「子育てコミュニティソーシャルワーカー日記」

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印刷 ページ番号1019620 更新日 2024年11月29日

子育てコミュニティソーシャルワーカー日記

 尼崎市子育てコミュニティソーシャルワーカー(以下、CSW)は、尼崎市子どもの育ち支援条例に基づき、地域で子どものための活動に取り組んでいる方々や、これから取り組もうとされる方々が活動しやすいように情報提供や、交流の場を設けるなどの支援に取り組んでいます。日ごろの活動を紹介するブログを平成25年1月よりスタートしました。活動シーン、エピソードなどを紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

アンガーマネジメント

アンガーマネジメントちらし

令和6年11月23日 土曜日

「アンガーマネジメント」は既に社会で広まっている言葉で、学校や職場で活用されているところが多くあります。立花南生涯学習プラザで「子どもが、自分で!アンガーマネジメント」が開催されています。主催は「子どもと大人の遊び場活動pod」さん、大人向けの講座も同時開催されているので、今回は大人のためのアンガーマネジメント講座を見学しました。保護者にとって「子育ては思う通りにいかないもの」とわかっているけれど、ついついイライラして怒ってしまう、ということはあります。そしてイライラは家庭内で伝染してしまうかも?気持ちを適切に表現し上手に怒ることができれば楽になりますね。

 講師は日本アンガーマネジメント協会のファシリテーターさん(以下FT)、今日は参加者に今かかえている怒りを話して頂きます。小さなことや昔のことなど、色んな怒りを伝えてもらい、FTさんがじっくりと聞きます。ここでCSWが感じたのは、友人との会話でも小さな怒りや悩みを相談しているうちに、話すだけですっきりするなぁ、ということ。FTはただ聞くのでなく、その時自分がどこに怒ったのか、傷ついたのか、悲しくなったのか、言うとおりにして欲しかったから、などを尋ね、怒りと向き合うサポートをしてくれます。FTによると、怒ってもいいのだそうです。そして必要があれば自分が怒っていることを伝え、そしてなぜ自分が怒ったのかを相手を傷つけずに伝えることを学んでいきます。

子ども講座ではワークブックを使い、うまく言語化できない自分の感情を絵で表したり、上手な伝え方を学びます。楽しいときや嬉しいときは他者と共感できますが、怒りはマイナスのイメージがあります。つい「怒らない」方へ行きがちですが、怒りも自然の感情です。怒りとの付き合い方を小さなころから学べたら、他者を傷つけたりすることなく、友人関係や親子関係が楽になります。

保護者も子どもも一緒に学びながら、よりお互いを分かりあえる関係ができればいいですね。

ワークブック
子ども向け講座で使用するワークブック

尼崎市立中央図書館「絵本・手あそび DE コミュニケーション」

絵本でコミュニケーションチラシの写真

令和6年11月21日 木曜日

尼崎市立図書館ではおはなし会のように本の読み聞かせを中心としたイベントを市内の図書館や館外の様々な場所で毎月行っています。今日は、小田北生涯学習プラザで行われた「絵本・手あそび DE コミュニケーション」にお伺いしてきました。このイベントは2歳以下のお子さんと保護者の方、妊婦さんとパートナーの方が対象で、絵本や手遊びを通じて親子のコミュニケーションの取り方を楽しく教えてくれる講座です。講師は市内で読み聞かせの活動をされている「尼崎こどもと本をつなぐ会」の皆さんです。

参加組数は6組で、生後4カ月から1歳7カ月までの親子が集まりました。まずは、講師の方から絵本の選び方の説明があり、「食べ物、動物、乗り物の本が人気。」「絵本はおもちゃと同じで、ページをめくったり、かじったりして遊んだらよい。」「内容は理解できなくても、子どもは繰り返しの言葉や、オノマトペ(擬音語)が好き。」などのお話がありました。その話を聞いていると、読み聞かせをしなければいけないと肩ひじを張っている保護者の方は、気持ちが楽になるだろうなと感じました。その後、先日亡くなられた谷川俊太郎さんの「もこもこもこ」をはじめ、5冊の大型絵本の読み聞かせをしてくれました。絵本の中で、手あそび歌があるものは一緒に歌いながら、体操の動きがあるものは同時に体を動かしながら進めていきました。さらに、絵本と絵本の合間には、次に読む本に出てくるテーマを手作りおもちゃで紹介する演出もあり、参加親子の皆さんは終始楽しい時間を過ごしていました。

SNSなどのソーシャルメディアが急速に広がる現代社会では、私たちの日常生活でのコミュニケーションの形も変わりつつあります。そのような中で、親子のコミュニケーションは、親が子どもに直接話しかけ、触れ合うことで育まれるということに改めて気づかされました。CSWはゆったりほっこりした気持ちで会場を後にしました。皆さんも尼崎市立図書館のイベントをのぞいてみませんか。

絵本紹介の写真

読み聞かせの写真

絵本だるまさんがの写真

絵本どんぐりころちゃんの写真

絵本きんぎょがにげたの写真

絵本ぺんぎんたいそうの写真

武庫東西プラザまつり

看板の写真

令和6年11月17日 日曜日

尼崎市内は6地区に分けられ、それぞれの地区には「生涯学習プラザ」という公民館と地区会館を一つにした学びと活動を支えるための施設が2か所ずつあります。その中のひとつである、武庫西生涯学習プラザで、「武庫東西プラザまつり」が行われました。11月16日(作品展示のみ)と17日の2日間開催されたこのおまつりでは武庫東・西生涯学習プラザの登録グループや地域で活動するグループによる作品展示、舞台発表、イベント体験が楽しめました。

CSWは舞台発表が行われる少し前に会場に到着し、展示会場を見学しました。プラザ内1、2階全体を使って写真や手芸、工作、陶芸など各グループの力作が所狭しと並べられていました。皆さんの手先の器用さに感心させられ、作品の中には、ススキを使ってフクロウを作ったものや、古着のワイシャツから作った割烹着など、アイデアが光っているものもありました。

舞台発表については、コーラス、マジック、舞踊、楽器演奏など多岐にわたり、日ごろの練習成果をこの舞台にぶつけて臨んでいる姿勢がグループごとに伝わってきて、パフォーマンスが終わるたびに、観客席から温かい拍手が送られました。グループメンバーは高齢の方が多いですが、皆さんが生き生きとした表情でパフォーマンスされていて、見ている側も気持ちが明るくなりました。

どの作品もパフォーマンスも見ごたえのあるものばかりで、これを機に一緒にグループ活動に参加してみようと思われた方も少なくないのではないかと感じる一日でした。

韓国舞踊の写真

マジックの写真

フラダンスの写真

花の作品展示の写真

紙の作品展示の写真

オレンジリボンフェスタ2024inあまがさき

オレンジリボンフェスタちらし キッズ&ユーススポットマップ

令和6年11月16日 土曜日

今日は立花南生涯学習プラザで「オレンジリボンフェスタ2024inあまがさき」が開催されました。尼崎で3回目となる「オレンジリボンフェスタ」ですが、子ども虐待の無い社会をめざす市民運動「オレンジリボン運動」のひとつとして、全国各地で開催しています。尼崎でもこども・若者支援にかかわる市民団体や事業所、行政が参加し、尼崎の皆さんに「オレンジリボン運動」を知ってもらう機会となっています。

尼崎のテーマは「出会って、笑って、つながって!」。今年は来場した方がゆっくりと過ごせる場、ちょっとしゃべってみようかな、という場づくりを目指しました。多くの支援グループの方がブースを出店し、「いつでも相談を聞きます!」という雰囲気を出していました。

