき方を学べる「お魚を学ぼう」などが行われる予定です。
子どもたちと地域が交流することによって、両者ともに地域への郷土愛が深まり、地域の教育力の向上にもつながっていくことと思います。
大人の方も気になる内容が盛りだくさんの「市場寺子屋」の今後の活動がとても楽しみです。

武庫公民館で小集団学習会が行われました!(平成29年11月25日)

麦の会の学習会が行われました

11月15日(水曜日)武庫公民館で、小集団学習グループ「麦の会」の学習会が行われました。

NPO法人認知症予防サポートネット 健康ひょうご21県民運動推進員 理事長 福田 章 氏をお迎えし「認知症の予防と生活習慣」というテーマで講話をしていただきました。

「こんなことはありませんか?」の10の質問では、「あるある」「私もある」等の声が上がりました。
「認知症の人の思いと接し方」では、「そうか」「なるほど」「粘り強く話を聴くことは、やっぱり大事」との感想がありました。
「認知症」を身近に感じ、みんな真剣にお話をお聞きました。

その後、認知症予防のカルタをしました。その楽しさに子ども心に戻り、時間を忘れて過ごしました。

最後にみんなで手話をつけて「ふるさと」を合唱し、会を終えました。

楽しい時間を過ごしながら、「認知症」への理解を深め、人権について考える機会となりました。

こういった学びをまわりの方々に広げて頂きたいと思います。

今年度の市民啓発冊子!!(平成29年11月22日)

今年度の市民啓発冊子がもうすぐ完成します

社会教育課では、毎年人権について正しく理解をしていただくための「市民啓発冊子」を作成し発行しています!

今年度は、
『やさしい社会をめざして「ダイバーシティ」』
をテーマに作成しました。

ダイバーシティ(多様性)は、だれもが安心して生きていくための大切なキーワードです。
人は皆、いくつもの違う立場を持ちながら、多くの人や社会と関わり暮らしています。


そして、だれ一人として同じ人はおらず、かけがえのない存在であり“違い”を認め合ってともに生きることが人権を尊重する上で大切です。地域や学校、職場でそれを実現するためには、その違いを理解し、受け入れることが必要です。冊子は、だれもが生きやすい・暮らしやすい、ダイバーシティなまちづくりを考えていただきたいという目的で作成しました。

冊子は12月に印刷をして、小・中・高等学校や幼稚園、保育所などを通じて保護者の方々へお渡ししますとともに、公民館や地域振興センターなどの公共施設にも設置していく予定です。
また「協働推進員」の方々のご協力により、地域での回覧を行っていただく予定ですので、是非ご覧ください。

ご家庭や地域、職場での話合いや学習会の資料として、ご活用して頂ければ幸いです。 

ユネスコセミナー『学びの交流会』が開催されました!(平成29年11月22日)

セミナーの様子

11月18日(土曜日)に、尼崎ユネスコ協会主催でユネスコセミナーが尼崎市立成良中学校の視聴覚室で開催され、今回は市民や中・高校生を含め65人の方々に参加をいただきました。

ユネスコセミナーとは、グローバルなネットワークを活用し、世界中の学校と交流し、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指しているセミナーです。

今回のセミナーでは、「学びの交流会」として、事例発表1として、尼崎市立成良中学校の生徒たち18名が、ユネスコスクール(世界181カ国で約10,000校、日本国内で913校)である同校のネイチャークラブの活動や体験を通して気付いたこと等の研究について協力し合い、しっかりと発表されました。

また事例発表2では、兵庫県立尼崎小田高校の生徒たち3名が「瀬戸内海におけるプラスチックゴミ問題」について、兵庫県2ヵ所、和歌山・岡山の計4ヵ所でのマイクロプラスチックゴミと呼ばれる小さなプラスチックゴミの調査結果等の研究について分かりやすく発表されました。

最後に、「庄下川の自然とゴミ問題を通して、自然と健康を守ろう!!」をテーマに、元北海道教育大学講師で、現在は特別養護老人ホーム西長洲で主任介護支援員をされている粟野真造氏を迎えて、講演会を実施しました。
自然と人が共生する町づくりを目指すなか、甦る水の100選(国文省)に選ばれた庄下川に「空飛ぶ宝石」と言われているカワセミが飛んできたことなどのお話をいただきました。
環境について「学びの交流」が広がりました。今後の「学び」にも期待致します。

園田公民館で人権啓発講演会が開催されます!(平成29年11月21日)

尼崎市立園田公民館において人権啓発講演会が開催されます

12月4日(月曜日)園田公民館で、人権啓発講演会が開催されます。

毎月、各地区で行われている人権啓発オピニオンリーダー研修会を、今回は拡大し、たくさんの方々に幅広くご参加いただきたいと思います。

今回の研修会は「子どもの自尊感情を育む」というテーマで子どもの健全な自尊感情の育成のために、大切な親子関係の築き方や子どもの人権について、加島ゆうこ氏に講演頂きます。


申込は必要となりますが、無料でご参加いただけます。
この機会に子どもの人権(自尊感情を育む)について一緒に学びませんか?

実施日 平成29年12月4日(月曜日)
時間 午前10時から正午まで
場所 尼崎市立園田公民館
受講料等 無料 どなたでも
申込み先 尼崎市立園田公民館
電話 06-6491-5496
FAX 06-6497-3035
定員 100名

 

キャリア教育が行われました!(平成29年11月21日)

11月17日(金曜日)に、地域学校協働活動の一環として、園田小学校と園田公民館が連携したキャリア教育が行われました。
園田地区のキャリア教育は、「地域で子どもを育てるために、地域の職業人から『働く』ということをお話していただき、話を聴いた子どもたちに、自分らしい生き方を考えてほしい」と企画されています。
今回は、洋菓子工房エトワール、善法寺保育園、コープ園田、尼崎北消防署園田分署、兵庫県警尼崎東警察署、宮園自動車で働く皆さんを講師にお迎えし、開催されました。

授業の様子


洋菓子エトワールの代表取締役の濱田さんは、「ケーキを美味しくつくるコツはなんですか?」という質問に、「お客様に美味しく食べてもらえるように真心込めてつくることです。」と答えておられました。

