社会教育課ブログ『まな×ビバ!』バックナンバー(平成30年1月~3月)

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印刷 ページ番号1010470 更新日 2018年3月31日

地域学校協働本部通信「杭瀬っ子」が発行されました!(平成30年3月29日)

地域学校協働本部通信「杭瀬っ子」

杭瀬小学校の地域学校協働活動の様子をまとめた通信「杭瀬っ子」が発行されました!
兵庫県教育委員会から委託されているスキルアッププログラム事業の一環として、「地域学校協働活動」をわかりやすく伝えることをコンセプトに、地域学校協働活動に携わる皆さんが協力して作成されました。

杭瀬小学校地域学校協働活動の魅力がギュッと詰まった通信を是非ご覧ください!!

学校・家庭・地域の連携協力推進事業全県研修会」に出席しました!(平成30年3月28日)

研修会の様子

3月23日(金曜日)、兵庫県教育委員会が主催する「学校・家庭・地域の連携協力推進事業全県研修会」に出席しました。
平成29年度に県教育委員会からスキルアッププログラム事業の委託を受けた4市と家庭教育支援モデル事業を行う2市町から取組内容の報告が行われました。

今年度、尼崎市では杭瀬小学校がスキルアッププログラム事業の委託を受けており、日頃の地域学校協働活動の様子やスキルアッププログラム事業の取組内容・成果などを報告しました。
発表後には、他市の出席者から杭瀬小学校地域学校協働本部の会議手法について質問があり、出席者の皆さんは杭瀬小学校の取組に関心を持たれていました。

報告会の後には、講師に真正会富山病院・心療内科部長の明橋大二氏をお迎えし、子育てに関する講演がありました。
講演の中で、子どもに自己肯定感を持たせることが大切だと話されました。
自己肯定感とは、自分のことを「存在価値がある」「必要な存在」と認められる想いのことで、0歳から3歳の間に築かれるそうです。
しつけや勉強は自己肯定感を土台として積み重なるため、土台をしっかりと築いていくことが必要となります。

他市の発表や講演を聴き、学校・家庭・地域が連携して子どもたちを育む重要性をさらに実感しました。
また、発表した各市町の活動では、大人も楽しんで活動されておられる様子が伝わってきました。
尼崎市でも、子どもと一緒に大人が本気で楽しめる地域学校協働活動となるよう、活動をサポートしていきたいと思います。

杭瀬小学校地域学校協働本部会議が行われました!(平成30年3月14日)

会議の様子

3月12日(月曜日)、杭瀬小学校において今年度最後の地域学校協働本部会議が行われました。
杭瀬小学校地域学校協働本部では、小学校・PTA・園田学園女子大学・スポーツクラブ21・地元企業・行政関係者などの代表者が毎月集まり、各団体の活動や地域から見る子どもたちの様子について情報交換を行っています。

会議の中では、「春休み期間の子どもたちの見守りは、地域で頑張っていきたい。」とお話がありました。
今年度の杭瀬小学校地域学校協働本部は、兵庫県教育委員会が実施する「スキルアッププログラム事業」の委託先にも選ばれ、例年以上に活発な活動に取り組まれてこられました。
これからも「地域とともにある学校」を目指して取り組まれていかれることでしょう。
そのために、これからも地域と学校が安心して語り合えるこの会議を大切にして頂きたいと思います。

第15回尼崎子ども能楽教室発表会が行われました!(平成30年3月7日)

能楽教室発表会の様子

3月3日(土曜日)、塚口町にある山村能舞台において、「第15回尼崎こども能楽教室発表会」が行われました。
尼崎こども能楽教室では、伝統芸能に対する理解を深めるとともに、歴史や伝統、文化を尊重する態度を育てることを目指して「謡」や「仕舞」の伝承に努力されています。
お稽古では、重要無形文化財能楽(総合指定)保持者の山村啓雄先生を中心に熱心なご指導をいただき、運営面などでは地域の方々による実行委員会によってバックアップされています。
この取組は、子どもたちだけでなく、保護者、周りの大人たちすべての方々にとって、「学び」や「気づき」の場、機会になっているということに、改めて活動の素晴らしさを感じました。

子どもたちは、しっかりと演目の内容を理解し、緊張しながらも発表していることを楽しんでいる様子が伺え、見ている方々も、大きな拍手でその頑張りを称えておられました。
子どもたちを真ん中においた関わりの輪がさらに広がり、「学び」が深まっていくことを期待いたします。

平成29年度学校図書ボランティア育成事業交流会を開催しました!(平成30年3月6日)

交流会の様子

3月2日(金曜日)に中央公民館において、平成29年度学校図書ボランティア事業の総まとめとして、訪問研修を受講された皆さまの交流会を開催しました。
社会教育課では、市内小学校で活躍されている図書ボランティアのスキルアップを目的とした訪問研修を実施しており、この日は約30名の方が参加され、普段の活動内容や研修を受けての感想や成果などを発表されました。

研修で学んだことやそれを受け実践したことの報告や、作成した掲示物の写真、子ども達へのプレゼントとして作られた「しおり」や「下敷き」などを披露していただきました。
また、訪問研修で読み聞かせ講座の講師を務めていただいた北図書館ボランティア「ひまわりの会」の方をお招きし、改めて読み聞かせの方法や選書についてアドバイスを頂きました。

参加者からは「他校の活動について知れて良かった。」、「工夫して作られたプレゼントを是非参考にしたい!」などの声があり、発表終了後にはプレゼントの作り方や工夫について質問し合ったり、情報交換をされるなど活発に交流され、学びを共有する場となりました。

平成30年度も訪問研修を予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
加えまして、小学校で活動いただく図書ボランティアも募集しております。
最後になりましたが、ご参加・ご協力頂きました皆さま、本当にありがとうございました!

「学校・家庭・地域の連携協力推進事業地域連携スキルアッププログラム事業」に係る研修会が行われました!(平成30年3月6日)

研修会の様子

2月28日(水曜日)、杭瀬小学校において、「学校・家庭・地域の連携協力推進事業地域連携スキルアッププログラム事業」に係る研修会が開催されました。
スキルアッププログラム事業は、兵庫県教育委員会から委託されているもので、地域全体で子どもたちの成長を支えていく体制づくりや、地域学校協働活動の深化・充実を図ることを目的としています。
阪神地域の中から事業実施校に選ばれた杭瀬小学校地域学校協働本部が、地域や学校の先生とともに地域学校協働本部について理解を深める研修会を企画し、実施しました。

始めに、兵庫教育大学の上田真弓先生を講師にお迎えし、国が提言する地域学校協働本部の考え方や事業趣旨などについてお話しいただきました。
「地域とともにある学校の運営において、関係者同士が当事者意識を持って『熟議(熟慮と議論)』を重ねることが大切であり、そのためには地域と学校が安心して話せる関係性が必要だ」と話されました。
また、社会教育課職員から「尼崎市の地域学校協働本部の取組について」と題し、本市の地域学校協働本部の事業内容や杭瀬小学校の活動事例をご紹介しました。

日頃から地域学校協働活動で個々に顔を合わせている皆さんが一堂に会することで、緩やかなネットワークが深まったのではないでしょうか。
今回の研修会で地域学校協働活動の理解も深まり、さらに子どもたちへ向けた活動が充実していくことと思います。

コーディネーター委嘱式を開催しました!(平成30年3月5日)