私たち子育てコミュニティソーシャルワーカーの所属する尼崎市こども青少年課もブースを出店、バルーンアートのボランティアグループ「るんるんバルーン」さんのご協力も得て「キッズ&ユーススポットMAP」を配付しました。

ユニークで色とりどりのバルーンアートに子ども達は大喜び、カメやウサギ、プードルなどの作品に大人も感動です。そして来て頂いた方に「キッズ&ユーススポットMAP」をご案内し、お近くのスポットを知ってもらいました。「キッズ&ユーススポット」とは、尼崎市内で子どもたちが大人の見守りのもと、気軽に立ち寄り、安全に安心して過ごせる子どもの居場所として登録頂いているところです。尼崎市ホームページでもご案内していますので、ぜひ皆さんもご覧ください。

フェスタ会場は朝から多くの方に来て頂きましたが、午後から少し雨が降り始めました。それでも屋内には来場者の方がテーブルで食事やおしゃべりをしたり、3階のステージを鑑賞したり、各ブースをゆっくりとまわる姿があり、皆さんが土曜日のひと時を子ども達と共に楽しんでくれました。午後3時にエンディングセレモニーで幕を閉じ、今回も多くの地域の方のご協力を頂き、無事に終了となりました。皆さま、有難うございました。

看板とバルーンづくり

舞台とキャラクター2体

ピッコロ劇団「学校ウサギをつかまえろ」

ピッコロ劇団チラシの写真

令和6年11月9日 土曜日

11月に入って、秋らしさが感じられるようになった日の午後、武庫西生涯学習プラザでピッコロ劇団の公演が行われました。上演するのは「ピッコロ劇団おでかけステージ『学校ウサギをつかまえろ』」。この「おでかけステージ」は、ピッコロ劇団が地域の子どもたちへ生の演劇の魅力や楽しさを届けるために、毎年小学校の体育館等に出向いて実施しています。この日の公演チケットは事前販売分は完売し、当日も多くの親子や地域の方が来場し、満員御礼でした。

会場に入ると、客席と舞台が一体となった舞台装置が目の前に飛び込んできました。役者さんたちは観客の皆さんに声掛けを行いながら、ムードを盛り上げていました。いざ公演が始まると、役者さんたちが会場内を動き回り観客を巻き込みながら、学校で飼っていたウサギが逃げ出し、子どもたちがつかまえようと試行錯誤するストーリーが展開していきました。子どもたちの冒険心、困難に立ち向かう知恵と勇気、友情を描いた内容で、見ている子どもも大人も笑いあり、感動ありのストーリーに思わず引き込まれて、上演時間があっという間に過ぎていったように感じました。

公演終了後は、親子でまたは大人同士で、いろんな感想を言い合いながら、皆さん笑顔で会場を後にしていきました。ピッコロ劇団は市内の専用劇場ピッコロシアター以外にも、県内の阪神地区の劇場でも様々な公演を行っています。ぜひ、一度足を運んで感動を味わってみませんか。

あままままるしぇvol.11

あままままるしぇチラシ

令和6年10月26日 土曜日

週末土曜の朝10時前、阪急武庫之荘駅の南側はすでに買い物やお出かけをする人々が行き交っています。更にぶらぶらと南へ歩くと大井戸公園があり、広場にたくさんのテントが並んでいました。今日は「あままままるしぇvol.11」の開催日、尼崎のママ達が待ち望んでいた大イベントです。「あままままるしぇ」とは、「あま」がさきの「まま」による「まるしぇ」イベントで、ここが子育て中のママやプレママが何かを始める出発点になる、という想いが込められています。会場はママ達のブース、手作りのクラフトやアクセサリー、子ども服やフェイスペイントなど、個性あふれる「あまままブース」を中心に、協賛企業ブース、コラボ企画、フードカフェブースがぐるりと回りを囲んでいます。ママ達をしっかり応援しているよ!というイメージだそうです。特に今回初めて参加したママ達のブースは一番真ん中、先輩ママや地域の支援グループに見守られている場所にありました。その中のお一人にお話を聞くと、出店用の作品を準備するため、時間をさいて多くの作品を手作りしたこと、来月にはネット販売も始めることを聞きました。お店で一緒に座っていた子どもさんの姿がママの応援団長のようで、とても頼もしかったです。

しばらくすると、会場に赤い帽子とエプロンを着けた子ども店長があちこちに現れました。ブースに入って接客をしたり、飾りつけを手伝ったり、宣伝をしたり、皆さん小学生ですがしっかりお仕事をこなしてくれます。この「子ども店長プロジェクト」はとても人気があり、何度も参加してくれる子ども達がいるそうです。会場で使えるチケットがお給料として渡されることで、お手伝いと違った嬉しさやお金の大切さが学べますね。

さて、ステージの方はまるで路上ライブのようなにぎやかさ!ダンスやリトミック、歌や楽器演奏、そして落語まで、子どもも大人も参加できるコンテンツが並んでいました。盛りだくさんの「あままままるしぇvol.11」、当日の様子はインスタグラムでも見ることができますよ。

会場の様子

あまままチラシ
上左:子ども店長 
下:コラボ企画「巨大登り龍」を作ろう

インクルーシブサーカス

インクルーシブサーカスチラシ

令和6年10月19日 土曜日

10月に入っても、夏の暑さがまだ残っていたのに、この日は朝から雨が降ったり、やんだりのあいにくの天気でした。そんな嫌な天気を吹き飛ばすように、成徳小学校横の成徳ミニ図書館で「インクルーシブサーカス」が行われました。インクルーシブサーカスとは、障害があるお子さんもないお子さんも誰もが気を使うことなく楽しむことができるサーカスです。走り回ってもOK!大声を出してもOK!子どもたちがそれぞれの楽しみ方でみんなが同じ時間を過ごせたらいいのです。

出演は、関西を拠点に活動するクロワッサンサーカスさん。生演奏に合わせて団員の皆さんがそれぞれ踊ったり、自転車に乗ったり、シャボン玉をしたりしながらサーカステントに登場してきました。綱渡り、パントマイム、マジック、ジャグリングなど、生演奏に合わせたパフォーマンスと、子どもから大人までみんなが楽しめる、言葉を使わないノンバーバルなショーで、周りから上がるのは歓声ばかりでした。途中、大雨になりましたが、雨に負けないくらい、パフォーマンスは大盛り上がりでした。

イベントの後半は、子どもたちがサーカスを体験する時間でした。綱渡り、玉乗り、皿回し、紙飛行機を作って飛ばすなど、それぞれのブースに分かれて楽しみました。また「toitoitoiおもちゃ図書館」も同時開催され、おもちゃで遊ぶこともできました。

最後にこのイベントを企画したtoitoitoiの会代表の方にお話を伺いました。代表の方は発達特性のある子どもさんのお母さんで、ずっとお子さんとサーカスを見たいと思っていました。でもお子さんが小さい時には周りに遠慮することばかりで、自分の子育てがしんどかったと話されていました。そして、子どもの支援はあっても、お母さんの支援はないということに気づきました。子育てするお母さんに笑顔になってほしいと自分で動き出し、親子参加のおもちゃ図書館とインクルーシブサーカスの開催につながったそうです。

おもちゃ図書館は毎月第3土曜日午前10時から12時まで成徳ミニ図書館で開催しています。小学生以下の親子であればどなたでも1カ月間おもちゃを借りれますので、親同士の子育てや発達相談の情報交換の場としても利用してみてください。