善法寺保育園で保育士として活躍する中根さん、加茂さんは、「働いていて楽しいことはなんですか?」という質問に、「子どもたちが喜んでくれそうなことを考えながら仕事をして、予想以上に喜んでくれたとき!そして、子どもたちがで出来ないことが出来るようになったとき!」と答えておられました。

コープ園田の副店長の丹後さんは、「開店時間は朝9時だけど、開店と同時にお買い物していただけるように早朝5時から準備をしていますよ。」と、お店の裏側のお話をされていました。

授業の様子

尼崎北消防署園田分署の消防士の武田さんは、「消火活動は緊張しないの?」という質問に、「消火活動は緊張するけど、みんなの命を守るために、チームを信じて火に向かっていきます。」と答えておられました。

兵庫県警尼崎東警察署の方は、「パトロールのときに持ち歩いている物は何かありますか?」という質問に、「警察手帳や手錠などですよ。」と、実際に携帯されている手帳と手錠などを見せておられました。

みんなが憧れる職業人から話を聴いた子どもたちは目を輝かせ、時間が足りなくなるほど多くの質問をしていました。

最後に、宮園自動車の代表取締役の大塚さんは、「自分の子どもと同じ年代の子どもたちが真剣に話を聴く姿を見て、それぞれが目指す職業人になってほしいと思います。自動車に興味がある子からは高度な質問も多くて、こちらもとても勉強になりました。」との感想を述べられました。

また、この日はトライやるウィーク期間のため小園中学校から生徒さんが公民館に就業体験に来ており、キャリア教育の準備を手伝っていました。

子どもたちには「自分らしく生きる」ために、今回のキャリア教育を「将来の自分を考えるきっかけ」として、夢に向かって歩んでいってほしいです。
このような子どもたちに将来への道標を示す機会づくりをはじめ、様々な学校と地域の協働活動を社会教育課としても一層サポートしていきたいと思います。

兵庫県社会教育研究大会が開催されました!(平成29年11月18日)

兵庫県社会教育研究大会が開催されました

11月15日(水曜日)に平成29年度兵庫県社会教育研究大会が「豊かな人間関係を育む地域社会の創造にむけた、社会教育の推進」をテーマに開催されました。

NPO法人生涯学習サポート兵庫の理事長である山崎清治氏から「あたりまえの反対はなんだろう~無人島でイキイキする子ども達~」と題して講演がありました。

学びを通して子どもや若者を育てるために取り組んでおられ、その活動の中で子ども達に「訊く」ことを大事にされているとお話がありました。

例えば、キャンプのプログラムでは、本当にこのプログラムを「やるかどうか」をあらためて訊くことで、子ども達は自分で決めたことやそれぞれの役割に責任を持ち、やりきること、また、別の役割の人に「ありがとう」という機会につながるそうです。
用意されたプログラムをこなすと、役割を果たすことが「あたりまえ」になってしまうため、「あたりまえ」の反対は、「ありがとう」ではないかとお話されました。

分科会では各地区ごとに分かれ、阪神南地区では西宮市の社会教育委員が「地域人材から学ぶ本物のワザ~公民館ではぐくむ生涯学習の基礎~」と題して「宮水ジュニア事業」について発表され、尼崎市の社会教育委員も助言者として出席しました。

「宮水ジュニア事業」とは、土曜日に公民館等で期間を設けて、子どもたち(小中学生)を対象とするいろいろな文化的講座を実施し、講師には、ボランティアとして専門的な知識や技術をもった方々を迎え、地域の教育力を活かしながら、子どもたちの異年齢交流を図るものです。

様々な市町村で活動されるておられる方々から活発な質疑や意見交換が行われる会となりました。
「宮水ジュニア事業」は、講師に社会教育委員や公民館グループが関わっていること、子育て世代が公民館に出入りする機会となっていること、公民館が家庭・学校に次ぐ三番目の居場所となっていること、等が評価されました。

今後は、この事業をきっかけに、他の公民館事業につなげること、今回学んだ人が継続して学ぶことができる場につなげること、講師をより一層充実することが期待されると話し合われました。

様々な視点の意見を聞くことができ、尼崎市でも活かしていきたいと思います。

難波小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年11月17日)

難波小学校において、小集団学習なにわの学習会が行われました

11月14日(火曜日)難波小学校において、小集団学習グループ「なにわ」の学習会が行われました。

この日は、国立大学法人奈良女子大学附属中等教育学校養護教諭の加島 ゆう子氏を講師に迎えて「子どもの自尊感情を育む」というテーマでお話いただきました。

初めに、 
「あなたは、あなたが好きですか?」と問われました。
思いがけない質問に会場は、しばし沈黙になり考え込みました。

自尊感情は、「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」に分けることができます。

失敗したり叱られたりするとしぼんでしまう「社会的自尊感情」と、どんな困難な時も揺るがない「基本的自尊感情」です。
この「基本的自尊感情」を育むため方法の一つが、親と子の「スキンシップ」です。
二つ目が「聴く姿勢」です。言葉尻をとらえず、子どもの感情をつかみます。
三つ目が「言葉がけ」です。ありのままを認め、ほめることです。
ポジティブな言葉が性格も人生も変えるので、子どもさんだけではなく皆さんもプラスワードの口癖を心がけてください。とのお話がありました。

最後に出席者は、一人ずつ「好きな自分」を発表して会を終えました。

まずは、「自分が自分を好きになる」ことが大事です。
今日から子育てで何かが変わりそうです。

園田南小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年11月17日)

園田南小学校小集団学習部の小集団学習会が行われました

11月7日(火曜日)園田南小学校で「園田南小学校小集団学習部」の学習会が行われました。

ADHDやアスペルガー症候群など、テレビでよく聞くようになってきました。

「いったいどんなことなのか知りたい。」
「もし、生活面で困ることがあるのだったらどんな風にしていけばよいのか。」
「自分の子どもだったら、どう接していけばよいのか。」

そこで、園田南小学校小集団学習部では、上記テーマで尾藤百合先生に来ていただいて学習しました。

発達障がいは、様々なビジョントレーニングをしていくことや周りの人の理解で、生きづらさが少なくなっていくということです。叱られてばかりで「どうせ、私なんか」と思い、自尊感情が著しく低くなることがよくないということでした。

「苦手なことが何か分かったら対策がたてられます。」
「得意な分野がわかったら活かせることがあります。」
「診断名にふりまわされずに、その子が生きていく上で楽になるようになるように努力すればいいのです。」
という前向きな言葉に、参加者一同が笑顔になりました。

