常設ミニ展示「武井武雄生誕130年記念『こけし図譜』と郷土玩具の世界」

武井武雄（1894-1983）は大正時代に児童雑誌「コドモノクニ」を立ち上げ、昭和時代にかけて多くの児童書の挿絵・装幀・物語を産みだし、日本の児童文学に偉大な足跡を残した童画家です。

1926(大正15)年頃から郷土玩具蒐集と研究をはじめますが、特に東北地方の伝統こけしに魅了された「こけし傾倒時代(1927-1929)」を経て、こけしや玩具をモチーフとした愛らしい、たくさんの作品を作りだしました。

今年生誕130年を迎える武井武雄の『こけし図譜』を中心としたその作品世界とともに、尼崎・兵庫県の郷土玩具についても紹介します。

こけしや郷土玩具についてのガイドブックやエッセイ・物語・武井武雄の著作など、貸出できる本も集めました。

ささやかな展示ですが、どうぞご覧ください。

展示期間

令和6年3月1日（金曜日）～令和6年4月24日（水曜日）

場所

尼崎市立中央図書館 2階エントランス
尼崎市北城内27 阪神尼崎駅から南東へ徒歩5分