サーカス看板の写真

サーカスパフォーマンス その2

サーカスパフォーマンス その1

サーカスパフォーマンス その3

ドローンビジョントレーニング

令和6年10月14日 月曜日

10月の3連休最終日の午後、わかば西小学校へ行きました。今日はこちらの体育館で児童発達支援・放課後等デイサービス「ともともびじょん」さんによる「ドローンビジョントレーニング」が行われました。ドローンビジョンでは、目と手・目と体の協調・視空間認知機能・情報処理機能の向上、ドローンを目で追うことで眼球運動を自然にできるなど、前頭葉の活性化を狙いにしているそうです。

当初、3基のドローンを使ってグループごとに分かれた子どもたちが、それぞれドローン操縦とゲーム・運動に取り組む予定でしたが、実際は1基のドローンしか使えない状況になり、参加した子どもたち全員で、ゲームや運動を一緒にしながら、ドローン操縦の順番を待つという流れになりました。

この日初めて身近でドローンを見るCSWは、どうやって操縦するのか興味津々で眺めていました。約2カ月前から、子どもたちは放課後等デイサービス利用日に少しずつ練習を重ね、当日大きな体育館で飛ばせるように楽しくトレーニングしてきたそうです。テレビゲームのコントローラーにスマートフォンをつけたものを持ち、手慣れた様子でコントローラーを上手に動かしながら設定されたコースに従ってドローンを飛ばしていました。

代表の方の、ドローンの音が苦手だった子どもが大丈夫になるなど、子どもたちが楽しく療育の中で成長していくことを嬉しく感じているという言葉が印象的でした。何事も楽しく遊んで学ぶことは大切なことですね。

ドローン操縦のほかに、集団運動やゲームもいくつか取り組みましたが、中でもCSWも参加したのが転がしドッヂボールです。ドッヂボールといえば、左右二手に分かれてボールを投げて当てるものですが、フィールド内にいる人に向かって周りの人がボールを転がして当てるというルールです。最初は低学年と高学年別に分かれていたのですが、最後には、子どもたち全員とスタッフがひとつになって、ボールを同時に2個使って行いました。どこからボールが転がってきて、どこに転がっていくのかわからず、常にボールの行方を目で追いながら右往左往していい汗をかくことができました。

この日はスポーツの日にふさわしく、ドローン操縦と集団運動やゲームを通して体をたくさん動かすことができ、子どもたちは充実した時間を過ごせました。

ドローンの写真 その1

ドローンの写真 その2

ドローンの写真 その3

瓦宮みんなの食堂

入口の看板

令和6年10月12日 土曜日

「あまがさき・ひと咲きプラザ」から歩いて6分、新幹線高架下の道路沿いに瓦宮西園田福祉会館があります。こちらで毎月第2土曜日に開催される「瓦宮みんなの食堂」におじゃましました。会場の1階は座卓が並んだ畳敷きの部屋、福祉会館ならではのくつろげるスペースです。すでに子ども達や地域の方の姿がありました。最初に入り口の受付でメニューのカレーライスの量(大・中・小)と辛さ(辛い・甘い)を選びます。会場に入り、出来上がると「〇〇さ~ん!」とスタッフの方が声をかけてカレーライスを運んでくれました。ここではスタッフの方が常に参加者に「よくいらっしゃいました!」「おひさしぶりですね」と暖かい声をかけ、まるで親戚の家にいるような雰囲気です。会食中、皆さんのにぎやかな会話が絶えません。子ども達は食事を終えると、会場に用意された色々なおもちゃやゲームで楽しく過ごしています。2~3人でトランプをしたり、けん玉やバランスゲーム、なんと懐かしいあやとりに挑戦する姿もありました!その他、会場では工作やピアノ演奏等、子ども達に楽しんでもらうイベントも行っていました。会館の2階には卓球台が1台あり、「卓球したい!」と子ども達は待ちきれない様子でした。わいわいと2階に上がり、代表の方と一緒にラケットを振る子ども達ですが、ここでも笑顔と笑い声でいっぱいでした。

ちょうど今日は「瓦宮みんなの食堂」が始まって1年となり、一周年記念のおまんじゅうが配られました。スタッフの方のご尽力に感謝しかありませんが、皆さんはさらに子どもの居場所づくりを企画、10月17日(木曜日)から同会館で「キッズステーションほっこり」をスタートされます。新たな小学生の放課後の居場所が楽しみです。

さて、次回の「瓦宮みんなの食堂」は11月9日(土曜日)11時半からです。当日はおもしろい手品(マジック)ショーのイベントがありますよ。子ども達の目が輝くマジック、ぜひご参加ください。

カレーライスとジェンガ

遊び道具とあやとりの様子

ami 不登校親子のつどいの場

令和6年10月1日 火曜日

今年も早や残り3カ月となった10月の初日、西武庫公園でamiさんの活動にお邪魔しました。10月とは思われないくらい日差しは強く、夏を感じるこの日、公園には運動会の練習に来た園児さんをはじめ、子どもたちや大人の団体さんなど、たくさんの人がいました。果たして出会えるだろうかと公園に足を踏みいれると、まもなく目印の赤と緑の二つのハンモックが見えてきました。

そこでは、すでに子どもたちが寝そべったり、友達同士で話をしたり、Switchをしたりと思い思いのスタイルで過ごしていました。その子どもたちを見守るように保護者の方がそばで、もしくは離れたところで大人同士が話をしながら、子どもたちと同じ空間と時間を共有していました。しばらくすると、若い男性の方が合流され、スラックライン(二点間に張り渡したロープを綱渡りするように遊ぶもの)を準備してくれました。その方は子ども向けの訪問看護師さんだそうです。代表の方がお世話になっているご縁で、協力してくださっているそうです。

お子さんが不登校になった経験から自ら行動し、場所を提供してくださる方や協力してくださる方に出会い、この居場所を作ることができたそうです。目指すところは子どもだけでなく、大人も、そして親子でも楽しめる居場所を提供すること。活動内容は毎週火曜日が西武庫公園での外遊び、第4月曜日は街のつどい屋tataさんでの屋内活動だそうです。今月28日はハロウィンパーティーをするそうですよ。詳細はinstagramで検索してみてくださいね。

スラックラインの写真

ハンモックの写真

SOMPO流子ども食堂

子ども食堂チラシの写真

令和6年9月28日 土曜日

9月最後の週末、SOMPO流子ども食堂さんへ行ってきました。武庫地区にある高齢者施設が運営する食堂です。武庫川の甲武橋近くの閑静な住宅街にあり、建物は介護付き高齢者住宅である特徴上、中の様子が見えないので、入り口の「子ども食堂」ののぼりがなければ、見落としてしまいそうでした。

CSWが訪問したときは、食事は終わって、参加した子どもたちと入居している高齢者の皆さんとの交流イベントの準備をしていました。「秋の運動会」と称するレクリエーションで、まず風船バレーをしました。子どもと高齢者が一緒に車座になって、風船1個から打ち合い、次第に2個、3個と増え、最後は4個の風船が宙を舞うようになっていました。子どもたちが右往左往しながら風船を拾っている姿を見て、高齢者の皆さんは歓声を上げていました。次に、新聞紙を丸めたものを玉に見立て、買い物かごに入れる玉入れをしました。これは、子どもたち対入居者さんといった対戦形式で行いました。大玉がいくつか混ざっており、それを入れると5点というボーナスポイントもつけて争いました。2回対戦しましたが、いずれも僅差で子どもたちが勝利しました。入居者さんが玉入れをしているときは、みなさんがたくさん投げられるように、子どもたちが玉拾いのお手伝いをしていました。CSWも風船バレーのフォローや玉拾いのお手伝いをしました。