「お母さんの心の健康が一番」という講師のお話が心に深く残りました。

学校図書ボランティア訪問研修が行われました!(平成29年11月16日)

大島小学校において学校図書ボランティア訪問研修が開催されました

11月10日(金曜日)、大島小学校において、学校図書ボランティアの方に向けた訪問研修が実施されました。

大島小学校では、毎年12月頃に1年生と2年生の児童を対象に、ペープサートを使用した「おはなし会」を開催されています。
今回は、講師に「ひまわりの会」の方をお迎えして、「おはなし会」に向けたアドバイスやペープサートを使用する際の注意点などを講義していただきました。

小学校の図書室では、子ども達がまず本に興味を持てるように、手に取ってみたくなるような大型絵本を置いたり、畳の敷かれた読書スペースが設置されていたりと工夫をされていますが、
「もっと子ども達が本に興味を持てるようにするにはどうしたらよいか。」と話し合われました。

休み時間になると、読書スペースに子どもだちがやってきて、興味のある本を読んでいる姿がありました。
このような工夫によって、子ども達が本に興味を持つきっかけになっているのではないかと思います。

今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

園田小学校で地域学校協働活動が開催されました!(平成29年11月16日)

地域学校協働活動が園田小学校で行われました

11月10日(金曜日)、園田小学校で地域学校協働活動の一環として、3年生の児童を対象に「自転車教室」が開催されました。

この自転車教室は、園田小学校PTA・金賞部会・兵庫県警察・保護者ボランティアなど、たくさんの地域の方にご協力を頂いています。

まずは、多目的室で自転車運転の注意点や尼崎市の交通事故の現状について警察署の方からお話を聞きました。

ブレーキやサドルの調整についての説明や、横断歩道の渡り方、標識の種類など基本的な交通ルール、交通事故の起きやすい危険なポイントや注意点などを映像を見ながら学びました。
参加された保護者の方からは、「交通ルールの再確認ができる良い機会になりました。」という声が聞かれました。

次に、運動場に移動して、自転車運転の実技テストを行いました。
道路を再現した運動場を、多目的室で学んだ交通ルールに気をつけながら運転しました。

最後に行われたテストには、参加した児童全員が合格することができ、「自転車運転免許証」を頂くことができました!
自転車教室で学んだ事を忘れずにこれからも交通ルールを守って、安全運転を心掛け、自転車に乗ってくださいね!

地域学校協働本部の推進に向けた研修会を開催しました!(平成29年11月15日)

研修会の様子

11月9日(木曜日)に、尼崎市立教育総合センターにおいて、小学校長や教頭、地域コーディネーター、関係職員等を対象に、「地域学校協働本部の推進に向けた研修会」を開催しました。

講義では、神戸学院大学教授・今西幸蔵先生をお迎えし、「地域学校協働本部及びコミュニティスクールの概要等について」と題して、学校・家庭及び地域社会の連携や地域学校協働本部の役割などについてお話ししていただきました。
今西先生からは「社会に開かれた教育課程は、地域ごとの多様性・独自性があって良いのだから、無理せずに地域学校協働活動を行ってほしい。」とのアドバイスがあり、「全学校での実施を推進していただきたい!」とのお話がありました。

引き続き行われたパネルディスカッションでは、地域学校協働本部設置校の立花西小学校・米田浩校長先生から「地域学校協働本部の取組内容と成果」について、地域学校協働本部設置準備校の立花南小学校・酒井隆文校長先生から「地域学校協働本部の設置にあたって不安なこと・期待すること」を談話いただきました。
米田校長先生からは「地域と密着したコーディネーターが学校支援活動をしてくれているので、とても安心感がある。」、
酒井校長先生からは「地域学校協働本部を設置するにあたって、地域を知っているコーディネーターにご協力していただくことで、さらに地域と学校がつながっていくことに期待したい。」
と、どちらの学校からも「地域と学校をつないでいくコーディネーター」の大切さをお話されました。

今回の研修を通じて、地域と学校がパートナーとして、ともに子どもを育て、ともに地域を創ることの重要性を感じていただけたと思います。
これからも、それぞれの学校や地域の特性を活かした地域学校協働活動が進められるよう、社会教育課としてサポートしていきたいと思います。

中央地区生涯学習フェアが開催されました!(平成29年11月14日)

フェアの様子

11月12日(日曜日)に、サンシビック尼崎において、サンシビックまつりと同時開催で、「中央地区生涯学習フェア」が開催されました。
お天気にも恵まれ、会場には多くの方々の来場、参加がありました。
中央公民館の登録グループによる体験コーナーでは、楽しそうにお話をしながら、親子でクリスマスリース作りをして、素敵な仕上がりにたくさんの笑顔がありました。
また、地域で活動されている方によるスーパーボールすくいや飲食ブース、塗り絵などのコーナーもあり、とても賑わっていました。
日頃の「学び」を活かして、皆様に伝える活動は自分自身の「学び」にも繋がります。
今後も学びを活かした活動に期待いたします。

常陽中学校で小集団学習会が行われました!(平成29年11月14日)

小集団学習会の様子

11月8日(水曜日)に、常陽中学校で小集団学習グループ「たいよう」の学習会が行われました。
この日は、整理収納アドバイザーの杣晃子先生をお招きして、人権尊重に係る「整理収納講座」を行いました!

始めに、物を所有するメリットは、「使用して幸せを感じること」、デメリットは、「収納スペースがいること、管理する能力がいること、物が片付かないで不快感を感じること」等であるとお話され、「物を所有する」ことについて改めて考えました。

「物を整理する」ためには、まずは自分に今、必要である物を選ぶ作業があります。
この「選ぶ」という作業は、簡単そうで難しい作業で、「まだ使える」、「頂き物」、「高かった」、「痩せたら」と考えるとなかなか手放すことができず、「捨てたい」という本音と、「捨てたくない」という気持ちの葛藤が生まれてしまいます。
「選ぶ」という作業は、決断力(分析、工夫、想像、柔軟)や判断力につながる大切なことと学び、参加された方からは、「なるほど!!」、「決断力をきたえなあかん!」という感想がありました。
また、子どもや家族の片づけでは声のかけ方やルールの決め方や、考えさせ方など具体的にお話しいただきました。
最後に「片づけの目的は、家族が幸せに暮らすこと」でお互いの価値観を認め、コミュニケーションを取りながら結果を急がず、過程を楽しむこととお話しされました。

