地域学校協働活動(令和元年度)

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印刷 ページ番号1021212 更新日 2021年2月22日

令和元年度に各小学校で行われた「地域学校協働活動」をご紹介します。

浜小学校で講演会「パラスポーツを知ろう」が開催されました!(令和2年3月7日)

パラスポーツについて学びました!

2月19日(水曜日)に、地域学校協働活動の一環で、浜小学校で5年生の総合的な学習の時間に講演会が開催されました。
パラスポーツ選手の大内さんと網屋さんをお招きし、講演のほか、車いすの体験も行われました。

まずは、車いすバスケットで使用する車いすの乗車体験が行われ、車いすに乗って鬼ごっこをしたり、車いすバスケットのゲームをしたりして、子どもたちは体験を通して、パラスポーツをやっても楽しく、見ても楽しいものだと体感できたようです。

車いす体験の後は、講師の方が「パラスポーツの楽しさ」や「障害を持っている生活」などについて、お話されました。
講師のお二人は、車いすバスケットの選手として活躍されていますが、その他にも、大内さんは「パラクライミング」、網屋さんは「車いすソフトボール」に取り組まれています。
それぞれの競技で夢や目標を持っておられ、「障害を持っていても夢を持つことができているし、夢をかなえて、人に夢や希望を与えたいと思っている」と話されました。
そして「生活で大変なこともあるけれど、障害をもっていることが不幸ではなく、夢を持っていないことが不幸だと思う」という言葉に、会場で聞いていた全員が感銘を受けていました。

講演会を通してパラスポーツについて学ぶとともに、生きる力の糧になる「夢や希望」についても考える機会となったと思います。

長洲小学校で「味噌づくり」が行われました!(令和2年3月3日)

味噌づくりが行われました。

2月21日(金曜日)に、地域学校協働本部主催で「味噌づくり」が行われました。
味噌づくりを行うにあたり、健康増進すみれ会の皆さんにご協力いただきました。
また、子どもたちがすぐに作業ができるように、地域の方やPTAの皆さんが大豆を圧力鍋で茹で、分量の麹と塩を袋に入れ、準備してくださいました。

当日は4年から6年生までの児童35名の参加があり、作り方についての説明のあと、10分から15分間、袋に入った大豆をていねいにつぶし、麹と塩を混ぜ込む作業に取り組んでいました。
その後、「日の当たらない場所に置いておく」、「4月にカビが生えていないかチェックし、見つかったら取り除く」、「5月に冷蔵庫に入れる」、「9月に食べる」と大事なことを忘れないように袋に記入していました。

出来上がるのは9月と少し先の話にはなりますが、子どもたちは、自分たちが作った味噌が食べられるのをとても楽しみにしている様子でした。
普段食べている味噌ができるまで約半年もかかることや、混ぜ込み作業の大変さを知ると同時に、自分で作る楽しさを味わうことができたのではないでしょうか。

立花北小学校で「綿つむぎ体験」が行われました!(令和2年2月29日)

綿つむぎ体験を行いました!

2月20日(木曜日)に、立花北小学校において、地域学校協働活動の一環で、1年生を対象に「綿つむぎ体験」が行われました。
この体験のために、地域の方々が近隣の公園で綿を栽培してくださいました。
講師は文化財収蔵庫の学芸員が務め、地域の方や文化財収蔵庫のボランティアの皆さんにもお手伝い頂きました。

まずは、学芸員から綿繰り機と糸車の使い方について説明があった後、グループに分かれて綿繰り機と糸車を体験しました。
ボランティアの方々の丁寧な指導もあり、子どもたちは楽しみながらも一生懸命に糸車を回していました。
体験の後は、学芸員と一緒に学習の振り返りを行いました。
昔は綿を使った服を作るのに手間がかかっていたこと、作った服は大切に使い、着られなくなれば雑巾として使い、最後は火をつける時の種火にしていたことを教わりました。
また、綿の服は汗をよく吸い、着心地も良いので今でも重宝されているとお話されていました。

綿つむぎ体験は、子どもたちにとって学校ではなかなか体験できない、とても貴重な体験となりました。
学校でできること、地域でできることをそれぞれ活かした活動となりました。

長洲小学校と武庫の里小学校で「漢字検定」が行われました!(令和2年2月28日)

漢字検定が行われました!

