農政課ブログ
印刷 ページ番号1020122 更新日 2023年3月24日
農政課・農業委員会ブログ「あま・ブラ・やさい」
こんにちは。農政課・農業委員会です。
農政課と農業委員会では、尼崎市内の農家さんを支援するため、市内産野菜のPRと直売所、インショップ向け出荷の奨励を目的とした「あまやさい」のロゴ入り防曇袋(鮮度保持袋)や、市内産の軟弱野菜の生産出荷を奨励するための結束帯の助成を行う取組などを行っています。
タイトルの「あま・ブラ・やさい」ですが、尼崎産の野菜を「あまやさい」としてブランド化し、都市の農業について、たくさんの方々に知っていただき、たくさんの方に尼崎の農業で応援していただきたいと考え、このタイトルにしました。
あまやさい
農業公園梅祭りにご来場いただきありがとうございました!(令和5年3月5日)
こんにちは、農政課です。
農政課で所管している尼崎市農業公園では、今の時期に梅の花が見頃を迎えていますが、それに合わせて3月5日に農業公園梅祭りが開催されました。
この催しは尼崎市営農振興会(事務局:JA兵庫六甲)が主催となり、尼崎信用金庫さんからの協賛や一般社団法人日本催事販売協会さんと自然と文化の森協会さんの協力の他、たくさんの方々のお力を借りて実施することができました。
梅祭り当日にはたくさんのコーナーがあったので、当日の写真と共にそれぞれ簡単に紹介していきます。
まずは市内産野菜「あまやさい」の直売です。
「あまやさい」を出品してくださったのはJAの園田直売部会、田能の認定農業者の橋内さん、自然と文化の森協会の方々で、ホウレンソウやダイコンなど、この時期に取れる新鮮な野菜が売られていました。「あまやさい」は販売開始の30分前から大行列ができるほどの人気で、10時の販売開始と同時に軽トラに並べられた「あまやさい」は次々とお客さんの買い物かごに入り、30分ほどで売り切れとなっていました。
また、この隣では焼き芋も販売されていて、おいしそうな匂いに誘われて梅祭りの間ずっと行列ができていました。
次は「あまやさい」を使った料理のキッチンカー。
今回は2台のキッチンカーが出店され、「あまやさい」を使ったペペロンチーノやポタージュスープと、ささはら菜園のイチゴが使われたクレープが販売されていました。
どちらもおいしそうで、ペペロンチーノやクレープを片手に芝生広場や休憩スペースでくつろいだり、梅の花を楽しんだりする人がたくさんいました。
食レポができればもっと詳しく紹介できたと思いますが……食べようと思っても気が付けば売り切れていました。
3つ目は出張販売のコーナー。
今回の梅祭りではささはら菜園のイチゴとあまやさいの小松菜を使ったオイシスの「尼崎城熱カレーパン」、農業公園の梅の実が使われ、尼みやげにも認定されている「あまうめ城っぷ」の3つが出張販売されました。
どれもすべて完売してしまうほどの人気で、特にささはら菜園のイチゴは、途中で商品の追加がありましたが、それもすぐに売り切れてしまいました。
4つ目は自然と文化の森協会による竹細工体験のコーナー。
農業公園の竹林の竹を材料に、竹とんぼや箸を自分で作る体験ができます。
特にお子さんが楽しんでいて、刃物の扱いに苦労しながら完成したときの達成感や、自分で作った竹とんぼを飛ばすときの楽しそうな表情がとても印象的でした。
お子さんにはやはり竹とんぼが人気で、大人の方は箸を選ばれる方が多かったですね。
5つ目は子どもトラクターのコーナー。
子どもトラクターコーナーは小学生未満のお子さん向けにおもちゃのトラクターに乗って遊べるコーナーでした。トラクターも空きがほぼないくらいに人気だったそうです。
最後にスタンプラリー。
今回用意されたコーナーを回って4つのスタンプを集めると景品と交換できるスタンプラリーも開催していました。スタンプラリーも人気で400枚以上準備した台紙がすべてなくなり、景品交換の受付にはたくさんの人が並ぶ事態になっていました。
尼崎市農業公園で今回のような催しを実施することは初めての試みであり、正直に言って、これほど大盛況になるのは予想外でしたが、初めての試みで十分な成果になって、実施してよかったなと達成感を感じずにはいられませんでした。
この成果はご来園いただいた皆様、日ごろから「あまやさい」を応援してくださっている皆様、「あまやさい」を生産している市内農家の皆様のおかけです。
農業公園梅祭りにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
それと同時に、予想以上の盛況で多くのブースが早々に完売してしまったため、ご来場いただいた時には何もなかった…という方も多くいらしたことを、深くお詫び申し上げます。
これからも尼崎の市内農業や「あまやさい」を盛り上げていくよう、努力していきますので、今後も「あまやさい」の応援と農業公園のご愛顧のほどよろしくお願いいたします!
JA兵庫六甲武庫支店さんから、認定農業者の遠藤さんとのコラボ事業のご報告を頂いたので掲載させていただきます。(令和4年10月19日)
『令和4年10月19日(水曜日)、認定農業者で野菜ソムリエの遠藤晃久さんにご協力いただき、武庫西生涯学習プラザにて不登校生徒への「芋ほり・おやつ作り」を行いました。
とてもいいお天気で、絶好の芋ほり日和。参加人数が当日まで不明のため、人数によっては私たちも一緒に芋ほりを、ということで意気込んで服装など準備をしていましたが、そんな心配は不要でした。予想以上の子どもたちが参加してくれました。植えていた芋がすぐになくなってしまうのではないかと思うほどの人数で嬉しい驚きでした。
実演も交えての遠藤さん説明のもと、子どもたち、親御さんたちが芋ほりを体験しました。最初は虫を怖がっていた子も段々と生き生きとした顔つきに変わってきて、とても楽しそうに芋ほりをしていました。見ている私たちも楽しくなりました。
芋ほり終了後は武庫西生涯学習プラザにておやつ作り。おさつチップスと大学いもを作りました。子どもたちは初めての包丁にドキドキしながら、自分たちが掘ってきた芋を輪切り、乱切りにし、スライサーでスライスをするなどの体験をしました。
私は武庫地域課の方と一緒に油で揚げる係をさせてもらいました。始め、なかなか油の温度が一定せず大変でしたが、なんとか形になったかな、と。
子どもたちは思い思いの味付けをして楽しく試食しました。自分たちが収穫してきた新鮮な芋はより美味しかったのではないでしょうか。おやつとして使用しなかった芋は参加者で持ち帰って、この日の体験は終了しました。
不登校の子どもたちの食農教育ということで課題は残りましたが、参加してくれた子どもたちは楽しく体験してくれたと感じたので良かったと思います。』
※子どもたちの写真掲載はプライバシー保護のため控えさせていただきます。
※写真は当日手伝って下さった 武庫地域課 山下さんと投稿者です。
尼崎伝統野菜の出前教室、武庫小学校で開催!!(令和4年9月5日)
こんにちは。農政課です!
尼崎市の伝統野菜の出前教室が武庫小学校で開催されました!!
武庫小学校の3年生4クラス、約130名の生徒さんを対象に、今回は尼藷栽培援農ボランティアを7年続けておられる阪野さんを講師にお招きし、伝統野菜について教室を開いていただきました。
武庫小学校の授業の一環で、その土地に昔からある特産品を調べてみようという趣旨で今回の出前教室が実現したのですが、「もともと大人向けに講義するものを作っていたので、今回初めて子どもに講義をするからちゃんと伝わるかなぁ」と講師の阪野さん。小学3年生にもちゃんと伝わるようにと、漢字に送り仮名を振るなど、いろいろな工夫をされていました。
いざ授業が始まると、みんな真剣に阪野さんが話す内容を聞きながら、自然と「へぇ~!」や「えっ!?」といった声が聞こえてきました。
尼崎の伝統野菜、「尼藷」「一寸豆」「田能の里芋」のそれぞれの特徴を話されている時に、ジブリ作品の「となりのトトロ」でトトロが傘の代わりに差している大きい葉っぱが里芋の葉っぱなんですよ~」と雑談も交えて面白おかしく授業をされていました。
授業も終盤になると、種芋といって収穫した時に次期の栽培のために保存し、2月頃になると苗床に植えてそこから出た苗を摘み取り、畑に植えて尼藷を栽培するのですが、
その種芋の実物を用意して実際に子ども達に触れてもらったり、普段ではなかなか味わえない体験となりました。
実際に尼藷を栽培している畑が武庫小学校のすぐ真北にあり、それを子ども達に伝えると「えーっ!?」と驚いていました。
質問の時間には子ども達が次々と手を挙げ、疑問に思ったことを質問していて、子どもなりの疑問の感じ方に驚かせられました。
自分達のすぐ近くで野菜が栽培されている。野菜が育っていく様子や、収穫しているところが見れる。都市農業の良いところだと思います。
この機会に、子ども達にも農業を身近に感じてもらえたらと思います。
武庫小学校3年生の皆さん、阪野さん、ありがとうございました!!