尼崎北小学校の地域学校協働の活動をご紹介します!(平成29年11月10日)

一寸豆の種伏せの様子

10月12日(木曜日)に、富松一寸豆の種伏せを行いました。
富松一寸豆は、稲作の裏作として尼崎市域の北部(立花・武庫地区)の村々で昔から栽培されてきましたが、とりわけ富松の里で獲れる豆は土壌が適していることから、粒が大きく柔らかで美味しい「富松一寸豆」と呼ばれ、その実と種は商品作物として明治から昭和三十五年頃まで多量に生産されていました。
また、明治時代に皇室へ献上されたり、農業の教科書にも記載されたりしていました。
この日は、地域の方のご協力のもと、学校のグランドの一部に畑を作り、3年生の児童の皆さんと一緒に種伏せを行いました!
一寸豆の歴史を学んだ後に、間隔をあけて種を植えていく作業は児童の皆さんには新鮮だったようで、今から芽が出てくることをとても楽しみにしていました。
すくすく育てば、来年の5月に収穫となります。たくさんの一寸豆が収穫できるといいですね!

能楽教室の様子

また、10月16日(月曜日)には能楽教室が行われました。
大和座狂言の方々をお迎えし、伝統芸能でもある能と狂言の違いや、能楽の歴史などを学び、実際に使用されている様々な形の能面を実際に着けて歩かせていただきました。
狂言に出てくるカラスやサル、とびの型を先生から教わり、最初は少し気恥ずかしそうにしていた児童の皆さんも、最後は鳴き声を真似たり、とても楽しんでいる様子でした。


最後に、能を鑑賞させていただきましたが、普段はなかなか見ることのできない能舞台を真剣なまなざしで鑑賞していました。
今後も様々な経験を通して、地域の伝統芸能などに触れるなかで地域の素晴らしさに気づき、愛着のもてる機会を大切にしていただければと思います。

『8時だヨ!神さま仏さま』の収録にお邪魔してきました!(平成29年11月8日)

収録の様子

エフエムあまがさき(82.0MHz)で絶賛放送中の人気ラジオ、『8時だヨ!神さま仏さま』の収録に、最新号となる「あまナビVol.7」を引っ提げて、お邪魔してきました!

初めてのラジオ番組出演のため、とても緊張しましたが、パーソナリティーを務める宏林住職と福島先生のおかげで、終始和やかな雰囲気となり、楽しい収録となりました。
番組のオープニングで、「あまナビVol.7」の特集や掲載内容の他、「あまナビ」のコンセプトや見どころなど、魅力をお伝えする事ができたと思います。

今回収録された内容は、11月8日(水曜日)午後8時から放送される予定です。
パソコン・スマートフォンからも視聴することが可能です。
楽しい雰囲気で盛りだくさんの内容になっておりますので、ぜひお聞きください!

杭瀬小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成29年11月8日)

カルトナージュでお薬手帳入れをつくりました

11月4日(土曜日)、杭瀬小学校で地域学校協働活動が行われ、杭瀬小学校土曜学習の一環として「カルトナージュでお薬手帳入れづくり!」と「プログラミング学習」が開催されました。
カルトナージュは、厚紙に布を貼って作るフランス手芸のことで、布と糊で簡単に作品を作ることができます!
子どもたちは、厚紙の形に合わせて布を切り貼りしながら、お薬手帳入れを完成させました。
親子で参加されているご家庭もあり、親御さんの方が夢中で作業をしておられる様子もありました。

プログラミング学習が開催されました

プログラミング講座では、園田学園女子大学の学生が子どもたちにプログラミングを指導していました。

子どもたちは、ロボットの前進や回転させるプログラムを組み、ロボットが思ったとおりに動くと大歓声が起こりました!
講師を務めた学生からは
「子どもたちのプログラミング技術が、思っていたよりも高くて驚いた。子どもたちの笑顔を見ることができたので、講師の私たちも楽しかった!」
との声がありました。

地域の方々が地域の子ども達とかかわる姿は、とても温かく思わず笑顔になります。
今後の活動にも目が離せません。

長洲小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成29年11月8日)

長洲ふれあい喫茶・長洲のだがしやが開催されました

11月4日(土曜日)長洲小学校で地域学校協働活動が行われ、「長洲ふれあい喫茶・長洲のだがしや」が開催されました。
「長洲っ子ささえ隊(長洲小学校地域学校協働本部)」のメンバーである長洲民生児童委員会の西村さんが「地域の大人と子どもたちとの繋がりづくりや地域の困りごとの相談場所になれば」という想いから、地域の民生児童委員会が中心となって、地域と協力して運営しておれます。

子どもたちにさらに楽しんでもらおうと、11月からは「だがしや」スペースに輪投げやスーパーボールすくいなどができる無料の遊びコーナーも設置されました。遊びコーナーで用いる道具や景品は、地域からご提供いただいておられるそうです。

「ふれあい喫茶」スペースでは、来年の干支「戌」をモチーフにした壁掛け作品をつくるコーナーがあり、参加者が楽しそうに製作をしておられました。

委員会の皆さんは、「この行事によって、地域の子どもたちの顔を覚えることができて、子どもたちとご高齢の方の見守りを行えるようになった。これも地域の協力体制があるから実施できること。子どもたちには、参加者の顔を覚えてもらって、気軽に声をかけてほしい。」とおっしゃられていました。すばらしい活動ですね。

参加された皆さまは、とても充実した休日を過ごされていました! 

