幹部職員紹介・重点課題事項

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印刷 ページ番号1034058 更新日 2025年6月2日

松本市長写真

 令和7年度における各局の重点課題事項を設定しました。
 尼崎市では、毎年度当初、市長以下、幹部職員が対面で打ち合わせをして、各部局において重点的に取り組むべき事項(重点課題事項)について議論し、共通認識を図っています。
 昨年度まで進めてきた各施策の取組が実を結び、まちのイメージ向上や人口の社会動態の増加傾向など、本市は「選ばれる」都市になりつつあります。
 今年度はこうした前向きな流れを更に加速させ、市民の皆様に施策の効果を「実感」いただける、「“あまがさき”を次のステージに」進める「幕開け」の年となるよう、前例踏襲に陥ることなく、常に、施策の意義を問い直しながら、「改革」と「創造」を通じた市政の発展を目指して、各施策を着実に推進していきます。

市長  松本 眞  

副市長

副市長 吹野 順次

副市長 吹野 順次 写真

 尼崎市は来年に市制110周年を迎えます。長い歴史を有する我がまちは、その歩みの中で経験した公害や人口減少、財政難などの都市課題を克服し「敬遠されるまち」から「選ばれるまち」に変わりつつあります。
 そのような中で迎えた令和7年度は、「あまがさき子ども・子育てアクションプラン」や「あまがさき共創DXプラン」、「子育て世帯の定住・転入に向けた良好な住環境形成のための住宅施策パッケージ」などの各政策プランを着実に推進するとともに、小田南公園や駅前の再整備など目に見える変化も相まって、市民の皆様が「生活する場」「働く場」としても魅力的なまちと「実感」いただけるよう職務に努めてまいります。
 市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

副市長 塚本 英德

副市長 塚本 英德

 尼崎市は、着実に「次のステージ」に向けた取組を進めています。
 まず、財政面では、20年間にわたる行財政改革の取組により、改善傾向が続き、特段の財源対策を講じることなく、毎年の収入で支出を賄えるようになったほか、基金(貯金)も増え、市債残高(借金)は阪神淡路大震災前のレベルまで減少しました。
 また、「住みたいまち」、「住み続けたいまち」、そして「住んでよかったまち」尼崎を実現するべく、都市の魅力を向上する取組を積極的に進めています。子ども・子育て支援のほか、良好な住環境の整備、地域産業の成長、市内鉄道駅周辺の整備や公園整備に加え、武庫川周辺阪急新駅の整備、消防・防災の充実などもあり、これまでの取組が実を結びつつあります。
 尼崎市が様々な課題と向き合いながら、着実に「次のステージ」に歩みを進めるためにも、市民、事業者の皆様方、引き続きのご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

理事

デジタル政策監 杉原 薫子

デジタル政策監 杉原 薫子 写真

 デジタル政策監は、本市のDX(デジタルトランスフォーメーション)と情報セキュリティの推進をミッションとし、各局と連携して全庁横断での取組を展開しております。
 「あまがさき共創DXプラン」に基づき、市民サービスの向上と、庁内業務効率化に取り組んでおりますが、いずれの取組も単なるデジタル技術の導入ではなく、DXの本質的な意義であるプロセス改革を目標としており、改革に必要なスキル育成や組織風土づくりにも力を入れて、取組を進めます。
 また、デジタルの活用が進めば進むほど、ベースとなる情報セキュリティの重要性は増していきます。進化し続ける新たなセキュリティ脅威に対する技術的対処と共に、職員の育成や監査などの人的対処を進めることで、市民の皆様の大切な情報を預かるに相応しい環境づくりを進めてまいります。

局長などの幹部職員(組織順)

危機管理安全局長 来馬 重則

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 危機管理安全局長の来馬です。
 今年度は、大規模災害に備えて、市民の皆様が円滑に避難できるよう、新たに作成したハザードマップを全戸配布するとともに、市内一円にある避難誘導板の更新を順次進めます。また、これまでの経験や教訓を踏まえ、行政機関やボランティア等の支援を円滑に受け入れられるよう受援体制を強化します。
 街頭犯罪の防止に向けては、警察や関係団体等と連携した啓発活動やキャンペーンの実施、防犯カメラの活用や防犯パトロールの重点巡回などに取り組みます。
 たばこ対策に関しては、既に市内全域で歩きたばこや吸い殻のポイ捨てを禁止していますが、令和7年4月より、駅前周辺の路上喫煙禁止区域内での喫煙者に対して、たばこ対策指導員による過料徴収を開始しています。
 今後とも引き続き、市民の皆様が安全・安心・快適に暮らせるよう、災害対応や防犯対策、喫煙ルールの遵守・マナー向上に尽力してまいります。