コーディネーター委嘱式の様子

2月28日(水曜日)、教育委員会室において、「地域と学校の連携・協働活動事業」でコーディネーターとしてご活躍頂く方々の委嘱式を行いました。
明城小学校と七松小学校のコーディネーター2名の方に德田教育長から委嘱状をお渡しさせて頂き、ご挨拶申し上げました。

今回の委嘱により、尼崎市内では18小学校で18名のコーディネーターの方にご活躍いただくこととなります。
コーディネーターの皆様は、「地域と学校のパイプ役」となり、学校と地域が円滑に地域学校協働活動ができるよう、調整や支援に取り組んで頂きます。

社会教育課としても子どもたちの様々な体験を通じたすこやかな成長を願い、活動をサポートしていきます。

昔遊び発表会が行われました!(平成30年3月5日)

発表会の様子

2月27日(火曜日)、武庫庄小学校地域学校協働活動の一つとして、「昔遊び発表会」が行われました。

武庫庄小学校1年生の皆さんは、年間を通じて昔遊びに取り組んでいます。
そして、2年生になり、新1年生の入学式で昔遊びを披露しています。

昔遊びの講師は、武庫公民館登録グループ「この指とまれ」の皆さんで、お手玉やこま回しなどを教えられているほか、活動の中で作ったお手玉もプレゼントされておられます。

「この指とまれ」は、阪神淡路大震災を機に立ち上げ、平成9年からは地域づくりのボランティアグループとして活動をされており、武庫庄小学校の1年生に昔遊びを教えるのは、今年度で19回目になります。
この日は、地域の皆さんに1年間練習してきた昔遊びの成果を発表する日で、あやとり、けん玉、おりがみ、まりつき、こま回し、たけうまをグループごとに発表し、最後は全員で音楽に合わせてお手玉を披露しました。
それぞれの技を華麗に決めるたびに、地域の皆さんから盛大な拍手が送られていました。

児童たちは発表後、「発表会に来てくれて、ありがとう。お手玉をプレゼントしてくれて、ありがとう。入学式での発表を頑張るから応援してください!」とお礼の言葉を伝えていました。
「この指とまれ」の皆さんも、「今日の発表を見て、たくさん考えながら練習してきた様子が伝わってきた。教える側の私たちも子どもたちの成長を見て、刺激を受けている。入学式での発表が楽しみです!」と感動されていました。
1年生の皆さんが、地域の方々に見守られながら、この1年間で大きく成長した様子が伝わってきました。

これからも地域の皆さんに温かく見守られながら、子どもたちが大きく成長していくことを願います。

尼崎北小学校で小集団学習会が行われました!(平成30年3月1日)

小集団学習会の様子

2月27 日(火曜日)に、尼崎北小学校小集団学習グループ「わくわく研修部」が、今年度最後の学習会を行いました。
今まで学習した、「アートセラピー」、「学力と高校入試」、「自転車教室」、「整理収納」、「同和学習」などについて、感想などを出し合いました。

「最初は不安だったけれど、研修を重ねるうちに新しいことや知らないことが学べてうれしい」、「高校入試や思春期の子どもの特徴等は大変役に立った」、「楽しく活動ができて次の会が楽しみだった」、「異学年のお母さん方と交流ができ、学校全体の様子がわかった」などの前向きな感想がありました。
「来年度は、元気になるライフスキル講座を受けたり裁判所見学にも行ってみたい」、「もっとみんなに広めたい」等の嬉しい意見もたくさん聞かれました。

新年度は平成30年6月から人権教育小集団学習が始まりますので、新たに参加したいグループがありましたら是非社会教育課(電話06-4950-0405)までご連絡下さい。

富松城跡ツリーイング体験会が行われました!(平成30年2月28日)

ツリーイング体験会の様子

2月25日(日曜日)、尼崎北小学校地域学校協働活動の一つとして、富松城跡でツリーイング体験会が行われました。
「街中でも自然に触れ合える機会をつくりたい」と、スポーツクラブ21尼崎北が計画し、尼崎北小学校・塚口中学校PTAの協力のもと、美方高原自然の家からインストラクターの方にお越しいただき、実施されました。

ツリーイングは、1本のロープを使った新感覚の木登りで、誰でも安全に高い木の上に登ることができ、木の上の世界を楽しむアウトドアレジャーの一つです。
小学1年生から大人まで幅広い年齢の皆さんが、1本の木で一緒に木登りを楽しんでいました。

今回のツリーイング体験会を企画した方は、「昔にツリーイングを体験して楽しかったから、子どもたちにも木登りをしてほしかった。富松城跡には100年の歴史がある木が立っているから、この場所でしたら面白いと思った。」とお話しいただきました。

参加した塚口中学校の皆さんは、昨年2月から毎月1回行われる富松城跡の清掃活動にも参加されており、「地域活動に参加すると、地域の皆さんの温かさに触れることができるので楽しい。ツリーイングで高いところに登ったら、尼崎が広く感じた!めっちゃ最高!!」と満面の笑顔でした。

今回、参加した子どもたちに感想を聞き、「子どもたちの成長を支える大人の楽しむ気持ちが、子どもたちにも伝わっている」ことを実感しました。

地域学校協働活動は、大人の皆さんも楽しみながら取り組むなかで、子どもたちと一緒に地域の魅力を感じていただきたいと思います。

杭瀬交流フェスティバルが開催されました!(平成30年2月28日)

杭瀬交流フェスティバルの様子

2月24日(土曜日)、地域学校協働活動の一つとして、杭瀬小学校にて「杭瀬交流フェスティバル」が開催されました!
この交流会は、杭瀬ちびっこ推進協議会が主催しており、古紙・アルミ缶などを地域や保護者で回収後換金し、それを資金としてお餅やとん汁を振る舞っておられます。

PTAや地域の皆さんがつきたてのお餅や温かいとん汁を準備している間は、地域学校協働活動による土曜学習の一環として手話教室が行われ、昔遊びの体験コーナーでは、地域の皆さんがコマ回しやお手玉などの遊び方を子どもたちに教えておられました。
他にも、小田中学校吹奏楽部による演奏がありました。

交流フェスティバルには、子どもたちや地域の方々だけでなく、小学校の先生や過去に勤務されていた先生など、様々な世代のたくさんの方が集まり、同窓会のように話に花が咲いていました。
これからも地域で協力して運営する行事を続けていただき、幅広い年齢の皆さんが笑顔で交流できる機会を末永く大切にしていただきたいと思います。

みんなの尼崎大学オープンキャンパス・放課後ミーティングが開催されました!(平成30年2月23日)

みんなの尼崎大学オープンキャンパス・放課後ミーティングが開催されました

2月21日(水曜日)、みんなの尼崎大学オープンキャンパス・放課後ミーティングが開催されました。
このオープンキャンパスでは、市内各地の学びの場を訪問し、そこでの取組内容をお聞きし、「知らなかったことを知るっておもしろい!」と思える体験ができます。

今回は「これが商店街の底力」をテーマに、杭瀬小学校地域学校協働本部が活動されているフィールドの1つでもある杭瀬中市場で開催されました。

地域学校協働活動の一つである「みんなの杭瀬食堂」で提供されているカレーを食べながら、杭瀬地域の歴史や地域で行われている活動についてお聞きしました。
杭瀬小学校地域学校協働本部のコーディネーターの方は「『杭瀬食堂』を始めた当初、保護者は『市場ってどこにあんの?』という状態だったが、開催回数を重ねていくうちに150人を超える方々にお越しいただけるようになった。杭瀬食堂、市場寺子屋の活動は『子どもたちが学べるところ』を提供するために始めたが、『子どもたちに関わる大人も学べるところ』になった」とお話しされていました。

講話の後は、市場の空店舗を内覧し、「自分ならどんなお店を開業するか」をみんなで話し合いました。

地域で子どもたちを見守り、地域を活性化するために頑張る大人たちと日常で触れ合うことで、子どもたちは地域に対する関心が高まって、地域への愛情が育くまれていくことと思います。
地域の皆さんには、将来の杭瀬地域を担う子どもたちの頼もしい未来を想像しながら、子どもたちと笑い声が溢れる活動を継続していただきたいと願います。

人権教育小集団学習交流会を開催しました!(平成30年2月23日)

交流会の様子

2月20日(火曜日)尼崎市教育・障害福祉センター 視聴覚室において、平成29年度「人権学習小集団学習交流会」を開催しました! 