生涯学習中央フェアが開催中です!(平成29年11月2日)

パネル展示の様子

11月2日(木曜日)から10日(金曜日)まで、中央公民館1階ロビーにおいて、生涯学習中央フェアを実施しています!
中央地区にある幼稚園、小学校、中学校の幼児、児童、生徒の皆さんの作品展示や、中央地区にある社会教育施設での学びや活動をご紹介するため、パネル展示を行っています。
午前9時から午後9時(日曜日は午後5時、最終日は午後3時まで、3日(金曜日)は祝日のため休館)まで展示していますので、是非ご覧ください。

なお、11月12日(日曜日)午前10時から午後3時までサンシビック尼崎にて、「学びの場体験・遊び広場」(サンシビックまつりと共催)と題して、手作り遊具の制作、ぬりえコーナーの他、自転車シュミレーターやブリザーブドフラワーなどの体験が出来ます。
また、ミニ消防車・救急車などもやってきます。

是非、お近くにお越しの際はお立ち寄り下さい!ご来場をお待ちしております。

浜小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年11月1日)

小集団学習グループ蒼い樹の小集団学習会が行われました

10月27日(金曜日)浜小学校で小集団学習グループ「蒼い樹」の小集団学習会が行われました。

尼崎市の市政出前講座から健康に関する講座、「女性のための生活習慣病予防対策」というテーマで、保健師さんにお話をしていただきました。

生活習慣によって、どこかの血管が詰まったり破れておこる病気を「生活習慣病」といいます。
LDLコレステロール・血圧・血糖・中性脂肪・尿酸などが基準値以上になると血管が傷んできます。
10~15年かかってじわじわ傷んでくるそうです。
内臓脂肪が多い人は、どんどん、高LDLコレステロール・高血圧・高血糖・・・となっていきます。すると、血管の中が詰まっていきます。
血管がつまっている写真を見て、悲鳴が上がりました。

「一日に必要な砂糖の量は何グラムでしょう?」と尋ねられて、誰も「10グラム」と答えられませんでした。
「10グラムは大さじすりきり1杯、または、スティックシュガー3本ぐらいです。」と聞き、
「えー!」とまた、悲鳴が上がりました。

お話の後、市が行っている検診の説明を受けました。検診スケジュールを見ると、安価なものや無料のものがあり、
「お得だし、早期発見につながるのだから早く検診に行かなくちゃ・・・」と話し合いました。

出前講座を活用させていただいて有意義に学習することができました。
出前講座は様々なジャンルがあります。みなさんも講座の計画をたててみませんか?

特別支援ボランティア交流会を開催しました!(平成29年11月1日)

中央公民館で特別支援ボランティア交流会を開催しました

10月27日(金曜日)に特別支援ボランティア活動者交流会を開催しました。
この交流会は、特別支援ボランティア講座を受講いただき、現在ボランティアとして活動されている方々の交流の機会をつくり、活動に役立てていただこうと開催したものです。

尼崎市教育委員会 教育相談・特別支援担当の上村先生からは「特別支援ボランティアの活動状況について」、兵庫県立阪神特別支援学校の谷内先生からは「特別な支援が必要な子と接するにあたって」のお話をしていただきました。

お話の一部をご紹介します。
『子どもが怒ったときは、どのように対応するか』について、
「怒っている瞬間だけの行動を見るのではなく、これまでの経過を十分に考慮してほしい。」
「気持ちを十分に受け止めて、落ち着くまで待つ」 などの対応方法があるようです。

講義の後は、グループで「授業中の問題行動に対する支援方法」について、話し合いをしていただきました。

ご参加いただいた皆様には、活動の参考となるディスカッションとなり、互いの交流を深めていただく場となったことと思います。
支援方法に「これが正解」というものはないとのことです。
学校でボランティア活動をしていただく際は、学校と相談しながら子どもたちの成長を見守ってくださいますようよろしくお願いします。 

下坂部小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年10月31日)

小集団学習グループなみが下坂部小学校で小集団学習会を行いました

10月20日(金曜日)下坂部小学校で、小集団学習グループの「なみ」の皆様が、講師に益田佳代さんをお迎えし、『「アンガーマネジメント」~怒りをコントロールして上手に付き合おう~』というテーマで、学習会を開催されました。

多くのお母さんお父さん達が、子育てをする中で「自分は怒り過ぎているのではないか」ということを気にしていらっしゃいます。特に発達の気になる子に対して怒ってしまうことが多いようです。

「怒ってはいけないのではないということ。怒る必要のないことに怒らず、怒る時もうまく怒ることが大切。」「「I(アイ)メッセージ」で伝える。主語は「わたし」。「わたしは、・・・してほしかったのよ。」というように。」などのお話がありました。また、風船を自分の顔に例えて嬉しいことがあったとき、怒っているときの顔を描いたりもしました。

参加者からは、「そういえば、『どうして(あなたは)片付けができないの!』というような否定的なことを言っていたかも」という反省の声も聞こえました。

今回学んだことを、ぜひ子育てにも繋げていただきたいです。

県立尼崎高校の1年生3名が社会教育課で就業体験を行いました!(平成29年10月31日)

就業体験の様子

10月25日(水曜日)、県立尼崎高校の1年生3名が社会教育課で就業体験を行いました。

県立尼崎高校では、「総合的な学習」の授業の中で、さまざまな職業を知り、将来の自分を見据えた職業観を身につけることをテーマに就業体験を実施されています。
市役所を訪れた生徒の皆さんは複数の課を回って、様々な体験をされます。

社会教育課では、まず市役所や教育委員会の仕組み、機能、役割についてお話ししました。
生徒の皆さんは市役所や教育委員会の仕事は「窓口業務や書類の処理」のイメージを持たれていたようで、学校や公共施設の整備、事業計画の立案など、様々な業務があると知り、「市役所ではこんな仕事もしているんだ!」と驚いていました。

次に、社会教育課で実施している「あまらぶ歴史体験学習事業」について企画立案体験を行いました。
「あまらぶ歴史体験学習事業」は小学生を対象とした尼崎の歴史等に対する関心の向上を目的とした事業で、小学生が参加したい!と思える事業の企画に取り組みました。
高校生ならではのアイデアや、様々な視点からの意見もあり、社会教育課においても実際の事業の参考になりました。

社会教育課での就業体験を終えて、
「これまで知らなかった市役所の仕事を見ることができてよかった」
「一般企業のような仕事もあると思った」
「堅いイメージを持っていたが実際は違った」
などの感想がありました。
短い時間でしたが、生徒の皆さんにとって、有意義なものになったのではないでしょうか。

杭瀬小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年10月27日)

小集団学習グループみどりの会が杭瀬小学校で小集団学習会を行いました

10月19日(木曜日)杭瀬小学校のランチルームにおいて、小集団学習グループ「みどり会」の学習会が行われました。

この日は、講師に国宝亜弓先生をお迎えし、「アートセラピー」について学びました。

「アートセラピー」とは、口に出して言えない思いを知るための方法で、描いた人の心がびっくりするぐらい絵に出てきます。わが子の絵に関心をもちましょう。
と先生からの言葉で「アートセラピーについて」のお話が始まりました。

