社会教育課ブログ『まな×ビバ!』バックナンバー(令和1年10月~令和2年3月)

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印刷 ページ番号1021068 更新日 2020年5月1日

浜小学校で講演会「パラスポーツを知ろう」が開催されました!(令和2年3月7日)

パラスポーツについて学びました

2月19日(水曜日)に、地域学校協働活動の一環で、浜小学校で5年生の総合的な学習の時間に講演会が開催されました。
パラスポーツ選手の大内さんと網屋さんをお招きし、講演のほか、車いすの体験も行われました。

まずは、車いすバスケットで使用する車いすの乗車体験が行われ、車いすに乗って鬼ごっこをしたり、車いすバスケットのゲームをしたりして、子どもたちは体験を通して、パラスポーツをやっても楽しく、見ても楽しいものだと体感できたようです。

車いす体験の後は、講師の方が「パラスポーツの楽しさ」や「障害を持っている生活」などについて、お話されました。
講師のお二人は、車いすバスケットの選手として活躍されていますが、その他にも、大内さんは「パラクライミング」、網屋さんは「車いすソフトボール」に取り組まれています。
それぞれの競技で夢や目標を持っておられ、「障害を持っていても夢を持つことができているし、夢をかなえて、人に夢や希望を与えたいと思っている」と話されました。
そして「生活で大変なこともあるけれど、障害をもっていることが不幸ではなく、夢を持っていないことが不幸だと思う」という言葉に、会場で聞いていた全員が感銘を受けていました。

講演会を通してパラスポーツについて学ぶとともに、生きる力の糧になる「夢や希望」についても考える機会となったと思います。

尼崎市PTA連合会主催「個人情報の取り扱いに関する研修会」と「尼崎市の教育に関する講話」が開催されました。(令和2年3月6日)

講話の様子

2月17日(月曜日)、尼崎市教育・障害福祉センター視聴覚室において、尼崎市PTA連合会主催の「個人情報の取り扱いに関する研修会」と「尼崎市の教育に関する講話」が開催されました。

「個人情報の取り扱いに関する研修会」では、尼崎あおぞら法律事務所の菊田大介(きくた だいすけ)氏を講師に迎え、「個人情報の保護に関する法律」についての解説と、個人情報の取り扱いに不安を感じておられる保護者の事前質問に回答していただきました。

「尼崎市の教育に関する講話」では、尼崎市教育長より、学校教育制度の始まりから現在までの歴史や、学校が担う義務について話されました。
また、尼崎市が取り組んでいる子どもたちの将来を見据えた、ICT(情報通信技術)を活用した学習環境の整備・不登校対策・いじめ防止・体罰根絶に向けた取組などの教育施策についても話されました。

多くの保護者の皆さまが参加され、有意義な時間となりました。
今後も家庭・学校・地域をつなぐPTA活動に協力し、連携してまいります。

尼崎北小学校で人権教育小集団学習会が開催されました!(令和2年3月5日)

人権教育小集団学習会が開催されました!

2月26日(水曜日)に尼崎北小学校PTA室において、今年度最後の人権教育小集団学習会が行われました。
「国際理解教育と一年間のまとめ」をテーマに、韓国や台湾、日本の日常生活について話し合いました。

今後、グローバル化が進み、外国から来た子どもたちの入学が増える中で、地域や学校がどのように変わるのかを話し合い、今以上に一人一人の子どもを認め、異なる文化や習慣を受け入れることの大切さについて意見交換が行われました。

また、一年間の振り返りでは、「生活の中であまり意識していなかった「差別」について、歴史や課題を深く学び、今の私たちにも身近な問題だと理解できた。」、「日ごろ訪れる機会がない裁判所の見学(刑事裁判傍聴)ができ、事件を起こした背景について深く考えることができた。」など、前向きな意見が多くありました。

来年度も、様々なテーマを設定し、人権に関する学習会を行ってまいります。

尼崎市PTA連合会主催の特別講演会が開催されました!(令和2年3月4日)

特別講演会の様子

2月13日(木曜日)尼崎市教育・障害福祉センター視聴覚室において、尼崎市PTA連合会主催の特別講演会が開催されました。
NPO法人こころ・あんしんLightの正岡茂明(まさおかしげあき)さんをお迎えし、「大切な命を守るためにあなたができること~あなたもゲートキーパー~」と題して子どもたちを取り巻く状況や、ゲートキーパーの活動についてお話しいただきました。

ゲートキーパーとは、様々な悩み事を抱え、誰にも相談できず一人で悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて必要な支援につなぎ、見守る心の番人のことです。
子どもたちの自殺が問題になる中、一番身近にいるのは保護者と学校です。
問題を抱えた子どもたちには、気持ちに寄り添いながら傾聴することが大切です。
傾聴とは、聞き手の価値観等で善悪や批判をせずに、相手の気持ちに共感をしながら聴くことです。
ポイントとしては、

  • 「Talk(話すこと)」思いを吐き出すことで自己浄化できる。
  • 「Tear(泣くこと)」涙を流すことで、心を洗い流す。
  • 「Time(時間)」時間をかけることで、激しい感情が収まる。

上記の「3つのT」を心がけることで、心を癒し、辛さを和らげることができ、早期に子どもたちが発するサインに気づき対応できれば、課題解決の一助となります。

また、自殺を防ぐためには、保護者と学校、専門家が協力して子どもたちの安全確保につながる環境を整えることが重要で、日本の社会は援助を求めることを、「情けない」「弱い」などと言われることがありますが、助けたり、助けられたり、支えあう社会を目指すことが大切だと話されました。

長洲小学校で「味噌づくり」が行われました!(令和2年3月3日)

味噌づくりが行われました。

2月21日(金曜日)に、地域学校協働本部主催で「味噌づくり」が行われました。
味噌づくりを行うにあたり、健康増進すみれ会の皆さんにご協力いただきました。
また、子どもたちがすぐに作業ができるように、地域の方やPTAの皆さんが大豆を圧力鍋で茹で、分量の麹と塩を袋に入れ、準備してくださいました。

当日は4年から6年生までの児童35名の参加があり、作り方についての説明のあと、10分から15分間、袋に入った大豆をていねいにつぶし、麹と塩を混ぜ込む作業に取り組んでいました。
その後、「日の当たらない場所に置いておく」、「4月にカビが生えていないかチェックし、見つかったら取り除く」、「5月に冷蔵庫に入れる」、「9月に食べる」と大事なことを忘れないように袋に記入していました。

出来上がるのは9月と少し先の話にはなりますが、子どもたちは、自分たちが作った味噌が食べられるのをとても楽しみにしている様子でした。
普段食べている味噌ができるまで約半年もかかることや、混ぜ込み作業の大変さを知ると同時に、自分で作る楽しさを味わうことができたのではないでしょうか。

立花北小学校で「綿つむぎ体験」が行われました!(令和2年2月29日)

綿つむぎ体験が行われました!