SOMPO流子ども食堂さんでは、このように食事の後、レクリエーションや、ワークショップをするなどして子どもと高齢者が一緒に楽しい時間を過ごせるようにしているそうです。食事や遊びを通して異世代交流を体験してみるのもいいですね。毎月第4土曜日11時から開催しています。当日参加もOKです。

風船バレーの写真

玉入れの写真

こども食堂「ねこのひげ食堂」

ねこのひげ食堂チラシ

令和6年9月28日 土曜日

やっと秋の空が現れ、過ごしやすくなりました。今日は小田地区の子ども食堂「ねこのひげ食堂」を訪れました。毎月第4土曜日11時半から開催する「ねこのひげ食堂」さんは、今年6月に名神町から小田地区の「わかくさふれ愛ひろば」に会場が変わりました。場所が変わっても会場は満席、今日も約100名の参加者を迎えました。1階の食事スペースは11時半過ぎには埋まり、2階のフリースペースでご家族が順番待ちをしていました。

今日のメニューは牛すき、ポテトサラダ、金時豆、お味噌汁、そしてデザートのりんごと瀬戸内レモンのレアチーズ、ジュースと栄養たっぷりです。また当日は民間企業の方が4名ボランティアスタッフとして参加頂き、メンバーの方と共に大忙しでした。

食事を終えると、子ども達はヨーヨー釣りで遊び、一つ持って帰れます。また2階のフリースペースは輪投げやオセロ、幼児用のカラーボール遊びやパズルボックスを用意して、子ども達や赤ちゃん連れのご家族が過ごせるスペースになっています。代表の方によりますと、まだまだおもちゃやゲームが少ないとのこと。もし玩具の寄付のお申し出があれば、「ねこのひげ食堂」までご連絡いただければ嬉しいです。

次回の開催は10月26日土曜日、事前の予約をお願いします。

今日のメニュー

ヨーヨー釣りと台所

希望のスカイランタン

スカイランタン

令和6年9月21日 土曜日

今日は尼崎城址公園・琴ノ浦高等学校で「希望のスカイランタンⓇ」イベントが行われました。主催は尼崎市疾病対策課、参加したのは市内の中高生です。未来への希望や願いをランタンに込めて、皆で一緒に夜空に放ちました。ランタン飛ばしイベントといえば、願い事を書いて、光を放ちながら夜空に舞い上がるロマンティックなイメージ。今回は火気を使わず、回収可能で飛ばしっぱなしにしない、安全で環境にやさしいスカイランタンを使っています。

                                                                                          

少し曇り空の夕方、参加の中高生と保護者、そして子ども支援者が琴ノ浦高校の食堂にやって来ました。最初に交流イベント、3つのグループに分かれ、ゲームをしました。少し緊張気味で始まりましたが、いつのまにか笑い声があふれ、和やかな雰囲気へ変わります。その後、ランタンにみんなの想いや願いを書いていきます。中にはピカチューやミャクミャクのキャラクター、看板のように鮮やかなイラスト、一文字だけ、など個性豊かなランタンが出来上がりました。夕暮れ前、ランタンと共に尼崎城址公園の芝生広場へ移動し、心地よい風の中全員でゲームをして、体を動かしました。

いよいよ日が沈みランタンを上げる前、尼崎城の城壁をスクリーンにして、疾病対策課のアニメーション啓発動画が上映されました。「特別なことをしなくてもいいんです…ただ寄り添い、そばにいるだけで心は救われる」というナレーションがあり、誰もが大切な誰かの力になれると思いました。

そして最後いっせいにランタンが放たれると、夜空に色とりどりの灯りが現れました。ひとつのランタンがピンク・青・黄色と次々に色を変え、ふわふわと漂います。あいにく最初は少し風がありランタンは横に流れましたが、一瞬風が止むと上へ高く上がり、歓声があがりました。きっと今日の夜は大人になっても心に残る風景、思い出になりますね。

尼崎城

スカイランタン

地域総合センター神崎~お月見~

すすきとお団子のお供え

令和6年9月13日 金曜日

今日は地域総合センター神崎を訪れました。まだまだ日中は暑いのですが、館内に入ると秋の風景、すらりと立つススキと白い月見団子が供えられ、壁にはウサギたちが月夜に集まり、お餅をついている姿がありました。もうすぐ「十五夜」、今年は9月17日ということで、子ども達に「お月見」を知ってもらうために職員の方が飾ったものです。午後3時を過ぎると下校途中の子ども達が、「ただいま!」と元気に挨拶。職員の方も「おかえり!」と笑顔で迎えます。子ども達に中秋の名月の夜、まあるくなる月を愛でる風習を伝え、「お月さん見てね」と声をかけ、お菓子のプレゼントをひとり一人に渡しました。この日は中学生のトライやる・ウィークの活動日、センターに来た男子中学生がプレゼント作りをしてくれました。センターでは伝統行事を大切にしており、これまでも子ども達に情緒ある風習を伝えています。昔の人のように想像力を膨らませて月を眺めると、子ども達に見えるのは何でしょうか?

地域総合センター神崎では毎月1回、歴史に残る人物や話題の人を学ぶ「Dream Come True!」を開催しています。これまでアンネ・フランク、オッペンハイマー、鳥山明、新札に登場した津田梅子や北里柴三郎など、話題の人物をテーマに時代背景やエピソードを聴きました。中でも漫画家の鳥山明は子ども達の関心をひいたそうです。

その他、子育てひろば「ニコットKanzaki」、「うめぇ~食堂」、中高生の居場所「ゆうゆう小田北広場」が開催され、センターには子育て中の家族から高齢者の方まで、さまざまな地域の人が訪れます。

さて、CSWもススキとお供えを用意し「お月見」に備えました。今晩はまだ満月未満の形ですが、くっきりと夜空に輝いています。十五夜にはゆっくりと夜の時間を楽しむつもりです。

お月見のかざり

トライアルウィークののぼりとお菓子のプレゼント

明城ほっと食堂

ほっと食堂ちらしの写真

令和6年9月4日 水曜日

夏休みが終わり2学期にはいったばかりの日に、明城ほっと食堂に行ってきました。

明城小学校のほか、琴ノ浦高校、歴史博物館、尼崎城など大規模な公共施設が多くある周辺とは対照的に、食堂のある北城内福祉会館は小規模な建物でしたが、食堂の存在感はしっかりとありました。

毎回120食を用意するため、スタッフの皆さんは12時半に集合し、午後4時からの開始時間まで調理・準備にとりかかります。訪問したこの日は、武庫川女子大学の学生さん3名が、尼崎市社会福祉協議会の実習生として食堂運営のお手伝いに来られていました。

こちらの食堂は、活動4年目に入ってやっと運営がスムーズにいくようになってきたと代表の方はおっしゃっていました。地域の民生・児童委員さんが多く運営スタッフに携わっておられ、子どもたちは会食利用が多いですが、お弁当として持ち帰ることのできる食事は、近隣ブロックの民生・児童委員さんも多く購入されていました。まさに地域の皆さんで食堂を運営しながら情報交換をし、日ごろから地域の見守りをしっかりとされている中心的な存在の食堂だと感じました。