学習グループの代表者やオピニオンリーダー、小集団のメンバーの方々など130人が集まり、地区ごとの代表者6名のオピニオンリーダーから今年度の取組や学習の成果の発表がありました。

「これまで人権について深く考える機会がなかったけれど、活動を通じて日常のあらゆることが人権に関わっているのだと気付いた。」「親子で研修に参加したことで、共に人権について考える有意義な時間になった。」「学習を進めるにつれて、人と人とのつながりの大切さを感じた。」

「貴重な学びの一年でした。これからも継続して学んでいきたい。」等の発表がありました。

社会教育指導員から総括として、『社会で起きている人権問題はすべて「社会の一員」である自分に繋がっている問題です。私達一人ひとりが少しでもいいから他人に優しく、認め合う行動を起こせば、優しいぬくもりの連鎖が広がります。』とお話させて頂きました。

今後も1人でも多くの市民が人権学習に参加され、新たな学習の第一歩になることを願っています。

富松の鬼がやってきました!(平成30年2月9日)

富松の鬼がやってきました

2月2日(金曜日)、尼崎北小学校地域学校協働活動の一つとして、「富松の鬼」が上坂部小学校などの市内幼稚園、小学校を訪問しました。
この活動は節分にちなんで、尼崎北小学校地域学校協働本部の構成団体である「富松神社青年会」の方々が鬼に扮し学校を訪問しています。
授業を受けていた1年生の子どもたちは、登場した鬼たちに驚きながらも、大はしゃぎで紙でつくった豆を鬼に投げていました。
授業の最後には、富松神社青年会の方から「富松の鬼」は、親孝行な鬼だとお話がありました。

昔、富松の里に男児が生まれましたが、生まれながらに恐ろしい容貌のため、両親は思案の末、男児を茨木で捨てました。
そこを通りかかった丹波大江山の鬼といわれた酒呑童子が男児を拾い、「茨木童子」と名づけ家来にしました。
あるとき、両親が病気になったことを知った茨木童子は、親元を見舞うために富松の里に戻った、という親孝行で心優しい鬼だったようです。

子どもたちは、尼崎市に語り継がれている心優しい鬼の存在を知り、まちの歴史を一つ知ることができました。
これからも地域と学校が連携・協働して、次世代の子どもたちに尼崎市の歴史が語り継がれ、地域への愛着が育まれていくことを願います。

園田小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成30年2月8日)

読み聞かせ授業の様子

2月2日(金曜日)に、園田小学校で地域学校協働活動の一つとして、「歴史紙芝居の読み聞かせ授業」がありました。
園田小学校地域学校協働本部のコーディネーターの方を中心に、学校の先生やPTA、園田地域社会福祉協議会のメンバーで作製された紙芝居「三平伝説」を図書ボランティアの皆さんが読んでくださいました。

三平伝説は、田植えの時期であるにも関わらず水飢饉(ききん)に襲われ、水に困った農民たちが、領主・荒木村重に猪名川から水を引きたいと何度も願いでましたが許可を得られないため、庄屋の息子・三平を筆頭に猪名川の堤防を破って水を引き、責任を負った三平は「水だ、水だ!」と喜び叫ぶ農民の声を遠くで聞きながら自害した、というお話です。
授業を受けた子どもたちは、自分たちが暮らす校区で起こった歴史を真剣に聴き、「三平が村のためしたことは、すごい勇気がいることだったと思う。」、「三平がみんなのために動いたことが良かった!」と感想を発表していました。

紙芝居を作製した高須賀先生は、「校区内で起こった歴史を知らない人もいる。こういった歴史や由来する遺跡を園田の宝物にしていこう!」と呼びかけました。
また、紙芝居を読んだ保護者の方からは「子どもたちが真剣に聴いてくれて良かった。私も三平伝説を知らなかったので、とても勉強になった。」と感想がありました。

園田小学校地域学校協働本部では、今後も地域と学校が協力しながら、子どもたちが地域に親しみ、地域を愛せる活動を企画しておられます。
こういった活動を通じて、子どもたちの地域への愛着を深め、成長してほしいと願います。

学校図書ボランティアの方々対象の学校訪問研修が行われました!(平成30年2月7日)

研修の様子

2月1日(木曜日)に、杭瀬小学校において、学校図書ボランティアとして活動されている方々を対象とした学校訪問研修が実施されました。
杭瀬小学校の図書ボランティアは今年の1月に結成されたばかりで、図書室に訪れる子どもたちが増えることを目標に活動されておられます。
そこで、今回の研修では本を好きではない子どもたちにも図書室に興味を持ってもらえるよう、掲示物の作成について学ばれました。
講師はNPO法人尼崎子ども情報センターの方が務め、さらに「尼崎北小学校・応援ボランティア」から2名の方がボランティアとして駆けつけてくださいました。

まずは、掲示物の基本となる「紙花」の作り方を教えていただき、春に向けた掲示物の作成に取り掛かりました。
講師のアドバイスのもと、春をイメージする「桜の木」を作り、アレンジに背景に桜の花びらを散らせて、杭瀬小学校オリジナルの掲示物が完成しました。

他にも、夏に向けた掲示物の作成や、掲示物の作成に関する様々な工夫を学びました。
参加された皆さまは、子どもたちが図書室に興味を持ち続けられるように、ハロウィンやクリスマスなど、季節毎に掲示物を作成していきたいと意気込んでおられ、次に作成する掲示物について早くもアイデアを出し合っておられました。

この掲示物をきっかけにたくさんの子どもたちが図書室に足を運んでくれるのではないでしょうか。
やる気に満ち溢れた、杭瀬小学校図書ボランティアの皆様の活躍を応援しています!

