「子育てコミュニティソーシャルワーカー日記」

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印刷 ページ番号1019620 更新日 2024年3月22日

子育てコミュニティソーシャルワーカー日記

 尼崎市子育てコミュニティソーシャルワーカー(以下、CSW)は、尼崎市子どもの育ち支援条例に基づき、地域で子どものための活動に取り組んでいる方々や、これから取り組もうとされる方々が活動しやすいように情報提供や、交流の場を設けるなどの支援に取り組んでいます。日ごろの活動を紹介するブログを平成25年1月よりスタートしました。活動シーン、エピソードなどを紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

あそんで、知って、考える 性のこと

看板

令和6年2月24日 土曜日

3連休となった週末、寒さが再びやって来ましたが、ひと咲きプラザのユース交流センターはいつものようにたくさんのこども達が遊びに来てくれました。当日は尼崎市こども青少年課主催のイベント「あそんで、知って、考える 性のこと」があまぽーと1階で開催されました!こども達にからだとこころの大切さを学んでもらうために、性について遊びながら、知ってもらい、考えるイベントです。

5~6人の中高生の若者がテーブルで楽しんでいるカードゲーム「ここからカルタ」は「プライベートゾーン」、「結婚」等のキーワードがあるカルタを取りながら、こども達が「こころ、からだ、そして性のだいじ」を学びます。笑い声と共に中高生の若者はしっかりと自分の意見や気持ちを伝えていました。ソファーのあるコーナー「プライドカフェ」ではLGBTQ+の当事者の方が参加者とゲームやおしゃべりでなごやかな雰囲気を作り、気軽に恋愛や気になることを話しやすくしてくれました。「あまがさきユース保健室」のコーナーでは掲示板でこども達に「友達はどう?」「学校はどう?」等を問いかけ、色々な答えを書いてもらいます。「あまがさきユース保健室」は毎週日曜日午後1時00分から午後4時00分まで、あまぽーと1階で相談場所を設けています。からだやこころ、友達や家族の事で気になる事があればぜひ寄ってみて下さい。

当日は地域のボランティアの方がこども達にバルーンを作ってくれました。剣、動物、花のかんむり、お雛人形まで色取り取りのバルーンがあっという間に出来上がり、こども達にプレゼントしてくれました。今回は初めての「性のこと」イベントでしたので、できれば第2回へ!と次回開催を期待しています。

ジェンガ

バルーン

にじっこ夕やけ食堂

にじっこゆうやけ食堂の看板
コープ園田でこの看板を目印に奥に入って行くと
会場のコープ園田組合員集会室があります。

令和6年2月14日水曜日にコープ園田組合員集会室で行われているにじっ子夕やけ食堂に行きました。

小学校ではインフルエンザのために学年閉鎖、学級閉鎖されているということで、今日の子ども食堂の参加者の数が心配されました。午後4時半になっても数人しか現れず、来た子どもたちも「いつもの顔が見えないと寂しい。」という声も上がりました。

いつもはお代わりはできないようですが、今日に限ってお代わりOKになり、たくさんの子どもたちがお代わりをしました。3回お代わりする子もいました。

メニューはカレーとバレンタインデーにちなんで手作りチョコブラウニーです。カレーは大人気で子どもたちの大好きなメニューです。隠し味にカラメルが入っているそうです。ブラウニーもお代わりしたがる子どもがいましたが、残念ながらブラウニーは一人一個でした。にじっ子夕やけ食堂にくる子どもたちは話しかけると人懐っこく返事してくれます。少ない参加だったので色々と話ができました。

後半になると大勢が来てくれて、お代わりOKにしなかったら良かったというくらい子どもたちが来てくれました。急遽、ルーを足して何とか全員に食べてもらうことができました。食べ終わると、友達と遊んだりして、ゆったりとした時間を楽しんでいます。次回の子ども食堂を楽しみに帰っていく子どもを送りだすのも嬉しいものですね。

カレーとチョコブラウニーです
子どもたちにとても好評なメニューでした。

うめぇ~食堂

うめぇ~食堂
地域総合センター神崎
うめぇ~食堂入り口

令和6年2月10日土曜日に地域総合センター神崎で開催しているうめぇ~食堂に行きました。(「すーちゃん食堂」から「うめぇ~食堂」に名称が変更となっています。)

食事は2人で50食を作られているということで、どうやって50食を提供されるのか興味津々でしたが、30人席が設けられていて、来られる方も時間が集中することなくばらけて来られているので、スムーズに対応されていました。

メニューはハヤシライスとサラダ、ゆでたまごで盛り付けはボリュームたっぷりです。親子で来られる方が多かったですが、友達と来る子どもたちもいました。食券をもらうと、トレイに乗った食事を取りにいきますが、その時に一人一人にスタッフさんが声掛けをして、しっかりあいさつをしているのがとても印象的でした。

トレイに受け取る食事以外に自由にプチトマトとアメリカンチェリーを取ることができ、アメリカンチェリーはとても好評でした。甘さも格別のようです。

町会の回覧で子ども食堂の案内が回ってくるということで高齢者の方も多く参加されていました。

広い会場でゆっくりと食事ができ、のびのびとした雰囲気がとてもいい感じです。隣が公園なので、暖かくなると、公園に来る子どもたちが食事にくる数もこれから増えてくるようです。

本日のお食事です
ハヤシライスとサラダです

みらい食堂

みらい食堂
みらい食堂の入り口。ピンクののぼりが目印です。

令和6年2月11日日曜日に南武庫之荘5丁目にあるサロン・ド・スプーンで行われているみらい食堂に行ってきました。

毎回、参加されている親子連れが来て、子どもたちは自分たちのお気に入りのブロックや折り紙をそれぞれ取りに行き、食事が出されるまで好きなことをして楽しんでいました。

幼稚園でもバレンタインの時期なので、園はハートでいっぱい飾り付けをしているようで、みらい食堂でもハートを折るのがメインになりました。

一人の女の子が先生になってハートの折り方を教えてくれていました。

食事が準備できると、お片付けもさっとして、切り替えて食べる用意を整えていました。

メニューは人参のグラッセ、プレーンオムレツ、カボチャとちくわの天ぷら、シーフードシチューです。てんぷらは揚げたてで、次から次へと揚げたてを持ってきてもらえます。てんぷらだけでおなかがいっぱいになりそうです。

転勤で一時的に尼崎に住まわれる方も多く、お母さんに地域の子育て情報をボランティアスタッフの方がいろいろとレクチャーしてくださるようです。優しい先輩ママさんがいてくれることがお母さんたちにとっても心強い味方になっているなと感じました。

本日の食事です
人参のグラッセ、プレーンオムレツ、てんぷらとシーフードシチューです。

夕やけ食堂

今日の食事です
スパゲティとオニオンスープです

令和6年2月1日木曜日 元浜南会館で行われている夕やけ食堂に行きました。

武庫川女子大学の先生と学生さんも来られていて、食事前に子どもたちにクイズを出して楽しませてくれていました。

子どもたちの来る時間もバラバラなので、全員が参加できるように3回場所を変えながら実施されていました。

子ども食堂が始まる前に予約を入れに名前を書きにくるのも子どもたちだけで訪れています。30名前後が平均的な参加数になるようですがイベント時には50名を超える参加者で子どもたちの口コミで広がっているようです。小学生の時から子ども食堂に来ていた中学生がイベント時には盛り上げ役を買って出てくれているようです。今日も一人の中学生が参加していて、後片付けを手伝ってくれました。

予約表と出した食数が合わず、予約表に書いていない人を探すと、「常連だから」と返答する子もいましたが、ルールとして守るように教えている場面もありました。

食べているときに「今日で今年度の武庫川大学の学生は最後になります」と来年度はまた違うメンバーに変わることが伝えられると「ええーっ」とあちこちで声が上がりました。勉強を教えてもらったり、一緒に遊んでもらったことがとても楽しかったのがわかります。学生さんたちが帰る時も何度も手を振って別れを惜しんでいました。

お代わりをする子どもも多くおいしそうにお皿を空っぽにしていきます。食器を自分たちで下げるとお菓子をもらい、それもあっという間に食べていました。

食後も午後7時まで宿題をしたり、友達と遊んだりと帰宅時間ぎりぎりまで楽しんでいました。子どもたちだけで、夕食の時間を伸び伸びと過ごしている姿は見ていて思わず顔が緩んでしまいます。素敵な時間を提供して下さるモコモコ倶楽部のみなさまに感謝です。

 

ゆりかごこども食堂

ゆりかごこども食堂の入り口
スタッフのお出迎えです

令和6年1月19日金曜日橘通りにあるゆりかごこども食堂にお邪魔しました。

午後6時になると、お弁当を次々に取りに来られます。

お父さん、お母さんの姿が多いですが、中には、会食をしていた時に参加していた子どもも取りに来ていました。

メニューはおから入りハンバーグ、大根とこんにゃくの煮物、ブロッコリー、トマト、ミカンと色とりどりで、とても食が進みそうなお弁当です。

ゆりかご別館には、遊具や手作りのおもちゃがたくさんあり、会食を再開してほしいという声も上がっています。

お母さんも子どもが遊んでいる間に安心して井戸端会議ができることを望んでおられるようです。

インフルエンザの流行もあり、再開はまだ先になりそうです。

また、みんなでテーブルを囲んで食事したり、遊んだりできる時が来るといいですね。

おから入りハンバーグ弁当です
色鮮やかなお弁当です

こども食堂 ねこのひげ

ねこのひげ入り口
のぼりが3本立っています。

令和6年1月20日土曜日にねこのひげに行きました。

インフルエンザでスタッフが2名抜けるなか、会食とお弁当配布ととても忙しい店内になっていました。いつも会食に参加してくれている子どものアレルギーが改善されたからと久々のハンバーグメニューとなったようです。

ハンバーグの他にから揚げ、スパゲティ、切り干し大根の煮物、白菜のスープとどれもおいしそうです。食べながら、「これ好き」「おいしい」と嬉しそうに言ってくれる子どもを見るのは、とても嬉しくなります。

ジュースかプリンが付けられ、おなかいっぱいになるボリュームです。食後は、お菓子釣りで楽しんでもらいました。

高齢者にもお弁当をお渡しできることが口コミで広がっているようで、○○さんの紹介できましたと言われる方が多かったです。

子どもが食べているのを見て、高齢者さんから「しっかり食べてね」と優しく声かけをしてもらっていたり、世代間交流がさりげなくできているのが、とても微笑ましかったです。

 

 

ハンバーグ弁当      
会食の場合は白菜スープが付きます

園田北地域ふれあい食堂

園田北地域ふれあい食堂看板
ふれあい食堂の他にもパン・野菜の販売もあります

令和6年1月21日日曜日に猪名寺会館で行われている園田北地域ふれあい食堂に行きました。

午前11時15分からお弁当の配布が始まりますが、その前に園田北小学校校区内に防災スピーカーでアナウンスが入ります。今日のメニューや開催時間のお知らせが入り、懐かしい光景です。ふれあい食堂だけでなく、自然酵母のパンや無農薬野菜の販売もあり、お得感満載のふれあい食堂です。

メニューは鶏大根、なます、黒豆、ちくわ春巻きと野菜たっぷりのお弁当です。黒豆は丹波産のものを3日かけて炊かれていて、ぷっくりとしてツヤのある見た目からしておいしそうです。ちくわ春巻きにはチーズが入っていたり、海苔が巻かれていたりととても風味豊かです。