総合政策局長 安川 春樹

総合政策局長 安川 春樹 写真

 令和7年4月から総合政策局長を拝命しました安川です。
 総合政策局は、自治のまちづくりの推進に向けた取組をはじめ、協働や生涯学習の推進、人権尊重や多文化共生社会の実現に向けた取組、さらには、文化・芸術の振興のほか、総合計画に基づく「ありたいまち」の実現に向けて、市政の総合企画や総合調整などの任務を担っています。
 令和6年の人口動態については、社会動態において、3年連続社会増となり、また、昭和42年以来57年ぶりとなる2千人台(2,400人)を突破しました。
 また、令和6年度のまちづくりに関する市民意識調査においては、「尼崎市に住んでよかった」と感じている市民の割合が93.8%と前年度よりも上昇しています。
 総合計画に掲げる、「尼崎で、人々が、まちが、花を咲かせ、実を結び、種を残し、また次の花を咲かせていく。」そんな「ひと咲き まち咲き あまがさき」のまちづくりの実現に向けて、令和7年度も引き続き様々な取組を推進していきます。

資産統括局長 山野 俊秀

資産統括局長 山野 俊秀 写真

 資産統括局長の山野です。
 資産統括局は、予算・決算等の財政、公有財産管理、公共施設マネジメントの推進、市有建築物の設計・工事・監督、市税等の賦課・徴収業務を担っています。
 物価高が、市民・事業者の皆様の生活に大きな影響を及ぼす昨今において、資産統括局はニーズを的確に捉え、市民生活・市内経済の安定のために迅速な予算措置を行うとともに、市民・事業者の皆様に丁寧な市税の相談などに努めてまいります。
 今後、人口減少や少子高齢化が急速に進み、市が保有する公共施設も老朽化が進行することから、将来を見据えた「量と質」の改革である公共施設のマネジメントを着実に進めていきます。また、新図書館の整備等にあわせたまちづくりの推進に向けては、大井戸公園のリニューアルや子育て世帯にやさしい周辺歩道の形成、新たな男女共同社会づくり等の拠点の整備などを一体的に行うための計画策定等に取り組んでいきます。さらに、本市の最上位計画である第6次総合計画を財政面から支える「財政運営方針」に基づき、常に行財政改革の視点を持ちながら安定した財政運営に全力を尽くしてまいります。

総務局長 松長 寿枝

総務局長 松長 寿枝 写真

 総務局長の松長です。総務局は住民票や戸籍など各種証明書発行やマイナンバーカードの交付といったサービスの提供と、市役所業務を効果的かつ効率的に進めるための組織を考え、人材を確保し育成するという役割を担っています。
 今年度は、DX等による窓口サービスの利便性向上策の検討と、あわせて、業務効率化により職員の働き方を変えていく取組に注力いたします。
 また、市民の皆様から信頼される市役所であり続けるために、内部統制の浸透と職員の資質向上、更なる情報セキュリティ対策の強化にも取り組んでいきます。
 そして、通年で職員募集を行い、タイムリーな必要人材の確保と、様々な個性や強みを持った職員一人ひとりがやりがいを持って「働き続けたい」と思える魅力的な職場環境づくりに尽力してまいります。

福祉局長 市川 忍

福祉局長 市川 忍 写真

 福祉局長の市川です。
 福祉局では、障害のある方が、身近な地域で安心して暮らし続けていけるよう、重度障害児者を自宅でケアする家族の負担軽減のためのレスパイト施策及び重度障害者対応グループホームの整備に向けた検討を進めるとともに、高齢者のフレイル対策や介護予防の取組等を更に進めるため、今年4月にオープンした武庫健康ふれあい体育館において、新たな介護予防プログラムを実施いたします。
 また、地域住民の複雑・複合化した支援ニーズに対応するため、コミュニティファームと協力し、生活困窮者の就農体験や外国籍住民等への地域交流イベント・居場所の提供、尼崎市医療・介護連携支援センター「あまつなぎ」の多世代対応に向けた拡充、生活困窮者に対する住まい支援の更なる強化等に取り組むことで、市民一人ひとりに寄り添い、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。

