令和7年(2025年) 9月の尼活日記

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印刷 ページ番号1040744 更新日 2025年9月10日

9月9日(火曜日)企業訪問

070909企業訪問

 市内のものづくり企業「株式会社ヤマキン」さんを訪問させていただきました。
 金属加工の中でも、尼崎市には珍しい、小さく精巧な金属製品を作ることに長けた企業さんです。
 近年、新たな顧客を増やしていく中で、国や市の補助金も上手に活用されながら設備投資もどんどんとされています。
 現場の従業員の皆さんの働いている表情も明るく、活気を感じました。
 金属加工等の設備が導入されたとしても、最終的には、その機械を操作し管理する人の存在は大きく、人材育成の重要性も感じましたし、女性も活躍し、また、技能実習生も頑張っておられる姿に、日本のものづくりの担い手の現在地を感じることができました。
 受注が多く仕事も忙しい中でも、従業員の皆さんが、B to Cの新たな分野にチャレンジしていることにも感銘しました。
 お話を伺う中で、本市が「政策」として貢献できる分野はたくさんあると改めて感じています。
 成長分野への設備投資補助はもちろんのこと、事業拡大を見据えた用地取得のサポートや、従業員獲得に向けた学校との連携、域内の企業間マッチングなど、基礎自治体ならではの強みを発揮したサポートは必ずあり、そのためには、我々市役所が、地域の経済発展のために、どうやったら貢献できるかを常日頃から考え、現場に足しげく通うことが大切であると感じています。
 「オープンイノベーションコア尼崎」が立ち上がりましたが、その機能の本格化はこれからです。
 地元企業が尼崎で事業をしていて良かった、心強い、と思ってもらえるよう、我々も全力で政策を打っていきたいと思います。

9月1日(月曜日)抽水場視察

070901抽水場視察

 又兵衛抽水場と大高洲抽水場を視察。抽水場は水路の水をポンプで汲み上げて、運河に圧送する施設です。
 尼崎の南部は工業専用地域です。
 南部の工業専用地域は、基本宅地がないため、公共下水が通っておらず、立地企業が浄化施設も含めて整備をしています。
 しかしながら、雨水など一部は企業の下水機能では排水できずに、用水路などに流れます。その用水路などの排水を、動力を使い、運河や海へと圧送するのが、今回視察した施設です。
 あまロック(尼崎閘門)が、静かに尼崎を守っていることは映画を通じて有名になりましたが、こうした抽水場も、目立ちませんが、尼崎南部が浸水しないようにする大切な役割を担っています。
 ポンプは、停電時も動くディーゼルで動いています。
 運営管理は委託していますが、こうした機械のことも理解し、管理運営者とコミュニケーションできる職員が本市にもいて、彼らを中心に、設備のメンテナンスもなされています。大変心強く思います。
 人の知恵・努力と動力で守られている、それが尼崎です。

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