武庫西生涯学習プラザで「キッザニ“あまがさき”!~野菜の販売体験~」が開催されました!(令和4年8月9日)
昨年に引き続き、8月1日から8月10日にかけて、武庫地域課が主催の小中学生向け講座イベント「MIT(むこっ子行きたくなる短期大学)」が開催されています。その中の講座の一つとして8月9日に行われた、尼崎市認定農業者第一号であり、野菜ソムリエでもある遠藤晃久さんによる「キッザニ“あまがさき”~野菜の販売体験~」にお邪魔してきました。
今回は、リモート収穫した野菜を袋詰めして販売してみよう!という体験です。(おもちゃのお金を使用した模擬販売です)
まず初めに行われたのは遠藤さんの畑でのリモート収穫体験です。(当日は35℃を超える猛暑で、熱中症対策のため、畑での収穫体験は中止となりました。)
現地にはJA営農支援センターの職員の方に行ってもらい、会場の遠藤さんの指示で畑の様子をレポートしながら野菜を収穫してもらいます。子どもたちは映像で初めて見る野菜が育っている様子や収穫の様子を遠藤さんの解説付きで楽しそうに見ていました。
ミニトマト、オクラ、キュウリ、ナス、ゴーヤ、モロヘイヤの6種類の野菜のリモート収穫が終わり、会場へ野菜を届けてもらいます。
無事に会場へ野菜が届けられ、これから野菜の袋詰めです。
「あまやさい」のロゴの入った袋に新鮮なあまやさいを詰めていきます。
皆さん初めての作業ですが、野菜のサイズに合った大きさのあまやさい袋を選んで遠藤さんから野菜がおいしそうに見える入れ方を聞きながら、上手に袋詰めしていました。
袋詰めが終わると、次は値札シール貼りです。値札シールには野菜の名前と値段を自分でマジックで書いていきます。
遠藤さんの「自分でお野菜の値段を決めていいよ~」の言葉を聞いて、格安な値段から超高額な値段まで、子どもらしい値段がつけられました。
「これは安いから絶対売れる!」「たくさん売れるかな~」期待や不安を抱えながら、次はいよいよ販売です!
かごにたくさん入った野菜を皆で販売所へ運び、おつりも準備していよいよ開店です!
開店と同時にあまやさいのエコバックを持ったお客さんのお母さんたちで長蛇の列ができ、販売は大盛況です。子どもたちは自分で袋詰めした野菜を張り切って売りながらもおつりの計算もまちがえないようにがんばりました。
お手頃価格の野菜は即完売!売れるかな~と心配していた超高級野菜も無事に売れて喜ぶ姿が見れました!
皆で頑張った今日の売上はなんと!!!
合計1,012,310円になりました!!!(90万円の超高級「モロヘイヤ」が売れたおかげで?!)遠藤さんも大喜び!
リモート収穫、袋詰め、販売を終えた子どもたちには、最後にJA武庫支店長からお給料(JA武庫支店の直売所で利用できる利用券)が手渡されて、自分たちで袋詰めした野菜を1つお土産にもらって終了となりました。
講座終了後にお孫さんと一緒に参加された、保護者の方に感想をお聞きしました。
「これまでもこのようなイベントに参加しましたが、野菜の袋詰めから販売まで、今までにない体験ができたのがすごく楽しかったです。いい時間を過ごせました。」と仰っていました。
参加した子どもたちからも「今日来れてよかった!」「野菜を売るのが楽しかった!」「また来たいです!」と大好評でした。
私もこれまでは、スーパー等に並んだ野菜を何気なく買って食べていましたが、スーパーや直売所に野菜が並ぶまでにこのような大変な作業があるのだと知るいい機会になりました。
皆さんもスーパー等で販売されている「あまやさい」を手に取って、尼崎市の農業を応援していきましょう!
ささはら菜園のイチゴかき氷、今年も始まってます!(令和4年7月21日)
こんにちは!農政課です。
夏本番!アイスやかき氷など、冷たいものがおいしい季節ですね。
農政課ブログでは、昨年に認定新規就農者の笹原さんのかき氷を紹介しましたが、今年、昨年よりもバージョンアップしたかき氷が販売されるということで、取材へ行ってきました。
今年は7月2日から販売を開始していて、平日でも満席になるほど大盛況で、昨年に引き続き大人気となっています。
昨年はミキサーにかけたイチゴを凍らせたものを使ったかき氷でしたが、今年はイチゴを丸ごと凍らせて、そのままかき氷機へ!凍ったイチゴをそのまま削って、間に練乳もトッピングし、仕上げに自家製のミントを飾りつければ見た目もかわいいイチゴ氷完成です!
使っているイチゴはもちろんささはら菜園で取れたもので、紅ほっぺ、章姫(あきひめ)、かおり野の3品種をミックスした贅沢仕様!
食べる前でもイチゴの香りが感じられ、食べるとイチゴの甘味と酸味と香りが、練乳の甘さに全く負けずに口の中いっぱいに広がります。食感は、イチゴを凍らせたことによるサクサク感に加えて、イチゴを丸ごと使っていることによって、イチゴのツブツブの食感も一緒に感じられました。
価格は1杯600円。少し高めかも、と感じる人もいるかもしれませんが、こんなかき氷は他になく、とてもおいしいのは間違いないので、是非一度ご賞味ください!
笹原さんに色々とお話を聞かせていただきました。
農政課「今年のかき氷は去年のものと違うものになっていましたね」
笹原さん「去年よりもささはら菜園にしかないようなもの、お客さんが一目見て食べたいと思うものを目指して試行錯誤していたら、イチゴをそのまま凍らせる形に落ち着きました」
農政課「今シーズンの意気込みや、やりがいなどはありますか?」
笹原さん「お客さんが喜んだり楽しんだりしている顔を見られるのが、直売所やかき氷のやりがいですね。あと、『~ができました』と活動の結果だけを発信するのではなく、それができるまでの過程を発信していくことが大切だと思っているので、自分のやっていることはどんどん発信していきたいし、インスタなどで発信した情報を見た人が実際にお客さんとして来てくれるからありがたいです」
農政課「イチゴのかき氷は冷凍イチゴの在庫がなくなり次第終了ということですが、いつぐらいまで販売できそうですか?」
笹原さん「今年もたくさんのお客さんが来て下さっているので、あまり長く続かなさそうですね。現時点では8月上旬、お盆くらいまで続けられそうですが、食べたい方は早めに来ていただけるとうれしいです」
お話に出てきた笹原さんのインスタグラムには下記のリンクからアクセスすることができますので、興味がある方は是非チェックしてください。
また、笹原さんはイチゴの栽培だけではなく養蜂も始められており、今年の春からは直売所ではちみつの販売も行っています。
様々な花の蜜でできている百花蜜と呼ばれる純度100%のはちみつで、1瓶200mlで1300円(税込)で販売されているので、はちみつも是非手に取ってみてください。
猪名寺の住宅街の一角にあるささはら菜園では、夏のイチゴのかき氷だけでなく、冬から春にかけては完熟イチゴの直売を、春にはイチゴ狩りも実施しています。特に、今行っているイチゴのかき氷は在庫がなくなり次第販売終了となりますので、食べたい方はお早めに!
