JR尼崎駅前地区第一種市街地再開発事業

事業の概要

事業の名称

阪神間都市計画事業JR尼崎駅前地区第一種市街地再開発事業

施行者

兵庫県住宅供給公社

地区の所在地

尼崎市潮江1丁目、浜1丁目

事業のタイプ

道路整備、住宅供給型

権利変換のタイプ

地上権非設定型（法第111条）

地区面積

1.45ヘクタール

総事業費

約21,416百万円

地区の状況と整備の方針

　JR尼崎駅前地区は、尼崎市東部市街地の中央に位置し、工業地域と住居地域が隣接し、また市内でも比較的規模の大きい商業集積があり、重要な生活中心地になっていた。
　しかし、当地区は戦災を受けておらず、戦前からの老朽住宅が密集しているうえに、戦後、商店や市場の急激な集中化がおこったため、立地条件に見合う土地利用がされておらず、道路等の公共施設も未整備のままとなっており地区内の施設は、そのほとんどが低層、高密度で防災的にも危険であるため、建築物等の不燃化と公共用地の確保が急務とされていた。よって、再開発事業と併せて、密集住宅市街地整備促進事業の導入により、その再開発効果を高めることとした。
　整備の方法としては、公共施設の整備、住宅需要に対応し、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、施設建築物は2棟を計画し、地上24階及び21階（一部5階）で、主要用途は1～2階が商業・公益的施設、3階以上の階に住宅336戸を設けた。

事業の経過

• 都市計画決定告示
  平成2年7月13日
• 事業計画決定公告
  平成5年6月28日
• 権利変換計画認可公告
  平成6年3月24日
• 建築工事着工
  平成7年1月6日
• 建築工事完了公告
  平成10年1月12日