今日のメニューは、クロダイのフライ、そうめんチャンプルー、ポテトサラダ、ごはんで、会食のみデザートにリンゴのポンチがつきました。メニュー表の最後に、「スタッフ全員で愛情を込めて作っています。」とのメッセージが書いてありました。次回の開催は10月2日水曜日の予定です。

食堂受付の写真

食事中の写真

チャリティショップあざらし用品店

あざらし用品店正面

令和6年9月2日 月曜日

台風10号が遠のき、青い空と暑さが再び戻ってきました。今日は杭瀬本町商店街にある「あざらし用品店」を訪ねようと、日差しを避けてくれるアーケードの下を歩きました。商店街を行くと、通りに面したお店がすぐに見つかりました。

「あざらし用品店」は、不要になった衣服を寄付して頂き、販売した売り上げの一部を子ども支援活動にサポートするチャリティショップです。「あざらし用品店」が今サポートしているのは、「一般社団法人officeひと房の葡萄」、子どもの居場所や学習支援、若い女性の自立援助型シェアハウスなど、長年子ども・若者の支援活動をしている団体です。

店内に入ると、白い壁紙の落ち着いた雰囲気で、統一感のあるすっきりとしたディスプレイです。そしてお洒落で状態のよい衣服、バッグ、アクセサリーが見やすく並んでいます。店主の方はアパレル関係のお仕事経験はなく、この活動を始める前に古着屋さんでボランティアをして学んだそうです。もともと子ども支援にかかわりたいと考えておられましたが、直接支援するのでなく、支援する方をサポートするしくみを考え、多くの地域の方のご協力を得て、昨年5月にオープンしました。ご近所の方がお店をのぞき、お買い物をするときに初めてチャリティショップだと知り、また来てくださる方が多いそうです。お気に入りの服を手に入れ、さらに寄付ができるのはとても嬉しいですね。

あざらし用品店は火曜日・水曜日・木曜日が定休日、詳しい営業日はSNSでお知らせしています。営業時間は11時から17時、杭瀬商店街へお買い物の際にふらっと寄ってみてはいかがでしょうか。

ひと房の葡萄からの感謝メッセージ

看板

阪神尼崎ユースセンターHygge(ヒュッゲ) オープン!

ユースセンター入り口看板の写真

令和6年8月29日 木曜日

今月阪神尼崎の三和本通り商店街に、市内では2か所目となるユースセンターがオープンしました。ここでは家庭や学校以外の子ども・若者の第3の居場所であり、何かをしてもいいししなくてもいい、自分らしくいられる場所です。

CSWが訪問したときは、午後2時頃でちょうどセンターの開所した時間でした。スタッフの方と話をしていると、小学生や高校生の子どもたちが来所し、友達同士でおしゃべりをしたり、ゲームで遊んだりし始めていました。学生スタッフの方もいるので、子どもたちは近所のお兄さんお姉さんがいる感覚で、楽しく過ごせそうです。

センター内は、テーブル席のほかに、靴を脱いで過ごせる板張りの小上がりスペースがあり、ハンモックやクッションが置いてありました。寝そべりながら落ち着いて過ごすのもよし、また漫画などの書籍やNintendo Switch(スウィッチ)やダーツなども置いてあるので、一人でも仲間とでも何かに集中して取り組むこともできそうです。カフェスペースもあり、軽食の提供や食材を持ち帰ることのできるパントリーも始める予定だそうです。

場所柄、小学生は校区内の竹谷小学校の子どもが多いですが、中学生や高校生は広域から集まり、部活動や学校に行く途中に立ち寄っていく場合や友達同士誘い合って来る子どもたちも少なくないそうです。登録制ではなく、来所時に氏名・電話番号・居住地区など必要事項を記入すれば、誰でも自由に利用しやすいようになっているからかもしれません。デンマーク語で「居心地がいい空間・時間」を指す「Hygge(ヒュッゲ)」という名前にピッタリですね。ぜひ、「ええやん自分」と思える時間を過ごしに来ませんか。開所日時は、火曜日・木曜日・日曜日の午後2時~午後9時ですが、小学生、中学生は利用できる時間に制限があるので注意してくださいね。

ユースセンター入り口の写真

カフェスペースの写真

ゲームをする様子の写真

本棚の写真

みんなの食堂 久々知でわいわい

看板

令和6年8月24日 土曜日

夏休み最後の土曜日、「みんなの食堂 久々知でわいわい」におじゃましました。会場は「尼崎はたらくラボ久々知」、スーパーマルハチ下坂部店から200m西、名神高速道路の高架下にあります。会場の中はとても広く、大きな長テーブル2台が並んでいます。11時半になると10人以上の子ども達がやって来ました。今日のメニューは夏野菜カレーとデザートのパイナップル、スタッフ8名の方が丁寧に準備、調理してくれました。オクラやなすび、ブロッコリーがカレーを彩り、子ども達は美味しそうにほおばります。中には3杯おかわりした強者も!みんな揃って食事を終えると、お土産にドリンクとお菓子を頂きました。子ども達が帰った後、次は地域の皆さんがやって来ます。お話によると若者から高齢者のご夫婦、障害のある方も無い方も参加し、食事とおしゃべりを楽しんでいるそうです。まさに「どなた様も大歓迎!」の地域食堂ですね。

「みんなの食堂久々知でわいわい」は毎月第4土曜日の11時30分から15時まで開催、中学生までは100円、大人は300円の参加費です。毎月メニューが変わり、来月9月28日は「豚スタミナ丼とにゅう麺」の予定です。お近くの方、ぜひお立ち寄りください。

カレー

お土産

青フェス2024~暑さを吹き飛ばすほどの…!!

青フェス ちらし

令和6年8月24日 土曜日

強烈な太陽の光がじりじりと照りつける午後、小田南生涯学習プラザで市内の中高生が企画・運営するイベント「青フェス2024」を訪れました。タイトルの「暑さを吹き飛ばすほどの…!!」とは果たしてどんな様子なのか?最初に目に入ったのは屋外広場に並んだブースです。フランクフルトやポテト、クッキーやかき氷等を求める子どもや若者でにぎわっていました。暑さ対策のミストシャワーがあり、心地よいミストで少し体温が下がりました。屋内に入ると、こちらでも縁日のような「わなげ」コーナーがあり、景品はつかみ取りのお菓子。袋にいっぱい駄菓子を持っている中学生3人組を見つけ、「いっぱいつかめたね。プラザに来たことあるの?」と尋ねると、「よく来てる。ここで遊びと勉強、どっちもしてる。」と笑顔で答えてくれました。1階奥のコミュニティスペースはひときわ華やかなカフェ「ばり楽しいカフェ」があり、女装したスタッフの方と一緒に写真を撮ってもらいました。今までにない斬新な企画は、若い高校生ならではの発案!カフェは若い人も地域の方も楽しんでいました。2階へ移ると、子ども向けのブースが並び、コイン落とし、ボウリング、工作など高校生に手伝ってもらいながら遊べる企画がありました。3階ホールでは「押し活フェス」が行われており、ちょうどギターの弾き語りが始まったところでした。アコースティックの済んだ音色に癒されます。今回は午後からの参加でしたので、すべてのブースとプログラムを回り切れず残念でしたが、今年の猛暑を吹き飛ばす中高生の熱い力をしっかりと感じました。