2月20日(木曜日)に、立花北小学校において、地域学校協働活動の一環で、1年生を対象に「綿つむぎ体験」が行われました。
この体験のために、地域の方々が近隣の公園で綿を栽培してくださいました。
講師は文化財収蔵庫の学芸員が務め、地域の方や文化財収蔵庫のボランティアの皆さんにもお手伝い頂きました。

まずは、学芸員から綿繰り機と糸車の使い方について説明があった後、グループに分かれて綿繰り機と糸車を体験しました。
ボランティアの方々の丁寧な指導もあり、子どもたちは楽しみながらも一生懸命に糸車を回していました。
体験の後は、学芸員と一緒に学習の振り返りを行いました。
昔は綿を使った服を作るのに手間がかかっていたこと、作った服は大切に使い、着られなくなれば雑巾として使い、最後は火をつける時の種火にしていたことを教わりました。
また、綿の服は汗をよく吸い、着心地も良いので今でも重宝されているとお話されていました。

綿つむぎ体験は、子どもたちにとって学校ではなかなか体験できない、とても貴重な体験となりました。
学校でできること、地域でできることをそれぞれ活かした活動となりました。

長洲小学校と武庫の里小学校で「漢字検定」が行われました!(令和2年2月28日)

漢字検定が行われました!

2月8日(土曜日)に長洲小学校と武庫の里小学校で地域学校協働活動として「漢字検定」が行われました。
「漢字検定」に取り組み始めて武庫の里小学校は5年目、長洲小学校は2年目となりました。
各学校PTAの皆さんが中心となって実施され、武庫の里小学校は約70名、長洲小学校は約40名の参加があり、大人の方も挑戦されていました。

初めにPTAと地域のボランティアの皆さんから、テストを受ける際の注意事項について説明があり、開始の合図の後、子どもたちは真剣にそれぞれが目標とする級の問題に挑戦し、昨年度に比べて「級をあげよう」「落ち着いて取り組もう」という気持ちが感じられました。
漢字検定を通して、一つの目標に向かって集中して取り組む事が、子どもたちにとって良い経験になったのではないでしょうか。
また、漢字検定を運営していただいたPTAや地域のボランティアの方々にも、子どもたちが目標に向かって頑張る姿を見て頂ける機会となり、漢字能力を高めていきたいという学校と地域のニーズが合致した、素晴らしい取組であると感じました。

武庫小学校で子どもたちが「昔遊び」を体験しました!(令和2年2月15日)

子どもたちが昔遊びを体験しました!

2月3日(月曜日)に、武庫小学校の体育館で1年生の児童を対象に「昔遊び体験活動」が行われました!
地域学校協働活動推進員の呼びかけに、約20名の地域の方々が集まってくださいました。

子どもたちは、8つのブースに分れて、「扇落とし」、「おはじき」、「コマ回し」、「だるま落とし」、「お手玉」、「スローピー」、「あやとり」など、日頃体験できない遊びを地域の方と一緒に楽しんでいました。
地域の方々は、それぞれのブースで子どもたちに優しく教えて下さり、「子どもたちと触れ合うと幸せな気持ちになり、元気をもらえるね。」と、とても喜んでおられました。

地域の方々に学校に来ていただき、子どもたちと触れ合うことにより、武庫小学校や子どもたちのことを理解していただくことができ、子どもたちも地域を知るきっかけになったと思います。
今後も、学校を拠点として、地域と学校が共に子どもたちを育てていこうとする活動が広がっていくことを願います。

尼崎北小学校に「富松の鬼」がやって来ました!(令和2年2月14日)

富松の鬼がやって来ました!

毎年、節分の日には地域学校協働活動の一環で、富松神社青年会の皆さんが富松の鬼に扮し、校門の前で登校してくる子どもたちを迎えています。
1年生の子どもたちは「うぉー!」と言いながら近づいてくる初めて見る鬼に驚いていましが、2年生以上の子どもたちは、恐ろしい容貌のため自分を捨てた親のお見舞いに駆けつける「親孝行の鬼」として地域で語り継がれていることを知っているため、ハイタッチをするなど笑顔で交流していました。
教室に入った後も、窓から鬼に向かって手を振ったり、声をかけたりしていました。
その後、校内放送を通して尼崎に語り継がれている心優しい鬼「茨木童子」のお話を聞きながら、尼崎の歴史について学びました。

富松の鬼は、尼崎北小学校をスタートし、11校の小学校や幼稚園を訪問しました。
これからも、子どもたちに尼崎の歴史が語り継がれ、地域への愛着が育まれていく取組となることを願います。

武庫北小学校で「防災体験会」が行われました!(令和2年2月4日)

防災体験会の様子

1月25日(土曜日)に、地域学校協働活動の一環で、武庫北小学校で「防災体験会」が行われ、30名以上の地域の代表の方が参加されました!

参加者は小学校の東門に集合し、教頭先生から災害発生時の校門の開錠の仕方やロックシステムの扱い方について説明を受け、実際に東門と南門の開錠を体験しました。

次に、生活室にて尼崎市災害対策課の職員より、災害時に開設される「指定緊急避難所」、「指定避難所」の違い、備蓄や避難所の運営についてのお話がありました。

また、校長先生から、一昨年の7月に大雨警報が発令された際の学校の対応について報告がありました。
警報の発令が登校前にされるのと登校後になるのとでは対応が違うことをはじめ、災害時の学校の危機管理体制の話から、子どもたちの命を守るために教職員が一丸となって対応している様子がよくわかりました。

後半の武庫地域振興センター所長によるワークショップでは、校長先生の報告にあった子どもたちの下校の引率を教員だけで行うことなど、もっと良い方法がないか意見やアイデアを出し合い、地域が学校に支援できることを話し合いました。

このような取組みが地域の防災意識を高めるとともに、学校と地域が課題を共有し、共に考えていくことにつながるのではないでしょうか。

武庫南小学校で「ペップ・トーク」の学習会が行われました!(令和2年2月1日)

学習会の様子

1月23日(木曜日)に武庫南小学校視聴覚室において、人権教育小集団学習会が行われ、「ペップ・トーク」について学習しました!