2月8日(土曜日)に長洲小学校と武庫の里小学校で地域学校協働活動として「漢字検定」が行われました。
「漢字検定」に取り組み始めて武庫の里小学校は5年目、長洲小学校は2年目となりました。
各学校PTAの皆さんが中心となって実施され、武庫の里小学校は約70名、長洲小学校は約40名の参加があり、大人の方も挑戦されていました。

初めにPTAと地域のボランティアの皆さんから、テストを受ける際の注意事項について説明があり、開始の合図の後、子どもたちは真剣にそれぞれが目標とする級の問題に挑戦し、昨年度に比べて「級をあげよう」「落ち着いて取り組もう」という気持ちが感じられました。
漢字検定を通して、一つの目標に向かって集中して取り組む事が、子どもたちにとって良い経験になったのではないでしょうか。
また、漢字検定を運営していただいたPTAや地域のボランティアの方々にも、子どもたちが目標に向かって頑張る姿を見て頂ける機会となり、漢字能力を高めていきたいという学校と地域のニーズが合致した、素晴らしい取組であると感じました。

武庫小学校で子どもたちが「昔遊び」を体験しました!(令和2年2月15日)

子どもたちが昔遊びを体験しました!

2月3日(月曜日)に、武庫小学校の体育館で1年生の児童を対象に「昔遊び体験活動」が行われました!
地域学校協働活動推進員の呼びかけに、約20名の地域の方々が集まってくださいました。

子どもたちは、8つのブースに分れて、「扇落とし」、「おはじき」、「コマ回し」、「だるま落とし」、「お手玉」、「スローピー」、「あやとり」など、日頃体験できない遊びを地域の方と一緒に楽しんでいました。
地域の方々は、それぞれのブースで子どもたちに優しく教えて下さり、「子どもたちと触れ合うと幸せな気持ちになり、元気をもらえるね。」と、とても喜んでおられました。

地域の方々に学校に来ていただき、子どもたちと触れ合うことにより、武庫小学校や子どもたちのことを理解していただくことができ、子どもたちも地域を知るきっかけになったと思います。
今後も、学校を拠点として、地域と学校が共に子どもたちを育てていこうとする活動が広がっていくことを願います。

尼崎北小学校に「富松の鬼」がやって来ました!(令和2年2月14日)

富松の鬼がやって来ました!

毎年、節分の日には地域学校協働活動の一環で、富松神社青年会の皆さんが富松の鬼に扮し、校門の前で登校してくる子どもたちを迎えています。
1年生の子どもたちは「うぉー!」と言いながら近づいてくる初めて見る鬼に驚いていましが、2年生以上の子どもたちは、恐ろしい容貌のため自分を捨てた親のお見舞いに駆けつける「親孝行の鬼」として地域で語り継がれていることを知っているため、ハイタッチをするなど笑顔で交流していました。
教室に入った後も、窓から鬼に向かって手を振ったり、声をかけたりしていました。
その後、校内放送を通して尼崎に語り継がれている心優しい鬼「茨木童子」のお話を聞きながら、尼崎の歴史について学びました。

富松の鬼は、尼崎北小学校をスタートし、11校の小学校や幼稚園を訪問しました。
これからも、子どもたちに尼崎の歴史が語り継がれ、地域への愛着が育まれていく取組となることを願います。

武庫北小学校で「防災体験会」が行われました!(令和2年2月4日)

防災体験会の様子

1月25日(土曜日)に、地域学校協働活動の一環で、武庫北小学校で「防災体験会」が行われ、30名以上の地域の代表の方が参加されました!

参加者は小学校の東門に集合し、教頭先生から災害発生時の校門の開錠の仕方やロックシステムの扱い方について説明を受け、実際に東門と南門の開錠を体験しました。

次に、生活室にて尼崎市災害対策課の職員より、災害時に開設される「指定緊急避難所」、「指定避難所」の違い、備蓄や避難所の運営についてのお話がありました。

また、校長先生から、一昨年の7月に大雨警報が発令された際の学校の対応について報告がありました。
警報の発令が登校前にされるのと登校後になるのとでは対応が違うことをはじめ、災害時の学校の危機管理体制の話から、子どもたちの命を守るために教職員が一丸となって対応している様子がよくわかりました。

後半の武庫地域振興センター所長によるワークショップでは、校長先生の報告にあった子どもたちの下校の引率を教員だけで行うことなど、もっと良い方法がないか意見やアイデアを出し合い、地域が学校に支援できることを話し合いました。

このような取組みが地域の防災意識を高めるとともに、学校と地域が課題を共有し、共に考えていくことにつながるのではないでしょうか。

大島小学校で昔遊び体験が行われました!(令和2年1月25日)