ホールの様子とメイドの写真

コイン落とし、輪投げ、テラスの出店

武庫地区 ちびっ子夏まつり

ちびっ子夏まつりチラシ

令和6年8月7日水曜日

武庫地域のグループが活動・交流・情報交換の場として設置しているコミュニティルーム武庫主催の「ちびっ子夏まつり」が、2年ぶりに武庫西生涯学習プラザで開催されました。連日の猛暑続きのため、屋外でのブースもすべて館内に移して10時に開始しましたが、予定組数50組の倍を超える人数が来場し、10時30分には受付を締め切りました。

お菓子釣り、魚釣り、ミニアスレチック、輪投げの遊び系から、ぴょんぴょんカエルや牛乳パックとストローで作る竹とんぼの工作系、地球環境を考えるクイズやバルーンアートの見て楽しむ系などたくさんのブースがありました。参加者は参加費300円を払ってラリー券をもらい、ラリー券に記載されたエリアごとに分かれたブースを回ると全部を回れる仕組みになっています。

各ブースとも盛況でしたが、入り口受付のすぐ後ろにあり一番目立ったのか、バルーンアートが剣や動物の形をした作品をほしい子どもたちで長蛇の列になっていました。バルーンアート担当スタッフも当初2名でしたが、ほかの運営スタッフも急きょ制作側にまわり、窓口を増やして対応していました。

運営スタッフにはコミュニティルーム武庫の登録団体の方以外にも近隣の県立武庫荘総合高校の2,3年生10名がボランティアとして加わりイベントの盛り上がりに一役買ってくれていました。

猛暑の中、受付をお断りしなければならないほど、たくさんの保護者の方や子どもたちが集まったこと、武庫地域の登録団体や高校生が運営に携わって盛況のうちにイベントを行えたことは、地域の皆さんの協力のおかげだと主催者代表の方がおっしゃっていました。CSWもその通りだとひしひしと感じました。

受付締め切りの看板写真

ラリー券写真

工作風景写真

ミニアスレチック写真

バルーン待ち写真

サマセミ!(みんなのサマーセミナー)

サマセミ看板

令和6年8月4日 日曜日

今、日本中が猛暑に襲われていますが、尼崎の夏と言えば「サマセミ!」、まちの皆さんがセンセイとセイトになる熱い2日間です。今年は8月3日土曜日と4日日曜日、会場は園田学園女子大学です。当日は赤ちゃんを連れたご家族から、若い方のグループ、年配の方お一人の参加まで、さまざまな人が続々と校門をくぐります。広いキャンパスへ入り、館内に入って気になる授業をのぞいてみました。

まず音楽室で行っていた「親子リトミック」に参加、広い会場は未就学の子どもさんとご家族でいっぱいです。センセイの掛け声と音楽に合わせて、子ども達がいっぱい体を動かします。またお父さん達の参加も多く、子どもさんと一緒に少し照れながら踊る姿がかえって楽しくなります。次に訪れたのは「30分でできるボールジャグリング」。こちらはすでに30名の定員が満席で、ほとんどが小中学校の子ども達でした。3つのボールを持った子ども達は基本から少しづつ教えてもらい、うまくできるとセンセイがすかさず「できてるよ!」と大きな声で褒めてくれます。何回でもできるまで見守ってくれる、さすがセンセイ!嬉しいですね。その後、今回CSWがとても関心のある授業「イマドキの小学校の性教育の授業って?」を受けました。セイトは小学1年生になったつもりで、センセイの話を聞き、質問に答えます。具体的な男の子と女の子の身体の名称、違い、自分の身体と心を大切にすること、いやと感じたら言葉にして伝えること、その他多くの事を学びました。CSWもイマドキの性教育はどうなっているの?家庭でどのように伝えればよいの?と疑問を抱える大人の一人でしたが、センセイのお話で視界が開けました!参考図書も色々教えて頂きましたので、更に学び、伝えていこうと思います。

さて、サマセミは今回で10回目となり、メモリアルルームには第一回からの変遷を掲示していました。関西で知らない人はいないキダ・タロー先生の追悼コーナーもあり、ここでは時の流れを感じます。夏の風物詩となったサマセミ、これからもどんな出会いが生まれるのか楽しみです。   

キッチンカーと垂れ幕

キダタローメモリアルと性教育の本

大庄南生涯学習プラザ「きもだめし」

きもだめしチラシの写真

令和6年7月31日 水曜日

夏休み序盤の締めくくりである7月の最後の日、夏の暑さを吹き飛ばすようなイベント「きもだめし」が大庄南生涯学習プラザで行われました。会場である大庄南生涯学習プラザは、日本を代表する建築家である村野藤吾による設計で1932年に竣工された旧大庄村役場で、国の登録有形文化財に指定されている歴史的な建物です。まさに「きもだめし」には申し分のない場所です。

今年が3回目となるこのイベントは、小学生以下の子どもが対象で怪談話ときもだめしがセットになった1回30分のプログラムになっています。1枠5名で12枠用意していましたが、大人気で満員御礼となりました。

運営スタッフには、大庄中学校の2,3年生のボランティア12人が加わり、おばけ役や受付を担当していました。彼らは生徒会を中心に校内で募集をかけて集まった有志で、この日のために練習をして備え、当日のおばけメイクも余念がなくバッチリ決まっていました。

さて、私も早速体験させていただきました。参加者はエレベーターに乗って、2階の旧貴賓室に入って、宇津呂鹿太郎氏による怪談話を聞いた後、誘導係の案内のもと館内全体の部屋を回っていきます。エレベーターに乗った時から、恐怖心をあおるBGMがずっと流れ、各部屋には様々なおばけや仕掛けがあり、換気用につけてある扇風機の風までが、仕掛けの一部ではないかと思うほど、臨場感がありました。参加した子どもたちの中には、怪談話を聞いただけで恐怖から泣いて戻って来る子やおばけが怖すぎて出てきてからもしばらく泣いている子もいましたが、面白かったと言っている子もおり、反応は様々でした。

酷暑の夏休みをどう乗り切ろうか考えている皆さん、花火大会もいいですが、このような「きもだめし」に行ってみるのも、涼をとる方法としてはよいとは思いませんか。

大庄南プラザの写真

中学生の写真

お化け役の写真

スタンプ台紙の写真

受付の写真

ご寄付いただいたお肉の配付

お肉現物

令和6年7月9日 火曜日

尼崎市公設地方卸売市場で、市内の子ども食堂や子どもの居場所の皆さんに、ご寄付いただいたお肉を配付しました。

寄付を頂いたのは株式会社四季建築工房様で、「尼崎の子ども達のために寄付をしたい」とこども青少年課にお申し出をいただきました。普段、CSWが地域を回らせていただいているなかで、食材寄付に関するご要望を多数お聞きしていたため、今回、子ども食堂や子どもの居場所で使っていただけるお肉とお米(兵庫県産)の寄付を頂くこととなりました。主食となるお米は皆さんが必要なもの、さらにメニューの主役となるタンパク質、特にお肉は子ども達に喜んでもらえるはず!と考え、お米は7月早々、「あまがさき・ひと咲きプラザ」内のこども青少年課で、お肉はこの日(と11日に)、公設地方卸売市場で、それぞれ希望する皆さんに配付しました。お肉については、7月牛肉、8月鶏肉、9月豚肉と3回に分け、配付する予定です。

今回配付のオーストラリア産牛もも肉は尼崎市公設地方卸売市場の精肉店さんのご協力のもと、調理しやすいようにスライス後冷凍パックにしていただきました。当日は蒸し暑い天気の中、公設地方卸売市場まで取りに来ていただきましたが、皆さんに喜んで頂けました。このお肉でどんなレシピを考えてくれるのかな、カレーや牛丼、それとも焼き肉? 子ども食堂スタッフの方達の美味しい料理を食べて、こども達はきっと元気に夏を過ごせますね。