学校図書ボランティアの方々対象の学校訪問研修が行われました!(平成30年2月6日)

研修の様子

1月31日(水曜日)、大庄小学校において、学校図書ボランティアとして活動されている方々を対象とした学校訪問研修が実施されました。

大庄小学校の図書ボランティアの皆さんは、毎月第2・4水曜日に1学年の全クラスを対象に、読み聞かせを実施されておられます。
今回は講師に「ひまわりの会」の方をお迎えして、「絵本の読み聞かせ」についてお話いただきました。

始めに、読み聞かせに使用する本の選び方を学びました。
「絵がはっきりしていて色鮮やかな本」や「今の子どもの興味にあった本」など様々な選書のポイントを教えて頂きましたが、一番大切なのは「読み手自身が面白いと感じる本」を選ぶことで、読み手が好きな本は聞き手に魅力が伝わりやすいそうです。

次に、読み聞かせのコツを学びました。
「登場人物の声の真似」や「誇張した表現」などをせず、自然体で読むことで子どもたちの想像力が働き、そうすることで、本の魅力が伝わるそうです。
他にも、「おすすめの絵本の紹介」や「絵本の著作権についての注意点」などを教えていただきました。
参加者からは「自分が好きな本を子どもたちと一緒に楽しみたい」、「次の読み聞かせが楽しみです。」などの感想があり、研修はモチベーションのアップにも繋がったようでした。

今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

小田地域振興連携推進会議生涯学習部会の研修会が開催されました!(平成30年2月3日)

コミュニケーションについて学びました

1月31日(水曜日)に小田公民館において、小田地域振興連携推進会議生涯学習部会の研修会として「主体性を育てるコミュニケーション術~コーチングを子育て・人材育成に生かす~」をテーマに開催されました。
小田地域振興連携推進会議生涯学習部会は、協働のまちづくりの推進に向け、小田地域内の生涯学習機関が連携して生涯学習の推進を目的として設置されています。
今回の研修では、日本スクールコーチ協会関西支部長の水谷朋子氏をお迎えして、会社や学校などで活用できる、「主体性を育てるコミュニケーション術」についてお話いただきましたので、少しご紹介します。

人は存在する居場所(会社や学校など)に「安心・安全」、「信頼・自信」が整っていないと「行動」に移すことができません。
上司や教師は「安心・安全」な場所をつくるために、部下や子どもたちの話を「傾聴」することが大切です。
傾聴といっても、話を深読みしたり結論を探すのではなく、ただただ聴いて相手に同調します。
人は、話を否定されずに同調して聴いてもらえると、自分の自信につながり相手を信頼します。
そして、「信頼・自信」を得たことにより「やる気」を起こした部下や子どもたちの「行動」に対して、肯定的に問いかけながら「主体性」を育てていきます。

参加者の方からは「習ったコミュニケーション術を会社や地域活動で実践してみたい」と感想がありました。
ご紹介した内容は、上司・部下や教師・生徒の間柄だけでなく、日常生活の人間関係でも応用できるコミュニケーションの一つですので、是非お試しいただければと思います。

学校図書ボランティアの方々対象の学校訪問研修が行われました!(平成30年2月3日)

訪問研修の様子

1月26日(金曜日)に、立花南小学校において、学校図書ボランティアとして活動されている方々を対象とした学校訪問研修が実施されました。
立花南小学校では、『子どもたちが訪れたくなるような図書室にしたい』という思いから、掲示物の作成の取り組みに力を入れておられます。
今回は、「春と夏の掲示物」について研修会が行われました。

まずは、春に向けて「桜の木」をイメージした掲示物の作成にあたり、花びらが立体的に見えるように壁面に凹凸をつけたり、幹の作り方等を教わりました。
研修会に参加された皆様は一生懸命に作業に取り組んでおられ、あっという間に「幹が太く、力強い桜の木」の掲示物が完成しました。

次に、夏に向けて「ひまわり畑」をイメージした掲示物の作成にも取り掛かりました。
色の違ったお花紙を重ねて作る「ひまわりの花」の作成方法を学ばれて、「基本的な作り方を教えて頂いたので、アレンジしながら完成させていきます!」と意気込んでおられました。
研修後は、「図書ボランティアの活動だけでなく、他の学校行事等の飾り付けにも役に立ちそう!」といった声もあり、有意義な時間を過ごされたようです。

図書ボランティアの皆様の取り組みによって、子どもたちが『行きたい!』、『図書室で本を借りたい!』と思ってもらえるような図書室になるのではないでしょうか。
今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

学校図書ボランティアの方々対象の学校訪問研修が行われました!(平成30年2月1日)

研修の様子

1月16日(火曜日)に、立花西小学校において、学校図書ボランティアとして活動されている方々を対象とした学校訪問研修が実施されました。

今回は、尼崎市立中央図書館から司書の方2名を講師としてお迎えし、学校図書ボランティアの皆様に加え、図書室の先生も参加され、図書室の本を綺麗な状態で維持する方法について学びました。

まず、「本の修繕方法」について説明を受け、子どもたちに人気でボロボロになってしまった本を、実際に修繕しました。
最初は難しいなと感じて苦戦されておられましたが、2冊、3冊と修繕すると、あっという間に慣れて作業されていました。

次に、「ブッカー(本の表紙カバー)の掛け方」と「本が傷つきにくい配架方法」について学び、今後の本の修繕や管理について「子ども達が気持ちよく本を読めるように」と意気込んでおられました。

このような想いのもと、綺麗な本が図書室に並べられ、子ども達の読書意欲がより一層湧いてくるのではないでしょうか。
今後も研修の内容について随時ご紹介させて頂きますのでお楽しみに!

生き方探求キャリア教育支援事業(学社連携事業)が行われました!(平成30年1月31日)

「夢をあきらめない」をテーマにお話頂きました!

1月15日(月曜日)に、武庫公民館主催で武庫東小学校との学社連携事業であるキャリア教育が6年生を対象に行われました。
また、この日はオープンスクール日でもあり、興味を持たれた保護者の方も参加されました。

今回はアルケア株式会社の障害者アスリート社員としてトライアスロンにチャレンジしている円尾敦子さんを講師にお迎えし、「夢をあきらめない」をテーマにお話頂きました。
円尾さんは、「挫折を恐れず、夢を持って生きて欲しい」といった想いから子ども達に、「自分が抱いている夢や、経験した挫折」についてお話されました。
生まれた時から左目が不自由で、「先天性白内障」と診断された円尾さんは、自身の障害経験をもとに「治らない病気を抱えた子どもたちを治療したい」という夢を叶えるために、医学の研究者として大学院に進学しましたが、右目の視力も徐々に低下し、研究活動を断念せざるを得なくなり、大きな挫折を経験されました。
その後、多くの人々に支えられながら挫折を乗り越え、2012年からは新たにトライアスロンにチャレンジを始め、現在はパラアスリートとして「2020年東京パラリンピック出場」という夢に向かって走り続けておられます。

子ども達は「夢を叶えられるのも、挫折を乗り越えられるのも仲間がいるから」という円尾さんの言葉が、特に印象に残ったようで、感想のなかで「仲間を大切する」といった声も聞くことが出来ました。

これから、夢を抱き、様々な経験をする子ども達にとって、とても有意義な時間になったのではないでしょうか。
子どもたちには、今回のキャリア教育をきっかけとして、様々な人との出会いを学ぶなかで夢に向かって歩んでいってほしいです。

武庫の里小学校で地域学校協働活動が行われました!(平成30年1月31日)

検定の様子

1月27日(土曜日)に、武庫の里小学校で地域学校協働活動の取組として、子どもたちの漢字能力の向上を目的とした漢字能力検定が実施されました。

この漢字検定の取組は、受験申込の受付から当日の運営まで、保護者の方々によるボランティアによって実施され、80名近い子どもたちの参加がありました。

子どもたちは、試験が始まるまでは元気いっぱいに話をしていましたが、試験が始まると真剣に取り組んでいました。
「試験のためにいっぱい勉強したから頑張りたい!」と緊張した表情で意気込んでいた子もいました。
試験を見守るために同行された保護者の方は「子ども自らが受験したいと言ってきたので、家族一緒に毎日勉強してきた。頑張ってほしい!」と我が子の健闘を祈られていました。