ふれあい食堂の案内は当日の放送はもちろん、町内会の回覧でも3カ月分のメニューが載ったものが回ってきます。今回のふれあい食堂の直前に餅つき大会があり、若いお母さん方の口コミで参加する子どもたちが多く、列をなして餅つき経験や出来立てのもちを買っていったそうです。

そこからの口コミなのか、新しく子ども連れの家族がふれあい食堂に買いに来てくれていました。色々な世代の交流がさらに盛んになっていくうれしい期待が持てました。

 

鶏大根弁当です
お野菜たっぷりのお弁当です。

いくしあ講演会 「子どもの声を聴くってどういうこと?~子どもアドボカシーについて今考える~」

いくしあ講演会

令和5年12月20日 水曜日

あまがさき・ひと咲きプラザのあまぽーと2階ホールで、いくしあ講演会が開催されました。テーマは「子どもの声を聴くってどういうこと?」、講師は曽我智史弁護士です。尼崎市子どものための権利擁護委員会の委員長である曽我弁護士は、尼崎の子ども達の為に日々ご尽力頂いています。

今回の講演では現在の子どもを巡る環境、今年4月に施行された「こども基本法」、そして「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」について、とても丁寧にわかりやすく説明して頂きました。中でも「こどもの意見表明権」のお話は、CSWが深く学びを得ることができ、「子どもの声を聴く」ことの重要性と大人の責任を改めて振り返る時間になりました。講演の後、ひと咲きプラザを誰もが使いやすい施設にするために、小学6年生が取り組んでくれた「ひと咲きプラザプロジェクト」の報告、続いて参加者同士の意見交換が行われました。

これからCSWが地域で子ども達と出会う時、しっかりと気持ちを受け止め、子どもの声を聴いていきたいと思います。

2023年度尼崎こども食堂ネットワーク研修会「こどもとの関わり こんなとき、どうしてるん?」

こども食堂NW

令和5年12月8日 金曜日

尼崎こども食堂ネットワークさんが2023年度3回目の研修会をすこやかプラザで開催しました。今回は尼崎市こども青少年課と共催となり、地域のこども食堂やこどもの居場所支援をされている方、そして行政職員も参加し、学びと交流の場を持たせて頂きました。

テーマは「こどもとの関わり こんなとき、どうしてるん?」とし、皆さんが日頃こども達と関わる中で、もやもやとかかえている気持ちや困りごとを一緒に考えていこうというものです。講師はNPO法人えんぱわめんと堺/ES副代表理事、有田雅恵さんです。えんぱわめんと堺/ESさんは、20年以上堺市で活動しており、「こどもの人権」が尊重される社会を目指し、様々な研修・ワークショップを地域や教育機関で行っています。まず初めに「こどもの権利って何?」から始まり、「境界線」、「脱学習」の意味や、知らず知らずに身に付いた考え方や思い込みの気付き、傾聴のポイント等をお話し頂き、おとなが学びなおす時間となりました。続いてのワークショップでは3組のグループに分かれ、皆さんが体験した困りごとやもやもやを共有しました。「ある、ある!そんな事あります…。」「今は違うよね、私がこどもの頃は…。」「性についてどう話せばいいのか…。」と身近なエピソードが次々と現れます。最後に各グループの話を全体でシェアをしながら、講師の有田さんから助言を頂きました。

今回の研修会で、こども支援者の方がこども達の現実、リアルな日常と向き合っていらっしゃる姿を更に実感しました。同時に参加した行政職員も含め、参加者が共に学びを深めることができ、CSWにとって大変貴重で有意義な研修会でした。

オレンジリボンフェスタ2023 in あまがさき

居場所マップ

令和5年11月12日 日曜日

昨年開催された「こども虐待防止オレンジリボン運動 オレンジリボンフェスタ in あまがさき」が、今年も引き続き尼崎で開かれました!会場は中央北生涯学習プラザ、朝から空が少し曇っていましたが、地域の方が続々と来場してくれました。

プラザではテラス、駐車場、1階から3階までたくさんのブースが出店、尼崎市内の子育て支援団体・グループさんが、オレンジリボンフェスタのテーマ「出会って、笑って、つながって!」に沿って企画・出店して頂きました。小ホールでは和太鼓、演奏、ダンス、紙芝居、演劇、マジックショーと盛沢山のプログラムで、子ども達と大人の笑顔があふれました。

CSWが所属するこども青少年課のブースは「尼崎市子ども・若者の居場所」と題し、市内の居場所マップを掲示しました。学習や遊び、放課後すごせる場所等、大人の見守りの中、子ども達が自分らしく過ごせる場所をご案内しました。また大人も子どもも楽しんでもらうため、バルーンアートを作成。剣やプードルが目の前であっと言う間に出来上がる様子をじっと見つめる子ども、また自分で作ってしまうお父さんもおられます。今回は大学生ボランティアの方もご協力頂き、たくさんのバルーンが子ども達に渡せました!

子育て真っ最中の方、子育てを応援する方、さまざまな立場の方が地域で出会う場がオレンジリボンフェスタです。来年も楽しみです!

こども青少年課

ソウダンジャー
ソーダンジャーがやって来ました!

みんなで作って、みんなで食べよ!「にこにこランチ」

にこにこランチ

令和5年11月4日 土曜日

阪急塚口駅北側にあるコープ塚口、週末になるとたくさんの買い物客の方で賑わう中、2階集会室でこども食堂「にこにこランチ」が開催されました。

コープサークルにこにこ食堂さんが主催する「にこにこランチ」では、大人も子どもも一緒に調理をします。今日のメニューはひじきの混ぜご飯、卵とブロッコリー、トマトの炒め物、もやしの味噌汁、そして牛乳寒天。各メニューをお家でも作ってもらえるようにレシピも渡しています。また毎回、当日使う食材の一つを選び、産地や種類、収穫期、どんな栄養があるのか、どんな風に料理をするのか、子ども達が興味を持って学んでもらえるように、食べ物知識のプリントを配っています。レシピに沿ってボランティアの方、保護者の方が調理を開始、子ども達もスタッフに習い調理に参加、そしてお箸を並べたり、出来上がった料理の配膳をします。そして皆揃ってテーブルを囲み、「いただきます!」の声とともに会食を始めます。家族、お友達、そしてお母さん達の話も弾みます。

食事が終わったら皆で食器やテーブルのお片付け、子ども達はフロアの雑巾掛けも丁寧にしてくれました。朝10時から午後1時まであっという間でしたが、最後まで楽しそうな子ども達の笑顔がありました。

「にこにこランチ」はコープ塚口集会室で偶数月第2土曜、奇数月第1土曜の10時から13時に開催しています。参加は予約制ですので、コープこうべ第1地区本部塚口事務所までご連絡をお願いします。

にこにこランチ掃除

にこにこランチメニュー

あまっこ食堂in梅プラザ 学習室始まりました!

チラシ

令和5年度10月21日 土曜日

中央北生涯学習プラザで毎月第3土曜日に開催されるこども食堂「あまっこ食堂in梅プラザ」、今日も多くのこども達、家族連れ、地域の人達がやって来ました。毎回メニューが楽しみで、この日は「鶏のからあげ、スパゲティサラダ、具沢山の温かいお味噌汁、そしてデザートの寒天ゼリー」です。こども達は自分で食べられる分をプレートに盛ります。友達と一緒に食べた後も、頂いたミカンをむきながら楽しそうにおしゃべりをしています。家族で参加する方も多く、おかあさん同志で話がはずむことも!またプラザに来られた地域の方が立ち寄られ、こども達のにぎやかな声の中、笑顔で食事を楽しんでおられます。そろそろ時間も終わりそうな頃、受付に来られた親子の方にスタッフの方が「大丈夫ですよ!入って下さい。」と温かく声掛けをされ、食事の用意をしてくれました。

さて、「あまっこ食堂in梅プラザ」さんは今回から隣の学習室で、こどもの学習支援をしています。朝9時から午前中開催、こども達の宿題や勉強で解らないところを教えてくれる先生もおられます。週末の宿題をここで終わらせて、みんなでいっしょにお昼ご飯をいただくのはいかがですか?お近くの小学生の皆さん、ぜひ宿題を持って来て下さいね。

食事

受付
ひまわりやうさぎ,ひよこ等
可愛い折紙を頂きました!

第52回尼崎市民まつり

令和5年10月1日 日曜日

少し秋の風が感じられた朝の中、市民の方が市役所を目指してぞくぞくと集まってくれました。当日は真夜中の大雨で会場グラウンドの状態が危ぶまれましたが、なんと!10時のオープニングまでに回復し、予定通りスタートしました。

オープニングセレモニーでは尼崎市少年音楽隊の合唱隊、あまゆーず、そして尼崎信用金庫音楽部がひとつになり、素敵な歌声を披露してくれました。「こどもひろば」では、ふわふわ尼崎城、ミニ機関車、ボールすくい、くじ引き等、様々な遊びがあふれ、ブースの前は長蛇の列となりました。ステージの「尼崎レンジャーショー」ではたくさんのこども達がレンジャーを応援。最後は一緒に写真を取る時間もあり、きっと思い出のワンシーンになりますね。また16年ぶりのだんじり曳行で、中央中学校のグラウンドに4台の華やかな山車がお披露目されました。

「学生ひろば」では市内の高校生、阪神間の大学生がこどもたちと一緒に遊んだり、工作したり、楽器演奏を教えてもらったりと、ブースが会場いっぱいに広がっています。こども達が普段出会えないお兄さん、お姉さんと共に楽しく過ごせる場所でした。また大学生とこども食堂が協力して、「子どもが食べられるスパイスカレー」のレシピを考案してくれました。ぜひ作ってみようと思います!

今回は4年ぶりの飲食ブース参加となり、午後も途切れることなく市民の方がやって来られました。こども達の笑顔と元気な声があちこちにあふれる、にぎやかな市民まつりが復活したようです。

あまちゃんしんちゃん

だんじり

尼崎レンジャー

市民祭り

尼崎インクルーシブプロジェクト 友共知伴(とも・トモ・TOMO・とも)フェスティバル

看板

令和5年8月26日 土曜日

青空の下、大庄北生涯学習プラザで「やりたい!をやってみよう!育てよう!」をテーマに、尼崎インクルーシブプロジェクト 友共知伴(とも・トモ・TOMO・とも)フェスティバルが開催されました。

プラザのテラスから「駄菓子ありま~す!」と元気な声で呼び入れてくれたのは、大庄中学校少林寺拳法部の生徒さんたちです。テラスでは雑貨や野菜、カレーやお弁当、パン等楽しいマルシェがありました。1階に入りスクエアボッチャに挑戦!初心者の私も小さなこどもさんも一緒にゲームに参加し、本気で、でも楽しく体験できました。2階は体験と学習ブースが並び、リラックス体験、手作り体験、不登校支援や場面緘黙、お金のセミナー、そしてプログラミングまであります。和室の畳部屋では親子がカプラに挑戦、自分の身長より高くカプラを摘んだり、様々な形を自由に作り出してとても賑やかでした。3階は広いホールでドローン体験、初めての体験でコントローラの操縦はとても難しいようです。ブーンと空中高く飛ばしたり、丸い的めがけて通過させたり、うまく最後の着陸が出来た時は、会場から大きな拍手が上がりました!また同じホールで行われたビジョンサーキット体験(ビジョントレーニングの運動)には30人以上の参加者が来てくれたそうです。