イラッとしたことを思い出しながら、クレパスを1本選んで画用紙に好きに描きました。アートセラピーでは、この画用紙に描いた色や場所・量をもとにその人の気持ちを読み取ります。
そして、その紙をびりびりに破りました。これはストレス発散にもなり、その破り方によってもその人の個性が出るそうです。

次に、嬉しかったことを思い出しながら描きました。だんだんと描いている人もリラックスしていきます。何を描いてもいいし、誰にも評価されないので、夢中になっていきます。

クレパスの感触、匂い、絵を描く音、絵や模様や色、五感のうちの四感を使って脳が刺激を受けます。

画用紙に、川、山、畑や田、道、家、木などを描いた絵を、先生が一人ずつ絵を見てお話をして下さいました。
「良い」「悪い」ではなく、描いた人の今の心の状態なので、違う日に描くと全く違う絵になるそうです。良くなるように付け加えたりすると、自分の状態も良くなるということでした。

絵をみるときに関心がもてそうですね。コミュニケーションが広がっていくことでしょう。

園田東中学校で小集団学習会が行われました!(平成29年10月26日)

小集団学習グループのグループりんが園田東中学校で小集団学習会を行いました

10月18日(水曜日)園田東中学校で、小集団学習グループの「グループ輪(りん)」の皆様が、講師に国宝亜弓さんをお迎えし、『「脳のしくみと子育て」~思春期の子どもや夫と上手に付き合う~』というテーマで、学習会を開催されました。

思春期にさしかかった難しい年頃の子ども達。親に向かってはげしい言葉をぶつけてくることがあります。

「思春期の子どもと話をする時は、言葉をそのまま受け止めなくていいのです。本当にそう思っているわけではないので、自分が傷つかないようにしましょう。」
「自立するために親に悪態をついて、精一杯甘えないようにしているのです。」
と先生からお話を伺いました。

参加されたお母さんたちは、自分が嫌われたわけではないんだとわかり、ほっとされた様子でした。
また、スキンシップの効果や脳の錯覚のお話等、楽しく学習することができました。
この学びを活かして、まわりの方にもお伝え願えたらと思います。

コーディネーター委嘱式を開催しました!(平成29年10月25日)

委嘱式と教育長の挨拶の様子

10月23日(月曜日)、教育委員会室において、「地域と学校の連携・協働活動事業」コーディネーター委嘱式を行いました。

新たに、この事業を実施する上で「地域と学校のパイプ役」となるコーディネーター4名の方に德田教育長から委嘱状をお渡しさせていただきました。
教育長の挨拶の中で、「地域・学校・家庭が一体となって、児童の健やかで多面的な成長を支えてほしい」とのお願いがありました。

委嘱式後の意見交換会では、「この事業をきっかけに地域とPTAをつなげたり、他校との連携を深めていきたい!」と事業に対する熱い意気込みをお聞きすることができました。

今回の委嘱により、尼崎市内では14名のコーディネーターの方がご活躍いただくことになります。
コーディネーターの皆様は、多様な地域や団体の皆様と学校がより良い関係を築き、地域学校協働活動に取り組めるよう、持続可能な「緩やかなネットワークづくり」をお願いいたします。
そして、地域の皆様には今のご活動を基盤とした可能な範囲から、地域と学校がパートナーとして協働し、共に成長できるようご協力いただきますようお願いいたします。

武庫地区生涯学習フェアが開催されました!(平成29年10月24日)

生涯学習フェアの様子

10月21日(土曜日)に、西武庫公園において武庫地区生涯学習フェアと武庫ふれあいまつりが同時開催されました。

生涯学習フェアでは、「展示コーナー」と「体験コーナー」を設置しました。
展示コーナーでは、地域施設の活動内容を紹介するパネル展示、体験コーナーでは車いすの試乗や、紙コップを使ったおもちゃ作りなどを実施しました。
まつり全体では、武庫東中学校吹奏楽部によるオープニング演奏、食品やゲーム・バザーなど地域の方々が運営する彩り豊かな出店がありました。

来場された皆さまには、地域の様々な活動を知っていただけたと思います。
あいにくの雨の中での開催となりましたが、来場者・出店者ともに笑顔が溢れる楽しい時間となりました!

学校図書ボランティア訪問研修が行われました!(平成29年10月24日)

研修の様子

10月20日(金曜日)、水堂小学校において、学校図書ボランティアの皆さまに向けた訪問研修が実施されました。
水堂小学校では、定期的に1年生から3年生に対して、ボランティアさんによる「おはなし会」が行われています。
今回は講師に「ひまわりの会」の方をお迎えして、「絵本の読み聞かせ」について講義をしていただきました。

講義では、「読み手が絵本を楽しみ、好きになること」と、「聞き手への伝え方」についてお話され、絵本を楽しむコツとして、まずは作者の経歴や書かれた時代背景等を知り、それを踏まえて絵本を読むことで、作者の気持ちや人間性が想像でき、より楽しむことが出来ます。
また、絵本の読み聞かせを行う際には、登場人物の声や感情などを誇張せず、自然体で伝えることで、聞き手は自らが想像し、感性が育まれるそうです。

その他にも、本の選び方のポイントを学んだり、ボランティアの皆さまから積極的に講師の方へ質問されたり、有意義な研修となったと思います。
また、休み時間の図書室の様子を拝見しましたが、たくさんの児童が図書室を訪れて、本を選んでいました。

今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますので、是非ご家庭でお子さまと一緒に絵本を読む際の参考にされてみてはいかがでしょうか。

小園小学校で小集団学習会が行われました!(平成29年10月24日)

小園小学校で小集団学習会がおこなわれました

10月18日(水曜日)、小園小学校で小集団学習会が行われました。

この日は、「尼崎の犯罪事情と護身術」というテーマで尼崎市東警察署の生活安全課防犯係の方お二人に来ていただきました。

「護身術というのは、教えてもらったからといってすぐにできるものではないし、反撃にあうこともあります。できるだけ護身術を使わないような対策をとっておき、最終的な手段として覚えておくと良いでしょう。」と教えていただきました。

