消火器は適切に維持管理できていますか?
印刷 ページ番号1041377 更新日 2025年6月13日
消火器の維持管理について
消火器は使い方が比較的簡単な消防用設備であり、火災が発生した際の初期消火に非常に有効です。
消火器を置くだけではなく、適切に維持管理をして、いざという時に使用できるようにしましょう。
消火器の周りに物は置いていませんか?
【写真:消火器の周りに物が置かれ、取り出しに支障がある状態】
消火器は、火災の際に人が操作をする必要があるため、使用に際して容易に持ち出すことができる場所に設置する必要があります。そのため、消火器の周りには、取り出しの支障となるような物を置かないようにしましょう。
標識は設置されていますか?
消火器には「消火器」と表示した標識を設置する必要があります。
塗料の付着や日焼けにより文字が不鮮明になった場合や、経年劣化等により標識が欠けてしまった場合は、新しい標識に取り替えるようにして下さい。
【標識の規格 地:赤 文字:白 短辺:8センチメートル以上、長辺:24センチメートル以上】
維持管理できていない標識の例
【写真:塗料の付着により文字が不鮮明となっている標識】
【写真:経年劣化により欠けた標識】
古い消火器は置いていませんか?
製造年について
古くなった消火器は変形や腐食の影響により、いざという時に消火薬剤が出なかったり、破裂したりする危険性があります。また、過去には古い消火器を使用した際に破裂し、使用した人が怪我をする事故が発生しています。
消火器の側面には「製造年」が書かれています。消火器が安全確実に使用できるのは、保管場所の条件にもよりますが、概ね10年といわれています。
消防法令で消火器の設置が義務となる防火対象物の場合、製造から10年を経過した消火器については、取り替えるか、消防設備業者による耐圧性能(水圧)試験の実施が必要となります。
旧規格の消火器は使用できません
文字表示の記載があるもの、製造年が2010年以前のものは、すべて「旧規格」の消火器となり、2022年1月1日より、消防法令で消火器の設置が義務となる防火対象物への設置が認められなくなりました。旧規格の消火器は、新規格の消火器に取り換えましょう。
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