みんなで色んなことを知り、体験する場所「友共知伴フェスティバル」は、こども達にとって楽しい夏休みの思い出の一つとなりました。また次回開催を期待しています。

カプラ

大庄中

ドローン

デコパージュ

あまちゃん・しんちゃん子ども食堂 子ども夏祭り

夏祭り

令和5年8月19日 土曜日

夏休みもあと1週間ほど、まだまだ暑い日が続く中、園田駅北側で「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂 子ども夏祭り」が開催されました。主催の「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂」は、今年6月から毎月一回、尼崎信用金庫園田支店に隣接する旧社員寮で子ども食堂を開いています。今月はさらに夏のお祭りイベントも行われました。

地域の親子連れの方、園和小学校や近隣のこども達が次々と集まり、金魚釣り、ボールすくいやくじ引きなどでにぎやかに遊んでいます。2階では焼きそば、たこやき、ホットドッグも頂けました。「金魚とめだか両方取った!」「おやつとチューペットもらったよ!」とこども達は大喜び、たくさんのお土産を手にしていました。

「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂」は尼崎信用金庫さんが空いている旧社員寮を地域のために使いたい、と考えていたところ、尼崎市社会福祉協議会と園田地区の婦人会の方のご協力があり、子ども食堂として誕生しました。婦人会の皆さんは調理のボランティアを引き受け、前日18日の月1回開催の子ども食堂(カレーライス)に続き、当日もこどもが大好きなメニューを用意して頂き、温かい笑顔で迎えてくれました。また尼崎信用金庫の職員さんもボランティアとして商店街に立って案内をして頂いたり、こども達といっしょに遊んだり、見守りをして頂きました。

「あまちゃん・しんちゃん子ども食堂」は毎月第3金曜日の午後4時から6時迄の開催、中学生まで無料、高校生以上300円です。すでに園和小学校のこども達の居場所となったようで、毎回多くの児童が参加しています。また親子で食事をゆっくり楽しむ方もいらっしゃいます。次回は9月15日(金曜日)午後4時オープンです。お近くの方、ぜひ覗いてみて下さい。

 

ちらし9月

職員

スーパーボール

やきそば

「外国にルーツを持つ子どもたちの架け橋になりませんか?」

外国にルーツ ちらし

令和5年7月15日 土曜日

皆さんの近くに外国にルーツを持つ方は住んでおられますか?

近頃は街中で出会うことも多く、知らない外国語が聞こえるのも、身近な地域の風景となりました。

一方で母国語でない日本語の難しさや文化の違いから、困ったこと、わからないことが外国にルーツを持つ方の日常生活にあります。尼崎市では「外国人総合相談センター」を設け、外国語相談員や通訳機器で皆さんとコミュニケーションを図り、相談を受けています。

さて、子どもたちはどうでしょうか?日本語の日常会話に不自由はなくても、学校の授業が理解できず、授業についていけないことがあります。いったいどうしてでしょうか?そしてどのような支援が必要なのでしょうか?

今回NPO法人スマイルひろばさんは日本語サポート連続講座「外国にルーツを持つ子どもたちの架け橋になりませんか?」を主催しました。講師の金子智子さんは、長らく大阪、尼崎で日本語教師を務め、多くの生徒さんたちと出会い、サポートを続けてきました。

第一回目の当日は日本語の変遷、日本語教育を学びながら、生徒さんたちの悩みや困りごと、文化の違いなどもエピソードでお話し頂きました。

特に印象的だったのは、外国の方にとって「日本語ってなんでこんなに難しいの?」。

日本の義務教育では当然のようにひらがな、カタカナ、漢字、音読み、訓読み、濁点等を習います。これほど時間をかけて書き方、読み方を学ぶのですから、確かに日本語は難しい言語ですね。

この難しさの理由や変遷を、金子さんが丁寧に説明してくれました。

日本語を話していても、日本語そのものの成り立ちや変遷など学んだのは初めてのこと!私にとってはとても新鮮な時間でした。

金子先生はとても明るくユーモアのある方で、大阪弁の語り口が親しみやすく、なごやかな雰囲気で第一回目が終わりました。

次回は7月22日(土曜日)、第三回は7月29日(土曜日)、第四回は8月5日(土曜日)と続きます。外国にルーツを持つ人や外国籍児童支援に関心がある方、多文化共生に興味のある方、一度金子さんのお話しを聞きに来てください。

サンドイッチホーム 親子食堂 おにぎりの日にお邪魔しました

サンドイッチホーム お店の外観です。
ドアの横の小窓から商品の受け渡しができます。

令和5年6月16日金曜日

稲葉荘にある「サンドイッチホーム親子食堂おにぎりの日」に行かせてもらいました。

普段はサンドイッチ屋さんを営業されていますが、月に1回、親子食堂を開催しています。開催日は不定期ですが、インスタグラムで告知されます。

いつもは閉店している時間にたくさんの人が集まっているのを見て、今日は何があるのかと聞きに来られる方もいらっしゃいました。

夕食として、持ち帰れるように、電子レンジ対応の容器に入れられています。店内では飲食できません。

夕食をこどもと食べてもらえるようにと、おにぎりとスープが毎月、提供されています。

夕食の手間がかからないので、いつもは忙しい夕方の時間が、親子食堂の日はお母さんもゆとりができるので、店内で遊んで帰るこどももたくさんいます。お母さんたちは子育てに関する情報交換をしたりして、交流の場にもなっています。

こどもが入れ替わり立ち替わりで、にぎやかな店内です。

お母さんから「帰るよ」と声かけされると、こどもはまだ遊び足りなさそうにしていても、駄々をこねるようなことはなく、帰っていきました。

店内に入らなくても、持ち帰りできるので、気軽に立ち寄れます。

大人もこどもも有料ですが、80食以上準備されて、半分は予約で残りも完売されるほど好評です。

この日は、ミートドリアとコーンスープでした。寒い時期は具だくさんの豚汁とおにぎりだったようです。おにぎりの具も毎回、趣向を凝らしたものものが入っているようです。

寒い時期にも来てみたいと思いました。

コーンスープとミートドリア

地域食堂 ウィル尾浜1 おはまちゃん食堂に行きました

おはまちゃん食堂ののぼりと料理です

令和5年5月10日火曜日の気持ちよく晴れた日におはまちゃん食堂にお邪魔しました。

住宅地の中にある一軒家で少し迷いましたが、おはまちゃん食堂ののぼりがいい目印になり、たどり着くことができました。

おはまちゃん食堂はバリアフリー部という会を立ち上げ、障害があってもなくてもお互いを知って共有する時間を過ごせる機会を持ちたいと代表の四方さんがおはまちゃん食堂を地域食堂として立ち上げられました。

チラシを近隣にポスティング等をしてきたということですが、なかなかこどもが来てくれないと立ち上げの大変さを話してくれました。

「今日は2人の参加があるだけです」と言われていましたが、「仕事帰りにちょっと寄らせてもらった」と食事はしなくてもお話をするだけという方も顔をのぞかせてくださいました。立花社会福祉協議会の方も来られていました。

代表の四方さんは多才多趣味な方でお話ししていてもいろいろなことを話してくださり、ちょっと寄りたくなるのもよくわかります。

食堂の参加者が少なく、大人は有料で提供しているので私も皆さんの中に入れてもらい、食事をとらせていただきました。

カフェもしていたことがある四方さんの調理はおしゃれでとてもおいしかったです。

メニューはオムライス、コンソメスープ、イワシのオイル漬キャロットラペ、トマトピューレ味ペンネ、ハッシュドポテトと20代の人たちとわいわいと言いながら楽しく食事しました。

仕事帰りによってくださった方も多趣味な方ばかりで、好きなものを聞き出しておすすめの漫画を教えてくださるということもありました。

バリアフリー部の活動で地域食堂の規模を大きくしたものを小田南生涯学習プラザで開催します。20名参加を目標にお手伝いにもたくさん来てほしいとのことですので、気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。

 

バリアフリー部のチラシ

みんなでたこ焼きを作って食べよう!子ども食堂 大庄北学プラ

北プラ たこやき

令和5年4月29日 土曜日

お昼前の11時、大庄北生涯学習プラザを訪れると美味しそうなにおいが漂ってきました。2階に上がり調理室をのぞくと、にぎやかな声とたこ焼き器を囲むこども達の姿がありました。みんながたこ焼き器の生地の中に蛸、ウィンナー、チーズ、天かす等自分の好きな具材を入れ、串を突きながら「もういいかな?」とひっくり返すタイミングを待ち、えいっと返すと上手に丸い形が出来上がりました!「暑い、暑い!」と上着を脱ぐこども、初めてたこ焼き作りを体験したこども、「永遠に食べたいなぁ」と大好きなたこ焼きをほおばるこども、皆楽しそうにたこ焼きを作ります。参加者は0歳の赤ちゃんから小学生、保護者やボランティアの方と年代も幅広く、熱々のたこ焼きを頂きながら皆さんの話が弾んでいます。

主催の尼崎都市美化推進企業組合は大庄北生涯学習プラザの指定管理事業者さんです。以前からこども食堂の立上げを考えていたとのこと、2月にカレーライスを用意してこども食堂をプレ開催しました。今回は「みんなでたこ焼きを作って食べよう!」ということで、こどもも大人も一緒に作ろうというもの。主催の代表理事の方は「やってみないとわからない。まずはやってみよう。」と、大庄北生涯学習プラザで「子ども食堂 大庄北学プラ」を定期的に開催しながら、市内の他地区でもこども食堂の立上げを考えておられます。次回は6月の月末土曜日開催予定です(要予約)。さて6月のメニューは、またみんなで一緒に作って食べるのかも?楽しみですね。

北プラ2 たこやき

ちらし

こども食堂 ヤシノキにお邪魔しました

こども食堂ヤシノキのチラシです。
5月、6月、7月のお知らせになります。

令和5年4月25日(火曜日)

東難波社会福祉連合会館にてこども食堂ヤシノキが開催されました。元気なこどもたちが来てくれていて、楽しそうに友達と遊んでいました。

暖かい日が続き、桜の花も早くに散ってしまった陽気の中で、こども食堂ヤシノキ開催の日は寒暖差が激しく、雨の日となり、参加するこどもたちは少なかったようです。

調理は別の場所でされているので、搬入が少し遅れるアクシデントがありました。「この子、早く帰らないといけないねん」と友達を心配して声かけをしてくれる優しいこどももいました。そんなことを言っている間に、お弁当が届き、子どもたちの歓声が上がりました。

お手伝いとして誘われた中学生と高校生の姉妹がお弁当とは別のパンを配ってくれていました。時間が合えば、調理の方も手伝いたいと頼もしいことも言ってくれていました。

お弁当はキンパ(韓国風のり巻き)で具はニンジン、レンコン、キノコ、お魚ソーセージと彩りも鮮やかでした。こどもたちに具の好みを聞いていくとニンジンよりもレンコンに人気があり、意外という感想が出ていました。キャベツ1個を希望者にと募るとキャベツ好きが5人以上集まり、じゃんけん大会が始まりました。小さい女の子が勝って、嬉しそうに飛び跳ねていました。

見守りの大人の方たちがたくさん来られていて町会長さん、民生委員さん、こども食堂ネットワークさん、中央地域課の職員さんとボランティアのみなさんとお母さん方など、地域で子どもたちを見ていこうという思いが感じられました。

立ち上げて3回目の開催でまだまだ試行錯誤することも多い時期だと思いますが、子どもたちの嬉しそうにお弁当をもらう姿がさらに広がることを切に願います。

 

 

こども食堂ヤシノキのキンパ
レンコンが好評だったキンパです

水堂きっずくらぶ

令和5年4月8日 土曜日

楽しかった春休みも終わりに近づき、最後の週末となる土曜日の朝に地域総合センター水堂で「水堂きっずくらぶ」が開催されました。会場には人生ゲーム、パズル、駒まわし、折紙やお絵かき道具等、様々な遊び道具が用意され、こども達はスタッフやボランティアの方と一緒に楽しんでいました。悔しくて泣きだしてしまう子、嬉しくて「やったー!」と声をあげる子、「もっとやろう!」とゲームを続ける子、中には黙々と折紙を折っている子、それぞれが自由に好きなことをして過ごしていました。お昼前までにぎやかに過ごした後はスタッフからおにぎり、お菓子が配られ、家に持ち帰ります。

「水堂きっずくらぶ」は水堂小学校のこどもの居場所としてスタートしました。民生児童委員さんが中心となり、地域のこども支援者のご協力を得て、毎月第2・第4土曜日、午前10時から11時半まで地域総合センター水堂で開催されています。土曜日の朝、水堂小学校や近くのこども達、ぜひ皆と一緒に遊んだり、やりたいことをしてみませんか。

パズル

おにぎり

MUKOキャンパス みんなのSPRING CAMP 春キャン!!

