ヒトパピローマウイルス感染症のキャッチアップ接種期間の延長について  ~令和7年3月31日までに少なくとも1回接種が必要です。~

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印刷 ページ番号1030155 更新日 2025年2月6日

HPVワクチンキャッチアップ

 ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の、積極的な接種勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した方が、時限的に従来の定期予防接種の対象年齢を超えて接種を受けること(以下「キャッチアップ接種」という。)が可能となり、未接種の方には接種勧奨をしています。

 なお、厚生労働省は、令和6年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても接種できなかった方がおられる状況等を踏まえ、キャッチアップ接種期間(令和4年4月1日から令和7年3月31日まで)を条件付きで延長する方針を決めました。

キャッチアップ期間中に少なくとも1回の接種があれば、残りの回数の接種期間を翌年度内(令和8年3月31日まで)無料で接種可能になります。

対象者

平成9年4月2日から平成21年4月1日までの間に生まれた女子

キャッチアップ接種実施期間

令和4年4月1日から令和8年3月31日までの4年間

接種方法

特に接種券は必要ありませんので尼崎市医師会加入の市内定期予防接種機関で予約の上、本人確認が出来る保険証等及び母子手帳を持参し接種してください。

※ 母子手帳を紛失された方は、接種歴の確認できるもの(予診票の写しなど)又は市町村が発行する予防接種記録書(定期予防接種対象年齢時に居住していた自治体が発行したもの)を持参して接種してください。

なお、本市の予防接種記録書を発行するためには、事前に申請書の提出が必要となります。

※ 実施医療機関については、下記リンク先一覧表に掲載しておりますが、キャッチアップを実施していない医療機関がありますので、事前に医療機関に電話等で確認してください。

 

接種料金

無料です。(ただし、令和8年3月31日を過ぎると、全額自己負担となります)

※ 9価HPVワクチン(シルガード9)を自己負担で3回接種する場合、約9万円の費用がかかります。

接種回数と接種ワクチン

接種回数

 3回接種のスケジュールにおける接種不足回数分がキャッチアップ接種の対象となります。
 1回目が4月になる場合は、期間延長の対象とはなりません。任意接種となり全額実費となりますので、ご注意ください。

接種ワクチンの種類と接種間隔

 接種対象のワクチンは定期接種と同様に2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)と9価ワクチン(シルガード9)の3種類です。

ワクチンの種類と接種間隔
ワクチンの種類 サーバリックス(2価)

ガーダシル(4価)

シルガード9(9価)

接種回数

3回

接種間隔 1カ月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6カ月の間隔を置いて1回 2カ月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6カ月の間隔を置いて1回

 過去の接種歴と同一の種類のワクチンで残りの回数の接種を行ってください。但し、過去に接種したワクチンの種類が不明な場合、キャッチアップ接種を実施する医療機関の医師と被接種者とで十分相談した上で、接種するワクチンを選択してください。

副反応

HPVワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などがあげられます。

【HPVワクチン接種後の主な副反応】
(HPVワクチン接種後の副反応)

HPVワクチンの接種後に生じた症状について、患者へより身近な地域において適切な診療を提供するため、各都道府県において協力医療機関が選定されています。

子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときは、まずは接種医療機関や地域の医療機関に受診していただき、当該医療機関の医師から、協力医療機関を紹介していただくこととなります。

ご不安なことがありましたら、尼崎市保健所感染症対策担当(06-4869-3062)までご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

保健局 保健部 感染症対策担当(尼崎市保健所感染症対策担当)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:06-4869-3062(結核、感染症、肝炎治療、予防接種)
ファクス番号:06-4869-3049