スマホに気をとられていると近づいてくる不審者に気づくのが遅れます。
周りを注意深く見たり、防犯ブザーを見える所につけておくなど、普段からの防犯意識が身を守ることにつながるそうです。これはすぐにでも実行できそうですね。

護身術のDVDを見た後、見本を見せていただきました。
そして、二人組になって実際にやってみました。
助言をしていただきながら何度も体験し、真剣ながらも楽しい時間でした。

小田地区で人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました!(平成29年10月18日)

小田地区で人権啓発推進リーダー研修が開催されました

10月13日(金曜日)小田公民館において、小田地区人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました。
今回はペアレントトレーニングトレーナーの益田佳代さんをお迎えし、「お子様の発達が気になるママへどうか一人でかかえこまないで・・・」という願いをこめてお話されました。
「ペアレントトレーニング」とは、子どもの行動に対してどうしていいのか分からず、接し方に悩みを抱えておられる方のための学習です。
応用行動分析学を基に、子どものありのままを認め、褒めることを中心に、子どもとの関わり方学びました。
「ぜひ参加したい!」という小集団のメンバー等、たくさんの方にお話を聞いていただくことができました。

「いらいらする時について話を出し合う」
「自分の子にどんな人になってほしいか話し合う」
「そのために親として何ができるか考える」
「気分が上がるリストを挙げる」
「ほめ言葉を考える」
など、みんなで考え意見を発表しました。

楽しく学び合う中で、お母さん自身のストレスでいっぱいになっている心や、もつれてイライラしている心をほぐしていくことが大事だと思いました。

中央地区で人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました!(平成29年10月18日)

中央地区で人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました

10月12日(木曜日)、中央公民館において、国立学校法人奈良女子大学付属中等教育学校の加島ゆう子(養護教諭)先生をお迎えして、
「自尊感情を育む大人のかかわり」というテーマで、子どもの健全な自尊感情を育むことの大切さをご自身の経験を交え、思いのこもった講話をしていただきました。

特に幼児期における愛着関係による基本的自尊感情の育成が、子どもの問題行動を防ぐことに繋がること、「子どもの脳は肌にある」とのお話しではスキンシップ(なでなで)の大切さや、まずは、私たち大人が今ある自分を好きになること、子どもの存在を丸ごと認めてあげることが重要であると学びました。

「人は幸せになるために生まれてきたのです。」という印象的な言葉など、自分自身を振り返り今ある自分を見つめる機会となった講話でした。
また、12月4日(月曜日)に「子どもの自尊感情を育む」をテーマに加島ゆう子先生の人権啓発講演会が園田公民館で開催されます。
興味のある方はぜひご参加ください。

人権啓発講習会「子どもの自尊感情を育む」
実施日 平成29年12月4日(月曜日)
時間 午前10時から正午まで
場所 尼崎市立園田公民館
申込み受付 11月6日(月曜日)から申込み受付(無料)
申込み先 尼崎市立園田公民館
電話 06-6491-5496
ファクス 06-6497-3035

田能遺跡の竪穴住居の茅葺き屋根の葺き替えが始まりました!(平成29年10月14日)

今年度葺き替え予定の住居

田能資料館では、平成27年度から市民の方々との協働事業として、「市民の皆さんの手で茅葺き替えを行おう!」という趣旨で「茅葺き体験会」を行っています!
地域の宝をともに守り、保存することで、地域への愛着や誇りが育くまれ、シビックプライドの醸成に繋がる取組になるよう期待するものです。
国の史跡に指定されている田能遺跡には、今から約2000年前の弥生時代の建物を復元した「円形平地住居」、「方形竪穴住居」、「高床倉庫」の3棟の茅葺き建物があります。

本日の作業の様子

初日となった13日(金曜日)は、昨年刈った茅(ススキ)を葺き替え作業を行う「方形竪穴住居」まで運ぶところから始まりました!
茅葺き職人の方から教えていただきながら、茅を切りそろえたり、葺き替える部分の補助をしたり、楽しみながら作業をしています。

この取組も3年目を迎え、手順に慣れた方も大勢おられ、なかなか体験する機会のない作業に大人の皆さんが夢中になって取り組んでいます。
お子様も保護者の方とご一緒なら、楽しみながら作業に参加することができます。
この週末は田能遺跡で、弥生時代の生活に触れてみませんか?

なお、作業の進行状況により、明日で体験会が終了のこともありますので、お問い合わせ、お申し込みは事前に田能資料館(06-6492-1777 午前10時から午後5時まで)へお願いいたします。

「あまナビ」最新号は阪急神戸線の尼崎市内の各駅に設置しています!(平成29年10月14日)

尼崎市内の駅に設置しています!


10月に発行したばかりの「あまナビVol.7」が、尼崎市内にある阪急神戸線の各駅にも設置していただくことになりました!

置場所は、
園田駅は改札内にあるステーション+(休憩所)内、塚口駅は駅構内各改札口付近に、武庫之荘駅は駅構外各改札口付近に設置いただいています。
通勤、通学、お出かけなど、電車をご利用の際には是非手にとってご覧下さい!


また、あまナビは市内の公民館・図書館・地域振興センターの他、JRの駅、郵便局、飲食店など、たくさんの方のご協力のもと、設置させていただいています。
引き続き設置にご協力いただける方、広告を掲載していただける方を募集中です。
ご協力いただける方は社会教育課(電話06-4950-0405)までご連絡下さい!

杭瀬小学校区学習センター構想運営委員会が開催されました!(平成29年10月13日)

会議の様子

10月11(水曜日)、杭瀬小学校区学習センター構想運営委員会が開催されました。
毎月1回開催されているこの会議には、校区内のPTAや地域企業、園田学園女子大学などが参加し、学校や地域の行事予定、子どもたちの日常の様子など、些細なことでも情報共有を行い、相互に連携や協力できることを検討するなど、ゆるやかなネットワークでつながり、出来ることを出し合って地域全体で子どもたちの成長を見守っています。

杭瀬小学校地域学校協働活動の新たな取組として、保護者ボランティアの皆さんの協力により、20分休み・お昼休みを中心とした図書ボランティアの活動を始めていくそうです。
他にも、以前から第1・3土曜日に開催している「土曜学習」では、小田公民館の出前講座と連携したイベント、大盛況だった「みんなの杭瀬食堂」は姿を変えて、新たな取組を始める準備をしておられます。