保健局長 新家 謙和

保健局長 新家 謙和 写真

 保健局長の新家です。
 少子・高齢化や核家族化等により社会環境が変化する中、保健局では様々な健康課題等に向き合っています。
 「第4次地域いきいき健康プランあまがさき」では、ライフステージに応じた取組を進めており、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援においては、妊婦健診の費用助成や産後ケア事業の拡充など、継続的にその充実に努めているところです。
 その他に、感染症対策や自殺対策、歯科口腔保健の推進や食品・環境衛生対策、国民健康保険や福祉医療制度の安定的な運営等にも取り組んでおり、引き続き、誰もが住み慣れた地域で活躍し、心豊かな人生を歩んでいただけるよう力を尽くしてまいります。
 よろしくお願いします。

こども青少年局長 北村 幸司

こども青少年局長 北村 幸司 写真

 こども青少年局長に就任しました北村です。
 今年度は、5か年計画である「こども・若者総合計画」「子ども・子育て支援事業計画(第3期)」の初年度となります。両計画に基づき、こども・若者の権利擁護や意見聴取・意見反映、こども・若者への活動支援とともに、保育施設・学童保育の待機児童対策や保育の質の向上に取り組むなど、こども・若者及び子育て家庭への支援に向けて各種取組を進めてまいります。
 また、令和8年4月の本市児童相談所の開設に向けて、子どもの育ち支援センター「いくしあ」との一体的運営により、児童虐待防止を中心に緊急的・専門的な支援を一体的・総合的に実施できる体制整備を着実に進めてまいります。

経済環境局長 安田 博之

経済環境局長 安田 博之 写真

 経済環境局では、地域経済の活性化と環境にやさしいまちの両立をめざして、色々な取組を進めています。
 今年度は、尼崎城で忍たま乱太郎の動画上映や体験フロアの改修で“楽しさアップ”!ゼロカーボンベースボールパークも多くのファンでにぎわっています。
 あま咲きコインでお得な買い物の機会を広げるとともにSDGsの推進につなげます。オープンイノベーションコア尼崎では企業や人、技術がつながり、新しいものづくりへの挑戦が始まっています。
 脱炭素やごみ減量に向け市民や企業を応援するとともに、卸売市場再整備やリベル活性化にしっかり取り組みます。農業公園リニューアルにもいよいよ着手。
 「住んで(働いて)本当によかった」「また来たい」と思ってもらえる尼崎を目指し、職員一丸となって全力で取り組んでまいります。 

都市整備局長 藤井 大輔

都市整備局長 藤井 大輔 写真

 都市整備局長の藤井です。
 令和7年度は、まちづくりの羅針盤である“都市計画マスタープラン(立地適正化計画)”や“みどりのまちづくり計画”、“総合交通計画”等、「まちづくりの基礎となる計画」に位置付けた様々な取組を、次のステージに向けて展開していく「実践」の年になります。
 ファミリー世帯の定住・転入に向けての良質な住宅・住宅地の誘導等、住宅施策パッケージの推進による「良好な住環境の形成」、阪神・JR・阪急の各沿線での駅周辺の特色あるまちづくりによる「エリアブランディングの推進」、道路・公園・河川・水路・市営住宅など「社会インフラの戦略的な整備による都市魅力の向上」をはじめ、ハードとソフトの両面から、“暮らしやすさと働きやすさが調和した”、本市の魅力を伸ばす”まちづくり”を進めてまいります。

消防局長 田中 和弘

消防局長 田中 和弘 写真

 消防の任務は、災害から皆様の生命、身体及び財産を守ることです。
 近年では、地球温暖化による気候変動や人口減少・超高齢社会の進行、地域コミュニティの変容など社会構造の変化により、消防に対して求められるものは質・量ともに大幅に増大しています。こうした中、皆様に安心して暮らしていただくために、消防・救助・救急体制を強化し、各種災害に対応するとともに、立入検査等の実施による火災予防、119番通報を受報する通信指令業務の充実を図っているところです。また、南海トラフ巨大地震の発生が危惧される中、地域防災の中核である消防団との連携により、有事に備えた体制を整えています。
 皆様の声を聴き、社会の変化にも的確に対応し、将来にわたって成長し続けることで、安全・安心を実感していただけるよう努めてまいります。

公営企業管理者 中川 照文

公営企業局長 中川 照文 写真

 今年度から公営企業管理者を拝命しました中川です。
 公営企業局は、水道・工業用水道・下水道・モーターボート競走の4つの事業を運営しています。
 まず、都市の重要なインフラである上下水道は、片時も市民生活に欠くことのできない施設ですが、近年では、全国的にそれらの老朽化が課題となっています。
 こうした中、令和7年1月には、埼玉県八潮市で下水道管の破損が原因と考えられている道路陥没事故が発生しました。本市では、施設の点検や更新に引き続き計画的に取り組むなど、市民の皆様の安全・安心を常に念頭に、日々、緊張感を持って着実な社会インフラの事業運営を行ってまいります。
 また、市財政への貢献のため、「ボートレース尼崎」の運営も担っています。場内には親子のあそび場「Mooovi(モーヴィ)」を併設しているほか、様々なイベントやファンサービスも企画しております。是非、ご家族で足をお運びいただきたいと思っております。皆様のご利用をお待ちしております。