ペップは「元気・活力・気力」、トークは「激励・演説」という意味があります。
例えば、試合や発表会の直前の不安な時には、『絶対にダメだ。負ける、失敗する』などのやる気を無くしたり意欲をそぐ言葉ではなく、『君ならできる。今までの努力をすべて出すチャンスだ!』などの持てる力を出し切れるよう応援する言葉をかけることが大切です。
私たちは、相手の気持ちを考えずに自分の思いを安易に出して、相手のやる気をそぐことがありますが、自信や夢、勇気を与えて応援するようにしなければなりません。

ペップ・トークには4つの段階があり、(1)事実を受け入れる、(2)とらえ方を変換する、(3)本当にしてほしいことを伝える、(4)背中の後押しから成り立っています。
自己肯定感を高めるために有効で、様々な場面で、子どもたちや友達を励ます際に応用できることを学びました。

大島小学校で昔遊び体験が行われました!(令和2年1月25日)

昔遊び体験の様子

1月21日(火曜日)に、大島小学校の体育館で地域学校協働活動の一環として、小学1年生の児童を対象に「昔遊び体験」が行われました!
地域学校協働活動推進員が声をかけ、稲葉荘社会福祉協議会、ふれあいサロン、大島小学校スポーツクラブ21の皆さんが来てくださいました。
子どもたちは、4つのブースに分かれて「紙飛行機づくり」、「コマ回し」、「紙鉄砲づくり」、「羽子板」、「竹とんぼ」の昔遊びを体験していました。
普段はテレビやスマートフォンのゲームなどで遊び慣れている子どもたちにとって、おもちゃを作って遊ぶということは新鮮な体験だったようで、最初は遊び方が分からず戸惑っていた子も、最後には笑顔で楽しんでいました。
地域の方々には、それぞれのブースで子どもたちのサポートをしていただきましたが、「子どもたちに喜んでもらえて嬉しい!」、「子どもたちの笑顔を見て、逆に元気をもらった。」など、取り組みに対してとても喜んでおられました。

地域の方々に学校に来ていただき、関わっていただくことで、大島小学校のことや子どもたちのことを理解していただくきっかけとなり、子どもたちも多くの人に見守られていると感じることができたのではないでしょうか。
学校を拠点に『子どもたちをみんなで育てていこう』とする素晴らしい活動であると思いました。

尼崎ユネスコ協会「人権学習講演会」が開催されました!(令和2年1月24日)

人権学習講習会の様子

1月11日(土曜日)に、尼崎市立中央北生涯学習プラザにおいて、尼崎ユネスコ協会主催「人権学習講演会」が開催されました。
講師には、紛争地帯で就業支援等を行っている認定NPO法人テラ・ルネッサンスの栗田佳典(くりた よしのり)さんをお迎えし、「ぼくは13歳 職業 兵士」をテーマにご講演頂きました。

アフリカ内陸部では、現在も罪のない人々が武装勢力に襲われて命を落としています。
今や私たちの生活に欠かせないスマートフォン等の電子機器の原料でもある希少鉱石(レアメタル)が、武装勢力の資金源となっており、その利権争いのために誘拐された子どもたちが「子ども兵士」として紛争の最前線に立たされています。
講演の中で、栗田さんは、ある子ども兵士が母親を傷つけるよう命令され、肉親を傷つけた負い目から二度と故郷に戻れないように洗脳されたことや、運よく救出された元子ども兵士も、故郷では周囲の差別や、未就学のため職に就けず、普通に生活を送ることができない現状を話されました。

テラ・ルネッサンスでは、元子ども兵士に対して職業訓練施設を開設し、地域に根差した就労支援活動を行い、収入の安定と生活の向上を目指して活動しています。
年々活動は広がっており、過去に就労支援を受けた元子ども兵士が、今では講師となって後進の指導にあたっているそうです。
最後に、「一人ひとりの力は微力だが、無力ではありません。今の自分にできること、小さな一歩を踏み出すことから世界は変わります。」とご教示いただきました。

平和の尊さ、命の尊さを学べた有意義な講演会となりました。

七松小学校と武庫東小学校で「書初め教室」が行われました!(令和2年1月11日)

書初め教室の様子

12月25日(水曜日)に七松小学校、27日(金曜日)に武庫東小学校で「書初め教室」が行われました!
この教室は、3学期の学校行事「書初め展」に向け、昨年度から地域学校協働活動の一環で行われています。
地域で書道教室をされている方や、生涯学習プラザで学んでおられる書道グループの方、保護者や地域にお住まいの方々がサポート役として参加されています。
両校とも3年生以上の児童約60人が参加し、床に広げた書初用紙に向かい、学年の課題に取り組んでいました。

子どもたちが困った時に手を挙げると、地域の方が寄り添いながら、「どうすれば上手に書けるか」、「バランスよく書けるか」などのアドバイスをされていました。
「ていねいに書いているね」、「いい字だね」という言葉をもらうと、嬉しそうにしている子どもたちの姿が印象に残りました。

地域の方々のサポートにより、子どもたちの学びが充実するとともに、子どもたちが地域の方々の温かさに触れることができる取組になったのではないでしょうか。

大庄小学校の地域で駄菓子屋「藤や」が開かれています!(令和2年1月8日)

駄菓子屋「藤や」での様子

12月21日(土曜日)に、大庄西福祉会館で開かれている駄菓子屋「藤や」にお邪魔してきました!
「藤や」は、社会福祉協議会の協力を得て、大庄小学校の子どもたちの居場所として、毎週水曜日と土曜日の午後3時から午後5時まで、子ども会のお母さん方が交代で店当番をされ運営しています。
10円から30円までの駄菓子や玩具が並べられており、買えるのは1日あたり100円までと決められているそうです。
子どもたちは、計算をしながら好きなものを選んで買い、お菓子を食べながら友だちとおしゃべりをしたり、アニメのDVDを見て過ごしています。

この日は、地域の方が子どもたちに「祝箸袋」の作り方を教えてくださいました。
毎年12月に「祝箸袋」の制作を企画され、本を参考に子どもたちでも作れるようなものを考えられるそうです。
低学年の子は、難しいところを地域の方に手伝ってもらいながら作っています。
子どもたちは、地域の方が優しく教えてくださるので、お喋りしながら楽しそうに作っていました。