令和5年3月26日 月曜日 ~ 27日 火曜日

街のあちこちに桜が咲き誇り、外に出るのが楽しみの季節がやって来ました!ちょうど春休みに入った子ども達や地域の方、親子連れが武庫西生涯学習プラザへやって来ます。3月24日金曜日から28日火曜日まで6つのイベントが行われる「春キャン!!」が開催されました。そしてプラザのロビーでは、毎週火曜日に子ども達の放課後の居場所を開催している「ティーンズMUKOカフェ」さんがレストランを開店、27日は「中華丼」、28日はカレーライスを子ども達に無料で提供してくれました。友達と楽しそうにカレーをほおばる姿が見られ、コミュニティルームはとても賑やかでした。

27日のイベント「尼崎オリジナルカードゲームで遊ぼう!」では尼っこおなじみの『ATTF2』(Amagaasaki to the future 2.)で大人も子どもも本気で遊び、真剣なまなざしでカードを取りに行きました。

翌日28日に参加した「やさしい日本語講座」は日本に住む外国人の方に必要な情報を伝える方法を教えてもらいました。日常生活で困ったこと、学校や役所からの連絡等、私たちは日本語を使い、日本文化の中で意思疎通を図ります。ですが日本語は世界の言語の中でも難しい言語のようで、「やさしい日本語」を使い、身振り手振りも加え、外国人の方に大切な情報を伝える練習をしました。実際に尼崎市在住の外国人の方に参加してもらい、講師の方の助言をもらいながら、伝えることができました!

3月も末となりましたが、桜と「春キャン!!」で武庫地区の春を楽しみました。

 

kanban3

中華丼

AFFT2カードゲーム

やさしい日本語

講演会「ソーシャルワーカーとして伝えたいことー入所者と家族の想いー」

令和5年3月5日 日曜日

瀬戸内海に浮かぶ岡山県の長島に二つの国立ハンセン病療養所「邑久光明園」「長島愛生園」があります。今回のハンセン病を考える講演会の講師坂手悦子さんは、長年「邑久光明園」のソーシャルワーカーとして入所者の方に寄り添ってきた方です。当日坂手さんからハンセン病について、そして国策により長期間に渡り偏見と差別を受けてきた入所者とご家族の方のお話をして頂きました。会場は立花南生涯学習プラザ、皆さんが坂手さんの穏やかな語りに耳を傾けておられました。

ハンセン病は慢性の感染症ですが、今では完全に治る病気です。日本では「らい予防法」により長期間隔離政策が続きました。世界的にはハンセン病患者の隔離は必要がなく、外来治療が可能という認識でしたが、日本では1996年の「らい予防法」廃止まで多くの方の人権が奪われていました。

坂手さんのお話から学んだことは、私たちの中にある無意識の先入観、そして悪意のない行為です。そして当事者一人一人が抱える問題が実は社会制度やルールの問題かも知れない、という視点を持つことの大切さも教えて頂きました。

1階のホールではパネル展「麦ばあの島」も開催され、立ち止まり熱心に見入る方たちが多くいらっしゃいました。今後もハンセン病問題を更に理解し、社会に今ある差別・偏見を考えていきたいと思います。

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はんせんパネル

にこにこ食堂に行きました。

にこにこ食堂の看板とポスター

令和5年3月4日土曜日にコープ塚口店の2階の集会室で開催されているにこにこ食堂さんに行きました。

ひな祭りの翌日ということでちらし寿司、おひたし、牛乳寒天、みそ玉がメニューでした。                                お弁当のおもてにはお雛さん、桃の花を張り付けた注意書きが添えられていました。細かいところにまで気配りがされていました。

コロナ禍で弁当配布に切り替えて実施されていましたが、この3月で弁当配布は終了となり、4月からは参加した子どもたちといっしょに食事を作って、みんなで食べる会食になるそうです。初めて参加させてもらいお手伝いをしましたが、スタッフの方が指示してくださったのでスムーズに動くことができました。

不慣れなお子さんでも、スタッフの方にいろいろと教えてもらいながら作ることができると思います。

弁当配布に来ていた子どもたちも習い事があって、4月は都合が合わないと残念がっているお母さんの姿もありました。                    

終了時にはスタッフの方々の振り返り会があり、そちらにも参加させてもらいました。                                   4月は子どもたちが参加しての調理になるので、嘔吐があった時の対処法を再確認されており、次月に臨もうとされているスタッフの皆さんの意欲に、子どもたちが安心して参加してもらえる居場所だと感じました。

弁当配布になってからは参加される方の入れ替わりがあったそうで、また、4月からはどれくらいの子どもたちが参加してくれるのかはまだわかりませんが、参加してくれる子どもたちが増えてくれることを願います。

にこにこ食堂のお弁当

にこにこ食堂の受付

映画上映会「夢見る小学校」

夢見る小学校

令和5年3月4日 土曜日

ようやく春の暖かさが感じられた土曜日の朝、小田南生涯学習プラザのホールにぞくぞくと市民の方がやって来ました!当日は話題の映画「夢見る小学校」を観に来られた方で会場は満席、土曜日のお仕事休みということで、ご家族や男性の方の姿が多く見られました。ホールの入り口前にこども達が遊べるスペースも用意され、親子が安心して参加できる優しい上映会でした。

「夢見る小学校」は30年以上前から体験学習を実践している「きのくに子どもの村学園」を中心にこどもファーストな3つの小学校が登場するドキュメンタリー映画です。本当にこんな学校があるんだ!と驚きの連続、子ども達はいつも自分のやりたいこと、夢中になれることをする中で、問題を乗り越える力、生きる力を育んでいました。

上映会後はシェア会が行われ、参加者で映画の感想や意見を語り合う中、松本市長も参加して頂きました。これからの尼崎の教育や「未来の学校」も、大人と子どもが一緒に考え、創っていけたらいいですね。

上映会は翌日5日(日曜日)武庫西生涯学習プラザでも開催されます。

主催の「夢見る小学校上映会尼崎実行委員会」さんは市内で活動されている団体・グループさんの想いがつながって結成され、映画上映が実現したとの事です。素晴らしい上映会、どうも有難うございました。

やんちゃんこ劇団が立花にやって来ました!

やんちゃんこ劇場

令和5年2月26日 日曜日

NPO法人やんちゃんこ主宰の「やんちゃんこ劇団」はこれまで2回県立ピッコロ劇場で公演されており、すでに市民の方はお馴染みかと思います。第3回講演会「頭上に爆弾 手には花」はなんと地域の皆さんのもとへやって来ました!会場は立花南生涯学習プラザのホール、当日は多くの親子、地域の方が来られ、開演前のわくわく感と熱気が感じられました。

始めに「じゅんちゃん先生のお楽しみタイム」で次々とバルーンを作り出し、会場のみんなでポンポンとバルーンを回し合いました。会場にいる全員で遊んでいるうちに、なんだか皆がつながったような不思議な感覚が生まれます。
その後いよいよ公演開始、舞台は観劇する皆さんと同じフロアなので、目の前で繰り広げられる演技が迫力満点でした。また俳優さん達の年代はこどもから80代までと幅広く、演技の中に多様な個性とチームの力を感じました。そして戦火に咲く愛と思いやりの花を皆が手に持ち、ラストはとても幻想的なシーンでした。
毎年、素晴らしい舞台を見せてくれる「やんちゃんこ劇団」、今から次の舞台が楽しみです。

 

こども食堂オリーブ

子ども食堂オリーブの看板と弁当・お菓子

令和5年2月18日土曜日に長洲本通りの長栄市場にある子ども食堂オリーブに行きました。

雨が降ったり、やんだりと不安定な天気の日となりました。

11時30分からの開始でしたが、寄らせてもらったときは午後1時30分と遅い時間となってしましました。そのなかでも、子どもがどのお弁当にしようかと迷いながら選んでいる姿を見ることができました。

開始時には子どもがたくさん来て、スタッフ2名で対応するのは大変だったようです。

サケ弁当・チーズハンバーグ弁当・助六弁当・芋の天ぷら等バリエーション豊富で、子どもが選ぶのも一苦労するのがよくわかりました。

この日はクラムチャウダーも準備されていて、それを選ぶとフランスパンをつけてもらえるおしゃれな心遣いもありました。

大人の人が前を通ると「子ども食堂をしています。大人の方は300円になります。子ども食堂の支援になります」と呼びかけられていました。

子どもたちにスタッフの方が優しく声かけをされていて、子どもたちも安心して来ているのが伝わりました。

 

皆川公美子先生講演会「繊細な子どもの可能性を拓く(HSC)」

HSC

令和5年2月12日 日曜日

今ゆっくりとHSC(繊細なこども)への関心が社会で広がる中、HSC支援で名高い皆川公美子先生のZOOM講演会&公開質問会が開催されました。主催は武庫地区で長らく不登校のこども達と保護者の支援をしている「タイルカフェ」さんです。今回はサテライト視聴、Zoomで多くの方が参加されました。

HSC(Highly Sensitive Child)は、米のアーロン博士が提唱した概念で、生まれつきとても敏感な感覚、感受性を持った子ども達の事です。生まれ持った特性・資質で、障害や疾患ではありません。私たち人類の20%、つまり5人に1人が備えているもの、そして100種以上の動物にも同様に見られる特性で、種が生き残るための遺伝子の戦略と考えられています。特性は、深く考えを巡らせ情報処理する、過剰な刺激を受けてしまう、感情が動きやすく共感しやすい、些細な刺激を察知する、です。

この特性を強みに変えて活かすこと、そして敏感ゆえに疲れてしまう子どもさんのダウンタイムと心理的安全を作っていくこと、その他様々な実践できる対応方法、子育てのこつを教えて頂きました。同時に自律神経系の働き、身体と心の仕組みも説明して頂き、HSCを深く理解することができました。

皆川先生自身はHSCの子どもさんの母でもあり、「子育てが楽になって欲しい。正しい子育ては無いです。」と、HSCの子育てに悩む保護者の気持ちに寄り添ってくれます。そして社会へ出たHSP(繊細さん)のキャリア形成のサポートも携わっていらっしゃいます。同じ立場から助言や知識、知恵を頂き、保護者の方はもちろん、支援者にとってもほっとできる時間になりました。

「ゆめパのじかん」尼崎市で上映会始まりました!