【ささはら菜園 かき氷販売】
・所在地 尼崎市猪名寺1丁目6番16号
・営業日 火曜日、木曜日、土曜日、日曜日
・営業時間 午後1時から午後4時まで
・価格 かき氷…1杯600円(税込) テイクアウト対応可、在庫がなくなり次第販売終了
はちみつ…1瓶200ml入り1300円(税込)
尼崎FCの食堂で「あまやさい」を使用したメニューが提供されました!(令和4年7月19日)
気が付けば、7月も後半、令和4年度も3分の1が終わろうとしています。
あま・ブラ・やさいの更新がすっかりご無沙汰となってしまい申し訳ありません。 久々の更新に相応しいビックニュースです!
なんと、3月に東海岸町に、アマゾンジャパンの西日本最大の物流拠点として開設された尼崎FCの食堂で「あまやさい」を使用したメニューが提供されました。尼崎の北部で生産量の多い「あまやさい」ですが、南部に位置し、市外からも含めたくさんの方が働きに来られている尼崎FCで「あまやさい」を知っていただける絶好の機会ということで、しっかりと感染対策を行ったうえで取材に行かせていただきました。
尼崎FCでは、食堂イベントの一環で「地域貢献」の期間として7/18~7/21の4日間、「あまやさい」を使った小鉢を食堂メニューに+1品として利用者の方へサービスされていました。素晴らしいことです!
この日の小鉢は「トマトとオクラの酢の物」でした。もちろん使用されているのは旬の夏野菜!尼崎産のトマトとオクラです。入り口の展示パネルや、食堂の通路の壁などにもしっかりと「あまやさい」が紹介されています。あまやさいのロゴを見つけるたびに「こんなところにもあまやさいが!」と思わず感動。しかも、この4日間はお米も尼崎産を使用していただいているとのこと!
尼崎の農家さんが一生懸命作った野菜やお米がこの新しい綺麗な食堂でたくさんの方に食べていただけて担当者としては嬉しい限りです。
思わずお忙しい厨房の方や食事を終えられた方にインタビューさせていただきました。
「いつもは冷凍野菜を使用することが多いのですが、生の野菜を扱うのが新鮮で、調理も楽しかったです」と厨房の武田さん。4日間、異なる「あまやさい」を使ったメニューを栄養士さんが考案し、日替わりで提供されているとのこと。「あまやさい小鉢はみなさん完食されて、利用者にも人気があるみたいです」と笑顔で話してくださいました。
食事を終えた尼崎FCで働く方にも「美味しかったです!」いただけました。
取材班も実食させていただきました。
尼崎産の旬の「トマトとオクラ」が夏にぴったりの酢の物に変身。さっぱりしていてとっても美味しかったです。さすが尼崎FCさんご自慢の食堂だけあって、あまやさいの美味しさがしっかり引き出されていました。明日はナス、明後日は小松菜を使った小鉢が提供されるということです。これも期待できますね!
尼崎FCの周辺には現在は農地が全くありませんが、大昔には農地が広がり、伝統野菜の尼藷(さつまいも)の栽培が盛んだったエリアです。いまも尼崎では農業が行われており、新鮮で安心安全な「あまやさい」がマルシェや直売所で購入できることを少しでも知っていただくため、食堂に来られた方に「あまやさい」の直売所情報が掲載されたチラシをお配りしました(裏面の「あまやさい」アンケートにもご協力いただきありがとうございました!)
このイベントをきっかけに、「あまやさい」のメニューが定着して、「あまやさい」の新しい販路やフードロスの削減に繋がることを期待します。そして、尼崎の農家さんにとって、丹精込めて生産した「あまやさい」が大規模な食堂でも使用され、喜ばれているということが、これからも農業を続けていく励みになるといいなと願っています。
あまがさき観光案内所での「ささはら菜園いちごのスイーツ販売会」に行ってきました!(令和4年2月19日)
毎月第3土曜日は「あまやさいマルシェの日!」ということで、地元の方にもすっかり定着し、毎回楽しみにされている方も多いという「あまがさき観光案内所」でのマルシェに行ってきました。
今日は育成調理師専門学校の学生の皆さんが、猪名寺のささはら菜園で採れたいちごを使ったパンを販売されるということで、観光案内所には開店時間の9時前からお客さんが詰めかけ、9時半ごろには入場制限も行われるほどの大盛況でした。
ささはらいちごの人気品種「紅ほっぺ」を使用したデニッシュは早々に完売し、「章姫デニッシュ」と「かおり野メロンパン」も数量制限を設けるなどの大人気ぶり。とっても可愛い見た目で、ささはらいちごの美味しさを知っているだけに期待が高まります。30分ほど並んでようやくゲットしました!が、その場でいただくわけにもいかないので味見は帰宅までお預けです。
接客も育成調理師専門学校の生徒さんが自らされていて、予想以上の?人気ぶりに学校を何往復もして商品を追加で運んでおられたので、その忙しそうな様子をしばらく見守っていたのですが、お客さんが一段落したころでお話を聞くことが出来ました。
「デニッシュの生地は最初脂っぽくなりうまくいかなかったけど試作を繰り返し改良できました」「クリームといちごのバランス、いちごの飾り方などデザインには悩みました」と、今日の日までの苦労を話してくれました。でも、3人とも「苦労もしたけど先輩、後輩一緒に楽しく作業できました。またこんなイベントがあれば参加したいです」と笑顔で話してくれました。(左から 福原さん、鎌谷さん、小林さん)
森教頭先生にもお話を伺うことが出来ました。「生徒の創造力、アイデアは素晴らしい。在学中に販売イベントに参加するのは良い経験になる。先輩たち(卒業生)も、尼崎の伝統野菜などを使って素材を活かしたメニューの開発などに関わってきたんです(一寸豆入りパウンドケーキ等)」ということで、育成調理師専門学校では地域の伝統野菜や特産品を活用した取り組みも積極的にされているので、今後も何かコラボできるといいな思いました。
パンは10時半頃にはほぼ完売、「あまやさいコーナー」の野菜も11時前には完売しました。ちなみに、「あまやさいコーナー」にて限定30パックで販売された「ささはら菜園いちご」は開店後瞬く間に売り切れたそうです。買えなかった方ごめんなさい。よろしければぜひ猪名寺にあるささはら菜園の直売所を覗いてみてください。
お待ちかねのいちごパンのお味ですが。。。
パッケージには「ささはら菜園」の使用したいちごのシールが貼られています。ふたを開けて、いざ実食!ささはら菜園自慢の大きないちごが可愛く飾られています。食べるのもったいない感じだけど、勢いよくかぶりつくと、、、パンの生地はメロンパンはしっとり!デニッシュはサクサク!いちごの甘さを引き立てるクリームの優しい甘さと滑らかさ。いちご、クリーム、パン生地が絶妙なバランスで、一見ボリュームがありそうですがぺろりといける!ささはら菜園のいちごの美味しさが充分に引き出された作品でした。
育成調理師専門学校の皆さん、ささはらさん、ごちそうさまでした!