尼崎市は企業、団体、地域の方から子ども食堂へさまざまなご寄付やボランティアのお申し出等、暖かい支援をいただいており、今も続いています。改めて皆様に感謝申し上げます。

お肉の受取

お肉受取二人

TARO COFFEE

看板写真

令和6年7月4日木曜日

兵庫県立阪神特別支援学校分教室の生徒のみなさんがもてなしてくれる出張喫茶店「TARO COFFEE」をご存じですか?月に4回程度(7、8月は除く)、午後1時30分から午後2時30分まで尼崎市営時友団地集会所にてオープンしています。前回、高校生の皆さんが運営している喫茶店があると聞いて立ち寄ったのですが、おいしいコーヒーと心のこもった接客に、ほっこりとした気分になったので、ぜひもう一度行きたいと思い、2回目の訪問です。

提供されるコーヒーは、ヒロコーヒーさんによる技術提供を受けておられ、豆も時期により変えているという、本格的なブレンドコーヒーです。その他に紅茶やジュースもあります。どれもお菓子付きで1杯100円です。運営に携わっている生徒の皆さんは、授業の一環として、1年生の時に接遇の基礎を学び、2年生、3年生になって実際に店頭に立っているそうです。

今回は接客を担当していた3年生のYくんにお話をお伺いしました。お仕事は接客以外にカウンター(飲料提供)、会計、キッチン(洗い物)などの担当に分かれており、毎回担当が変わるそうです。どの担当が一番好きなのかお聞きすると接客とのことです。自分が笑顔で接すると、お客さんも笑顔でありがとうと返してくれるからだそうです。卒業後の進路は皆違うけれども、人と接することができるここでの経験は生かせると思うと笑顔で答えてくれました。生徒の皆さんがここで培った経験を胸に、社会へ羽ばたいていくのが楽しみになりました。

8月は夏休みで喫茶店はお休みだそうですが、9月からの再開を楽しみにしてお店を後にしました。阪神特別支援学校分教室の生徒の皆さん、先生方、取材のご協力ありがとうございました。

接客生徒の写真

キッチン生徒の写真

つどいの広場 まかろん

まかろん入り口の写真

令和6年6月20日木曜日 

毎日不安定で蒸し暑い天気が続いていますね。特に小さな子どもをもつ保護者の皆さんの中には、こんな天気が読めない日は親子でどこに出かけようかと悩んでいる方もいらっしゃると思います。尼崎市内には、子育て中の親子(概ね4歳未満の乳幼児及びその保護者)がゆったりと過ごせる屋内スペースがいくつかあります。今回はその1つである中央地区の「まかろん」さんにお伺いしました。

こちらは、NPO法人子どものみらい尼崎さんが運営する市内に4か所ある拠点の一つで、同時滞在が10組までの「つどいの広場」です。時折子育てをテーマにした講座や絵本の読み聞かせ、体操などいろんなイベントも開かれ、訪れた親子の皆さんが楽しめるようになっています。この日は、不定期で行われるイベント「保健師さんの日」があり、地域担当の保健師さんが来られるので、日ごろの子育ての悩みなど話を聞いてもらいたい方が親子で集まられるとお聞きしました。

当日は保健師さん、スタッフの皆さん、CSW以外に園田学園女子大学の看護実習生の皆さんも来られて、大人だけで大所帯になっていました。10時30分からの開始時間には、1組の親子だけで心配しましたが、時間がたつにつれ徐々に増えていき、7組の親子の皆さんが来てくれました。「食べ方にむらがある。」「添い乳をしないと寝てくれない。」「つかまり立ちはするのにハイハイをしない。」など、参加親子の組数分だけ悩みも様々で、保健師さんはご自分が直接アドバイスすることもあれば、同じ悩みを持つ、また月齢が近い子どもの保護者同士が話して悩みを共有できるように話を持っていくなどしていました。スタッフの方々のサポートもあり、集まった親子の皆さんが思いの丈を話し、情報共有することができ、終始楽しくかつゆったりとした時間を過ごされていたのが印象的でした。

乳幼児の子どもを持つ保護者の皆さん、お近くの「つどいの広場」に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
 

参加者の様子の写真

めいわのごはん

御園会館

令和6年6月14日 金曜日

朝7時過ぎ、まだ人通りの少ない尾浜商店街の御園会館に子ども達がやって来ました。登校前に子ども達が訪れるのは「めいわのごはん」、名和小学校の子ども達に朝ごはんを提供する子ども食堂です。主催のNPO法人インザベースの代表堀本さんは、名和小学校の子ども達の為に子ども食堂を立上げたいと昨年から地域に働きかけ、今年5月にオープンしました。毎月第2と第4金曜日の朝7時15分から8時までの開催、名和小学校PTAの方がボランティアスタッフとして食事の準備と提供、そして見守りをして頂いています。

やって来た子ども達は元気に「おはようございます!」と会場に入り、まずはしっかりと手洗い。今日のメニューは巻きおにぎりとお味噌汁。配膳台でプレートを受け取ったら、ご飯と好きな具材を取っていきます。テーブルに着いたら海苔にご飯を敷いて卵、ウィンナー、かにかま、チーズ、ちくわ等選んだ具を乗せ、丸めていただきます。美味しい具を一つまみしてパクっと口に入れたり、汗をかきながらおにぎりをほおばったり、「あ~美味しかった」と笑顔になり、みんな朝からしっかりと食べています。校長先生も立ち寄ってくださり、子ども達は嬉しそうに校長先生に話しかけていました。

8時前には食事も終わり、「いってらっしゃい!」とスタッフの方の暖かい声を聞いて登校です。ちょうど尾浜商店街も朝の出勤や登校でにぎやかになりました。

スタッフの方の願いは「朝ご飯をしっかり食べて、学校で元気に活動してほしい」、皆さんの想いと朝ごはんが子ども達の体と心のエネルギーを満タンにしているようです。

朝ごはん

朝ごはん2

バルーンアート講座

令和6年6月13日 木曜日

梅雨入り前ですが、真夏のような日差しで暑さが厳しい日が続きます。今日は園田西生涯学習プラザの涼しい会場でバルーンアート講座に参加しました。教えて頂いたのは「るんるんバルーン」さん、毎月第2と第4木曜日の午前、園田西生涯学習プラザで活動されているグループです。

会場の和室には既にアンパンマンやミッフィー、お花やリース、色とりどりの作品が並んでいました。「すごい!こんなのが本当に作れるの?」とただただ驚くばかり。講座が始まると参加者一人にグループの方が一人先生として付いてくれました。まずは基本から、風船の空気の入れ方、口の結び方、膨らんだ風船のひねり方を教わります。ところがパンパンに膨らんだ風船をひねるのは勇気が必要、パーン!と割れる怖さで手が震えます。ここで先生に風船のほぐし方を教えてもらい、少し柔らかくなったら、「大丈夫!くるっと一気にひねりましょう」と励ましの声をかけてもらいました。上手くいったり、いかなかったりを繰り返し、だんだんと手が「コツ」を覚え始めました。難しいところを先生にお願いしながら、あっという間に一つ、二つ、三つとパートができあがり、参加者の皆さん全員が最後に大きなリースを完成させました。一つのことに夢中で集中したのは久しぶりの事、出来上がった作品を眺めると、ちょっと形は変ですが大満足、とても充実した楽しい時間となりました。教えて頂いたグループの方の手さばきは早く、バルーンをひねりながら様々なデザインを生み出し、新しい作品を作り出す、まさにアーティストでした。