次々と新たな取組に挑戦する杭瀬小学校の地域学校協働活動から目が離せません!
そして、子どもたちとともに成長していく地域の姿にも注目していきます。

塚口中学校で人権教育小集団学習会を開催しました!(平成29年10月13日)

学習会の様子

10月10日(火曜日)、塚口中学校PTA室にて人権教育小集団学習会を開催しました!
この日は、心理カウンセラーの国宝亜弓先生をお招きして、「アートセラピー」を行いました。
「アートセラピー」とは、絵を描いてその絵をもとに心の内面や性格を判断するものです。

川は感情、山は目標、畑は仕事、家は自分自身、岩や石は障害物やブレーキをそれぞれ表すそうです。
参加された皆さんも、最初は半信半疑の様子でしたが、学習会が進むにつれて、「とても当たってる!」、「絵を描いただけでどうして分かるの?!」など、とても驚いておられました。

「日頃は子育てなどで忙しい毎日を送っていますが、自分の内面を見つめ直す機会となりました!」
「これからの子どもやお友達への関わり方を、前向きに楽しい方向へ考えるようにしたい」といった感想が聞かれ、研修もとても楽しく、有意義な時間となりました。

学校図書ボランティア訪問研修が行われました!(平成29年10月7日)

訪問研修の様子

10月5日(木曜日)、武庫南小学校において、学校図書ボランティアの皆さまに向けた訪問研修が実施されました!
武庫南小学校では、毎月1回全学年に対しておはなし会を開催されており、今回は講師に「ひまわりの会」の方をお迎えして、「本の読み聞かせ」についてご講義をしていただきました。

講義の中から、「本の選び方」のポイントを2点ご紹介します。
1点目は、教育的に良いなと思うよりも、読み手が面白いと思う本を選ぶこと!
読み手が楽しくないと、どんなに良い話であっても、子どもたちには伝わりにくく、おはなし会は授業ではないので、聞き手に楽しんでもらうことが大切だそうです。
2点目は、読み手が好きな作家を追いかけて本を探すこと!
自分と相性がよい作家を見つけることで、楽しく本を読めるようになるようです。
皆さんも読み聞かせの本を選ぶ際に、2つのポイントを意識してみてください。
今後のブログでも講義内容のポイントをご紹介していきますので、お楽しみに!

人権啓発推進リーダー研修を開催しました!(平成29年10月5日)

人権啓発推進リーダー研修を開催しました

9月29日、今回はオピニオンリーダーの希望者等も参加していただき、兵庫県立尼崎総合医療センター 小児科医石原 剛広先生に、「発達障害について~発達特性(凸凹)の新たな視点『凸の伸ばし方、凹の関わり方』~」をテーマにお話しいただきました。

発達障害は、障害ではなく特性であること、その特性(凸)の伸ばし方や(凹)の関わり方を医師の立場から教えていただきました。

ポイントとして、特性であることを理解すること、自尊感情を育てることの大切さ、特性はくっきり分けるラインが無い(スペクトラム)グラデーション状であり、その特性に応じた対応が必要であること、早期にその特性を知り対応することで二次障害を防ぐことなど様々なことを学びました。

発達障害について正しく知ることで、子ども達を見守るまなざしを考える良い機会になりました。参加者はとても熱心に聞いておられ、今後の活動や子育てに活かしていただけることと思います。
 

あまナビVol.7を発行しました!(平成29年10月3日)

あまナビ最新号を発行しました

年2回発行している生涯学習情報誌「あまナビ」の最新号となるVol.7を発行しました!

今回の特集は、地域の「未来」は子どもの「未来」と題して、社会教育課で取り組んでいる地域と学校の協働活動事業について、各市内小学校で子どもの成長や地域のために活動をされているコーディネーターの方々の活動を載せています。
また、市民企画講座として、「あまがすき」な市民の皆様が、「日頃悩んでいる生活問題」や「みんなで盛り上がれる楽しいこと」についてアイデアを出し合い、講座やイベントの企画・運営を公民館のサポートを受けながら実際に課題解決などにチャレンジしている講座についてもご紹介しています。

そして、ジャンル毎に10月から平成30年3月までに市内で開催される体験講座や講演会、ボランティア活動の情報などを掲載しています。

あまナビは市内の公民館・図書館・地域振興センターの他、JRや阪急の駅、郵便局、美容室、飲食店など、たくさんの方のご協力のもと、設置させて頂いています。
設置が可能な場所や協賛して頂ける事業者様も引き続き募集しています。
是非、新しい事を始めるきっかけにご活用下さい!

まちづくり解剖学に参加してきました!(平成29年10月3日)

まちづくり解剖学の様子

9月28日(木曜日)、園田学園女子大学が開催している「まちづくり解剖学」に参加してきました!
「まちづくり解剖学」とは、大学の学生や地域住民などが地域の課題を共有し、課題について発表や意見交換を行う、大学と地域の連携事業です。

今回のテーマは「地域学校協働活動」についてでした。
昨年度に地域学校協働本部を立ち上げた杭瀬小学校の礒田さんが発表をされていました。

地域学校協働活動の趣旨や意義などについて市民目線から説明をしていただく中で印象に残ったことは、「地域は学校経営者の一人。地域が学校を経営していく気持ちでいれば、まちづくりにつながる。」というお話でした。

地域の皆さまには、学校活動に協力をしていただいているのではなく、学校経営者の一人として参加いただいていることを意識してもらえれば、学校も地域も住民の皆さんにとってより良いものになっていくと思います。
地域学校協働活動によって、まちづくりが進んでいくことを体感してもらえるよう、社会教育課としても地域学校協働本部の設置にさらに取り組んでいきたいと思います。

尼同教だより103号ができました!(平成29年10月3日)

尼同教だより103号ができあがりました

今回は、ありのままに自分らしく生きられるまち、Amagasakiをめざして、A・Ⅿさんに、セクシュアルマイノリティと人権についてお話をうかがいました。

また、尼崎市人権啓発協会事務局長で、尼同教の副会長でもある三澤 雅俊さんに新しい人権関連法や、インターネットと人権に関する記事を書いていただいています。

尼崎市人権・同和教育研究協議会(尼同教)では、人権啓発紙「尼同教だより」を年2回発行しています。尼崎市内各地区の公民館やサービスセンターなどに置かせていただいていますので、ぜひお手にとってご覧ください。

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