令和7年(2025年) 4月の尼活日記

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印刷 ページ番号1040720 更新日 2025年4月28日

4月26日(土曜日)兵庫県司法書士会阪神支部総会

070426司法書士会

 司法書士会阪神支部の会合に呼んでいただきました。
 相続登記の市民相談や成年後見人などのお仕事を担っていただいています。
 空家の問題や独居老人の問題、事業承継の課題など、司法書士の仕事を通じて見える社会課題は、政策に直結します。
 特に本市は空家の問題が大きく、これからは「空家になる前の取組」もさらに強化する予定です。そのためには相続が大切です。
 引き続き、司法書士会の皆様とも課題意識を共有しながら、ともに様々な社会課題を解決していければと思います。

4月25日(金曜日)福知山線列車事故追悼慰霊式

 JR福知山線脱線事故から20年になります。
 本日は追悼慰霊式がありました。お亡くなりになられた乗客乗員107名の方々とそのご家族に哀悼の誠を捧げるとともに、今なお傷の癒えない皆様に対して心よりのお見舞いを申し上げます。
 当時、事故現場周辺の事業者・市民の中には、消防による救助活動が始まる前に、いち早く現場にかけつけ、救命活動及び救助活動を行った方々がたくさんいらっしゃったと聞いています。
 交通事業者において事故のない社会を目指し技術革新及び人材育成を継続し続けることはもちろんですが、基礎自治体としても、何かあったときに皆が助け合える社会文化を形成できるよう、日頃からの関係性作りに、改めて尽力をすることを確認する一日にしてまいります。

4月24日(木曜日)兵庫県市長会総会

070424県市長会ほか

 兵庫県市長会。国の来年度予算編成プロセスに合わせてスケジュールが組まれています。
 私立高校や給食費の無償化、国保の保険料水準の統一化など、国や県において検討されている重要課題が多くあります。基礎自治体として予想される様々な課題をあらかじめ想定しながら、早めに国や県に対する意見を集約していく必要があります。
 また、消防庁から講師をお招きし、災害対応についての最新情報もインプット。災害時の受援体制(他自治体や企業・ボランティアの支援を受け入れる体制)など、さらに詰めなければいけない分野もあります。大変参考になる講演でした。
 会議前には、本市の文化芸術政策の参考にすべく、兵庫県立美術館にも少し立ち寄り。県立と市立の文化芸術関係の施設の役割分担を考えながら、整備や運営についても考えていきたいと思います。

4月21日(月曜日)地域政策本部会議

070421地域政策本部会議

 市内6箇所ある地域振興センター所長が一堂に集まっての「地域政策本部会議」。
 「地域振興センター」は、各地域を振興するためのプラットフォームで、大阪市や神戸市のような政令市では「区役所」、東京都であれば「特別区」のような存在です。
 事務手続きをする「窓口」以上に、地域の課題を吸い上げ、地域とともに課題をどうやって解決していくか「企画立案」し「実践」することが期待されています。
 年度当初ということで、昨年、各地域でどんな取組を行ったか、どういったことに課題があるかなどをざっくばらんに共有する場となりました。
 本庁と各地域振興センターの関係性(私から見たらマネジメントの在り方)は、官僚組織の中での上位下達ではなく、お互い政策課題を共有した上で、地域振興センターは、地域と向き合い、地域との関係の中で主体的かつ裁量性(創造性)高く活動することの方がむしろ重要だと考えています。
 我々本庁は、むしろ、各地域の取組を後押しし、また、地域の課題を吸い上げて政策につなげていこうとする姿勢が大切と思います。
 大きな組織ですから、全ての部局の主体性が発揮されなければ、組織全体の組織力も発揮できないことは言うまでもありませんが、分野や組織の特性を踏まえ指示の在り方や距離感を模索していくことも大切だと思っています。

4月20日(日曜日)少林寺拳法西日本学生大会

070420少林寺拳法西日本学生大会

 少林寺拳法西日本学生大会が尼崎で開催されました。西日本単位での開催は今回初めての挑戦です。
 「人づくりは国づくり」が開祖の教えです。技を高めることを通じて人間性を磨くことを目指すことは「道」に通じるものがあります。
 学生の皆さんで頑張って運営されていました。西日本大会の今後の発展を祈念いたします。