ゆめぱ

令和5年1月28日 土曜日

みなさんはプレーパークをご存じでしょうか?こどもたちが好きなこと、やりたい事を自由にできる遊び場です。学年が違っても、障害があっても無くても、学校に行っていなくても行っていても、すべてのこどもの居場所です。

川崎市にある「川崎市子ども夢パーク」、通称「ゆめパ」のドキュメンタリー映画上映会が尼崎こども食堂ネットワークさんの主催で始まりました。当日は尼崎市内4回開催の第1回目、会場の女性センター・トレピエにたくさんの方がいらっしゃいました。「ゆめパ」はNHKドキュメント72時間「“どろんこパーク” 雨を走る子どもたち」でご覧になった方もいらっしゃると思います。映画は「さとにきたらええやん」で西成区の「こどもの里」を描いた重江良樹氏が監督、こどもたちの姿を飾らず、ありのままに映していました。ともすれば大人が「危ないよ」「大丈夫?」と手出し、口出ししたくなる場面もありますが、スタッフや地域の支援者のかたはあくまでこども達が主役、こども達のやりたいことを尊重し、そしてこども達の声をしっかり受け止めていました。意見が違っても、気のあわない子がいても、迷ったり悩んだりしても、何もしたくなくても、こどもでいる時間を安心して過ごしている、その様子をぜひ皆さんに見て頂きたいです。

次回以降、順次尼崎市内で上映します。1月31日(火曜日)14時から園田東生涯学習プラザ、2月3日(金曜日)9時半からユース交流センター、2月4日(土曜日)9時半から中央北生涯学習プラザ、お近くの会場でぜひご覧ください。

 

 

こども食堂唯花

令和5年1月21日 土曜日

新年を迎えすでに半月が過ぎ、すっかり日常生活が戻りましたが、尼崎のこども食堂さんも新年初回の開催を始めています。そしてまた新たなこども食堂「こども食堂唯花」が立花地区にオープンしました!

主宰はカラオケ喫茶「唯花」さん、場所は七松線とJR神戸線が交差する踏切南側の店舗で開催されました。当日はプレ・オープンとして地域の小学生、大人、支援者が集いました。メニューはみんなが大好きなカレー!野菜サラダとお菓子も付けて頂きました。残念ながら会食ができない子ども達にはお持ち帰りでご家庭で食べてもらいました。カレーは具沢山ですが、人参嫌いのこどもさんの為に細かく切ってあり、なんとスパムも入っている優しい味のカレーでした。店主の木村さんはお店の空いている時間を利用して、地域のこども達に美味しい食事を提供したいとこども食堂を始めました。「次は豚汁をしようかとメニューを考えています。この会場で食べてもらうだけでなく、一緒におにぎりを作ったりできたらいいですね。」と、これから地域のこどもたちに来てもらうのを楽しみにしています。

「こども食堂唯花」は来月2月から第1土曜日、第3土曜日、正午から午後2時30分ぐらいまで開催します。こどもは無料、大人は300円、会場で食べても、持ち帰ってもOKです。表に大きな開催表示の案内が掲示されているので、当日はドアを開けて声をかけて下さい。自転車置き場は左隣のお宅の前にスペースをお借りしているそうです。

次回は2月4日(土曜日)12時から開催です。

唯花カレー

唯花ちらし

すこやかまつりin尼が咲きHAPPY NEW SUKOYAKA2023

令和5年1月7日 土曜日

ぽかぽかと暖かい日が続いたお正月休みの後、再び3連休となる9日土曜日に尼崎市立すこやかプラザで「すこやかまつりin尼が咲きHAPPY NEW SUKOYAKA2023」が開催されました。

当日のお昼に訪れ、受付を済ませたあと会場から聞こえてくるのは、ウクレレとギター、そして楽しい歌声!コンサートには皆さんの笑顔があふれていました。会場にはすごろくスタンプラリー、書初めの「森」の字や塗り絵を貼っている「すこやかの森」の木、紙芝居、アロマハンドマッサージ等、あちこちにブースが用意され、たくさんの親子、子ども達、地域のかたが楽しんでいました。さらに元気をもらったのは、「ハイハイ&よちよちレース」!広いホールで赤ちゃんの大熱戦が続きました。尼崎市の新しい市長、松本眞市長も来場し、ご挨拶のあと太鼓をとんとんたたいて応援してくれました。

会場のすこやかプラザは1月にリニューアル・オープンしました!就学前の子どもと保護者の遊び場「パル」とおやつ、離乳食が食べられる「すこやかの森」、そして誰でも利用できる「すこやかテラス」が出来ました。少し狭くなったのが残念ですが、開放感のある素敵な広場になりました。JR立花駅から直結すぐのアクセスですので、育児中の保護者のかたは是非新しくなった「すこやかプラザ」をのぞいて見て下さい。

 

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双星高校放課後カフェツインスターに行きました

ツインスターの看板と順番待ちの様子

双星高校では、毎月校内の食堂で放課後カフェが行われており、こども青少年課もお手伝いで参加しています。

こども食堂もされているポノポノプレイスさんが実施しており、毎月、各学年ごとに開催されていて、手作りのお菓子や小腹を満たすメニューを工夫されています。お代わりを何度しても良くて、メニューを全制覇する元気な高校生もいます。

今から部活だからと急いで食べたり、塾に行く前に友達との語らいを楽しんだりとみんなそれぞれ楽しみ方を持っているようです。

12月に入って寒さが本格的になったこともあって、この日はクラムチャウダーやちりめんじゃこ入りのすいとんなどが準備されて、体が芯から温まるメニューは参加した高校生たちから大好評でした。

帰りには「おいしかったです。ごちそうさまでした」と声かけをしてくれる高校生に「また来てね。ありがとう」と返事されるスタッフのみなさんとの温かい言葉の応酬にほっこりしました。

受験を控えた3年生の参加が少なくなってきていますが、頑張って勉強に励んでほしいなと願っています。

名神町にこども食堂「ねこのひげ」がオープンしました

ねこのひげメニューとお菓子釣り

12月17日土曜日に新しくオープンしたこども食堂「ねこのひげ」にお邪魔しました。山手幹線沿いで五合橋線の交差点近くになります。

あいにく、冷たい雨が降る日になりましたが、予約で来ていた近所の児童ホームの子どもたちのにぎやかに食事を楽しんでいる様子が見られました。

食事後はお菓子釣りゲームも実施されており、お菓子につけたクリップを糸にひっかけて、子ども達は器用に次々とお菓子を釣り上げていました。

食事は手作りにこだわっており、パスタのトマトソースも作られているとお聞きしました。大人も有料で提供しているとのことだったので私もいただいたのですが、どれを食べてもとてもおいしかったです。

提供する「ねこのひげ」の名前の由来は、自然と抜け落ちたねこのひげを持つ人には幸運が舞い込むという話があり、「ねこのひげ」に来た人に幸せが舞い込むようにと願いが込められているそうです。

こども食堂を開くための拠点として、昨年、ランチやお弁当のお店をまずオープンされていますが、そのお店の看板はオレンジ色で町のレスキュー的なかけ込み寺のような存在でいたいという思いもあるようです。

児童ホームのみなさんが帰られると、子どもの姿は見られなくなりましたが、町会長さんや社協立花支部の職員、民生委員さんが来られて、今後の広報などについても熱心に話し合われました。

12月24日土曜日はクリスマスということで、お菓子の配布を企画されるようです。

1月は14日土曜日に会食でこども食堂を開催します。お弁当も準備されているので、お近くのお子さんがたくさん来てくれるといいですね。

 

いくしあシンポジウム 地域みんなで子どもを守る~児童虐待のない社会を目指して~

いくしあシンポジウム

令和4年11月22日 火曜日 

子どもの育ち支援センター「いくしあ」が開催する「いくしあシンポジウム」が開催されました。

今年は「地域みんなで子どもを守る~児童虐待のない社会を目指して~」と題し、基調講演に兵庫県こころのケアセンター副センター長の亀岡智美先生のお話を聞きました。子どものトラウマとアタッチメント、PTSD、そして基本的支援の概念であるトラウマインフォームドケア(TIC)まで、児童虐待に現れる重要なワードを丁寧に、わかりやすく説明頂きました。

続いて尼崎の地域医療の要である兵庫県立尼崎総合医療センター小児科長の毎原敏郎先生、いくしあのこども相談支援課、特定非営利活動法人やんちゃんこの濱田英世先生から、それぞれの立場・視点から尼崎市の児童虐待の現状と予防・支援の取り組みの報告がありました。

最後に市長を交えた意見交換、そして市民の皆さんのご質問にもお答えして頂きました。

令和8年度の児童相談所設置に向けて、行政は体制準備を進めています。地域の医療・教育・民間事業との連携は重要です。そして地域でこどもや保護者に直接かかわり、見守っている支援者のかたとのつながりは、より一層大切だと感じました。CSWの役割として、これからも支援者の方と情報共有し、つながっていけるよう地域に出向いていきます。

あまがさき飲酒と健康を考える会~アルコール関連問題から考えるヤングケアラー

飲酒と健康

令和4年11月22日 火曜日

あまがさき飲酒と健康を考える会はアルコール関連問題にかかわる方や支援者が顔を合わせ、それぞれの情報や知識、意見を出し合う定例会を開催しています。

第19回定例会のテーマは「アルコール関連問題から考えるヤングケアラー」です。今回は架空の事例提供をさせて頂きました。

すでにヤングケアラーという言葉は社会に広まっていますが、実際の支援はどうすればいいでしょうか?長らく民間でヤングケアラー支援に携わってきた「つどい場けあ・わーく」の松本教資氏から、ヤングケアラーについて説明して頂きました。

その後、こども青少年課CSWより架空事例を提供し、参加者の方に事例検討して頂きました。ほとんどの方がヤングケアラーという言葉をご存じでしたので、おかれている状況の困難さをとても理解して頂けました。また医療・福祉・行政・法律等に関わる参加者のさまざまな視点から意見交換があり、お互いの職種や立場の理解が深まり、とても学びになりました。

アルコール関連のテーマでヤングケアラー?と思う方もいるかもしれませんが、アルコール問題が、ヤングケアラーの抱える課題のひとつになることがあります。アルコール関連支援者とこども支援者が出会い、共に考える機会を持てたのは、とても大きな成果でした。

オレンジリボンフェスタ2022inあまがさき

ゆるキャラ

令和4年11月6日 日曜日

秋晴れのさわやかな空のもと、あまがさき・ひと咲きプラザで「オレンジリボンフェスタ2022inあまがさき」が開催されました!

多くのこどもたち、ご家族づれ、地域の方々、こども支援の関係者の方達に来ていただき、当日の来場者はなんと2000名以上!広い会場で楽しんでもらいました。10時のオープニング、すでに会場にたくさんの人が訪れ、ステージでは尼崎市少年音楽隊の演奏、マジックショー、ゆるキャラの登場、ぺープサート、その他様々な楽しいステージ発表がありました。通りに並ぶブースでは、ヨーヨーつりや、ガチャガチャ、ワニたたき、その他の遊び場がこども達であふれていました。保護者のかたも参加する「パパ遊び」やアート、手作り作品、子育ての困りごとを相談できるコーナーや、「ふたごじてんしゃの試乗会」まで、全部で19ブースが揃いました。

CSWが所属する「こども青少年課」は「あります!こども・若者の居場所!」のブースを設け、市全域のマップで居場所をご紹介しました。「こども・若者の居場所」とは身近な地域でこどもを見守る場所です。みんなで遊んだり、ひとりで好きなことをしたり、食事をしたり、学習したり、市内には様々な居場所があります。今回は26ヶ所をご紹介しましたが、行ったことのある場所を教えてもらったり、近くの居場所をご紹介しました。

「オレンジリボンフェスタ2022inあまがさき」の主旨はこども虐待の防止のための「子育てにやさしい社会」をつくることです。保護者が子育ての困りごとを抱え込まず、地域全体で親子を支えていく、そんなやさしく豊かな社会を目指そうと、尼崎ならではの地域パワーが集まりました。

11月は児童虐待防止推進月間ですが、これからも「子育てにやさしい社会」を目指して、CSWは地域の方々とつながっていきます。

こども・若者の居場所マップ

こども食堂「はばたく食堂」始まります!