武庫南小学校にて認定農業者濵さんによる「農家の仕事について」の授業が行われました(令和4年2月10日)
武庫南小学校の3年生約100人を対象に、本市8人目の認定農業者である濵享さんによる「農家の仕事について」をテーマにした社会の授業が行われました。
昨年から行われているこの取り組みは、3年生が地域のことを学ぶための授業として行われており、地域の農家さんとして濵さんが子どもたちに農家さんの仕事を紹介するものとなっております。
授業が始まり、まずは先生から武庫地区でとれる野菜のクイズが出されると、多くの子ども達が元気に手をあげ、楽しそうに回答している姿がありました。
そして、そんな武庫地区で実際に農業を行なっている濵さんが登場。校区内に農地を持つ濵さん。尼崎で作られる野菜の作付けトップ5や、尼崎で育つ野菜の特徴、1年間の野菜の育て方、農家さんの1日の仕事の流れ等、子どもたちに分かりやすく説明をされていました。
授業の始まる前に、濱さんは「子どもたちに分かりやすい言葉や話し方など考えて話をするようにしています。自分の子ども(小学2年生)に、こんな言葉って使う?と確認もしているんです。」と笑いながら、授業をするための工夫を教えてくださいました。
濵さんの農業は周年栽培を特徴としており、夏でも冬でも1年を通して野菜が収穫できるように、季節に合わせた作付けを行っています。栽培期間の短く、輸送中に傷み易く、遠方への出荷に向かないコマツナやホウレンソウ等の葉物野菜をメインに栽培を行っており、収穫した野菜は尼崎市公設地方卸売市場へと出荷され、様々なお店に並んだり、学校給食などにも使われています。
Aの農地で収穫している間にBの農地で植付け、今度はBの農地で収穫している間にCの農地で植付け、Cの農地で収穫している間にAの農地で植付け、と農地を回しながら、1年を通して野菜の収穫が途切れないようにしているとのことです。
季節によって水のあげ方や収穫する時間が異なることなど、自然の中で仕事をする農業の魅力を子どもたちに伝えていました。
子どもたちも、登下校時に見ている畑で育つ野菜に興味をもち、メモを取りながら熱心に話を聞いていました。
「農家の仕事は、人間が季節や気候、野菜に合わせます。天気予報に振り回されるんです。」との濵さんの言葉が、自然の中で仕事をする農業という職業をよく表していると感じ、とても印象的でした。
最後に子どもたちから濵さんへの質問のコーナーがあり、子どもたちからたくさんの質問がでていました。
「具合が悪くなったときはどうするの?」や「一番くろうしたことは?」等子どもならではの質問に一つ一つ丁寧に回答をされていました。
子どもたちもいつも見ている畑で育った、新鮮でおいしい「あまやさい」をもっと身近に感じながら食べているかもしれませんね。
YouTube公開中「農政課職員が解説!発見!尼の米」(令和4年2月8日)
みなさんは尼崎で作られているお米をご存知ですか?
日本人の主食であるお米。私たちの食卓には欠かせない食材です。
尼崎でもお米を作っている農家さんはたくさんおられます。
都市である尼崎で作られるお米の魅力、農家さんの姿を皆さんにPRするため動画を公開しています!
百聞は一見に如かず!ぜひご覧ください!
モルセラ保育園の『Moluccella Eats!!』(令和3年12月3日)
皆さん、こんにちは!農政課です。
10月のブログにアップしたモルセラ保育園の尼藷収穫の記事を覚えていますでしょうか?
収穫をしたあとは何が待っているでしょうか??
そうです!!お待ちかねの「食」です!!
モルセラ保育園では、園児たちが5月に尼藷の苗の定植、10月に尼藷の収穫と、すべて園内で行っていて、今回その尼藷を焼き芋にして食べると聞き、またまた取材をさせていただきました!
モルセラ保育園に到着するとまず目に飛び込んできたのが、園児たちが美味しそうに焼き芋を頬張る姿でした。
気になるお味の方は、子どもたちが言うには「栗のような味がする」と言っていて、よく聞く尼藷の「素朴な味」ではなく、子どもなりの感じ方に感心しました。
また、園内をよく見ると「Moluccella Eats」と書かれた看板が!
先生たちが一から薪や落ち葉や炭を使って火をおこし、出来上がった焼き芋をMoluccella Eatsの配達員の園児たちがお客さん役の園児たちに配達します。
園児たち同士で「焼き芋があともう少しで
なくなりますよ~」「まだ食べたい~」な
どの会話が聞こえてきて、焼き芋を食べる
だけではなく、色々な工夫をしながら楽し
んでいて最後は配達員、お客さん関係なく
仲良くみんなで食べている姿が印象的でし
た。
また、焼き芋で使った落ち葉も近くの公園や神社へ遊びに行った時に園児たちで少しずつ集めたものなんですよと先生はおっしゃっていました。
毎年農政課では、地元の農家さんと尼藷栽培援農ボランティアの皆さんとで尼崎市の伝統野菜、尼藷の栽培を行っています。収穫された尼藷は、そのほとんどが芋焼酎「尼の雫」の原料として使用されるため、滅多に市場に出回ることのない幻の芋です。
そんな尼藷を、色々な形で楽しんでいるモルセラ保育園さんを取材をさせていただくなかで、あまり触れる機会のない畑の土に触れたり、落ち葉などを使った焼き芋だったりと、尼藷を介しての活動や色々な経験の場が設けられるということを拝見できて、農政課としても大変実りのあるものとなりました。
モルセラ保育園さん、ありがとうございました!!
ぜひ尼崎市の伝統野菜「尼藷」を知っていただき、応援をよろしくお願いいたします!
尼崎市の伝統野菜尼藷については、ぜひ下記リンクもご覧ください。
今年も始まります!!(令和3年11月18日)
皆さん今年もついにこの季節がやってきました!!
このイチゴの写真を見てお気づきの方も多いと思います。
そう!ささはら菜園のイチゴの直売が始まります!
本市の認定新規就農者である若手農業者笹原さんが作る自慢の摘みたてイチゴの直売所が今週土曜日20日から始まります。
ささはら菜園のイチゴはもう皆さん知ってますよね!
笹原さんのイチゴは、笹原さんが一粒ずつベストなタイミングを見極め収穫を行っているため、どれも摘みたて新鮮完熟イチゴです。
通常、遠方からやってくるイチゴは流通に時間がかかるため、お店に並ぶときに赤くなることを考慮して少し青い状態で収穫が行われます。
ところが、農地が市内にあるささはら菜園のイチゴはしっかりと熟したちょうど食べ頃のイチゴを収穫し、すぐお客さんに届けることができるため、一味も二味も違うイチゴになっているのです。
生産地と消費地が近い都市農業の強みです!
そんなささはら菜園のイチゴの季節がやってきました。
営業日時は昨年と同じ、火曜日、木曜日、土曜日、日曜日の午前10時から正午(売切れ次第閉店)。取り置きも可能だそうです。
ぜひ皆さん尼崎市の自慢のイチゴを味わってみてください!
直売所の情報はささはら菜園のホームページやInstagramなどに詳しく乗っていますので、ぜひそちらをチェックしてみてください!
尼崎市で頑張っている若手農家さん、ぜひ応援してください!
農業の力で地域を元気に~収穫祭が開催されました~(令和3年11月5日)
11月5日にJA兵庫六甲武庫支店にてまごころ収穫祭が開催されました!
今年で2年目となる武庫支店での収穫祭。武庫地区の農家さんが持ち寄った野菜を来店者の方に募金と引き換えでお渡しするというもので、頂いた募金は市内の子ども食堂へと寄付され「あまやさい」「市内農業」のPRに繋げます。
店内には武庫地区の農家さんを紹介するポスターや市内の農家さんを紹介する動画などが流されていたりと来店者の方に地元農業への興味を持ってもらうための展示がされていました。
その他にも職員の方が手作りした子ども食堂の取組みや都市農業の役割などを伝える掲示がされており、農業を通じた地域とのつながりに触れることができました。
武庫支店の山野支店長は、コロナでイベント等が中止になるなか、少しでもお祭り気分を味わってもらえたらという思いから収穫祭を始めたそうです。
この日は約80人の方がご協力くださり、77,594円もの募金が集まったとのことです。
武庫支店には武庫直売所が併設されており、山野支店長は「金融に来られた方、野菜を買いに来られた方、それぞれが繋がることで市内の農業のため、農家さんのためになると思います。地域密着で動けることがJAの強みです。」と仰っておられました。
都市部で頑張る農家さん、そしてそれを支えるJAさんの存在が都市農業の存続を支えています。
ぜひ、皆さんも尼崎市産の野菜「あまやさい」を買って、市内農業を応援してください!