子どもたちに楽しんもらうイベントだけでなく、子どもたちの成長を支える機会を地域で整えていくことは、子どもたちの学力や地域の教育力の向上に繋がっていきます。
これからも子どもたちの成長を支える活動の継続を願っています。

武庫東小学校で小集団学習会が行われました!(平成30年1月27日)

学習会の様子

1月23日(火曜日)に、武庫東小学校小集団学習グループ「たんぽぽの会」が、むこがわCAPのみなさんをお迎えし、「子どもへの暴力防止のために、私たち大人にできること」をテーマに学習会を行いました。
CAPとは、子どもがいじめ・虐待・体罰・誘拐・痴漢・性暴力などのさまざまな暴力から自分の心とからだを守る暴力防止のための予防教育プログラムのことです。


プログラムには3つの柱があります。

  1. 子どもに人権意識を持たせる
    人権(安心・自信・自由)が奪われた時に子ども自身で「NO(いや)自分の意思を表明する。」、「GO(逃げる)その場を離れる。」、「TELL(相談)信頼できる誰かに相談する。」ができるように働きかける。
  2. エンパワメント
    子どもが本来持っている力や個性を引き出し、問題解決力を信頼して働きかける。
  3. コミュニティ
    家庭と学校と地域が手をつないで子どもへの暴力を防ぐ事を目指す。

子どもたちが助けを求めている時、大人ができることは、

  1. 子どもの人権を尊重すること。
  2. 子どもへのエンパワメント
    (子どもの力を信じる、話を聞く、決してあきらめない。具体的にできることを一緒に考える。問題を抱えている子どもが出すサインを見逃さない。被害者・加害者・傍観者をつくらない。虐待・いじめの兆候を知る。)
  3. 顔と顔の見える関係をつくること。

だそうです。

また、腹が立った時は大きく深呼吸をすることで落ち着くことができ、暴力防止に役立つ簡単で良い方法であることや、我が子だけでなく、全ての子どもの人権を大切にして育てることは、私たち自身の人権を大切にする事に繋がることなどを学びました。
即実践に活かして頂けることに期待します。

長洲幼稚園で小集団学習会が行われました!(平成30年1月27日)

学習会の様子

1月16日(火曜日)長洲幼稚園の小集団学習グループ「ミルキー」の学習会が行われました。

同和問題はその解決を図るため、30年以上にわたり地域改善対策が行われ、生活環境などハード面の改善は進みましたが、意識の面では依然として課題が残されているのではないかと言われています。

この課題等を解決するために、平成28年「部落差別の解消の推進に関する法律」が新たに施行されました。


この日は、社会教育課が人権学習のために作成している「あけぼの」という冊子を活用して、同和問題について学習しました。

まず、過去に差別解消のために努力した人々のことや法律等を含め、歴史を学習しました。そして、参加者自身が受けた同和教育についても振り返りました。

「もうほとんど部落差別は残っていないのではないか。」という意見が出た半面、「『住宅を買う時』『結婚する時』等に、今もなお差別意識が残っているのではないか。」という意見も出ました。

そこで、DVD「あなたに伝えたいこと」を視聴しました。この作品のテーマは「インターネット時代における同和問題」です。その後、冊子「あけぼの」を使って事例を挙げて意見交換を行いました。

ネット上の情報だけでなく、実際に人とふれあう中でお互いを正しく知り合うことが同和問題やすべての差別をなくしていくために重要であることを学びました。

園田公民館で園田地区オピニオンリーダー研修会を行いました!(平成30年1月26日)

研修会の様子

1月15日(金曜日)に、園田公民館において、園田地区オピニオンリーダー研修会を行いました。
今回は、「話を聴くコツを学び、他者への理解を深める」ため、「傾聴」に関する公民館講座に参加し、NPO法人サニーサイド理事長の松村史邦(まつむらしほ)さんのお話をお伺いしました。

「傾聴」についての説明のあと、実際の「傾聴」の方法について二人ペアやグループで体験しました。
学習するにあたっては、傾聴する中で以下の4つについて心がけました。

  1.  笑顔で聴こう
  2. 拍手をしよう
  3. 守秘義務を守る
  4. おどろきや気づきを大切に

この4つを少し意識するだけで、話がしやすくなり場の雰囲気も明るくなりました。

傾聴の体験の中で、

  • あいづちや、「頑張っておられますね。」など、共感の言葉はとても有効
  • 否定はしない。責めないことが大切
  • 自分と全く反対の価値観で話をされた時ほど、「聴く」ことを意識する
  • 本人の力で解決されるだろうと、信じて聴くことが大切
  • アドバイスはしない。本人の許可を得た時にだけする
  • 本人の思いは非言語によく表れるので、言葉尻にとらわれない

ということを教えていただきました。

参加された方からは、「相手をよく知るために話を聴いたり質問したりするのだから、自分の話にならないようにしなければならないということが分かった。」、「ついアドバイスしたくなるが、それが『傾聴』を妨げることになると知らず、驚きました。」「これからは、家族の気持ちや友達の悩みを聞く機会がある時は『共感』・『傾聴』を日々の生活の中で心がけたい」と感想がありました。
ぜひ、実践で活かして頂きたいと思います。

コーディネーター委嘱式を開催しました!(平成30年1月25日)

委嘱式の様子

1月19日(金曜日)、教育委員会室において、「地域と学校の連携・協働活動事業」でコーディネーターとしてご活躍頂く方々の委嘱式を行いました。
この事業を実施する上で「地域と学校のパイプ役」となる、立花南小学校と武庫北小学校のコーディネーター2名の方に德田教育長から委嘱状をお渡しさせていただきました。

教育長から「今年の教育委員会は、突破する・躍進するという意味の『ブレイクスルー』をキャッチコピーに取り組んでいます。コーディネーターの皆さんにも、様々な課題を突破できるよう人との出会いを大切にしながら取り組んでいただきたい。」とご挨拶がありました。

委嘱式の後には、地域から支援いただいている活動やコーディネーター候補の選出方法などについて立花南・武庫北小学校の校長先生も交えて意見交換を行いました。

今回の委嘱により、尼崎市内では16小学校で16名のコーディネーターの方にご活躍いただくこととなります。
コーディネーターの皆様は、学校と地域が対等なパートナーとして地域学校協働活動に取り組めるよう、子どもたちの様々な体験を通じたすこやかな成長を願い、更に地域の方々や団体とのネットワークや活動の広がりを期待いたします。

武庫幼稚園で小集団学習会が行われました!(平成30年1月25日)

学習会の様子

1月19 日(金曜日)に、武庫幼稚園小集団学習グループ「つくし会」が、尼崎市教育委員会学校教育課の吉本圭子指導主事をお迎えし、「幼稚園と小学校の学びをつなぐ今、家庭でできる子育て10のヒント」をテーマに学習会を行いました。

今、教育は大きく変わろうとしています。
これからの学力は

  1. 何を理解しているか、何ができるか、生きて働く知識と技能
  2. 理解していること、できることをどう使うかの思考力・判断力・表現力
  3. どのように社会・世界と関わり、より良い人生を送るかを学ぶ力と人間性