教育長 森山 太嗣

教育長 森山 太嗣 写真

 このたび、令和7年4月1日付けで教育長に就任いたしました森山です。前職のこども青少年局では、こども・若者施策、子育て支援施策や、こどもの権利擁護施策にかかわってまいりました。
 本市の現在の教育行政の重点課題としましては、学力向上、不登校対策、いじめ防止・体罰根絶、中学校の部活地域移行、教育環境整備など多岐にわたっており、特に子育て家庭の皆様からの期待が非常に高いと日々感じているところです。
 これまでの経験も活かし、こどもファースト、かつ、こどもセンタードを基本として、今まで以上に他部局とも連携を密にし、「尼崎の教育の価値」を一歩でも高めていけるよう、微力ではございますが、スタッフとともに全力で取り組んでまいります。

教育次長 嶋名 雅之

教育次長 嶋名 雅之 写真

 近年、「予測困難で変化の激しい時代」といった言葉をよく耳にします。このような時代を生きる子どもたちが、様々な困難や課題に向き合いながらも、自ら未来を切り拓いていくための力を育んでいけるよう、教育の充実に尽力してまいります。
 今年度は、令和の日本型学校教育の実現を目指した「個別最適な学び」と「協働的な学び」の推進、不登校対策・支援の更なる充実と学びの多様化学校「尼崎琴葉中学校」の開校準備、インクルーシブ教育の推進と合理的配慮の提供に向けた体制の整備、(仮称)尼崎市多文化共生教育推進指針の策定、就学前教育ビジョンの推進などに全力で取り組んでまいります。

教育次長 藤川 明美

教育次長 藤川 明美 写真

 4月から教育次長を拝命いたしました藤川です。
 令和7年度は、教育環境の整備としてトイレの洋式化や体育館空調の整備などに取り組むとともに、中学校部活動の地域移行につきましては、子どもたちの多様な学びが持続的に確保できるよう具体策の検討を進めてまいります。
 また、本市には多くの歴史文化遺産があり、それらを地域の大切な宝として後世に伝えていけるよう、文化財保存活用地域計画を策定し、歴史文化を通じたまちの魅力向上にも取り組んでまいります。
 今年度末には全ての市立学校で、学校と地域が一体となり子どもたちの成長を支えるコミュニティ・スクールを導入します。地域の皆様や関係機関とも連携しながら、尼崎の教育がより良くなるよう尽力してまいります。

議会事務局長 中嶋 成介

議会事務局長 中嶋 成介 写真

 議会事務局長の中嶋です。
 市議会では、これまでにも増して複雑化・多様化する社会情勢や市民ニーズの変化に適切かつ迅速に対応するため、議会改革検討委員会での協議結果を踏まえ、改革に取り組んでいきますとともに、政務活動費の適正な運用と透明性を一層高めるため、政務活動費の制度検証等特別委員会の検証結果を踏まえ、適切な制度運用を着実に進め、市民の皆様から信頼回復を図ってまいります。
 さらに、市民の皆様に分かりやすく、開かれた議会の実現を目指し、尼崎市議会Facebookページにより、議会に関する情報を発信してまいります。
 こうした取組により市議会がその本来の機能を十分に発揮し、市民の皆様と市議会をつなぐ掛橋となれるよう、議会事務局一丸となって、引き続きサポートしてまいります。

代表監査委員 村上 卓史

代表監査委員 村上 卓史 写真

 代表監査委員の村上です。民間企業から監査委員に就任し4年目を迎えました。
 監査委員は、市の財務に関する事務や事業の執行管理の状況等を独立した立場で検証し、その結果を市民の皆様に公表する役割を担っています。納められた税金が正しく使われているか、各事務が経済性、効率性、有効性を重視して進められているか等に留意し監査を実施しています。また、現在は全ての地方公共団体に内部統制に依拠した監査が求められており、本市の内部統制の制度構築の状況を注視しています。
 監査委員と監査事務局職員が力を合わせて、本市の行財政運営の健全性に寄与し市政に対する信頼性の向上に資するよう、監査内容の充実に引き続き注力してまいります。

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