昔遊び体験の様子

1月21日(火曜日)に、大島小学校の体育館で地域学校協働活動の一環として、小学1年生の児童を対象に「昔遊び体験」が行われました!
地域学校協働活動推進員が声をかけ、稲葉荘社会福祉協議会、ふれあいサロン、大島小学校スポーツクラブ21の皆さんが来てくださいました。
子どもたちは、4つのブースに分かれて「紙飛行機づくり」、「コマ回し」、「紙鉄砲づくり」、「羽子板」、「竹とんぼ」の昔遊びを体験していました。
普段はテレビやスマートフォンのゲームなどで遊び慣れている子どもたちにとって、おもちゃを作って遊ぶということは新鮮な体験だったようで、最初は遊び方が分からず戸惑っていた子も、最後には笑顔で楽しんでいました。
地域の方々には、それぞれのブースで子どもたちのサポートをしていただきましたが、「子どもたちに喜んでもらえて嬉しい!」、「子どもたちの笑顔を見て、逆に元気をもらった。」など、取り組みに対してとても喜んでおられました。

地域の方々に学校に来ていただき、関わっていただくことで、大島小学校のことや子どもたちのことを理解していただくきっかけとなり、子どもたちも多くの人に見守られていると感じることができたのではないでしょうか。
学校を拠点に『子どもたちをみんなで育てていこう』とする素晴らしい活動であると思いました。

七松小学校と武庫東小学校で「書初め教室」が行われました!(令和2年1月11日)

書初め教室の様子

12月25日(水曜日)に七松小学校、27日(金曜日)に武庫東小学校で「書初め教室」が行われました!
この教室は、3学期の学校行事「書初め展」に向け、昨年度から地域学校協働活動の一環で行われています。
地域で書道教室をされている方や、生涯学習プラザで学んでおられる書道グループの方、保護者や地域にお住まいの方々がサポート役として参加されています。
両校とも3年生以上の児童約60人が参加し、床に広げた書初用紙に向かい、学年の課題に取り組んでいました。

子どもたちが困った時に手を挙げると、地域の方が寄り添いながら、「どうすれば上手に書けるか」、「バランスよく書けるか」などのアドバイスをされていました。
「ていねいに書いているね」、「いい字だね」という言葉をもらうと、嬉しそうにしている子どもたちの姿が印象に残りました。

地域の方々のサポートにより、子どもたちの学びが充実するとともに、子どもたちが地域の方々の温かさに触れることができる取組になったのではないでしょうか。

大庄小学校の地域で駄菓子屋「藤や」が開かれています!(令和2年1月8日)

駄菓子屋「藤や」での様子

12月21日(土曜日)に、大庄西福祉会館で開かれている駄菓子屋「藤や」にお邪魔してきました!
「藤や」は、社会福祉協議会の協力を得て、大庄小学校の子どもたちの居場所として、毎週水曜日と土曜日の午後3時から午後5時まで、子ども会のお母さん方が交代で店当番をされ運営しています。
10円から30円までの駄菓子や玩具が並べられており、買えるのは1日あたり100円までと決められているそうです。
子どもたちは、計算をしながら好きなものを選んで買い、お菓子を食べながら友だちとおしゃべりをしたり、アニメのDVDを見て過ごしています。

この日は、地域の方が子どもたちに「祝箸袋」の作り方を教えてくださいました。
毎年12月に「祝箸袋」の制作を企画され、本を参考に子どもたちでも作れるようなものを考えられるそうです。
低学年の子は、難しいところを地域の方に手伝ってもらいながら作っています。
子どもたちは、地域の方が優しく教えてくださるので、お喋りしながら楽しそうに作っていました。

地域に子どもたちの居場所があり、地域の方が得意なことを活かして子どもたちの学びを豊かにする取組は、子どもたちが、自分たちを支えてくれる地域や大人たちに感謝の気持ちをもち、自分たちが住んでいる地域を好きになることにつながるのではないでしょうか。

潮小学校で「キッズ・レボリューション」が行われました!(令和1年12月28日)

キッズ・レボリューションの様子

12月14日(土曜日)に、潮小学校の体育館において、幼児と3年生までの児童を対象に、「キッズ・レボリューション~主役はキミだ!~」が行われ、100名を超える子どもたちが集まりました。
この事業は、地域学校協働本部と関西国際大学の主催で行われ、小田地域課、潮江社会福祉協議会、小田地区市民運動推進協議会の皆さまにもご協力を頂き、開催されました。

体育館では、地域の方と関西国際大学の学生が「トントン相撲」、「蜘蛛の巣ランド」、「紙飛行機とばし」などの様々なブースを作り、子どもたちと一緒に楽しんでおられました。
また、全体遊びとして、白・黒の2つのチームに分かれてお互いに相手の色のカードを裏返し、枚数を競う「ひっくり返し競争」が行われ、子どもたちは一人が何枚もカードを抱えて体全体を使って真剣にカードをひっくり返し、その様子を保護者や地域の方々も笑顔で見守っておられました。

