潮江第1地区第一種市街地再開発事業

事業の概要

事業の名称

阪神間都市計画事業潮江第1第一種市街地再開発事業

施行者

潮江第1市街地再開発組合

地区の所在地

尼崎市潮江字深田

事業のタイプ

道路拡幅・住宅供給型

権利変換のタイプ

全員同意型（法第110条）

地区面積

0.36ヘクタール

総事業費

約400百万円

地区の状況と整備の方針

　潮江地区は尼崎市の東側、JR尼崎駅北側に位置し、近隣商業地区として発展してきた。当地区は、その潮江地区の東端に位置し、旧集落から自然発生的に開発された住宅地で、木造老朽家屋が密集し、防災上危険であり居住環境上も問題の多い地区であった。また、区域の西側には都市計画道路長州線の計画があり、大部分の家屋が立ち退きの対象となる権利者であった。先行買収の交渉を進める中で、買収後の細分化された残地での個々の建て替えよりも、共同建築による不燃高層化、良好な市街地住宅の供給を図るため、組合施行事業を行うこととなった。
　当地区は、潮江地区の商店街の中心からややはなれ、周辺が住宅であるため、住宅を主体とした計画で、住環境の整備と公共施設の整備を図るものとしている。施設建築物は1階が店舗で、2階以上に住宅をのせ、標準タイプは3LDKで、1戸当たり専用床面積62平方メートルを51戸としている。

事業の経過

• 都市計画決定告示
  昭和46年3月30日
• 組合設立認可公告
  昭和47年8月8日
• 権利変換計画認可公告
  昭和48年3月24日
• 建築工事着工
  昭和48年5月24日
• 建築工事完了公告
  昭和49年4月1日
• 組合解散認可公告
  昭和50年3月28日