だと言われています。

そのために、家庭でできる10のヒントを伺いました。

  1. 子どもの好きを徹底的に応援しよう

  2. 絵本の読み聞かせをしよう

  3. 話をしっかり聞いてあげよう

  4. ちょっと知的な空間をリビングにさりげなく作ろう(紙と鉛筆、アナログ時計を置く等)

  5. 図書館、博物館、科学館などに親子で出かけよう

  6. ニュース番組を見たり、新聞を読んだりする姿を子どもに見せよう

  7. 朝ご飯を毎日食べよう(炭水化物だけではなく野菜やたんぱく質も摂取する)

  8. 早寝・早起きの習慣を身につけよう

  9. 前の日に親子(または一人)で幼稚園に行く準備をしよう

  10. いつも笑顔で接しよう

その他にも、通学路を親子で歩いたり、和式トイレを使ったり、自分の名前が読めたり、1から100まで声に出して数えることも大事だそうです。

最後に、「10のヒントの全てでなくても『これだ』ということを一つ見つけて続けてみて下さい。継続は力です。」と先生からアドバイスを頂きました。
参加された方は入学前の不安が少し解消され、ワクワクした期待感を持たれていました。

中央公民館で小集団学習会が行われました!(平成30年1月24日)

学習会の様子

皆さまは「ビッグイシュー」という雑誌をご存じでしょうか?
雑誌の販売を通してホームレスの人の仕事をつくり、自立の道を探すことをサポートしている雑誌です。
定価350円の雑誌を一冊170円で仕入れて販売し、残りの180円が収入になる仕組みです。

1月17日(水曜日)に中央公民館で行われた小集団自主学習グループ「東ナニワ読書クラブ」の学習会では、「ビッグイシュー日本」のスタッフの方と、ホームレス経験を持ち、「ビッグイシュー」を販売されている方を講師にお迎えしてお話を伺いました。

「ホームレス」というのは、仕事を失い、収入が得られなくなったことで安定した住居・住所を失い、さらに助けを求められる身近な絆を失った状態のことを指すそうです。
「『ホームレス』は決して人格をさすわけではない。」とのお話を聞き、認識の誤りにハッとした方もおられました。

認定NPO法人「ビッグイシュー基金」は2007年に創設され、10年間で野宿生活者の数は7割減ったと報告されています。
しかし、20代、30代の若い人は路上で寝ない「見えないホームレス」となっています。
また、子どもから高齢者までの全ての世代で貧困層が拡大しているのが現状です。
「誰にでも居場所と出番があり、本人の選択が尊重され、困った時は誰かに相談できる包摂社会(地域社会の一員として取り組み、支え合う)をつくりたい」と、日々活動をされておられます。
改めて、現実としての貧困問題を考える機会となりました。

小田公民館で人権啓発推進リーダー及びオピニオンリーダー合同研修会を行いました!(平成30年1月24日)

合同研修会の様子

1月12日(金曜日)に、小田公民館において人権啓発推進リーダー及び小田地区オピニオンリーダー合同研修会を行いました。
講師に大阪市弁護士会所属の深川真紀子弁護士をお迎えし、「家庭の中の法律~法律相談から見えてくること~」をテーマにお話して頂きました。

最近は、離婚問題や遺産相続、後見人のトラブルの話をよく耳にします。
しかし、家庭や親せきとのトラブルは、身近な人であるからこそ解決しにくいそうです。
たくさんの法律相談を受けていらっしゃる経験から、このような身近な問題について事例をあげてお話いただきました。
また、「法律3択クイズ」も行い、法律がより身近なものに感じられました。

問題が発生し、弁護士に相談する際は、事柄を時系列にまとめ、話の内容を整理してから、市の無料相談や弁護士事務所に相談に行くのが良いそうです。
「悪質な犯罪を犯した方の弁護もするのですか?」という参加者からの質問に対して、「たとえ犯罪を犯した方であっても、法律を知らないために不利益を受けることがないように、裁判制度を守っている」とのことでした。

慰謝料や損害賠償金等は社会的な変化とともに変わってきており、周りの人の協力が情状証人という形で影響することも学びました。
これまであまり知らなかった裁判の事例等から、どのような事例がどの法律に当てはまるかなど、考える良い機会となりました。

武庫小学校で小集団学習会が行われました!(平成30年1月23日)

研修の様子

1月16日(火曜日)に、武庫小学校小集団学習グループ「さくら会」が、尼崎市教育委員会学校教育課の城仁史指導員をお迎えし、「児童生徒の学力向上」をテーマに学習会を行いました。
学力向上は、保護者の方にとってはとても関心の高いテーマです。
今回は、

・今後、社会はどうなるか。
・今、学校教育で何が起こっているのか。
・そのために、家庭では何ができるか。

という3つの視点からお話頂きました。

10年後には、今の職業の47%が自動化されるという話に、参加された方はとても驚いておられました。
銀行員や、タクシードライバー、長距離運転トラックドライバー、介護師、数学者、医者などの職業が無くなってしまうと聞いても想像がつきませんでした。
現在企業が求めている人物像は、

  1. 主体性
  2. コミュニケーション力
  3. 実行力
  4. 協調性
  5. 課題解決能力

の5つだそうです。

2020年には学習指導要領が改訂され、様々なことが変わります。
小学校では、3年生から外国語活動をはじめ、5・6年生では教科化、アクティブラーニングの導入、道徳の教科化、資質能力の育成など、教育が変わっていくとお話を聞くなかで実感しました。
尼崎市では、「生きる力」として自分を高める力や人と繋がる力を育む取組をしています。
そんな中で、学力向上のために家庭でできることは、コミュニケーション力を高めることで、

  1. 子どもの話を関心を持って聞く3R(リアクション・リピート・リクエスト)
  2. 子どもの話を深める(「それは、なぜだと思う」という言葉がけ)
  3. 子どもを認める(褒めること)

この3つが大切だそうです。
学習会の中で、求められている「学力」を把握し、家庭で何をしていかなければならないかを考える良い機会となりました。

人権啓発推進リーダー研修を行いました!(平成30年1月23日)

研修の様子

1月11日(木曜日)に中央公民館で人権啓発推進リーダー研修を行いました。

この日は推進リーダーの中野まゆみさんを講師として、「人前で落ち着いて話ができるセラピー」の学習をしました。推進リーダーだけでなく、社会教育指導員や特別参加してくださっている講師も含めて熱心に学習が進みました。

「今年の私の抱負」というテーマで1分間スピーチを考えてくることがこの日までの宿題でした。
なので、参加された皆さんは事前に内容を考えて、時間も計ってきているので、全員うまく話すことができました。

次に「私のすきなこと」「うれしかったこと」「私の昨年を一文字であらわすと」というテーマで1分間スピーチをしていくと、だんだん1分間というものが、この程度とわかるようになってきました。

体でつかんだ1分間を基準にして意見を言ったり司会をしたりすると、自然とおおよその時間通り話ができるようになるそうです。

また、良い内容の話であることは大切ですが、「滑舌」や「態度」などの聞こえやすさや見た目の姿勢も非常に重要であることを教えていただきました。

発生練習の仕方も教えていただいて、腹式呼吸やのど・口・舌等の体操もすることで、しっかりスピーチできるようになろうと一生懸命で、あっという間の2時間でした。
この研修で学んだことを、人権啓発活動をはじめとして様々な場面で、日ごろから活用していただきたいと思います。

立花ひよこ保育園で人権学習の市政出前講座を行いました!(平成30年1月19日)