認定農業者の遠藤さんの畑で芋掘り体験!(令和3年10月21日)
こんにちは、農政課です。
10月の半ばあたりから急に寒くなり、秋を飛ばしていきなり冬になったような気がします。それでも10月後半はちょうどサツマイモの収穫時期となっていて、秋の味覚を楽しむにはもってこいの季節です。
尼崎市内の「はまようちえん」ではこの時期の恒例行事として、認定農業者の遠藤さんの畑での芋掘り体験が行われています。そして今年も10月21日に芋掘り体験が実施されました。
「はまようちえん」の芋掘り体験は、昨年も農政課が取材させていただいていました。その時の記事を見返してみると昨年は小雨の中、雨合羽を着た園児たちが芋掘り体験を楽しんでいましたが、今年は心地いい秋晴れで、野外活動にはバッチリの天気でした。
約70人の園児たちが遠藤さんに元気よく挨拶した後、先生やお手伝いに来た保護者の方に見守られながら、芋を掘りはじめました。中には自分の顔より大きなサツマイモを掘った園児や、たくさんのサツマイモが付いた株を嬉しそうに持ち上げようとして、よろけてこけそうになる園児もいましたが、みんな芋掘り体験を楽しんでいました。
畑には園長先生も来られていたので、少しお話を伺ったところ、「お昼の給食にも遠藤さんの野菜が使われていて、園児たちにとって遠藤さんは身近な存在。芋掘り体験は園児たちに地元の農業を知ってもらういい機会になっている」とのことで、遠藤さんの活動が子どもたちにとって貴重な体験の機会となっていることがわかります。
また、芋掘り体験が終わった後で遠藤さんにもお話を伺ったところ、「他の保育園などでも芋掘り体験を実施している。体験を通して子どもたちに地元での農業を知ってもらい、野菜に親しみをもってもらいたい」と、認定農業者としての都市農業の振興への積極的な思いが伝わってきました。
今回取材した遠藤さんの芋掘り体験の他にも、稲刈り体験を実施される農家さんもおり、尼崎市の農家さんの協力によって、子どもたちの農業体験が実施されています。このような体験は、尼崎市のような市街地で自然に触れたり、食に関する興味を持つきっかけとなる貴重な機会になっていると思います。
そういった機会を作ってくださる尼崎の農家さんにとって、尼崎市産野菜「あまやさい」を市民の皆さんに食べていただくことが励みであり、農業を続けていくための応援となります。
もし、少しでも尼崎市産野菜に興味がありましたら、ぜひ「あまやさい」のロゴが入った野菜を食べてみてください。
秋の味覚!尼崎市産サツマイモ(令和3年10月16日)
こんにちは!農政課です。
つい最近まで夏のような暑さでしたが、急に寒くなりましたね。
季節の移り変わりを肌で感じる今日この頃。令和3年度第1号であり、本市7人目の認定農業者である高寺俊春さんの畑で、秋の味覚の代表サツマイモの収穫が行われました。
高寺さんが作る野菜は安心安全高品質な野菜として、西宮阪急やコープ武庫之荘で販売されています。
16日の今日は西宮阪急で開催される「Nishinomiya Food Marche」で販売されるサツマイモを収穫しました。
お店の方が10時30分ごろに畑に来られ、高寺さんと一緒に収穫。
土から出てくるサツマイモはどれも綺麗な色、形をしており見るからに美味しそうなものばかり。
この日は紅はるかとパープルスイートロードの2種類のサツマイモ計50キログラムが収穫されました。
パープルスイートロードは紫芋の一種で断面が鮮やかな紫色をしたサツマイモです。
多品種栽培を行っているのも都市農業の特徴だと思います。
午前中に収穫されたサツマイモは、昼から販売されるとのことでした。
高寺さんは阪神こだわり野菜の会に所属し、皆さんの食卓を彩る安心安全新鮮野菜をたくさん作られています。
ぜひ皆さんも高寺さんの野菜を食べてコロナに負けない強い体を作りましょう!
モルセラ保育園の園児たちが尼藷の収穫を行いました!(令和3年10月6日)
尼崎市の伝統野菜、尼藷の収穫時期が今年もやってきました!
毎年農政課では、地元の農家さんと尼藷栽培援農ボランティアの皆さんとで尼藷の栽培を行っています。栽培された尼藷は、そのほとんどが芋焼酎「尼の雫」の原料として使用されるため、滅多に市場に出回ることのない幻の芋です。
そのような尼藷の栽培を行い、園児たちの食育活動の一環としているモルセラ保育園さんが5月の苗の植え付けに続き、今回は収穫を行うと聞き、取材をさせていただきました。
今回、尼藷の収穫を行うのは0才から3才の園児たち。密にならないよう順番にクラスごとで先生に連れられ、元気よく尼藷の植わっている畑に登場です!
初めに園児たちが先生から尼藷の収穫方法を聞いている間、尼藷の育ち具合はどうかと心配でしたが、いざ収穫が始まると、とても大きく育った尼藷がゴロゴロと園児たちによって収穫されました。大きな尼藷を育てる秘訣を伺ったところ、もともと畑の土は山土だったようで、そこに腐葉土を混ぜたのが良かったのではないかと話してくださいました。
立派に育った尼藷を収穫している園児たちを見てみると、尼藷をいっぱい収穫する園児や、「ダンゴムシー!!」と見せてくれる園児、土の中にいる幼虫を必死に掘り起こす園児とそれぞれに汗だくになりながら楽しんでいる様子が微笑ましく、爽やかな秋の一日でした。
「自分たちで育てた尼藷を収穫することも大事ですが、こうやって畑の土に触れる機会があるのも子どもたちにとっては良い経験だと思います。」と先生はおっしゃっていました。
モルセラ保育園の尼藷の取り組みは来年も予定されているそうで、今年収穫された尼藷は焼き芋などにして他のお芋と食べ比べをするそうです。
今回取材をしてみて、尼藷を通じて色々な楽しみ方もあるんだとモルセラ保育園の園児たちに教えてもらいました。
ぜひ尼崎市の伝統野菜「尼藷」を知っていただき、応援をよろしくお願いいたします!
尼崎市の伝統野菜尼藷については、ぜひ下記リンクもご覧ください。
武庫西生涯学習プラザにて食育講座が行われました(令和3年8月5日)
8月2日から8月20日にかけて、武庫地域課が主催の小中学生向け講座イベント「MIT(むこっ子行きたくなる短期大学)」が開催されています。その中の講座の一つとして8月5日に行われた、尼崎市認定農業者第一号であり、野菜ソムリエでもある遠藤晃久さんによる食育講座にお邪魔してきました。
まず初めに行われたのは遠藤さんの畑のリモート収穫体験です。本当は実際に畑で収穫体験をしてもらいたかったのですが、開催時期の猛暑を想定し、リモート収穫という形で準備をされていました。実際、当日は38℃という危険な気温となり、リモート収穫体験でよかったと思いました。
現地での収穫はJA営農支援センターの職員の方に行ってもらい、子どもたちはその様子を遠藤さんの解説付きで楽しそうに見ていました。
また、遠藤さんの畑の様子も紹介されたのですが、去年からバナナを植えられたそうで、実際の様子がスクリーンに映ったときは子どもたちのリアクションが大きかったです。
無事にリモート収穫が終わり、収穫班が会場に戻ってくるまでの間は尼崎市内の農業のPR動画を見てもらいました。動画では認定農業者の方や都市農業に意欲的な農家さんたちの、農業に対する思いやこだわりが語られていました。
PR動画を見終わった後は、子どもたちに野菜クイズに挑戦してもらいました。問題は全部で13問。野菜の葉っぱの写真を見て野菜の名前を答えるクイズで、子どもたちは積極的に回答して遠藤さんを驚かせていました。
ちなみにこのブログを書いた職員は13問中10問はわかりました。ズッキーニなんて実物すら見たことなかったです・・・。
クイズが終わったあたりで収穫班が会場に帰ってきて、とれたて野菜の試食会を行いました。トマト、ナス、キュウリ、オクラ、マクワウリの5つのとれたて野菜を、味付けなしの状態で試食して、素材の味を体験しました。
中には野菜が苦手だという子もいましたが、遠藤さんの勧めで食べてみるとおいしかったと感想を伝えていました。また、マクワウリを食べるのは初めてという参加者が多かったようで、珍しそうに食べていたり、味の感想を参加者同士で話し合っていたりしました。
最後の遠藤さんへの質疑タイムでは「とれたての野菜の方が栄養価が高いのか」「家庭菜園でオクラを育てているけどおいしく育てるにはどうしたらいいのか」等の質問に遠藤さんがわかりやすく答え、質問した方も教えてもらえてよかったと喜んでおられました。
講座終了後に参加された親子に感想を聞いたところ、「食育に興味があり、子どもにも興味を持ってほしいと思い参加した。こういうイベントがあればまた参加したい」「野菜がおいしかった」というような感想をいただきました。
また、遠藤さんにも今回の講座で手ごたえを感じたことは何か聞いたところ、「(試食会の時に)野菜嫌いな子にも野菜を食べてもらって、野菜嫌いを直すことができてよかった」と仰っていました。
今回講師をされた認定農業者の遠藤さんの活動については別ページでも紹介されていますので、そちらもぜひご覧ください。
また、遠藤さんの作った野菜は、阪急西宮ガーデンズやJA直売所で販売されています。また、JAの直売所では遠藤さん以外にも市内農家さんが出荷したとれたて野菜が販売されています。
「あまやさい」のロゴを目印に、市内産野菜を買っていただくことが市内農家さんの応援になります。市内産野菜を買っていただく皆さんにも、生産者がわかる安心感や、新鮮で高栄養価の野菜を食べられるといったメリットがあります。
皆さんも「あまやさい」を手に取って、尼崎市の農業を応援していきましょう!
