人権教育小集団学習

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印刷 ページ番号1005271 更新日 2025年4月15日

グループで人権に関する学習会をしませんか?

人権教育小集団学習とは・・・

お友達同士やご近所同士で少人数グループを作り、人権学習をします。
市民グループを対象に身近な人権問題(テーマ)について継続的に学習していただき、人権意識を高めることを目的として行っています。
テーマは、グループの中で「知りたいこと」や、「興味のあること」等を社会教育課の職員である社会教育指導員と相談しながら決めていきます。

このような感じで行っています。

学習の様子

学習の様子

小集団学習グループは・・・

わからないことは聞いてみよう!

グループは主に学校や幼稚園でのPTA活動(文化部・人権部・執行部等)の中にあり、人権学習活動を行っています。
また、PTA活動以外に尼崎市民であれば自主的にグループを作り、人権学習活動することもできます。グループはおよそ3人から(人数は応相談)としており、お友達同士や、保護者同士など、「人権について学びたい」と思われる方であればグループを作ることができます。現在、市内には自主グループが11グループあり、自主グループの加入にご興味がある方はご紹介もできます。

グループの構成は・・・

グループは代表者1名、オピニオンリーダー1名と、グループ員から構成されています。
代表者は講師依頼や補助金管理を行っていただきます。
オピニオンリーダーは小集団グループメンバーの中から推薦され、学習会の進行や司会などを行っていただきます。小集団での学習以外に各地区の生涯学習プラザで行う、いろいろなテーマで年に3回(9月・10月・11月)開催されるオピニオンリーダーを対象とした学習会にも参加していただきます。

小集団学習の内容は・・・

学習グループはおよそ3人から20人で構成します。
グループで年間(7月~2月)5回以上の学習会を行います。実施にあたっては、教育委員会 社会教育課 社会教育指導員や、教育長より委嘱を受けた人権啓発推進リーダーが一緒に学習や助言をし、支援を行います。
学習テーマは身近な人権問題としますが、学習の方法や内容の計画は、グループメンバーで自主的に決めることができます。内容の例として「発達障害」、「同和問題」、「LGBTQ」、「自尊感情」、「子どもの人権」等、人権に関することで「興味があること」や「知りたいこと」などがあります。
学習会を行う活動経費として補助金が活用いただけます。補助金は、講師を招いた際の講師料や教材費(資料作成、コピーなど)、施設見学等の交通費に使っていただけます。

補助金(活動費)とは・・・

人権教育小集団学習グループは、人権学習会の活動費として補助金を社会教育課に申請することができます。
補助金の申請は、補助金申請書と学習計画書等を提出していただき、要綱に基づいて社会教育課が交付します。(申請への書類等は実施年度の5月末日までに、提出が必要です。)
また、学習活動終了後(実施年度の3月初旬)に学習実施報告書と活動経費の領収書等を提出していただき、補助金の精算を行います。
詳しくは社会教育課へお問い合わせください。

学習活動の期間はいつからいつまで・・・

学習活動期間は7月から翌年2月末までとなり、月に1回学習会を行います。
活動期間の中で5回以上学習会を行っていただきます。

留意事項があります・・・

学習活動の実施については、特定の政党、宗派にかたよったり、営利的でないものとします。
また、補助金については、適正にお使いいただき収支決算報告書等を年度末に提出していただきます。

少しでもご興味のある方は、お気軽に社会教育課までお問合わせください。

令和6年度 活動した小集団学習グループ

小集団グループ

人権学習を経験した感想(抜粋)


一年間オピニオンリーダーをさせていただき、初めは「人権」を難しく考えていましたが、学習をしていく中で、その考えは消えました。お兄ちゃんの時にも、何度か学習会に参加したことがあり、自分に役立つことは確実にわかっていたので、学習がとても楽しく毎月一回の学習が待ち遠しくなりました。学習の時間は自分をもう一度見つめなおす事もでき、相手の気持ちになって話すことができているのかなどを考える機会をもらえた時間でした。
オピニオンリーダーになれて、本当に良かったです。これでおわりじゃなく、これからもぜひ勉強を続けていきたいです。

参加された方のうち、1人目の感想でした。次に2人目の感想です


同じような年齢の子を持ち、同じような悩みを抱える親同志、共に多くのことを学び、共有する良い機会となりました。学習会の内容については、年8回新聞を発行し、小学校の全家庭に配布し、人権学習の活動を知ってもらうように努めました。  

次に3人目の感想です

全部参加できなかったですが、できる限り興味のあったものは参加できました。特に高齢者疑似体験が印象に残りました。普段あまり意識しない分野だったので、もっとこのような体験をして、視野をひろげることができればいいなと感じました。

次に4人目の感想です


戦争中の話は、テレビやニュースでは聞けない話でした。特に、食べる物がなく困っていた時に口にしたとうもろこしの味が今でも忘れられない、と涙を流しておっしゃっていたのを聞いたのがとても印象に残っています。
他にも、子育てにとても勉強になる話がたくさん聞けました。

最後に5人目の感想です


「差別を知る」というDVDを見て、純粋な子ども達の反応に胸を打たれると共に、家庭の中でも知らず知らずの間に兄弟を差別しているのじゃないか、と思いました。その時の子どもの気持ちを思うとぐっときました。子どもたちは親を見て育つので、日頃から小さな差別にも気をつけて、心をこめて話していこうと思います。  

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育部 社会教育課
〒661-0024 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 尼崎市教育・障害福祉センター4階
電話番号:06-4950-0405
ファクス番号:06-4950-5658
メールアドレス:ama-syakaikyoiku@city.amagasaki.hyogo.jp