市政出前講座の内容

1月16日(火曜日)、立花ひよこ保育園で、保育士等職員の方を対象に「身近な人権学習」をテーマに社会教育指導員による講座を行いました。

社会教育課が作成している人権啓発教材「あけぼの」を資料として、「人権」とは何か、どのような人権問題があるのかを学び、みんなの、特に子どもたちの人権が尊重され幸せに暮らすことができるようにどう取り組むべきかを考えました。

まず、私達一人ひとりが人権感覚を磨き、人権意識を高めていくためには

  • 自分を受け入れる。
  • 違いを認め合う。
  • 人権問題に関心を持ち正しく知る。ことが大切であること。

「子どもの人権」については、「子どもの権利条約」で守られている4つの権利、(1)生きる権利、(2)育つ権利、(3)守られる権利、(4)参加する権利 があることを再確認しました。
しかし、守られていない悲しい現実があることを事例としてお話しし、改めて子どもの育ちに関わる皆さんにその重要性をお伝えしました。

最後に、子どもは失敗から多くの事を学びます。そのため、行動の結果だけに目を向けず、そこに至るまでのありのまま努力をする姿を認めてあげること、「本当によく頑張ったね」の一言をかけてあげることが子どもの自尊感情を育む上でとても大切なことであることをお話ししました。

参加者からは、「『人権』について考える良い機会となり、子ども達・保護者との関わり方を改めて考えていきたい。」「今後も人権について学びたい。」との感想がありました。

「身近な人権学習」について学びたいグループ等がありましたら、社会教育課にご相談ください。

園田地域振興連携推進会議生涯学習部会主催の公演会が開催されました!(平成30年1月18日)

公演の様子

1月14日(日曜日)に、園田公民館において、園田地域振興連携推進会議生涯学習部会主催の公演会が開催されました。
今回は、『新春狂言の集い!!―柿山伏で笑いの始まり―』と題して、大蔵流狂言方「志芸の会」の皆さまをお迎えし、子どもから高齢の方まで様々な方が来場されました。
公民館のホールに特設舞台が作られました。

まずは、今回の公演にあたり、「狂言」と「能」の違いについてお話がありました。
「狂言」は日本の古典芸能の中で最古のもので、一般人の楽しい出来事を題材にしており、「能」は有名人物の怒りや憎しみ悲しみなどを題材にしており、それぞれ内容は対照的なものだそうです。
次に、特設舞台で「柿山伏」「伯母が酒」「福の神」といった3つの袴狂言が公演されました。プロの袴狂言はすごい迫力で、来場者のみなさんはどんどん狂言の世界へ引き込まれているようでした。
また、プロの方から教わりながら狂言を体験できるワークショップも行われ、来場者のみなさんは「狂言の笑い方」に挑戦されました。
「喉から声を出さずお腹から声を出す」などのアドバイスを受けて声を出すと、大きな笑い声が会場に響き渡りました。
「こんなに大きな声が出るなんてびっくりした!」といった感想もあり、とても楽しそうに取り組んでおられました。

今後も、様々な生涯学習に関する取組を実施します。
その際には情報を発信しますので、是非ご参加ください。

市場寺子屋が開催されました!(平成30年1月18日)

市場寺子屋の様子

1月10日(水曜日)に、杭瀬小学校地域学校協働活動の一環として、「市場寺子屋」が開催されました。
「まちのプロにおしえてもらおう!」をコンセプトに、平成30年3月28日まで毎月第2、4水曜日に開催されます。
今回は、「お魚を学ぼう」をテーマに、杭瀬中市場「鮮魚ひらの」の平野さんから、実際にイワシを手でさばいてイワシフライをつくりました。

参加した子どもたちは、魚を調理するのは初めてのようで、「触るとぬるぬるしている!」と驚いていました。
初めは大人に手伝ってもらいながらさばいていましたが、次第に慣れてきて最後は一人でイワシをさばけるようになりました。
そしてイワシに小麦粉・卵・パン粉をつけてフライヤーへ入れていきます。
カラッと揚がったイワシフライを見た子どもたちは、「早くお母さん・お父さんに食べてもらいたい!」と言って満面の笑みがこぼれました。
子どもたちは、「初めて魚を料理したけど、楽しかった」「もっと料理をしてみたい」と感想を話してくれました。

今後は、クイセフォトサービスから「きれいな写真の撮り方」や、寶屋遊亀(たからやゆうき)から「バレンタインに向けたお菓子作り」などの教室が開催される予定です。
子どもたちが地域の大人から学び、交流することで、両者ともに地域への郷土愛が深まり、地域の教育力の向上にもつながっていくことと思います。
様々な内容で実施予定されている「市場寺子屋」の今後の活動がとても楽しみです。

中央地区で人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました!(平成30年1月17日)

オピニオンリーダー研修会の様子

1月11日(木曜日)に、中央公民館において、中央地区人権啓発オピニオンリーダー研修を開催しました。
今回は、心理カウンセラーの国宝亜弓氏をお招きし、「アートセラピーと心理療法」をテーマにお話と、実践を行いました。

絵を描く際には、五感のうち「視覚」、「聴覚」、「臭覚」、「触覚」を使います。
脳はたくさんの刺激を受けるため、子どもだけでなく大人にとっても大変良い活動だそうです。
まずは、「イライラした時」、「嬉しい時」をイメージし、それぞれがクレパスの中から1本を選んで思い思いに画用紙に描きましたが、人によって、感じ方や表現の違いがあることを実感しました。
次に、先生から「これを描いて下さい」と順番に言われるアイテムを、自分の思う通りに画用紙に描きました。
絵の上手い、下手が評価されるものではないので、参加者は思い思いに描いていました。

絵は、描いた人の今の心の状態がそのまま表されるので、違う日に描くと全く違った絵になるそうです。
完成した絵を見て、先生から一人一人アドバイスを頂き、「そうかもしれないな。」、「当たっています。」といった声が上がりました。

自分の心の中の見えない思いや考え方を絵を描く事を通して知り、自分の内面を見つめ直す良い機会となるとともに、人権意識も深まった研修会となりました。

上坂部小学校で小集団学習会が行われました!(平成30年1月13日)

学習会の様子

1月10日(水曜日)に上坂部小学校で小集団学習グループ「ぷちとまと」が、兵庫県スクールカウンセラーの西本由美先生をお迎えし、「子どもとの関係づくり~傾聴の態度と技法を中心に~」をテーマに学習会を行いました!