当日は赤ちゃんを連れたお母さん達も参加、畳の上をハイハイする赤ちゃんも風船を触ってワクワク嬉しそうです。赤ちゃんから大人まで楽しめるバルーンアートの魅力を皆さんもぜひ体験してください。次回講座は6月27日です。

ふうせん1

fusen5

ひまわり食堂竹谷っ子

ひまわり1

令和6年6月12日水曜日

ひまわり食堂竹谷っ子に行ってきました。尼崎市内の子ども食堂の中でも、長く運営をされている食堂で、竹谷小学校北側の北竹谷公園内の北竹谷連合福祉会館で毎月第2水曜日午後3時半からオープンしています。

この日、私たちは午後3時を少し回った頃に到着したのですが、会館内ではすでに子どもたちが食事をしたり遊んだりと賑わっていました。運営スタッフの方いわく、子どもたちが早く会館の前に集まりすぎて賑やかになってきたため、少し早めにオープンしたそうです。月1回の子ども食堂を楽しみにしている子どもたちがたくさんいるのですね。

楽しみにしているのは、子どもたちだけではありません。来られている保護者の中には、他学年にわたる多くの子どもたちと一緒に食事ができる機会を大切にされたり、子どもがこの食堂で箸の持ち方を覚え、毎月必ず来るつもりで予定を組んでいるという方もおられました。運営スタッフの方も、子どもと話すと元気をもらえるからと私たちにもどんどん子どもたちと話してみてと促してくれました。時折小学校の先生も食事をしに来られるそうです。

この日のメニューは、ハムときゅうり、卵のサンドイッチ、ハッシュドポテト、コーンスープ、食パンの耳ラスクでした。いつもはカレーや定食が多く、パン食は初めての試みだそうです。サンドイッチは一つひとつラップに包んで提供され、食べきれなくても持ち帰れるように工夫されていました。80食を用意されていましたが、中にはおかわりをする子どもたちもいました。食事は「おいしい?」と尋ねると、みんなが生き生きとした顔で「おいしい」と答える姿を見て、運営スタッフの皆さんだけでなく、私たちも嬉しくなりました。

ひまわり2

尼崎こども食堂ネットワーク交流会「“こども食堂を”たべよー しゃべろー」

食育

令和6年6月10日 月曜日

中央北生涯学習プラザで開催された「尼崎こども食堂ネットワーク」さんの今年度第一回交流会に参加しました。今回は尼崎市健康増進課と共催ということで、尼崎市の食育についてのお話を聞きました。

子ども食堂さんのメニューには旬の食材を使ったもの、季節の行事料理やイベントに合わせた料理が多くあります。子ども達に皆で食べる楽しみ、そして季節を感じる時間、食べたことのない食材に出会う機会を提供して、食育をとても大切にしておられます。尼崎市健康増進課はそんな支援者さんのメニュー作りに役立つよう、「子ども食堂にんじんメニュー」や学校給食をアレンジしたレシピを皆さんにお伝えし、当日はなんと「にんじんスープ」の試食まで有りました。とても甘くてクリーミー、子ども達もきっと大好きな味です。後半は参加者の交流会です。子ども食堂を長年運営されている方、オープンしたばかりの方、これから地域とつながり子ども食堂を始めたい、と考えている方等様々な参加者がグループに分かれ、情報交換をしました。

いつも交流会は盛り上がり、終了後も会場はフリーサロンのようなにぎやかさ。会場を出た後も話が尽きない参加者さんがあちこちにいらっしゃいます。この交流会は人と人がつながり、皆さんの困りごとが解消されたり、相談できる大切な場になっていること、改めて実感しました。

食育

子ども食堂(居場所)「小さなわが家」

ちらし

令和6年5月22日 水曜日

大庄元気むらに新しい子ども食堂「小さなわが家」がオープンしました!毎月第4水曜日、夕方5時から8時まで開催、6時からお食事タイムです。先月のプレオープンを経て、今日も30名ほどの小学生や未就学児を連れたお母さん達が来てくれました。メニューはカレーとサラダ、参加費は子ども100円、大人は300円です。会場は大庄元気むら~コープさんとこ~、ここは大庄地域のつどい場で、様々なイベントや学びの場を地域の方たちが企画し、交流の場が生まれています。

開場直後は子ども達の姿が見えず心配でしたが、しばらくすると続々と来場、入り口の受付に多くの子どもたちが集まりました。前回参加してくれたリピーターに加え、初めて参加の子ども達もいました。これから子ども達の口コミで「小さなわが家」の存在がどんどん広がるかも?と期待しています。広い会場には自由に過ごせるフリースペースがあり、食事タイムまで子ども達はおしゃべりや将棋、ゲーム等をして過ごします。小さな赤ちゃんとお母さんのためのキッズスペースもあり、親子でゆっくりと過ごす方もいらっしゃいました。夕方6時になるとスタッフの声掛けで皆で食事場所の準備をします。大人も子どもも一緒に椅子と長机を並べます。そして受取場所に順番に並んでカレーを受け取ると、好きな席で順次食事を始めます。わいわい、がやがやと友達同士で楽しく食事を頂いた後は、再びフリースペースへ。スタッフメンバーの方と一緒に遊んだり、また友達とゲームをしたりと、好きな事をして過ごせます。

身近な地域で子ども達が過ごせる場所、そこには地域の大人がいて、気軽に声をかけ、見守ってくれる、そんな居場所が尼崎の地域の皆さんのご尽力でこれまでも数多く生まれ、今も増えています。「小さなわが家」次回開催は6月26日(水曜日)です。お近くの小学生や未就学児の保護者の方、居場所を覗いてみませんか!

学び舎こかげvol2+こかげオープンミーティング

学び舎

令和6年5月18日 土曜日

さわやかな風が吹く五月、JR尼崎から南へ下った住宅街にある「学習教室こかげ」はたくさんの方が集まり、満席の会場となりました。今日は「学び舎こかげ+オープンミーティング」の第2回目の開催日です。「学習教室こかげ」さんは子どもの学習塾ですが、大人も学ぼうと「学び舎こかげ」をスタートし、今回はLearning for all(LFA)の多田理紗さんがゲストでした。LFAは2022年7月に尼崎で子どもの居場所をオープン、今を生きるこども一人一人に寄り添い、地域と共に見守り支える「地域協働型子ども包括支援」を展開しています。多田さんのお話の後、参加者同士で感想や質問を出し合いました。今の子どもの貧困と支援の課題を皆でシェアできたこと、確かに「学び舎」での大人の学びでした!

続いて「こかげオープンミーティング」!こちらは「学習教室こかげ」の塾長太田さんから塾の活動報告です。塾では子どもの意見、主体性を尊重し、子どもと共に企画をしています。学力向上だけでなく、授業以外の学びの講座ロングホームルーム(LHR)、また「おでかけこかげ」では遠足や社会見学を通して学びや出会いの機会を創っています。当日は参加者にもアイデアを募り、地域の方やNPO、行政関係者等からいろんな意見が上がりました。

「学び舎こかげ+こかげオープンミーティング」は毎月1回開催、次回は6月22日(土曜日)の予定です。学びたい大人の方、ぜひ参加してみてください!

こかげ1

こかげ2

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