はばたく会

令和4年10月30日(日曜日)

さわやかな青空とぽかぽかの太陽のもと、武庫地区に新たなこどもの居場所がオープンしました!

NPO法人尼崎はばたく会さんはこれまでも長年地域のこども達を支援し、見守ってこられましたが、いつでも放課後立ち寄れる居場所を作りたいと、常設の場所を探していました。そして本日ついにオープン!お披露目会には多くの親子連れが訪れ、フランクフルトやソースせん、ぽにゅぽにゅすくい等、を楽しみました。なんとあの兵庫県マスコット「はばタン」も来場!インスタ映え抜群のチャンスとばかり、こども達が集まります。

また「ウクライナこども救援募金」が行われ、こども達は手作りの募金箱を抱えて大人たちに呼びかけていました。ウクライナの同じこども達の気持ちに寄り添い、地域のこども達が自ら考えた素晴らしい活動です!

NPO法人尼崎はばたく会さんはこの場所を拠点に、毎月第2、第4月曜日午後5時30分から午後7時30分まで、こども食堂「はばたく食堂」を開催します。11月は14日と28日、月曜日の夕方、楽しい時間を過ごせるこども食堂になりそうです。

こども食堂大庄のレストラン

大庄のレストランの看板とメニュー

10月15日土曜日に大庄のレストランに行かせてもらいました。

旧コープ大庄店の元店舗を会場にされているのでわかりやすく、食事をするところと待合と広くゆったりとした中で開催されています。

着いたときは、もう売り切れのお知らせが出ていました。

30食を準備して、それ以上でも少しは対応できるようにされていますが、あっという間に売り切れになるようです。

友達連れで参加する子どもたちが多いとのことで、友だちといっしょに楽しそうに食べている様子が見えました。

「おいしい」って聞くと子どもたちから「おいしい」と一斉に答えてくれました。元気な笑顔でパクパクと本当においしそうに食べていました。

広い会場で食べ終わると食器やナプキンの片付けも子どもたちはスムーズにしています。子どもが楽しそうにおいしく食べているとこちらまでうれしくなります。
 

こども食堂Amamaru

Amamaru

令和4年10月8日(土曜日)

三連休の初日、阪神出屋敷駅南にある出屋敷公園に面した場所で、こども食堂Amamaruさんがオープンしました。

当日はお弁当のお持ち帰りとエビ釣りのイベントでした!

お弁当のメインは美味しそうな太刀魚の唐揚げ、こども達が食べやすいように一口大にさばき、細かな骨も取ってくれています。運営しているボランティア団体Amamaruの代表である池田さんは、全日本釣り団体協議会の釣りインストラクターを長年務めており、こども達に魚を知ってほしい、食べて欲しいと心をこめてお弁当を作っています。池田さんに色々と魚の調理法を聞いているなかで、「さばき方がむずかしい…」。そこで実際に池田さんが魚丸ごと1匹の簡単なさばき方を実演して教えて頂きました。

またエビ釣りのイベントも企画し、こども達は小さな竿にスルメの餌をひっかけ、じっとエビが食らいつくのを待っています。釣れた分はお持ち帰り、釣れなくても分けてもらえます。

中央地区では次々とこども食堂が立ち上がり、地域の皆さんにこども達にかかわる場所や機会を作って頂いています。こども食堂Amamaruさんは第2、第4土曜日の午後3時からオープン、こども(18歳まで)は無料、大人は200円です。次回は10月22日土曜日、立ち寄ってエビ釣りにもチャレンジしてみませんか!

 

第36回こころの健康のつどい講演会「子どものこころを知る、育む~トラウマインフォームドケアという考え方~」

trauma informed care

令和4年9月3日(土曜日)

長い夏休みも終わり、子ども達は様々な想いを持って2学期を迎えています。一方で長期休暇明けは子どもの自殺が多くみられる時期です。近年、自殺は若者の死因の上位を占めています。

生きるのがしんどい、つらいこどもに関わり、対応する「トラウマインフォームドケア(TIC)」について、兵庫県こころのケアセンターの副センター長であり、精神科医である亀岡智美先生のお話しを聞きました。トラウマは自然災害や事故、暴行、身近な人の喪失、など自分ではどうしようもない出来事によってもたらされる「こころのケガ」です。世界各国の調査では、生涯に何らかのトラウマとなる出来事を体験する人は多く、身近に起こりえる問題のようです。

トラウマの影響は心と身体と行動に影響が及びます。「トラウマインフォームドケア」は「こころのケガ」トラウマを理解し、もしかしたらトラウマを抱えているかもしれないという視点を持ちながら対応するものです。

もし子どもが「自分はダメだ」と考えたり、ネガティブな感情や行動をとってしまっても、解決を急がずにそのままの気持ちを受け入れることが第一歩とのこと、その他子どもの自己コントロール力の強化法も教えていただきました。TICの基本は安全な対人関係の中でトラウマが癒されていくもので、子育てにも十分通じるものがありました。

参加者からは活発に質問があがり、皆さんの関心の高さもうかがえます。

子どもの心を知ることは簡単にはいきませんが、困った行動をとった時に「ケガをしているのかも?」と考えることから始めてみようと思いました。

まちの子育て保健室 子育てのあれこれ 一緒に話しませんか?「あ・ね・も・ね」

令和4年8月4日(木曜日) キューズモール1階

JR尼崎駅から直結しているキューズモールでは、子育て家庭が参加できるイベントや教室が多く開催されています。キューズモールは徒歩でも、電車でも、車でもアクセスしやすく、広い施設でベビーカーが利用しやすいことから、子育て中のご家族がイベントに参加しやすい場所ですね。

そして更にこの4月、子育て保健室「あ・ね・も・ね」が誕生しました!

「あ・ね・も・ね」は子育ての困りごと、心配だけれども病院や役所の窓口に行くほどではないこと、ちょっともやもやする事、など子育てのあれこれを子育てサポーターと専門職の方と一緒に話ができる場所です。

専門職の方は、看護師・保育士・保健師・幼稚園教諭・歯科衛生士・不登校アドバイザー・発達相談専門員、など幅広い範囲の相談に対応して頂けます。年代も現役ママから子育て経験豊富な方まで、子育て中の母親やご家族の気持ちに寄り添って話を聴いてもらえます。

また専門職の方は当番制ですので、「こんな相談にのってほしい。」という方は事前にお電話で予約すれば、お時間をゆっくり取って個別に相談して頂けます。もちろんお買い物中にふらっと立ち寄って、スタッフさんとおしゃべりしたり、子どもさんと一緒に一息ついてもらうのも歓迎です!

「あ・ね・も・ね」は毎週木曜日、午前10時30分から12時、午後1時~午後2時30分、場所はキューズモール1階に新しくできたスペース「まなびのひろば」(ミスタードーナツの左通路を少し奥)で開催しています。

皆さんもキューズモールへ行ったときに、ぜひのぞいて見て下さいね。

あねもね看板

あねもね

こどもの居場所「YokA」

YokA

令和4年7月19日(火曜日)

朝から降っていた雨があがり、少し心地よい風が吹き始めた午後、こどもの居場所「YokA」さんを訪問しました。

この日はボランティアの方3名に迎えていただき、集合住宅の1室にある居場所を案内してもらいました。

室内は3LDKをオープンにして広々としていました。テレビゲーム機やボードゲームがあり、お菓子や飲み物も何気なく置いてあり、自宅のように普通に過ごせます。壁一面のホワイトボードがある部屋では、自由にイラストを描いたり、時には高校生が数式を書き出して勉強したり、またこどもと一緒に障子の紙をカラフルな紙に張り替えて付け直したり、そしてこの夏は「そうめん流し」「たこパ(たこ焼パーティ)」を予定しています。 

「気軽に立ち寄れ、やりたいことができる場所」となるように活動していくとのこと、これからが楽しみです。

ボランティアの方はもともと塚口南地域学習館で開催されている「アマたまカフェ」で支援をしていた仲間で、こども達のために常設の居場所を作りたい!と想いが沸き上がったときに、ちょうど「REHUL(リーフル)」(あまがさき住環境支援事業)を活用して場所を確保することができました。

6月末にオープンしたばかり、ここでは地域のかたとも交流しながら、こどもの居場所作りをしていきます。

「YokA」は月火木土の午後4時から8時、塚口本町6丁目で開催しています。                    

お問い合わせは https://engrab.org/ まで。電話・Eメール・SNSで連絡出来ます。                                          

 

 

明城ほっと食堂に行ってきました

令和4年7月6日(水曜日)

明城ほっと食堂にお邪魔しました。

午後4時になると子どもや大人がどんどん集まって、その場で食べたり、持ち帰ったりとにぎやかに始まりました。

120食準備をされていて、唐揚げ、ポテトサラダ、ゴボウのきんぴら、カットリンゴとおかずも盛りだくさん。「これ、好き」といいながら笑顔で子どもたちも楽しそうに食べていました。

今日は、明城小学校の宇川校長先生や成良中学校琴城分校の菊谷教頭先生も見学に来られており、子どもたちと一緒に食事をとったり、話をしていました。

民生委員の方が中心となってボランティアをしてくださっていました。子どもの様子をやさしく見守りながら、「全部食べれる?」「もうちょっと、頑張れるかな?」「無理しなくていいよ」と子どもたちに声かけをされていました。

友だちとくる子も大人の付き添いのいる子もひとりで来る子も、おなかいっぱい、笑顔で帰っていきました。

明城ほっと食堂は8月がお休みになります。次回は9月7日(水曜日)にまた楽しくごはんを食べに来てくださいね。

 

 

 

明城ほっと食堂

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明城ほっと食堂のごはんです

ホッチポッチ

3月29日(火曜日)

「ホッチポッチって何?」。ごちゃまぜを意味する「ホッチポッチ」は地域のさまざまな人たちに参加してもらい、それぞれの個性が素敵な色を出していく場所をつくろう!というイベントです。赤ちゃんからご高齢のかたまで、障害のある人も無い人も、みんなが安心して集えるよう、そしてコロナ禍で制限を受けているすべてのども達が、少しでも息抜きができて、楽しい春休みの思い出を作ってもらうイベントです。

当日は170名以上の方が様々なブースやパフォーマンス、学びや相談、体験を楽しんでくれました。

この会場には「あなたの見守りが支えになります」と掲示されたイラストがあります。

障害からくる様々な行動、例えば「とびはねたり、まわったり」「ぶつぶつ、大声」「うろうろ、ゆれる」などの行動の理由・原因を示して、参加する皆さんにあたかかく見守ってもらいます。さらに「こどもの見守り隊」ボランティアさんもいらっしゃり、すべての子どもが安心して楽しめるイベントになっています。

ホッチポッチが今回だけでなく、地域に根付いたイベントになるよう、こどもコミュニティーソーシャルワーカーも次回の開催に協力していきたいと思います。

 

 

 

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ほっちぽっち画像

みんなの学校 みんなの尼崎のあり方って?

