ロタウイルス感染症の予防接種について
印刷 ページ番号1022779 更新日 2020年12月25日
ロタウイルスワクチンの定期接種が始まりました
ロタウイルス感染症の予防接種が、令和2年10月1日から定期接種になりました。
ロタウイルス感染症とは
ロタウイルス感染症とは急性胃腸炎を引き起こす病気であり、感染力が強く、特に生後6カ月から2歳の乳幼児が罹りやすいという特徴があります。
ロタウイルスワクチンを接種することで、感染の予防及び感染した場合の重症化を予防することが期待できます。
対象者
令和2年8月1日以降生まれのお子さん
接種方法
ロタウイルスワクチンは2種類あります。
どちらのワクチンも経口接種(口から飲む)生ワクチン(弱毒化したウイルス)です。
効果は同様とされていますが接種回数が異なりますので、必ず初回に接種したワクチンを2回目以降も接種するようにしてください。
また、どちらのワクチンも生後6週から接種可能ですが、他のワクチンとの同時接種を考えて生後2カ月からの接種を推奨しています。
ワクチン名 |
ロタリックス(1価) |
ロタテック(5価) |
---|---|---|
接種時期 |
生後6週から24週 (推奨時期は生後2カ月から) |
生後6週から32週 (推奨時期は生後2カ月から) |
どちらのワクチンも、初回接種は生後14週6日までに行いましょう。 |
||
接種回数 |
2回(27日以上間隔をあける) |
3回(27日以上間隔をあける) |
実施場所
市内の定期予防接種実施医療機関(事前に医療機関にお問い合わせください)
(注)市外での接種を希望する場合は、事前の手続きが必要です。(あらかじめ、接種ワクチンの種類をロタリックス(1価)かロタテック(5価)か決めていただく必要があります)
持参するもの
- 母子健康手帳
- 健康保険証、乳児医療証等の住所が分かるもの
(注)予診票については、医療機関においてあります。
腸重積症について
ワクチン接種から1~2週間くらいまでの間には、副反応としてまれに腸重積症をおこすことが報告されています。
腸重積症とは腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気であり、症状(激しく泣く、周期的に機嫌が悪くなる、嘔吐する、血便がでる、顔色が悪い等)が1つでもみられた場合は、速やかに医療機関へ受診してください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
保健局 保健部 感染症対策担当(尼崎市保健所感染症対策担当)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:06-4869-3062(結核、感染症、肝炎治療、予防接種)
ファクス番号:06-4869-3049