地域に子どもたちの居場所があり、地域の方が得意なことを活かして子どもたちの学びを豊かにする取組は、子どもたちが、自分たちを支えてくれる地域や大人たちに感謝の気持ちをもち、自分たちが住んでいる地域を好きになることにつながるのではないでしょうか。

潮小学校で「キッズ・レボリューション」が行われました!(令和1年12月28日)

キッズ・レボリューションの様子

12月14日(土曜日)に、潮小学校の体育館において、幼児と3年生までの児童を対象に、「キッズ・レボリューション~主役はキミだ!~」が行われ、100名を超える子どもたちが集まりました。
この事業は、地域学校協働本部と関西国際大学の主催で行われ、小田地域課、潮江社会福祉協議会、小田地区市民運動推進協議会の皆さまにもご協力を頂き、開催されました。

体育館では、地域の方と関西国際大学の学生が「トントン相撲」、「蜘蛛の巣ランド」、「紙飛行機とばし」などの様々なブースを作り、子どもたちと一緒に楽しんでおられました。
また、全体遊びとして、白・黒の2つのチームに分かれてお互いに相手の色のカードを裏返し、枚数を競う「ひっくり返し競争」が行われ、子どもたちは一人が何枚もカードを抱えて体全体を使って真剣にカードをひっくり返し、その様子を保護者や地域の方々も笑顔で見守っておられました。

キッズ・レボリューションは、楽しみながら子どもたちと地域、大学がお互いを理解しあう良いきっかけとなりました。
「社会総がかりで子どもたちを育てる」という考え方が広がり、地域の大人が共に子どもたちを育てることが、地域の活性化にもつながればと思います。

立花中学校で人権教育小集団学習会が開催されました!(令和1年12月23日)

小集団学習会の様子

12月17日(火曜日)に、立花中学校視聴覚室で人権教育小集団学習会を行いました!
テーマは「スマホ・ケータイ安全教室」で、講師はKDDIの認定講師の方にお話し頂きました。

はじめに、スマホ・ケータイに関わる最近の事件やトラブルについて、動画を使って分かりやすく説明されました。
自分の写真を不用意に送信し、SNSで知り合った相手と実際に会って、危険な目にあった事例を紹介されました。
また、悪ふざけのつもりで友達の写真や悪口をインターネット上に載せ、取り返しのつかないことに発展した事例についても話されました。
さらに、年代別にスマホの使用時間をグラフを使って解説され、ネット依存症になることで学力も低下し、家族関係が崩壊した事例も報告されました。

このようなトラブルを予防するには、最初にスマホやケータイを買い与えるときに、使い方について「家庭のルール」を親子で話し合ってしっかり決めることが大切です。
加えて、子どもたちを有害な情報や危険な情報から守るため、フィルタリング設定を利用することも説明されました。
スマホやケータイは大変便利な道具である反面、様々な危険性を秘めています。
子どもたちだけでなく、大人も危険性を認識し、豊かな親子関係を築いていただきたいと思います。

書きそんじハガキキャンペーンにご協力をお願いします!(令和1年12月17日)

書きそんじハガキキャンペーンにご協力をお願いします!

尼崎ユネスコ協会では、令和元年12月上旬から令和2年2月7日(金曜日)までの間、「書きそんじハガキキャンペーン」を実施しています!

世界には、紛争や貧困で学校に行けない子どもたちや読み書きのできない大人たちが多くいます。
「世界寺子屋運動」は、全ての人が公平に教育の機会を得られるように、無償で学ぶ機会を応援する活動です。

「書きそんじハガキキャンペーン」とは、印刷の失敗、住所の書き間違え、古くて使えないなどの理由で投函されていないハガキを回収して換金し、「世界寺子屋運動」へ寄付をするという活動です。
(宛先不明で返送されたハガキなど、一度ポストに投函されたハガキは対象になりませんのでご注意ください!)
また、ハガキだけでなく、未使用の切手やプリペイドカード、図書券や各種金券(商品券、お米券など)なども対象となります。
例えばガンボジアでは、書きそんじハガキ11枚、未使用切手500円分、未使用プリペイドカード500円分で、一人がひと月、学校に通うことができます。

ご協力いただける方は、キャンペーン期間中に尼崎ユネスコ協会事務局(尼崎市三反田町1丁目1番1号 尼崎市教育・障害福祉センター4階 社会教育課内)までご持参いただくか、郵送でお届けください。
ハガキ1枚から、世界に貢献しませんか?ご協力よろしくお願い致します。

第71回人権週間の街頭啓発活動が行われました!(令和1年12月16日)

人権週間該当啓発活動の様子

12月6日(金曜日)の午後2時から、阪神尼崎駅前北側において、第71回人権週間(4日から10日まで)の街頭啓発活動が行われました。
基本的人権の尊重・擁護を広く呼びかける街頭啓発活動は、尼崎人権啓発活動地域ネットワーク協議会(神戸地方法務局尼崎支局、尼崎人権擁護委員協議会、尼崎市、尼崎市教育委員会事務局、尼崎人権啓発協会)が実施しています。

オープニングセレモニーでは、塚口幼稚園の園児たちが自分たちで作ったパプリカをイメージした衣装を着て「パプリカ」の曲にのせて、ダンスを披露してくれました。
寒い中にもかかわらず、元気いっぱいに踊る園児たちに、集まった方からは大きな拍手が送られました。

また、「一日人権擁護委員」として、阪神タイガースの高橋遥人(たかはしはると)選手を委嘱し、インタビューやトーク、サイン会も行い、駆けつけた多数のファンの方からの握手や写真撮影のお願いにも笑顔で応じてくださいました。
その後、中央商店街で街頭啓発を行い、「啓発チラシ」等を買い物客や商店主に手渡し、明るく人権意識の普及と高揚を図る啓発活動をすることが出来ました。

これを機に、少しでも多くの方に人権について関心をもっていただきたいと思います。

(注)高橋選手の「高」ははしごだかです。

立花北小学校で「ミシン授業支援」が行われました!(令和1年12月14日)