ささはら菜園 イチゴのかき氷まもなくオープンします!(令和3年6月30日)
本市の認定新規就農者であり猪名寺でハウスイチゴ栽培を行っている笹原さんが7月3日(土曜日)からかき氷の販売を始めます。
今回かき氷の試作を行うと聞きつけオープン準備を取材させてもらいました!
猪名寺の完熟イチゴで人気を博しているささはら菜園。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、いちご農園開園後まだ一度もイチゴ狩りが出来ておらず、直売を中心に頑張ってきました。
今シーズンのイチゴの直売は終わりを迎えましたが、イチゴをもっと長い期間味わって欲しいとの想いで、イチゴを使ったかき氷をこの夏から販売します。
こだわりは、完熟イチゴをミキサーにかけて作った、ほぼイチゴで出来た氷です!
食欲をそそる鮮やかな赤色の氷を、こだわりのかき氷機で削り出てくるふわふわの氷からは完熟イチゴの甘い香りがして期待がふくらみます。
園内で採れたミントの葉が添えられて見た目もとてもかわいい「映える」かき氷の完成です。
特別に試食をさせていただいたところ、よくあるイチゴのシロップとは全く違うイチゴ本来の甘さとほのかな酸味が口の中いっぱいに広がり、とても幸せな気持ちにさせてくれる逸品でした!
また、原材料のほとんどがイチゴのため、食感も普通のかき氷とは違っており、ふわふわの食感の中にイチゴのつぶつぶの食感がアクセントとなって、イチゴを丸ごと使っている贅沢さを感じます。
ぜひ、みなさんも笹原さんの自慢のかき氷を味わってみてください!きっとこれま出会ったことのないイチゴ氷に出会えると思います。
なお、イチゴの氷がなくなり次第今シーズンの販売終了とのことですので、興味のある方はお早めに!
【ささはら菜園 かき氷販売】
- 営業日 火曜日、木曜日、土曜日、日曜日
- 営業時間 午後1時から午後4時まで
- 値段 1杯540円(税込)テイクアウトあり
「尼崎で作った野菜を販売します!」あまがさき観光案内所 第2弾!(令和3年6月19日)
3月に初の試みで大好評だった「あまがさき観光案内所」での尼崎市産野菜「あまやさい」の販売が6月19日に行われました。
4月以降、蔓延防止重点措置や緊急事態宣言が続き、なかなか2回目の開催が実現しませんでしたが、ようやく第2回目が開催されることになり取材をさせていただきました!
予報では大雨でしたが当日は小雨がぱらつく程度でお天気も次第に回復の兆し。
「あまやさい」の幟のはためく案内所の入口では検温とアルコール消毒でコロナ対策もばっちり。
売り場には尼崎市内で生産された玉ねぎやダイコン、キャベツなどの「採れたて新鮮野菜」が並び、たくさんのお客さんで賑わいを見せていました。
あまがさき観光局の岸本部長は「お客さんは葉物野菜を目当てに来られる方が多いです。前回の試みで、尼崎の農業といえば<葉物野菜>というイメージが既に定着し始めたのかも。」と話してくださいました。今回観光案内所で販売された「あまやさい」も完売でした。今後も観光案内所での「あまやさい」の販売を定期的に行うことで、ますます「あまやさい」のことを知ってもらってお客さんが増えてくれたらいいなと思います。
これからさらに暑さが増して農作業も大変な時期になりますが尼崎市の農家さんは毎日頑張って「あまやさい」を生産しています。
来月は7月17日(土曜日)に開催予定です!
あまやさい夏野菜まつりになりそうな予感。
ぜひ皆さん足を運んでください
真っ赤なトマトが実っています!(令和3年6月3日)
尼崎の真っ赤な宝石!コテラトマトの直売が今年も始まっています!
本市の認定農業者であり家族で農業を営む小寺さんが作るコテラトマト。
今年も昨年同様に新型コロナウイルス感染症の感染防止に努めながらの販売となりましたが、多くのお客さんが距離を保ちながら列を作る盛況ぶりでした。
午前9時の販売開始前から70人近くの人が列を作っており、その人気の高さがうかがえ、買いに来られていたお客さんからは「5,6年前から買い続けています。スーパーに売っているトマトと比べて甘くておいしい!」との声がありました。
コロナが続くこの1年を経て小寺さんは「コロナによって食への興味が高まるとともに、家でのご飯を楽しみたいというお客さんが増えたように思います。そんな中でコテラトマトを選んでいただけていることが大変ありがたいです。」とお話を聞かせてくださいました。
今年のトマトは、涼しい時間の中でゆっくり育った玉が大きいトマトが出来ているとのことで、ハウスの中には大玉のトマトがたくさん実っていました。
多くの人々に愛されるコテラトマト、まだ食べたことがないという方は、ぜひ足を運んでみてください!
モルセラ保育園の園児が尼藷の植え付けを行いました!(令和3年5月11日)
尼崎市の伝統野菜、尼藷の植え付け時期が今年もやってきました!
毎年農政課では、地元の農家さんと尼藷栽培援農ボランティアの皆さんとで尼藷の栽培を行っています。栽培された尼藷は、そのほとんどを芋焼酎「尼の雫」の原料として使用されるため、滅多に市場に出回ることのない幻のイモです。
そんな尼藷を園児たちの食育活動の一環として栽培を行っているモルセラ保育園さんが植え付けを行うと聞き、尼藷を皆さんに知ってもらうチャンスと思い取材をさせていただきました。
モルセラ保育園の園内に設置された畑では様々な野菜を作っており、園児たちが水やりなどを行い野菜がどのように成長するかを体験したり、自然に触れる機会を設けています。
その一環として、尼崎のブランド野菜である尼藷を園児たちに触れてもらいたいという思いで尼藷栽培に取り組んでいます。
初めに先生から尼藷についての説明を受けた園児たち。興味深々楽しそうに耳を傾けていました。
畑に作られた1本の畝に園児たちが並び、それぞれ1本の苗を持って手を泥だらけにしながら笑顔いっぱいに一生懸命植え付けを行いました。
植え付けが終わると小さなバケツとジョウロで「大きくなれ、大きくなれ」と声を掛けながら大事そうに水をかけている姿に心が和みました。
モルセラ保育園の尼藷の取り組みは今年が2年目で、去年はしっかりとした尼藷が収穫出来たそうです。
収穫した尼藷は焼き芋や大学イモにして食べたとのことですが、先生たちが食べる分がなくなるくらい園児たちに大人気だったそうです。
小川園長先生は、「成長するにつれて濃い味を覚えていく園児たちにとって、尼藷のほのかな甘みが良いのだと思います」とお話を聞かせてくださいました。
今回の取材を通じて尼藷の新しい一面を見ることが出来ました。
秋の収穫が今から待ち遠しいですね。
ぜひ尼崎市の伝統野菜「尼藷」を知っていただき、応援をよろしくお願いいたします!