4月19日(土曜日)ひょうご楽市楽座

070419楽市楽座

 万博に合わせ兵庫県が開催している「ひょうご楽市楽座」。
 尼崎フェニックス事業用地の「尼崎万博P&R駐車場」隣接地で、万博期間中の週末に開催されています。
 先週は雨で中止になったので今週末が本格的なスタートです。
 湾岸部なので、全体的に暗い空間の中に突如とあらわれるネオンの光と賑やかな音楽。
 異質な空間がお祭り感を演出してくれています。
 県内の各地区から様々なお店が出店しており、県内他市町との連携のアイデアもたくさん生まれる場所だなと感じました。
 万博終了時の秋まで開催されます。
 万博訪問者以外の方も利用できますので、兵庫の魅力を感じる機会として、足を運んでいただければと思います。

4月19日(土曜日)ニトリJDリーグ2025 尼崎ラウンド

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 女子ソフトボール「ニトリJD.LEAGUE 2025 尼崎ラウンド」が4月19日・4月20日と開催されました。本市の誘致大会の一つです。
 SHIONOGIレインボーストークスの本拠地は杭瀬寺島です(練習場所は大阪)。
 4月19日3試合、4月20日3試合、ベイコム野球場にて、日本代表レベルの選手がたくさん出場!

4月18日(金曜日)職員研修

070418職員研修

 本日の職員研修は、民主主義(政治参加)の新たな在り方とプラットフォームを模索している25歳の起業家Liquitous(リキタス)の 栗本拓幸さん。
 私の父親の世代は全共闘世代。対権力との闘争。
 私の世代は行政手続法や情報公開法、地方分権など行政プロセスの改革の時代。
 栗本さんの世代は意思決定への新たな参画の在り方の模索時代。DXが大きなうねりを作っています。
 私も学生時代は、政策決定過程に強い関心を持っていたひとりです。
 分断が見える化されやすい時代の中だからこそ、どう納得解を作っていくのか。そのことを考える貴重な機会をいただきました。

4月18日(金曜日)潮江老人給食グループ

070418潮江老人給食グループ

 「ふれあい型老人給食サービス事業」を実施されている潮江のグループを訪問。
 地域のボランティアグループが中心となり、ひとり暮らしのご高齢者を対象にお弁当を届けるとともに、安否確認とふれあい交流を深めておられます。
 皆さんで献立を考え、材料を買いに行き、調理をし、お弁当を作り、各世帯へ自転車で届けられています。
 介護保険サービスが始まる30年以上前から、雨の日も、暑い日も寒い日も、ずっと続けられているとのこと。本当に頭が下がります。
 超高齢化社会の中で、介護保険サービスだけでなく、こういった「つながり」を通じて、地域の助け合いが生まれます。
 ボランティアグループの皆さんの日頃のご尽力に感謝しつつ、皆さんが安心して活動できる環境整備をしっかりと進めていかなければならないと思いを新たにしました。

4月16日(水曜日)商工会議所女性部懇談会

070416女性部懇談会

 商工会議所女性部の会合にお呼びいただき、尼崎市政についてお話しする機会をいただきました。
 私は「まちづくり」という駅伝のひとりの区間ランナーです。これまでの歴史と文化を引き継ぎ、次の世代が胸を張って尼崎で生活できるようにしてバトンを渡す、その一時代を区間ランナーとして全力で走り抜ける役割です。
 あまがさきを次のステージに進めるために「挑戦」し、「実行・実現」し、そしてその成果を出していく。 
 年度単位で橋頭堡(きょうとうほ)を設け、一つ一つ着実に政策を進めていく、そんな市政運営をしていきたいと思います。