ミシン授業支援の様子

12月6日(金曜日)に、立花北小学校で地域学校協働活動の取組として、「ミシン授業支援」が行われました!
6年生になると、家庭科の授業でミシンを使ってエプロンを作ります。
ミシンの糸のかけ方や下糸の交換など、先生が一人で限られた時間の中で困っている子どもたち一人ひとりに対応することは難しく、待たせる時間も長くなってしまいます。
そこで、地域学校協働活動推進員が、地域でミシンの使い方に詳しい方に声をかけ、3人の方に指導補助として学校の授業に来ていただきました。
地域の方が子どもたちの席を回りながら、わからないことや困っていることを優しく教えてくださり、子どもたちは落ち着いて学習に取り組むことができました。
先生は、「私はミシンを使う機会があまりなく、どのように指導しようかと困っていたところ、地域学校協働活動推進員さんに地域の方を紹介していただいて、本当に助かっています。子どもたちの家庭科に対する意欲が高まり、感謝しかありません。」と喜んでおられました。
また、地域の方も、「自分のできることを活かして、子どもたちに喜んでもらえてとてもやりがいを感じました。」と話されていました。

この取組は、学校のニーズを地域学校協働活動推進員が受け止め、ミシンが得意な地域の方を紹介していただいたことで子どもたちの学習意欲を高めることにつながり、教えてくださった地域の方にも喜んでいただけました。
今後も、活動を通して学校と地域が共に喜びあえる関係を築いていけるよう、社会教育課としてもサポートして参ります。

尼崎ユネスコ協会主催人権講演会が開催されます!(令和1年12月12日)

尼崎ユネスコ協会主催 人権講演会を開催します!

令和2年1月11日(土曜日)午後1時30分から、尼崎市立中央北生涯学習プラザにおいて、尼崎ユネスコ協会主催人権講演会「ぼくは13歳 職業 兵士」と題して開催されます。

皆さんは『こども兵士』という言葉を知っていますか?
世界の紛争地帯には兵士として戦わざるをえない子ども達が多くいます。
その理由は国の情勢や貧困、差別など様々な要因がありますが、今や私たちの生活に欠かせない携帯電話やパソコンに利用される「レアメタル」の利権をめぐり、武装勢力が子ども達を戦場に送り込んでいるのです。
この事実を認定NPO法人テラ・ルネッサンスの栗田佳典さんを講師に迎え、紛争地帯での現状や、どのような取り組みを行っているのかお話ししていただきます。
定員は50名で参加費は無料で、申し込みは不要ですので筆記用具をご用意の上直接会場へお越しください。

レアメタルの恩恵を受けている私たちにとってこの問題は他人事ではありません。
共に学び、考えてみませんか?皆様の参加をお待ちしております!

立花南小学校の子どもたちが「宇宙のめだか」について学びました!(令和1年12月11日)

『宇宙のめだか』について学びました!

12月3日(火曜日)に、立花南小学校で地域学校協働活動の取組として、東京大学名誉教授の井尻憲一さんをお迎えし、「めだかの学校『宇宙のめだか』のことをもっと知ろう」をテーマに、3年生と5年生の児童を対象にお話しいただきました!
1994年7月に「いろいろな生き物が無重力状態でどのように活動するのか」という実験を行うため、日本人宇宙飛行士の向井千秋さんとともに、井尻さんが育てためだか4匹が宇宙へと旅立ちました。
めだかは脊椎動物としてはじめて無重力状態の中で雄雌による産卵行動を行い、産卵した卵は無事に稚魚として誕生しました。

講演会の中で、井尻さんはめだかの話だけでなく、無重力状態の中での人間の様子や、亀や鳥などの様々な動物がどのような行動をするかを話され、子どもたちは「すごい!」、「なんで?!」と、とても興奮した様子でお話に耳を傾けていました。
立花南小学校では、10年前に宇宙めだか研究会のメンバーでもある地域の方から、宇宙めだかの子孫をいただき、玄関前の水槽で育てています。
宇宙めだかがどのようにして命をつないできたのかなど真剣にお話を聞く姿から、「これからも大切に育てていこう!」という子どもの思いが伝わってきました。
また、本日の取組には、関西地区の宇宙めだか研究会の皆さまや地域学校協働活動推進員、立花地域課職員も出席し、多くの皆さまに支えて頂いている活動だと実感しました。
立花南小学校の宇宙めだかが、これからも児童、教職員、地域の皆さまに見守られながら、しっかり命をつないでくれることを願います。

大島小学校で「おはなし会」が行われました!(令和1年12月10日)

おはなし会の様子

12月4日(水曜日)に、大島小学校で地域学校協働活動として「おはなし会」が行われました!
「おはなし会」は、1、2年生の児童と大島幼稚園の園児を対象としたペープサートで、今年度から大島小学校地域学校協働本部がたちあがったこともあり、コーディネーターが学校と図書ボランティアのスケジュール調整等を行い、実施に至りました。

図書ボランティアの皆さまは、「子どもたちに喜んでもらいたい!」という一心で型人形を作成し、ペープサートの練習に取り組んでこられました。
当日は、朝から図書ボランティアの皆さんが入念にリハーサルを行い、「絶対に成功させよう!」と意気込んで本番を迎えました。

「おはなし会」が始まるまでの子どもたちは、楽しみな様子でソワソワしていましたが、おはなし会が始まると、「おはなし」に入り込み、真剣な表情で聞いていました。
ペープサートには子どもたちが楽しめるようにさまざまな工夫が施されており、子どもたちは驚いたり、笑ったりと、とても楽しんでいました。

最後に子どもたちが感謝の気持ちを伝えると、図書ボランティアの皆さんは「とても楽しんでくれてよかった!」、「頑張った甲斐があったね」と、とても喜んでおられました。

今後の大島小学校地域学校協働本部は「餅つき大会」や「むかし遊び体験」の実施が予定されており、さらに地域と学校の絆が深まっていくことでしょう。

第3回社会教育委員会議を開催しました!(令和1年12月5日)

第3回社会教育委員会議の様子

11月26日(火曜日)に、令和元年度第3回社会教育委員会議を開催しました。
この会議では、社会教育に関する事業や計画などに関して、社会教育委員の皆さまに協議を行っていただき、意見を頂戴しています。

本日の会議では、前回の会議に引き続き、「尼崎市教育振興基本計画」と「尼崎市スポーツ推進計画」について、素案に基づいて概要及び基本理念等をご説明し、委員の皆さまにご協議いただきました。
今後、新たに策定される「尼崎市教育振興基本計画」と「尼崎市スポーツ推進計画」を活かして、尼崎市の教育の諸施策を推進してまいります。
また、協議の後、来年1月7日に100周年を迎える中央図書館の催しのスケジュールや、12月15日(日曜日)まで田能資料館で開催されている第49回特別展「どぐうちゃん」についてもご案内しました。