尼崎市の伝統野菜尼藷については、ぜひ下記リンクもご覧ください。
伝統野菜×農福連携 ~幻の豆を食卓へ~(令和3年4月26日)
尼崎市の伝統野菜一寸そらまめはご存じですか?
一寸そらまめは、尼崎市の伝統野菜として、はるか昔から栽培されており、現在も栽培が続く尼崎を代表する「あまやさい」です。
例年5月の限られた期間しか収穫できず、生産量も限られることから知る人ぞ知る「幻の豆」となっています。
市内の農家さんが丹精込めて栽培している幻の豆をもっと長い期間味わっていただきたいという思いから生まれた商品が「一寸そらまめやみつきオイル漬け」です!
市内農家・企業・飲食店・JA兵庫六甲が連携し生まれた地元愛溢れる商品です。
この商品を作る上で絶対に欠かせない工程があります。それは、さやを剥いて豆を取り出すという作業です。
この作業を行うにあたり、もっと多くの人を巻き込んで多くの人の想いがつまった愛着ある商品にしたいという思いから、今回初めて福祉事業所と連携し作業を行うこととなりました。
この農業と福祉の連携である農福連携を行うに当たり、今回、就労継続支援B型事業所のチャレンジ・コヤリバさんと連携しさや剥き作業を行いました。
4月26日のこの日は、事業所から3名の方が作業にきてくださり、市内各地から収穫されたソラマメのさや剥きを行いました。
剥いた豆には小さい物や色の悪い物なども含まれているため選別も行う必要があります。一つ一つ丁寧に作業をされる姿が印象的でした。
この日は、目標数量300キログラムの六分の一の量である50キログラムのさや剥きが行われました。残りの250キログラムについても今後行いますので、農政課としても農福連携の取組みを応援していきたいと思います。
尼崎の様々な人の力が合わさって作られる「一寸そらまめやみつきオイル漬け」、ぜひお店などで見かけた際はご購入ください!
「尼崎で作った野菜を販売します!」あまがさき観光案内所(令和3年3月20日)
尼崎の南の玄関口、阪神尼崎駅にある「あまがさき観光案内所」にて初の試みである尼崎市産野菜「あまやさい」の販売が3月20日に行われました。
あまがさき観光案内所は、阪神尼崎駅北側の中央公園内にあり市内の様々な情報を発信している観光の中心地です。
そんなあまがさき観光案内所で尼崎市産野菜「あまやさい」の販売が行われると聞きつけ、取材をさせていただきました!
数日前まで雨の予報が出ていた20日のこの日ですが、当日は天候に恵まれ直売日和となりました。
午前9時の販売開始前から案内所の入口にはお客さんが並んでおり、注目の高さが窺えました。売り場には尼崎市内で栽培された小松菜やホウレンソウ、大根などの「採れたて新鮮野菜」が並び、多くのお客さんで賑わいを見せていました。
阪神沿線には農地がなくマルシェの開かれるJAの支店もないため、これまで尼崎市の南側で「あまやさい」を買う機会がほとんどありませんでした。今回のあまがさき観光局の初の試みにより、さらに多くの市民の方々に「あまやさい」を知ってもらうきっかけになったと思います!
あまがさき観光局のご担当者田中さんは「尼崎の農業を観光に結びつけたいと思っています。今後も観光案内所での「あまやさい」の販売を定期的に行っていきたいと思います。」とお話をしてくださいました。
今回観光案内所で販売された野菜は、「あまやさい」のまだまだごく一部です。尼崎市にはもっとたくさんの種類の野菜を農家さんが一生懸命作っています。
今後も観光案内所での「あまやさい」の販売を応援していきたいと思います!
尼崎駅の八百屋さん「旬の野菜を産地直送でお届けします!」(令和3年3月15日)
JA兵庫六甲とJR西日本あいウィルが連携した市内産野菜の販売が3月15日と16日にJR尼崎駅にて行われました。
「尼崎駅の八百屋さん」と題してJR尼崎駅構内の改札横に設置された売り場では、尼崎市産の野菜が数多く並んでいました。
JR尼崎駅のある小田地区は市内においても農地の少ない地区であり、市内産野菜に触れる機会というものが少ない地域かもしれません。
そんな中、今回のJR尼崎駅での販売を、市内産野菜「あまやさい」を広く周知する取組み、そして市内農業を盛り上げる取組みとしてご紹介させていただきます!
今回、市内産野菜の販売を行ったJR西日本あいウィルは障害者の活躍を推進するために作られたJR西日本グループの特例子会社です。ご担当の高谷さんは「新型コロナウィルスの感染拡大は当社にも大きな影響がありました。このようなコロナ禍ではありますが、新しいことに挑戦していこうという想いのもと今回の販売を行いました。農福連携という言葉があるように、障害者の働き方と農業には高い親和性があり、将来的には販売だけでなく、生産や加工にも取り組んでいきたいと思っています。今回の野菜の販売はその一歩です。」とお話を聞かせてくださいました。
改札横の売り場は多くのお客さんで賑わいを見せておりました。
15日の今日は、JR尼崎駅の他、JR西日本あいウィル本社の庭先でも販売が行われ、「あまやさい」のノボリがはためいていました。
農業と福祉を結びつけた取組みを「農福連携」と呼びます。農福連携は、農業・福祉におけるそれぞれの課題をWin-Winの関係で解消していく取組みです。
今回の尼崎駅での販売も農福連携、そして市内農業の振興の好例の一つと感じ、今後もこういった取り組みの広まりを応援したいと思います。
採れたて新鮮野菜をお届け。これぞ都市農業!(令和3年2月20日)
みなさんは都市農業という言葉をご存じですか?
都市農業とは「都市の中で都市と調和しつつ存在する農業」を意味する言葉で、尼崎市の農業も都市農業です。
都市農業のメリットは、生産者と消費者の距離が近いことにあります。
距離が近いことで、採れたての野菜を新鮮な状態ですぐに消費者へ届けることができます。
今回は、そんな都市農業のメリットを活かした市内の農家さんの取組みをご紹介します。
本市認定農業者第1号である遠藤晃久さんが会長を務める「阪神こだわり野菜の会」では、有機農業にこだわって野菜を作っています。同会で採れた野菜は、西宮阪急へ毎日出荷されています。
2月20日のこの日は、西宮阪急で開催される「Nishinomiya Food Marche」に並ぶ遠藤さんの小松菜をお店の方がハウスで収穫を行い、そのままお店で販売するという取組みが行われました。
午前10時30分にお店の方が来られ、遠藤さんから小松菜の収穫方法を教えてもらい、11時過ぎまで収穫。そのままお店へ小松菜を運搬し、売り場で袋詰めが行われ、すぐに販売が開始されていました。
収穫の様子などは、お店の公式LINEを使って消費者の方にアナウンスされ、どんな人がどんな所で作った小松菜なのかを知ることが出来るようになっていました。
収穫から販売まで1時間ほどのごく短時間で野菜を消費者に届けられるのは、都市農業ならではの強みです。
ぜひ、皆さんも尼崎市で採れた新鮮野菜を買って、農家さんを応援してください!
認定農業者第1号遠藤さんの活動は下記のページでも紹介しています。ぜひご覧ください。
令和2年度 第71回尼崎市そ菜品評会「あまやさいグランプリ」を開催しました!
こんにちは、農政課・農業委員会です!
市内農業の一大イベントである「そ菜品評会」が11月8日(日曜日)に開催されました。
天候にも恵まれ、スッキリとした秋空のもとでの開催となりました。
当日は、午前8時から午前9時30分までの間に、市内の農家さんご自慢の野菜が次々と運びこまれ、審査員による審査が行われました。
今年は、市長、議長にも審査員としてご参加いただき、市長賞は稲村市長、市議会議長賞は開議長といった具合に10賞の特別賞のうち7賞を、賞名のご本人に直接選んでいただくという特別な審査を行いました。
今年は、新型コロナウイルス感染症の感染対策のため、農家さん一人当たりの出品数を1点までに制限をしたため、例年よりも数は少なかったのですが、142人の農家さんから力作142点の出品がございました。
沢山の出品、誠にありがとうございました。
コロナ対策のため無観客での開催となった今年の品評会ですが、その様な中でも皆さんに尼崎市の農業を広く知っていただくための、初の試みであるライブ配信を行いました!