西本由美先生は尼崎市の中学校の先生でした。体も小柄で、声の大きさも控えめで、おしが強くなかったため、「自分ができる自分なりの方法を見つけよう。自分の得意は、子どもの話を聴くこと。カウンセリングの勉強をして、子どもの心を知ろう。」と考え、スクールカウンセラーの勉強を始められたそうです。

「傾聴」とは、相手の話をよく聴くことであり、相手の気持ちや感じていることをわかることであって、黙って聞くことではないということです。

起きた事柄を聞くのではなく、相手の感情に焦点を当てて聴くことが大事です。

受容されわかってもらえたと感じると、

  • 落ち着いて自分を見つめ直す。
  • 自分の本当の感情、悩み、考え、意志に気づく。
  • 自分で悩みや問題の解決、未来に向かって歩み始める。

ということでした。

自分の中で消化できない感情は、他の人の傾聴によって、安全な形で外に出すことができるということでした。
悩みや辛いことについては、「ありのままに出してもいいんだよ・・」という雰囲気にしておくことが、よいそうです。

研修を終えて、他の人の話を傾聴しているかそれぞれが自分を振り返って反省するとともに、「時間の長さではなく、質が大切だ。」というお話をいただき、これから努力していこうという思いをもたれていました。
学習の成果に期待いたします。

園田地域振興連携推進会議生涯学習部会の公演会が開催されます!(平成30年1月12日)

公演会のチラシ

1月14日(日曜日)に、園田公民館において、園田地域振興連携推進会議生涯学習部会主催の公演会が開催されます。
今回は、『新春狂言の集い!!―柿山伏で笑いの始まり―』と題して、大蔵流狂言方「志芸の会」の皆さまをお迎えします。

当日はホールに特設舞台を組み、プロの迫力ある袴狂言と狂言ワークショップを気軽に楽しむことができる他、参加していただいている子どもたちに能舞台に実際に上がり、一緒に狂言にチャレンジしていただきます。

新春狂言の集い!! 柿山伏で笑いの始まり

日時

平成30年 1月14日(日曜日) 午後1時30分より
(開場は午後1時より)

会場  園田公民館 ホール 
定員 先着60人
(申込不要・当日直接会場へお越し下さい) 
入場料 無料 
問い合わせ先 園田公民館(尼崎市食満2-1-1)
電話06-6491-5496 

 「柿山伏」は小学6年生の国語の教科書にも載っている演目です。
狂言の舞台を身近で見て感じることができますので、ぜひご家族やお知り合いの方と一緒にご来場ください。
皆さまのお越しをお待ちしています。

武庫庄小学校で餅つき大会が行われました!(平成30年1月11日)

餅つき大会の様子

1月6日(土曜日)、武庫庄小学校で地域学校協働活動の一つとして、餅つき大会が行われました。
前日からPTAやスポーツクラブ21武庫庄、地域の皆さまが準備を行い、当日は参加された方々が一丸となって餅をつき、つきたてのお餅を楽しみました。
この餅つき大会は10年以上も前から続けられており、昨年も参加して餅をついた児童は慣れた手つきで餅をついていました。

親子で参加していた保護者の方は、「毎年の恒例行事なので親子で楽しみにしている。日本の伝統文化を経験できる機会が少なくなってきているので、今年も素敵な経験ができて良かった!」と感想をお話されました。
地域の方は、「子どもたちの笑顔を見ていると、前日から準備したかいがあった。つきたてのお餅は、手の温もりが伝わるから美味しいことを子どもたちに感じ取ってもらいたい。」と、目を細められていました。

このようにお餅つきなど季節を感じられる行事は、地域の皆さまのご協力があってこそ実施することができることが多くあります。
近年、日本の文化行事を経験できる機会が少なくなってきていますので、地域学校協働活動を通して、文化の継承を行う機会にもつながればと思います。

むこっ子防災キャラバンが開催されました!(平成30年1月5日)

防災キャラバンが行われました

12月16日(土曜日)に「むこっ子防災キャラバンin武庫地区会館」が開催されました。

地域防災の担い手を養成するために、武庫中学校生徒会、常陽中学校生徒会、武庫荘総合高等学校、阪神特別支援学校分教室、関西学院大学関ゼミの学生が中心となって、イベントの企画・実施をされています。

8月に行われた「むこっ子防災キャラバン」の総仕上げとして、「学び、伝え、生き残る」をテーマに、水消火器の体験や防災に関する○×クイズなど、楽しく学べるプログラムが開催されました。

8月24日に開催したキャラバンは、武庫の里小学校地域学校協働本部だけの参加でしたが、「小学校区に拘らなくてもよいのでは」との意見から、お隣の武庫小学校地域学校協働本部も参加され、近隣校の地域学校協働本部が連携したイベントになりました。

武庫の里小学校地域学校協働本部のコーディネーターさんは「今後の地域学校協働活動を考えていくにあたり、隣接小学校と連携し、地域の特性を生かしたイベント開催の参考になったと思います。」と話されていました。

日頃の地域が連携した関係づくりが、災害時の助け合いにつながります。学校区の垣根を超えた連携は、地域力の向上につながったのではないでしょうか。
これからも防災イベントを継続し、地域の連携を深めていただきたいと思います。

長洲小学校で小集団学習会が行われました!(平成30年1月5日)

12月19日(火曜日)に長洲幼稚園で小集団学習グループ「ミルキー」の学習会が「脳のしくみと子育て」をテーマに行われました。

幼稚園児の我が子はとってもかわいいけれど、「こんな接し方でいいのかな」「イライラしてつい怒ってしまう」と悩んでいるお母さんがたくさんいます。

今回は、心理カウンセラーの国宝亜弓氏を招き、脳のしくみを活かして子育てを楽しくできるように学習しました。

学習会の様子

「子ども達はあっという間に成長して大人になってしまいます。せっかくのこの時期を楽しんでほしいです。」という先生の言葉で学習が始まりました。

生活の中での「しつけ」は大切です。昔は「努力」「根性」「忍耐」でしつけることが良いとされていました。
もちろん、それも大事ですが、今はどちらかというと「ほめる」方が良いとされています。

本人のやる気スイッチがONのままになり、子どもは嬉しいと感じるから効果が上がるそうです。

「ほめる」という言葉を聞くと、きちんと評価しようと考えがちです。
事実を伝えないといけないと思い、うそをついてはいけないと思ってしまうかもしれません。
そう考えるとなかなかほめられなくなってしまいます。

ここでいう、「ほめる」というのは、子どもが、「ほめられた」「認められた」「受け入れられた」と感じるように、肯定的に声をかけることです。
次の3つのことに気をつけた話し方をすると良いそうです。
 

  1. 笑顔で話す。(口角を上げる)
  2. 肯定的な言葉で言う。(がんばったね、できたね等)
  3. 遠ざからず、近づいていく。

ほめるためには、子どもの話を聞かなくてはなりません。
話の聞き方を次の3つのパターンで参加者同士でやってみました。

  1. 笑顔でうなずくのみの聞き方
  2. 笑顔はなしで、視線をそらし、手遊びやスマホをさわりながらの聞き方
  3. 笑顔で会話したり笑ったりしながら聞く聞き方

すると、誰もが2の聞き方では、きちんと聞いてもらえなかったと感じました。嫌がられているみたいで話しにくかったというのです。

つまり、家でどんなに子どもの話を聞いているつもりでも、2のような聞き方では、子どもは聞いてくれたと思わないし、自分のことを嫌いなのではないかと思ったりするということです。

実際にやってみて、自分でどんな話し方・聞き方がいいのか実感しました。
学習会の最後には、「これからは、家での家族とのコミュニケーションに、この学習を活かしていきたい」と話されていました。学習の成果に期待致します。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!(平成30年1月4日)

今年もよろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、ブログ名を『まな×ビバ!』にリニューアルし、さまざまな情報を発信してきました。
本年も、『まな×ビバ!』では様々な「学び」の情報を掲載し、みなさんの「学び」や「何かを始めてみたい!」というきっかけにお役に立てればと願っています。

また、現在市内の小学校で活動が広がりつつある「地域と学校の連携・協働活動事業」や、さまざまなグループが人権問題を中心に学ぶ「小集団学習事業」の様子も随時掲載して参りますので、是非チェックして頂ければ幸いです。

本年も、社会教育課ブログ『まな×ビバ!』をどうぞよろしくお願い致します!

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