なお、本日の議事内容は後日ホームページに掲載しますので、ご覧下さい。

ユネスコセミナー学びの交流会が開催されました!(令和1年12月4日)

学びの交流会の様子

11月23日(土曜日)に尼崎市立成良中学校において、尼崎ユネスコ協会主催「ユネスコセミナー 学びの交流会」が開催されました!
会場となった成良中学校では、環境教育を通じて地域の課題に取り組む部活動「あまっ子farm(ネイチャークラブ)」があり、今年の6月には大阪で開催されたG20において、中学生日本代表として各国首脳夫人らの前で活動報告を行いました。

セミナーでは、はじめに成良中学校生徒会執行部とあまっ子farmの皆さんによる「環境教育の校内外の取組」と題した事例発表が行われ、校舎の屋上にあるテニスコート2面分の広さがある菜園での栽培活動や、庄下川の清掃などの活動について発表していただきました。

続いて、兵庫県立尼崎小田高等学校の看護医療・健康類型の生徒の皆さんによる「災害時要支援者の支援について」と題した事例発表が行われ、福祉避難所の設置状況や地域との関わり方などについて、発表していただきました。

2校の活動発表の後は、「クロスロード」を使ったワークショップを行いました。
「クロスロード」とは、阪神・淡路大震災で実際に問題となった「災害対応のジレンマ」をカードゲーム化したものです。
5人から6人のグループに分かれ、「災害時に避難所に愛犬を連れていくか」など、災害が起こった時にどのような行動をとるか、イエスかノーのカードを出し合い、その理由をグループ内で話し合いました。
講師の方は「このゲームに答えはありません。自然災害を防ぐことはできないが、正しい知識と行動によって、被害を最小限にすることはできる。」とおっしゃいました。

和やかな雰囲気の中、参加者の皆さんは楽しみながらも環境や災害について真剣に学んでおられました。
これからも世代を超えた学びの場が続いていくよう、尼崎ユネスコ協会も様々な活動を続けてまいります。

滋賀県湖南市立岩根小学校の「コミュニティ・スクール」について学びました!(令和1年12月3日)

視察の様子

11月6日(水曜日)に市内小学校の校長4名と指導主事など9名で滋賀県湖南市立岩根小学校に「コミュニティ・スクール」の視察に行ってきました。
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことで、保護者や地域住民が一定の権限をもって学校運営に参画する新しいタイプの学校です。
地域の方や保護者が、当事者として子どもの教育に対する課題や目標を共有することで、学校を支援する取り組みが充実するとともに、関わる全ての人につながりや喜びが広がっていく制度です。
当日は、岩根小学校長と湖南市教育研究所長、学校運営協議会の理事長、子どもの安全と安心を見守る推進委員会の委員長より、コミュニティ・スクール導入までの経緯や現在の活動内容についてご説明いただきました。

岩根小学校は、『学校が地域と協働して子どもを育てる』のスローガンのもと、13年間取り組みを継続されており、具体的な取り組みを交えたお話は大変参考になりました。
今後、尼崎市でも更なる地域と学校の連携・協働を目指し、岩根小学校の取り組みから学んだことを活かしながら、コミュニティ・スクールの導入を検討してまいります。
視察の詳しい内容は、添付資料をご覧ください。

立花地区オピニオンリーダー研修会を行いました!(令和1年11月20日)

研修会の様子

11月14日(木曜日)に、立花北生涯学習プラザで立花地区オピニオンリーダー研修会を行いました!
「尼崎市の子どもを取り巻く現状について」をテーマに、こども教育支援課の職員よりお話をして頂きました。

まず、尼崎市の学力向上に向けた学校の取組や生活習慣の確立について、グラフ等を使っての説明があり、中でも不登校については詳しく現状を示され、あわせてその対策についてもわかりやすく話されました。
現在、不登校対策事業として、「不登校対策推進事業」、「ハートフルフレンド派遣事業」、「こども自立支援活動事業」の3つの事業を推進しており、それぞれの事業についても写真やグラフなどを使って説明されました。

最後に、10月から尼崎市若王寺に尼崎市子どもの育ち支援センター(愛称:いくしあ)が開設し、学校と行政が一体となって18歳までの課題を抱える子どもと保護者の支援をする体制ができたことを広く知っていただきたいとお話しされました。

杭瀬小学校で墨絵教室が行われました!(令和1年11月15日)

墨絵教室の様子

11月2日(土曜日)に杭瀬小学校で、杭瀬小学校と浦風小学校の地域学校協働本部と小田地域課との共催で、日本水墨画美術協会の皆さんによる墨絵教室が行われました!

はじめに、筆に墨汁をつけて濃い線を描いたあと、墨汁に水を加えた薄墨で描いて違いを確かめたり、墨の「にじみ」や「かすれ」を体験しました。
また、筆だけでなく、スポンジやペットボトルの蓋、段ボールの切り口などを使って、半紙に様々な模様を描いていました。

続いて、「気持ちの当てっこゲーム」を行い、気持ちを表現した作品を描き、実際に友達に見てもらって「嬉しいな」、「悲しいな」のどちらの気持ちを描いたかを当てっこしました。
墨絵は初めての経験でしたが、墨の濃淡を知り、1時間半ほどで使い分けて表現できるようになり、素敵な作品がたくさん出来上がりました。
子どもたちは水墨画の先生に褒めていただきとても嬉しそうにしていました。

最後に、水墨画の先生が描いた「くじら」に低学年の児童がペットボトルの蓋を使って模様を付け、高学年の児童が「くじら」の周囲に魚やイカやタコなどの生き物の絵を描き、全員で模造紙4枚分の巨大な墨絵を完成させました。

墨絵教室は、自由な発想や創造性の豊かさが養われる活動だと思います。
これからの時代に求められる力ですよね。
今後も子どもたちの学びを支えるため、このような活動が広がっていくことを願っています。

立花幼稚園で人権教育小集団学習会が行われました!(令和1年11月12日)