例年行う表彰式はできませんでしたが、賞を選んだ審査員の方々に直接ライブ配信の中で発表をしていただくという初めてのスタイルで発表を行いました。
品評会の様子の中継や「あまやさい」のPR動画の放送など、内容盛りだくさんで行ったライブ配信。
多くの方にご視聴いただき、誠にありがとうございました。
見逃してしまった方やもう一度見たいといった方は、ぜひYouTubeでご視聴できますのでご覧ください!
品評会の賞の発表につきましては、下記の内部リンクにて公表しておりますのでご確認ください。
そ菜品評会「あまやさいグランプリ」ライブ配信を行います!
1年に1度、市内の農家さんのご自慢の「あまやさい」が一同に会する「そ菜品評会」を令和2年11月8日(日曜日)に開催します!
今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、無観客での開催となりますが、初の試みとしてライブ配信を行います。
そ菜品評会の様子や尼崎市の農業のことを知っていただける内容を放送する予定です。
ぜひ、ご覧いただき尼崎市の農業の魅力を知ってください!
- 日時:令和2年11月8日(日曜日) 午前9時30分~
- 視聴方法:下記のリンクからYouTube「尼崎市農業祭実行委員会」のチャンネルにアクセスし視聴することができます。
武庫庄小学校の子どもたちが稲刈をしました
前回の記事で取り上げました案山子の立っている武庫之荘本町の田んぼで、10月7日に武庫庄小学校の5年生が稲刈りを行いました。
農家の西村昌浩さんが、子どもたちにお米の大切さを知ってもらう機会として、毎年行っているもので今年も収穫の時期がやってきました。
5月に子どもたちが泥だらけになりながら田植えを行い、自分たちで作った案山子を立てて、見守ってきた稲がついに収穫を迎えたのです。
西村さんに稲の刈り方を教えてもらい、鎌を持ち自分たちの手で稲を刈っていました。
子どもたちの笑い声であふれた稲刈りを見ることが出来ました。
刈り取られた稲は、同圃場で1週間程天日干しされます。
子どもたちの案山子もおいしいお米になるように引き続き見守っています。
尼崎市農地のある風景
武庫の田んぼに案山子が登場しました!
こんにちは農政課です。
皆さんは田園風景を思い浮かべたときに何を思い浮かべますか?
田園風景の象徴として案山子を思い浮かべる人も多いと思います。
田んぼや畑に設置して、鳥などから作物を守るために置かれる案山子ですが、武庫之荘本町の田んぼにはパッチワーク風のユニークな案山子が立っています。
実はこの案山子、武庫庄小学校の5年生が作ったものなんです!
武庫庄小学校では毎年5年生が学校前の田んぼで農家さんの指導のもと田植え体験、稲刈り体験などを行っております。
今年も6月に5年生の皆さんで泥だらけになって植えた苗が、すくすく成長し青々とした田園風景を作っています。
そしてみんなの手作りの案山子が穂の出始めた苗を見守っています。
9月の収穫が楽しみですね!
(6月16日取材)JA兵庫六甲 ほんまもん武庫の郷
安全・安心な「あまやさい」を届けます
こんにちは、農政課です。
市内の農業について情報を発信していくブログ「あま・ブラ・やさい」。
本日は、「ほんまもん武庫の郷」をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け「新しい生活様式」の実施が求められている中、農業は皆様の日常生活を支える大切な産業です。
市内の農家さんが丹精込めて作った新鮮野菜をより消費者に近い立場で販売する直売所の取組みをお伝えします。
「ほんまもん武庫の郷」は武庫元町1丁目にあるJA兵庫六甲武庫支店に併設された直売所です。直売所では、毎朝農家さんが自分で作った野菜を持ち寄り販売しています。今の時期は、10から15種類程の野菜を扱っていますが、多い時では30から40種類の野菜が並びます。
直売部会に所属する生産者のうち毎日10人程の農家さんが、それぞれ作った自慢の「あまやさい」を自分たちで値段を決めて販売しています。
直売所の特徴は、農家さんとお客さんが直接コミュニケーションをとれるところにあります。生産者の一人である島中健太さんは、お客さんの声を聞いて、野菜づくりに取り組んでおられ、要望に応じて野菜を栽培、出荷しています。お客さんの声が聞き易いことが直売所の最大の強みです。
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の前からも多くのお客さんで賑わっていたのですが、外出自粛が謳われる中、食を支える拠点としてさらに多くのお客さんが足を運び、尼崎市の新鮮で安全・安心な野菜を買われています。
ほんまもん武庫の郷では、次のような取り組みを行い感染拡大防止に努めています。
- 店頭にアルコール消毒液設置と使用の啓発
- 買い物かご、カート、レジ周辺、サッカー台等の消毒
- 距離を開けて並ぶように目印等の設置と啓発
- レジにおけるクリアカーテンの設置
- 農家さんの日々の検温による体調管理
など、ご来店いただくお客さんが安心して買い物をしてもらえる環境整備を行っています。
営農支援センターの高岡センター長は、「入場制限等でご迷惑をおかけする部分もありますが、地物の野菜「あまやさい」が買える場所としてご利用いただきたい」と話します。
また、「ほんまもん武庫の郷」で野菜を買うお客さんの声で多かったのが、ダントツで「新鮮でおいしい!」でした。その他「生産者がわかるようシールが貼られているので安心して購入できる」「スーパーと違い、人参なども葉がついたまま売られているので、田舎で食べていた頃を思い出しながら調理して食べられる」など、お客さんからは心がほんわかするようなエピソードを聞くことができました。
尼崎の新鮮野菜「あまやさい」が買える「ほんまもん武庫の郷」、ぜひご利用ください。
【ほんまもん武庫の郷】
尼崎市武庫元町1丁目28-5
毎週月曜日から金曜日まで
午前9時から正午まで
「あまやさい」ロゴ入り防曇袋
野菜直売所やインショップで「あまやさい」のロゴが入った野菜を見つけたら鮮度抜群、味もよし!
ぜひ、お買いもとめ下さい!
結束帯
「尼崎市内産新鮮やさい」と書いた結束帯を巻いているやさいを見つけたら買うべし!
食べるべし!
認定農業者・新規就農者取材!
尼崎市の認定農業者・新規就農者のところへ取材に行っていきました!詳しくは下記の「認定農業者」内部リンクへ!
認定農業者・新規就農者
認定第1号
尼崎市で認定農業者に認定された第1号の遠藤さん。(右から3人目)
武庫町で少量多品目のこだわり野菜を栽培し、地元の保育園や幼稚園、阪急百貨店などにも出荷を行っておられます。
認定第2号
尼崎市の認定農業者第2号の笹原さん。(向かって左)
神戸市北区のいちご農家で修業をし、独立して、本市初の「認定新規就農者」として猪名寺でいちごの施設栽培を行っておられます。地元の方々からも大変評判がよく、ビニールハウス横の直売所で、その日の朝に収穫された摘み立てのおいしいいちごを購入できます。
認定第3号
尼崎市認定農業者第3号の小寺さん。(中央の2人)
施設栽培を導入し、トマトの収穫体験事業を始めるなど、農業への理解をふかめてもらうために貢献して頂いております。
後継者の清隆さんは、兵庫県青年農業士にも認定されています。
たいへんおいしいトマトでまさに、あまがさきブランド!
認定第4号
尼崎市の認定農業者第4号の島中さん。(中央の2人)
ほうれん草や、小松菜など、軟弱野菜の栽培を、都市農地を有効活用するために、ほ場の回転率を高め、生産量を増やして出荷しておられます。
家族経営で健康でゆとりある経営を目指しておられます。
このページに関するお問い合わせ
経済環境局 経済部 農政課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館5階
電話番号:06-6489-6542
ファクス番号:06-6489-6790
農業委員会事務局
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館5階
電話番号:06-6489-6792
ファクス番号:06-6489-6790
メールアドレス:ama-nogyo@city.amagasaki.hyogo.jp