3月27日(日曜日)

この日は市民の皆さんが心待ちにしていた日です。

大阪市立大空小学校の初代校長木村泰子さんが尼崎にいらっしゃいました。

映画「みんなの学校」はすでに全国で多くの方がご覧になっている大阪市立大空小学校のドキュメンタリー作品です。多様なこどもたちが集い、先生や地域の人達とかかわる姿がとても胸を打つ映画です。この中に登場する木村初代校長と直接お話をしようと、主催の「ぴあテラス」さんが企画してくれました。

会場とZOOM参加者に加え、市長も来場!感染症対策に努めながら、多くの人に参加してもらいました。

木村先生のお話しは1時間半に渡り、後日視聴して頂けますが、その心強い言葉は会場の皆さんのエネルギーに変わったようです。「もっと話をききたい!」「先生の合宿があったら行きたい!」など、保護者や支援者の声がたくさん!

「学校は学びをつくるところ。」「生涯学べることの楽しさ」、その他たくさんの語りが参加者の心に響きましたが、「いい話を聞けた。」で終わるのではなく、尼崎のすべてのこども達が一緒に学べる場をつくるために、「次に何をするのか?」につながるよう、皆さんと一緒に考えていきたいです。

尼崎水産物卸協同組合からこども食堂に新鮮なお魚をいただきました!

令和3年11月13日(土曜日)

みなさん、尼崎市地方卸売市場はご存じですか?

尼崎市の食の台所といわれる尼崎市地方卸売市場には、野菜や果物や鮮魚、加工品などの生鮮食料品がたくさん揃っています。

普段、わたしたち消費者は、こちらの市場で購入することができませんが、月に1回「市場開放フェア」として一般開放されています。毎回多くの方にご参加いただいているそうです。

そんな「市場開放フェア」も、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、令和2年3月より開催を中止されています。

こうしたコロナ禍の大変な状況の中、尼崎水産物卸協同組合さんから「食事に困っている子どもたちに新鮮で美味しいお魚をたくさん食べてほしい!」というお話をいただきました。

尼崎こども食堂ネットワークをはじめとした関係者のみなさんと協議を重ね、このたび尼崎水産物卸協同組合さんから市内のこども食堂に新鮮で旬なお魚を無償でご提供いただけることになりました!

尼崎水産物卸協同組合のみなさんさま、ありがとうございます!

コロナ禍で大変な状況の中、市内のこども食堂では、子どもたちのために日々栄養満点の美味しい食事をご用意していただいております。

さっそく、初日の11月13日(土曜日)にお邪魔してきました。

ご提供いただいた食材は、市場でも販売されている魚の切り身(冷凍魚)で、はまち・真鱈・秋鮭・いわしの5種類をご用意いただきました。どれも美味しそうです。

食材を受取に来られたこども食堂のみなさんもとても喜んでおられました。

こうして支援の輪が広がるのはとっても素敵なことですね!!

子どもたちには新鮮で栄養満点のお魚をたくさん食べてほしいです。

尼崎水産物卸協同組合こうした取組が地域に広がっていくよう、取り組んでまいります。

お魚の切り身

一般社団法人 ポノポノプレイス

令和3年10月1日(金曜日)

 今日は、ポノポノプレイスの放課後カフェ(子ども食堂)キッチンポノポノにお邪魔しました。寄付でいただいたアルファ化米を美味しそうにアレンジしていました!!まずは、通常通りアルファ化米が入っている袋の内側の線まで水を入れます。なんとそれをそのまま炊飯器に入れます!通常より早く炊けるし、より美味しくなるそうです。今日は19袋のアルファ化米を炊飯器に入れた後、寄付でいただいた美味しそうな生のワカメを刻み、炊飯器に入れてわかめご飯にしていました。代表の方が「せっかくいただいて寄付されたものを余らさず大事にさらに美味しくいただきます。」と話していました。アルファ化米のさらに美味しくなるレシピぜひ試してみて下さい。

 以前は、バイキング形式でこども自身が食べられる量を取って会食をしていましたが、コロナ禍で今は、弁当配付を行っています。バイキング形式だと苦手なものを少しだけ挑戦しようと、他のこどもが食べていることもあり頑張って食べます。こどものお母さんからは、「野菜が苦手で食べなかったのに、こども食堂に来てから食べられるようになりました!」と驚きと嬉しい報告もあるようです。早くみんなと一緒にバイキング形式で楽しく会食できる日が待ち遠しいです。

 ポノポノプレイスでは他にも子育て支援事業、放課後健全育成事業(学童保育)、青少年育成事業、見守り事業、親子カフェ、一時預かり事業、多世代交流拠点とたくさんの事業をされています。つどいの広場「ひだまり」も少しお邪魔した時、明るく温もりある雰囲気で親子がゆったり自由に過ごしていました。初めて来る人が来やすいようにスタッフの方が温かく迎えてくれます。近くに落ち着ける居場所があるっていいなと改めて思いました。詳しくはホームページをご覧ください。

 代表の方とお話をしていて一番印象に残ったことは、「こどものためにやっているのではなく、自分のためにやっているの。」とおっしゃったことです。他の団体の方も「活動を続ける中で一番大切なことは自分の気持ちを大事にして無理をしないこと。」と話していました。活動を頑張りすぎてしんどくなってしまわないように、困ったことやしんどいことがあったら一緒に考えさせてください。

ポノポノプレイス

ポノポノプレイス

明城ほっと食堂

明城ほっと食堂

9月15日(火曜日)

 今日は、中央地区に新しくできた子ども食堂「明城ほっと食堂」に行ってきました。明城ほっと食堂は、北城内福祉会館で民生委員協議会大物南ブロックの有志の方々がやっています。コロナ感染予防のため、今回はお弁当の配布をしました。

 メニューはこども用とおとな用に分かれていて、唐揚げ、おにぎり、野菜炒め等品数も多く、こどもには、ナポリタンやゼリーも入っています。感染対策をしっかりしながらの心のこもった手作り弁当はとても美味しそうでした。お弁当だけだと素っ気ないからとかわいい手書きのイラスト付きのメモを封入していたのがとても素敵でした。

 近所の顔見知りの方から、お仕事帰りの方、小学校高学年くらいのこどもたち何人か一緒に来てくれたり、家族で来てくれたりと大反響でした。「久しぶりやね~元気にしてた?」と話したり、もらった時に嬉しそうに笑顔になったり、「今度は手伝いに来ますね」と声をかけてくださる方もいました。

 今後は、月1・2回、水曜日 午後4時から6時(なくなり次第終了)に開催予定です。費用は、中学生までは無料で高校生以上は300円です。イベントも合わせて行う予定です。お近くの方は、ぜひ行ってみて下さい。

 スタッフの方が「本当はみんなで集まってお話しながら食べられたらいいのにな・・・・・」とおっしゃっていました。近所のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、こどもと色んな世代の方々が集まって、顔を合わせて近況や悩みを話しながら、同じご飯を食べて、「美味しいね」と話すことができる・・・・そんな日が1日も早くくることを願っています。

 こども食堂をしていると生きがいにもなると聞きました。こどものためだけではないんだなと、たしかにみなさん元気で活き活きしていらっしゃるなと思います。こどものためにと頑張っている方、何か始めたいな、こども食堂やってみたいなと思っている方を応援していきたいです。

明城ほっと食堂

明城ほっと食堂

チャリティショップ ふくる

ふくる

9月14日(火曜日)

 今日は、NPO法人 月と風との「チャリティショップ ふくる」へ行ってきました。ボランティアをしてみたいというAさんの初日にお邪魔しました。

 チャリティーショップふくるは「提供する」「働く」「買う」すべてがボランティア・寄付になるロンドン発祥のお店で、コープ尼崎近松店内にあります。素敵な服、雑貨等がきれいに陳列されていて、少しわくわくする空間です。

 Aさん、最初は緊張気味でしたが、みなさんに温かくサポートしてもらい、服の陳列の手伝いや車いすの方のサポートをしていました。ボランティアした後にお話しを伺うと「楽しかった。たくさん人が来てくれました!」と素敵な笑顔で話してくれました。最初にボランティアしようと見学に行ったときもスタッフの方、みなさんすごく温かく迎えて下さり、それもあって安心して楽しくスタートできているようです。ボランティアさんにお願いしていることは、「無理をしないこと」のたった一つとスタッフさんが話していました。長くボランティアするためにも自分のペースで少しずつ始めるのがいいですね。

 いま、「チャリティーショップふくる」では、ボランティアさんを募集しています。ボランティア内容は、1、ふくる店頭・開店、閉店作業のお手伝い 2、集荷センター(月と風と事務所)での古着仕分け作業のお手伝いです。接客以外でも色んな「ふくる」での関わりができ、短時間でも大歓迎です。お時間があるときにぜひのぞいてみてください。

 「NPO法人 月と風と」は、他にもヘルパー派遣、場づくり(表現・関係性)、しごとづくり(お店・モノ)といったさまざまなイベント、事業も行っています。重いしょうがいのある方が暮らしやすいまちは、誰にとっても暮らしやすく、みんなで関わり合い新しい価値の地域づくりを目指して、活動を続けています。くわしくは、ホームページをご覧ください。

 ボランティアをしていると、様々な方との出会いがあり、いろいろな刺激をもらい、発見もあります。また、活動にお邪魔したいです。

ふくる

ふくる

特定非営利活動法人 やんちゃんこ

やんちゃんこ

8月26日(木曜日)

 今日は、やんちゃんこへ見学に行ってきました。

 やんちゃんこは、平成3年から「ノリのいい」「やんちゃな」子どもをみんなで育てたいという母親同士のつながりから始まり、「子育て支援は親支援」という理念のもと活動しています。子どもへのかかわり方や育て方を伝え、悩みや不安な気持ちに寄り添い、そこからお母さん達のニーズに応えるようさまざまな事業を展開しています。

 やんちゃんこには、五感を使う体験を親子で共有することの大切さを伝えるための子育てサークル、いつでも誰でも気軽に訪れてほっと一息できるスペース、お母さんが自分のライフワークに合わせて子どもたちを安心して預けることができる保育スペースがあります。

 また、月に一度は小児科、薬剤師、幼稚園等の専門家の相談ができたり、親子で楽しむことができるイベントの開催、発達凸凹や子どもの発達などに悩む親子のための通所サービスもあります。他にも事業や楽しいイベント、勉強になるイベントも随時、開催されています。くわしくは、「特定非営利活動法人 やんちゃんこ」のホームページをご覧ください。

 見学した時、子ども達は目をキラキラさせて元気よく活動して、先生もお母さんも笑顔がいっぱいでした。子どもが製作したスイカや足形の魚が可愛く飾られていて明るく素敵な空間です。子どもが日々、成長するところを見て「子どもってすごいですよね。」と指導員の方が嬉しそうに話していたのが印象的でした。

 親でも家族でも学校の先生でもないけれど、お母さんに寄り添って、親身に相談にも乗ってくれる人がいる場所。そういったところが近くにあるとお母さんは心強く頑張れます。子どもが子どもらしく何事にも興味を持ち、自由にやんちゃにいられるように。当たり前のことなのに私自身すごく気づかされました。

やんちゃんこ

やんちゃんこ

NPO法人つなげる

NPO法人つなげる

令和3年8月10日(火曜日)