学習会の様子

11月1日(金曜日)に、立花幼稚園で人権教育小集団学習会が行われました。
テーマは「ハンセン病の歴史と人権」で、社会教育指導員よりお話しました。

ハンセン病は感染力が弱く発症も少ないのですが、古くから世界中に広がり悲しい差別と人権侵害がありました。
発症すると家族と引き離され、隔離された場所に住み、子どもを産むことすら許されない人権を無視した生活を近年まで強いられました。

医学が発達し完治する今でも、私たちは知らず知らずのうちに元患者の方やその家族に対して、距離を置き差別していないでしょうか。
学習会では、2003年に起きた「ハンセン病元患者宿泊拒否事件」とドリアン助川著の小説「あん」を元にみんなで話し合いました。
たくさんの意見が出たなかで、正しい知識を持って自分でしっかりと考えることの大切さを参加された皆さんで共有することができました。

武庫の里小学校でクリーン運動が行われました!(令和1年11月11日)

クリーン運動の様子

10月21日(月曜日)の午後から、武庫の里小学校で地域学校協働本部の取組として、児童と地域の方々でクリーン運動が行われました!
運動場には保護者や地域の皆さんもたくさん集合され、校長先生は「普段の掃除は『黙々掃除』をスローガンに行っていますが、今日は地域の皆さんとコミュニケーションを深めるために、お話をしながら楽しく掃除をしましょう。」と話され、続いて、地域学校協働活動推進員と児童代表からの挨拶の後、1年生から4年生は学校の敷地内の草抜きとゴミ・石拾いを行い、5・6年生は学校の周りにある溝の掃除や、学校の近くにある公園の掃除を行いました。
子どもたちは、地域の方に掃除の仕方を教わったり、普段は何をして遊んでいるのかなど、和気あいあいとした雰囲気の中でお話を楽しんでいました。

この取組みをきっかけに、子どもたちは地域の方と知り合いになったり、地域の方も学校内での子どもたちの様子を知っていただけたかなと思います。
学校の職員と子どもたち、地域の皆さんが力を合わせて一緒に汗をかいて取組むことはとても素晴らしいと感じました。
地域の皆さんが学校にご協力いただきながら、学校や子どもたちについて知っていただく良いきっかけになったと思います。

武庫庄小学校の子どもたちが「稲こき」を行いました!(令和1年11月9日)

稲こきを行いました!

10月21日(月曜日)に、武庫庄小学校の5年生の子どもたちが「稲こき」を行いました!
10月3日(木曜日)の稲刈りで天日干しした稲穂をお米にする日となりました。
「稲こき」とは、刈り取って乾燥させた稲穂から籾をこいで落とす作業のことで、コンバインという機械を使って稲穂を米とわらに分けます。
子どもたちは、稲こきの手順について説明を聞いたあと、天日干しした稲穂をコンバインまで運び、教わったように注意深く丁寧に機械に入れていました。
機械に入れると、あっという間にパラパラの米になり、子どもたちからは驚きの声が上がりました。

今年の米は、「とよめき」という新種で、「こしひかり」と比べるともちもち感は少ないですが、味がしっかりしているので、チャーハンや炒め物などにとても向いているそうです。
稲こきした米は、地域学校協働活動推進員がお家で精米してくださり、後日家庭科の授業で行う調理実習で食べる予定です。
自分たちで育てて収穫した米でごはんを炊いて食べるのをとても楽しみにしている様子でした。

半年間、稲のお世話をしてくださった推進員に、子どもたちは心を込めて「ありがとうございました」と、感謝の気持ちを伝えていました。
子どもたちは、米作りの大変さや収穫の喜びを感じただけでなく、自分たちを支えて下さっている地域の方の温かさを感じたのではないでしょうか。

浦風小学校で浦風まつりが行われました!(令和1年11月7日)

浦風まつりの様子

10月19日(土曜日)の午前10から午後1時まで、浦風小学校の体育館で「浦風まつり」が行われました。
このイベントは、毎年PTAの皆さんが中心となって行われてきました。
今年は浦風小学校に地域学校協働本部が設置され、地域学校協働活動推進員が地域の方々に声をかけ、新たに「昔遊びコーナー」も加わりました。

子どもたちは、コイン落としやスーパーボールすくいなどのミニゲームに挑戦したり、やきそばを食べたり、とても楽しそうに過ごしていました。
昔遊びコーナーのコマ回しやお手玉では、子どもたちははじめは難しく、なかなかコマを回せませんでしたが、地域の皆さんに丁寧に教えてもらいながら練習していくうちに上手く回せるようになり、子どもと大人が一緒になって喜び、笑顔が溢れていました。

また、舞台では小田中学校の吹奏楽部の皆さんが、素敵な演奏を披露してくださいました。
子どもたちは楽器を演奏する中学生を憧れの目で見たり、演奏に合わせて踊りだしたりと興味津々の様子で、保護者の方に「とても上手!」、「迫力があるね。」と好評でした。
演奏が終わると大きな拍手が鳴ると同時に、大勢の方から「アンコール!」の声が上がり、それに応えてもう一曲演奏を披露するなど、盛り上がりました。

小学校を中心に地域の様々な方々が協力し合いながら「浦風まつり」を作り上げ、皆で楽しむことで地域の絆がより一層深まっていくことを願います。

ユネスコセミナーが開催されます!(令和1年11月6日)

ユネスコセミナーが開催されます!

11月23日(土曜日)午後1時30分から、尼崎市立成良中学校視聴覚室において、尼崎ユネスコ協会主催「ユネスコセミナー~学びの交流会~」が開催されます!

成良中学校ネイチャー部では、尼崎の海や運河を自然の力を利用してきれいにしたり、海で採れた海藻などを肥料にし、畑や森を作るなど様々な環境教育に取り組んでいます。
その取組みが認められ、今年の6月に大阪で開催されたG20サミットにおいて、中学生日本代表として活動内容を発表されました。

当日の事例発表では、成良中学校ネイチャー部の皆さんの活動報告と、兵庫県立小田高等学校の生徒の皆さんの防災についての取組みについて発表していただきます。
また、ワークショップ『いざという時、あなたの判断は?~ゲームから学ぶ、災害時の判断~』では、阪神淡路大震災で実際に問題となった「災害対応時のジレンマ」をカードゲーム化した「クロスロード」を使って防災について学びます。

定員は50名で参加費は無料、申し込みは不要ですので当日直接会場へお越しください。
筆記用具・上履きをご用意ください。
生徒や学生の皆さんと、楽しく自然や防災の知識を学びませんか?
皆さんのご参加をお待ちしております!