4月16日(水曜日)安川電機関西支店開所式

070416安川電機

 産業の街あまがさきに、また新しいパートナーが増えました。
 北九州に本社を置く世界的ロボットメーカーである安川電機が、尼崎に関西支店を集約したということで、本日、開所式にご招待いただきました。
 連結売上約5,400億円。7割近くを海外で稼いでいるグローバル企業です。
 自動車や家電に代表される様々な工場のオートメーション化には、安川電機のロボットや制御装置が多く活躍しています。
 関西支店には、関西の営業拠点だけでなく、例えば、ロボットスクールや実験施設など、導入企業の支援・サポート機能も集約されています。
 今後、市内工業高校の生徒のキャリア教育や中小企業の皆さんの設備投資の検討の際にも、大変、心強い存在になると感じました。
 尼崎は、利便性の高い街です。従業員の皆さんも、ぜひ、仕事においても、生活においても、尼崎を楽しんでいただきたいと思います。

4月15日(火曜日)重点課題事項面談

070415重点課題

 本日から市役所幹部の皆さんと、今年度一年を通じた「重点課題」の確認の面談が始まりました。
 尼崎市では、この面談を踏まえ、各部局の課題を「重点課題事項」として公表をしています。
 尼崎市役所は大きな組織です。一般会計で約2,425億円、特別会計・企業会計で約2,000億円あります。
 そして、全ての予算は、道路や公園、福祉や教育などに使われており、新しい事業を立ち上げたり、やめたりするには、各部局でこれまでの歴史や市民の皆様に与える影響などを評価しながら検討するプロセスが不可欠です。雇用に影響を与える場合もあります。一つひとつの事業の立ち上げや廃止には、一定のエネルギーと時間がかかるのです。
 そのためにも、市役所という大きな組織において、年度初めに、新たな課題に対し、共通認識を持ち、組織一丸となって計画的に取り組んでいくための工夫・仕掛けが「重点課題事項」と言うことができます。
 「重点課題事項」を踏まえ、夏までに昨年度の施策の評価を行い、予算編成の方針をまとめていきます。
 私も、日々市民の皆様から頂く声や感じた課題を、都度メモをし、この「重点課題事項」に反映すべく、昨年度から準備をしています。
 今後、しばらく、庁内での職員との意識合わせが続きます。
 年度当初に設定した施策が着実に進捗できたと、年度末に評価できるよう、今からしっかりと、幹部の皆さんと方向性の確認をしていきたいと思います。

4月7日(月曜日)表敬訪問

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 JICAの海外協力隊として、尼崎から世界各地に旅立つ皆様が、出発前の挨拶に来てくださいました。
 今年は、県内で最も多い4名の方が尼崎から選出。うち3名は女性です。
 それぞれの特技を活かして、ベトナム、パラグアイ、ボリビア、キルギスで活躍されます。
 これから2年間、どんな生活が待っているでしょうか。
 楽しみであると同時に、大変なことも多いと思いますが、訪問地で大いに力を発揮いただくとともに、皆さんにとっても素晴らしい人生の経験となることを祈っています。ご安全に!

4月5日(土曜日)徳之島祭り

徳之島祭り

 リニューアルされた尼崎中央公園で徳之島祭りが、今日と明日の2日間盛大に開催。
 主催は徳之島三町(徳之島町、天城町、伊仙町)。潮江にある一般社団法人徳之島が実務を担っています。各町長さんなども来られていました。
 たんかん、黒糖、味噌、じゃがいもなど名産がたくさん!
 尼崎の地域活性化、徳之島の地域活性化の両立ができるよう、お互い協力していきたいと思います。

4月4日(金曜日)企業訪問

高丸工業

 産業用ロボットシステムを構築するSIerである高丸工業株式会社を訪問しました。
 溶接ロボットはじめあらゆる用途のロボットについて、一品もので作り上げている中小企業です。工場は西宮にありますが、もともとは尼崎で生まれた会社です。あらゆる産業用ロボットメーカーのアッセンブリーを手掛け、目的に応じたシステムを構築するという、ある種の水平分業型ビジネスモデルをいち早く導入し、顧客ニーズにきめ細やかに対応したハイスペックな産業用ロボットシステムを提供しています。
 高丸社長曰く、大企業へのロボット導入の動機と中小企業へのロボット導入の動機は全く異なるとのこと。
 一方で、市内のモノづくり企業を訪問すると、人手不足もあり、今後ロボット導入を検討しているという声をよく聞きます。
 ロボット産業は日本の強みであると同時に、兵庫の強みでもあります。その強みを伸ばせるよう、私も尽力していきたいと思います。

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