 今日は、多胎支援を行っている「NPO法人つなげる」について紹介します。

  「NPO法人つなげる」は、1.LINEオープンチャットで気軽におしゃべりできる「 ふたごのへや」 2.登録制の会員ルームで安全な交流「ふたごのいえ」 3.テーマに沿ってみんなの悩みや工夫を共有する「おしゃべりのへや」 4.秘密を守ってあなただけに集中する時間「つなげる相談室」 5.オンライン多胎プレママ教室 6.出産する前から全国の仲間とつながる「ふたごのいえ」 7.つなげるサポーター養成講座 8.つなげるピアサポステーションの8つの支援サービスを行っています。

 その活動の中で、「市内数か所で双子サークルは開催されているが、なかなか横のつながりがつくれない」というママたちの声、「東西に3本鉄道が走っているが、南北の移動はバスしかなく、路線が違えば開催場所へ行くことが難しく知り合いが増えない」という悩みの声があがりました。そこで尼崎市の「あまらぶチャレンジ事業」の補助金を活用することで、今年度からオンラインで市内やその周辺の双子や三つ子ママ達をつなぐ「尼崎ふたごLINE」ができました!「尼崎ふたごLINE」は、多胎ママパパが出かけることができなくてもつながることができる、多胎イベントや支援情報を発信、共有など地域多胎情報を入手することができます。多胎プレママパパはもちろん、お近くに多胎育児中のママ、パパがいらっしゃったら「尼崎ふたごLINE 」をぜひご紹介ください。

  また、「尼崎ふたごLINE」でつながった多胎ママたちが集える場の「ふたご会」も開催されています。現在は、緊急事態宣言をうけ、「ふたご会」の開催ができなくなり、オンラインでつながる「尼崎ふたご会 オンラインおしゃべり」を開催しています。次回の開催日は8月27日10時~11時の予定です。「NPO法人つなげる」では、あえて子育てひろばを持つことはせず、地域で活動されている団体さんと連携し、多胎ママたちが地域で頼れる場所を沢山つくれるようにしていきたいと活動されています。これから「ふたご会」が様々な地区で開かれるようになり、多胎ママパパが顔見知りになり、地域で困ったとき、困っているのを見かけたときにお互いが声をかけやすいようになればいいですね。

   いま困っている小さな多胎児を抱えているご家庭へ助けに行ったり、相談に乗ったりする「つなげるピアサポーター」の募集もしています。多胎育児をひと段落している方、心強い先輩ママとしてお力をお貸しください。現役ママは、先輩ママのアドバイスが何よりも参考になり、安心もでき、励みにもなります。「つなげるピアサポーター」には、1.つなげるピアサポ講座を受講 2.入会説明会&講座(ピアサポ会員年会費 5千円)の2つのステップが必要です。ご興味ある方はぜひ、尼崎ラインをご登録いただき聞いていただければと思います。

尼崎で双子や三つ子を育てている&育ててきたという方は、尼崎ふたごLINEにご登録ください!

子どもを守るためにも子育てを頑張っている方が楽しく育児ができるように、何ができるか考えていきたいです。

 

虎子屋~とらこや~

虎子屋

令和3年7月26日(月曜日)

 今日は、小田地区に新しくできた居場所「虎子屋」にお邪魔しました。杭瀬の商店街にある飲食店 「虎大朗」さんが営業前の午後2時~午後5時の間(8月31日までは月~水、金、土  祝日8月14日(土曜日)、16日(月曜日)除く  9月1日以降は週1、2回予定)に開設しています。

 現役の小学校教諭、定年された小学校教諭の方がボランティアに来て下さり、子どもたちに宿題を教えてくれたり、本を読んでくれたり、みんなでゲームをして楽しんだりするところです。本日がスタート日ということでテレビの取材が来ており、ボランティアさんと子どもたちが楽しそうにゲームをしていました。

 こんな大変な時期だからこそ子どもたちの笑顔で乗り越えたいという想いで中学生以下の子ども限定のスマイル弁当の販売もあります。子どもたちの笑顔が増えるように活動を行っており、インスタグラムで情報発信もしています。居場所にもなるお店が増えたらいいな、たくさん子どもがきてくれたらいいなと代表の方がおっしゃっていました。笑顔が印象的な代表の方や皆さんにぜひお会いしてみて下さい。

 子どもの笑顔ってこちらが元気になり、頑張ろうと思えます。これからも子どもたちの笑顔が広がる居場所が増えたらいいなと思いました。

虎子屋

虎子屋

たけやキッズぱーく

たけやキッズぱーく

令和3年7月18日(日曜日)

中央地区小学生の居場所「たけやキッズぱーく」にお邪魔しました。子ども20名大人10名程の参加があり、今回は神崎上水場の職員が講師で水道水ができていく流れを楽しく学びました。

 まずは水の飲み比べのクイズ。子どもたちからは「全然わからへん~」「絶対これがミネラルウォーターや~」と大盛り上がり。正解はなんと子どもたちがミネラルウォーターだと思ったものが水道水でした。水道水ってこんなに美味しいんだ!と驚きです。

 次は、この美味しい水道水はどうやってできているのか。DVDを見た後にお待ちかねの実験です。初めましての子も仲良しの子も隣の子どもと協力して実験します。小さい子に丁寧に教えてあげる高学年のお友達。川の水をきれいにしていく3種類の実験をします。「わ~きれいになっていってる~」「すご~い。なんでだろ~」子どもたちは目をキラキラさせて興味津々です。実験後、自由研究になるポイントを教えてもらいつつ、質問タイムです。「あれなんで?」「これ教えて。」とたくさんの質問が出ます。みんなが飲める水道水になるまでにたくさんの時間と労力がかかっているから川の水を汚さないように食べ残しはしたらダメだよね、水の無駄使いもだめだよねと先生が言うとみんな「うん、うんそうだよねぇ」と受け止めていました。

 実験後は外で遊んだり、中で遊んだり子どもたちが好きなように過ごします。小さい子も入れておにごっこして、おにを変わってくれる優しいお兄ちゃん。学校の授業とは別に色んな学年の子が一緒に学んで、一緒に遊ぶ。素敵な空間のこどもの居場所って大事だなぁと実感しました。また、お邪魔したいです。

たけやキッズパーク

たけやキッズパーク

たちばなユーススペース

たちばなユーススペース

令和3年7月5日(月曜日)

 

今日は、立花地区の居場所「たちばなユーススペース」について紹介します。

毎週月・火・水の週3回、立花庁舎のフリーペースで、コーヒーやジュースを飲みながら、おしゃべりしたり勉強したりボードゲームで遊んだり、自由に過ごせる居場所があります。

毎月第1土曜日にはイベントを開催し、先日7月4日にはペンキ塗りDIYと七夕のイベントとしてササの飾りつけをし、20人ほどの参加者で盛り上がったようです。立花庁舎の門の色が変わって、ササには素敵な願い事が書いてありました。

市内の小学生、中学生、高校生、大学生の方ぜひ立ち寄ってみてください。

優しくておもしろいスタッフが勉強のサポートやボードゲームで一緒に遊んでくれますよ。

水曜日にはコーヒーや紅茶、お菓子などもあるそうです!

ぜひ、家でも学校でもない楽しい居場所を見つけてみて下さい。

詳しくは、「ハロー!たちばな」のFacebookをご覧ください。

高校内居場所カフェ

居場所カフェの案内板

令和元年12月13日(金曜日)   

 

12月13日のお昼休み、兵庫県立尼崎高等学校の「高校内居場所カフェ」におじゃましました。教室に入ると甘い淹れたてのコーヒーの香りが…。紅茶や飲み物、チョコパイやポテトチップスなどのお菓子がずらりと並んでお出迎え、運営は生徒さんたちです。テーブルのレイアウトを整え、飲み物、お菓子を用意し、来客の生徒さんの注文に対応しています。

この「高校内居場所カフェ」は2年生の「尼崎学」授業のひとつで、今日はオープン当日、今後は月2回ほど地域の大人の方をお招きしてイベントなどを行う予定だそうです。

1年生から3年生まで、生徒さんが自由にすごせる場所で地域の方と交流できれば、尼崎のおとなも若者もさらに元気になりそうです。今、「高校内居場所カフェ」が全国で生まれています。尼崎にも高校生が地域のおとなや文化に出会う場所が増えていくように、応援していきます。

子どもの権利条約

ワークショップの写真

令和元年12月14日(土曜日)

12月も半ば,年末が近づくなか、小田南生涯学習プラザで「「子どもの権利条約」を読み解くワークショップ」が開催されました。

国連で「子どもの権利条約」が採択されて30年がたち、あらためて「子どもの権利とは何か?」を考えるワークショップです。

講師はNPO法人えんぱわめんと堺/ESの北野真由美さん、「子どもの権利」を日常の具体的なかかわりから説明頂きました。「子どもの権利条約」でうたわれている「子どもの生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利」の4つの柱、そして「子どもの声を聴く」「子どもの意見を尊重する」ことから「子どもへのエンパワメント」まで、子どもに関わるなかで大切な視点をお話頂きました。

ワークショップでは身近な疑問、たとえば「お小遣い」や「スマホを持つ」など誰が決定するのか、を「子どもの権利条約」に照らし合わせて皆さんで考えていきました。

「子どもの権利」はすべての子どもたちが持ち、決して奪われることのないものです。尼崎市でも「尼崎市子どもの育ち支援条例」施行から10年がたちました。この学習会でこれからどのように「子どもの権利」を守っていくのか、私たちおとなが今一度考える機会となりました。

 

 

最先端のユースセンターとユースワークを学ぶ

ユースワーク講演会

令和2年1月20日(月曜日)

みなさんは「ユースワーク」をご存じですか? 本日、あまがさき・ひと咲きプラザでみんなの尼崎大学講演会「最先端のユースセンターとユースワークを学ぶ」が開催されました。講師は認定NPO法人カタリバ ジュニアマネジャーの山本晃史氏、東京都文京区青少年ブラザb-labでユースワーカーとして活躍されています。

最初に山本さんのご経歴、そして「ユースワークとは?」「今なぜユースワークが必要なのか?」をお話頂きました。日本の若者は変化の激しい時代を生き、予測不能な未来に向かっていますが、多くの10代若者は自己肯定感が低く意欲が持てません。ユースワークは現代の若者たちが自立し、主体的に社会に参画するための支援です。山本さんが勤務するb-labの活動をご説明いただきながら、ユースワークの意義を学びました。

後半ではフィンランド、スウェーデン、韓国のユースワークをご紹介していただきました。         フィンランドには50か所のユースセンターがあり、中高生がアクセスしやすく、様々なプログラムが用意されています。また首都ヘルシンキ市では市への要望をウェブ上で意見表明することができたり、投票で選ばれた若者の評議員が市に声を届けることができます。フィンランドやスウェーデンなどEUと日本では、文化や政治、価値観など違う背景はありますが、これからの日本のユースワークを考えるうえで、多くのヒントがありました。

尼崎市には10月にオープンしたユース交流センター「あまポート」「あまぶらり」があります。ユースワーカーさんが日々こども達を見守り、関わりを大切にされています。尼崎の中高生がそれぞれの居場所を見つけ、やりたいことを実現できる第一歩として、ユース交流センターを利用して頂けたらと思います。

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このページに関するお問い合わせ

こども青少年局 こども青少年部 こども青少年課
〒661-0974 兵庫県尼崎市若王寺2丁目18番5号 アマブラリ3階
電話番号:06-6423-9996
ファクス番号:06-6409-4355