武庫庄小学校の子どもたちが「稲刈り」を行いました!(令和1年10月28日)

稲刈りを行いました!

10月3日(木曜日)に、武庫庄小学校の5年生の子どもたちが「稲刈り」を行いました!
6月に自分たちが田植えをした苗が大きく成長し、立派に実った稲を収穫する日を迎えました。
子どもたちはやる気満々の様子で、育った稲を見て目を輝かせながら稲の刈り方について説明を聞きました。

今年の田植えに使われた苗は「とよめき」という新種で、改良に改良が重ねられ、根元が固く少々の風にも耐えることができる強い稲です。
ノコギリカマで稲を刈る際も少し力が要りましたが、子どもたちは自分たちが育てた稲を大切に扱いながら刈り取り、束ねた稲を両手でしっかりと抱えて干す場所まで運びました。
田植えに引き続き初めての稲刈りに、子どもたちは友達と協力しながら楽しそうに取り組んでいました。

この活動は、地域学校協働活動推進員を中心に、JA兵庫六甲武庫支店や、地域のボランティア、学生ボランティア、阪神ワーカーズコープ、武庫地域振興センターの皆さんの支援により実施され、推進員からも、「協力して下さる方が年々増えていてとても嬉しい!」という声がありました。
子どもたちは、5年生の社会科の授業で米作りについて学びますが、地域の皆さんの協力のおかげで実際に米作りを体験することができ、育てることの大変さや収穫の喜びを感じられたと思います。

この活動は、地域と学校が協働して子どもの学びと成長を支えることに繋がっていくのではないでしょうか。

武庫の里小学校で地域学校協働活動が行われました!(令和1年10月17日)

武庫西生涯学習プラザを見学しました!

10月16日(水曜日)に、武庫の里小学校の4年生が「身近にある公共施設を知ろう」という授業の一環として、武庫西生涯学習プラザを見学しました。

はじめに武庫の里小学校の地域学校協働活動推進員より説明があり、その後クラスごとに、「武庫西生涯学習プラザの施設見学」、「『尼崎市の宝物』というテーマで作られたカルタ遊び」、「4階にある防災指令室で消防団のお仕事」について見学・体験をしました。

施設見学では、武庫地域課の職員からロビーにある太陽光発電のパネルの説明を受け、その後、多目的トイレやコミュニティルーム、学習室、大ホールなどを見学しました。
子どもたちは、綺麗な施設に目を見張り、とても関心を持っていました。
武庫地域振興センター所長や生涯、学習!推進課の職員が尼崎市の宝物として「阪急電車」「尼崎城」等の紹介文を読み上げ、その施設の取り札を探すカルタ遊びを体験していました。
防災指令室では、西消防署武庫分署長と消防団の副団長から、消防団の歴史や現状、火事の起こる原因や防火についてお話がありました。
子どもたちは、消防署だけでなく、地域の消防団の方も自分たちを守ってくれていることを改めて学びました。
また、子どもたちからは次々に質問や感想が出てきて、教室だけでは学べない、生きて働く知識を得ることができたのではないでしょうか。

今回の活動は、地域学校協働活動推進員と学校が連携しながら、4年生の授業の支援をすることができました。
地域全体で子どもたちの学びと成長を支えるという地域学校協働活動の理念に沿って取り組まれている活動だと思いました。

立花西小学校で「芋ほり体験」が行われました!(令和1年10月16日)

芋ほり体験の様子

10月15日(火曜日)に立花西小学校において「芋ほり体験」が行われました。
今回収穫する芋は、5月に子どもたちの手で植えた苗が育ったもので、どれくらい大きく育っているのか、とても楽しみにしていました。
この体験は、農園ボランティアの久保勝巳さんを中心とした地域の方々に、「毎日の早朝の水やり」や「収穫の補助」などを協力していただき、行われています。

子どもたちは、シャベルでていねいに堀りすすめ、土の中から立派に育った芋が見えた時は、「わー!」と歓声を上げていました。
自分の手で収穫した芋を大切に抱え運んでいく様子がとても可愛く思いました。
子どもたちは「芋ほり体験」のあと、感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と元気な声でボランティアの方々に伝えていました。
久保さんは、「夏は暑くて大変ですが、子どもたちの喜んでいる姿や芋が取れた時の笑顔を見て、やっていてよかったと思える。」と話されていました。

子どもたちは、実際に芋を植えて収穫することで、育てることの大切さや収穫の喜びを感じたと思います。
この活動は、地域と学校が協働して子どもの学びと成長を支えることにつながっていく素晴らしい活動だと思います。

阪神間ユネスコ協会連絡会合同事業が開催されました!(令和1年10月9日)

阪神間ユネスコ協会連絡会合同事業が開催されました!

9月20日(金曜日)に園田学園女子大学開学30周年記念館大会議室において、阪神間8市の民間ユネスコ協会が主催する、第40回阪神間ユネスコ協会連絡会合同事業が開催されました。
40回という節目の年とあり、市内外より100人を超える参加者をお迎えすることができました。

まず開催地である尼崎市を代表して、尼崎ユネスコ協会の齊藤会長並びに白畑教育次長の開会の挨拶の後、今年度は尼崎市で活動されているNGO団体リズムネットワーク主宰 上井 滋子(かみい しげこ)さんに「飛べ!ちょうちょ 世界の空へ」と題し、ご講演いただきました。

リズムネットワークは、ユネスコ憲章前文「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」をコンセプトに、「平和の心」「平和な社会」を次世代に遺すため活動している団体です。
主宰の上井さんがアウシュビッツ収容所を訪れ、当時の惨状の光景を目の当たりにした瞬間、戦慄が走ると同時に二度と同じことを繰り返してはいけないという気持ちに駆り立てられ、それが現在の活動の原動力となったそうです。
また、地雷問題に取り組むため、自ら現地を訪れ、地雷除去を行ってきた活動を紹介されました。
講演の合間には力強くも優しい歌声で平和をテーマにした楽曲を披露していただきました。

会場ではパネル展示も行われ、現地の様子や地雷のレプリカ、義足など展示されたほか、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)の未加盟国に加入を訴える「ちょうちょキャンペーン」について紹介されていました。

講演会も盛況のうちに閉会し、ユネスコ活動の普及と、平和について考える機運を高める場になったのではないでしょうか。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育部 社会教育課
〒661-0024 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 尼崎市教育・障害福祉センター4階
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