キッズ・レボリューションは、楽しみながら子どもたちと地域、大学がお互いを理解しあう良いきっかけとなりました。
「社会総がかりで子どもたちを育てる」という考え方が広がり、地域の大人が共に子どもたちを育てることが、地域の活性化にもつながればと思います。

立花北小学校で「ミシン授業支援」が行われました!(令和1年12月14日)

ミシン授業支援の様子

12月6日(金曜日)に、立花北小学校で地域学校協働活動の取組として、「ミシン授業支援」が行われました!
6年生になると、家庭科の授業でミシンを使ってエプロンを作ります。
ミシンの糸のかけ方や下糸の交換など、先生が一人で限られた時間の中で困っている子どもたち一人ひとりに対応することは難しく、待たせる時間も長くなってしまいます。
そこで、地域学校協働活動推進員が、地域でミシンの使い方に詳しい方に声をかけ、3人の方に指導補助として学校の授業に来ていただきました。
地域の方が子どもたちの席を回りながら、わからないことや困っていることを優しく教えてくださり、子どもたちは落ち着いて学習に取り組むことができました。
先生は、「私はミシンを使う機会があまりなく、どのように指導しようかと困っていたところ、地域学校協働活動推進員さんに地域の方を紹介していただいて、本当に助かっています。子どもたちの家庭科に対する意欲が高まり、感謝しかありません。」と喜んでおられました。
また、地域の方も、「自分のできることを活かして、子どもたちに喜んでもらえてとてもやりがいを感じました。」と話されていました。

この取組は、学校のニーズを地域学校協働活動推進員が受け止め、ミシンが得意な地域の方を紹介していただいたことで子どもたちの学習意欲を高めることにつながり、教えてくださった地域の方にも喜んでいただけました。
今後も、活動を通して学校と地域が共に喜びあえる関係を築いていけるよう、社会教育課としてもサポートして参ります。

立花南小学校の子どもたちが「宇宙のめだか」について学びました!(令和1年12月11日)

『宇宙のめだか』について学びました!

12月3日(火曜日)に、立花南小学校で地域学校協働活動の取組として、東京大学名誉教授の井尻憲一さんをお迎えし、「めだかの学校 『宇宙のめだか』のことをもっと知ろう」をテーマに、3年生と5年生の児童を対象にお話しいただきました!
1994年7月に「いろいろな生き物が無重力状態でどのように活動するのか」という実験を行うため、日本人宇宙飛行士の向井千秋さんとともに、井尻さんが育てためだか4匹が宇宙へと旅立ちました。
めだかは脊椎動物としてはじめて無重力状態の中で雄雌による産卵行動を行い、産卵した卵は無事に稚魚として誕生しました。

講演会の中で、井尻さんはめだかの話だけでなく、無重力状態の中での人間の様子や、亀や鳥などの様々な動物がどのような行動をするかを話され、子どもたちは「すごい!」、「なんで?!」と、とても興奮した様子でお話に耳を傾けていました。
立花南小学校では、10年前に宇宙めだか研究会のメンバーでもある地域の方から、宇宙めだかの子孫をいただき、玄関前の水槽で育てています。
宇宙めだかがどのようにして命をつないできたのかなど真剣にお話を聞く姿から、「これからも大切に育てていこう!」という子どもの思いが伝わってきました。
また、本日の取組には、関西地区の宇宙めだか研究会の皆さまや地域学校協働活動推進員、立花地域課職員も出席し、多くの皆さまに支えて頂いている活動だと実感しました。
立花南小学校の宇宙めだかが、これからも児童、教職員、地域の皆さまに見守られながら、しっかり命をつないでくれることを願います。

大島小学校で「おはなし会」が行われました!(令和1年12月10日)

おはなし会の様子

12月4日(水曜日)に、大島小学校で地域学校協働活動として「おはなし会」が行われました!
「おはなし会」は、1、2年生の児童と大島幼稚園の園児を対象としたペープサートで、今年度から大島小学校地域学校協働本部がたちあがったこともあり、コーディネーターが学校と図書ボランティアのスケジュール調整等を行い、実施に至りました。

図書ボランティアの皆さまは、「子どもたちに喜んでもらいたい!」という一心で型人形を作成し、ペープサートの練習に取り組んでこられました。
当日は、朝から図書ボランティアの皆さんが入念にリハーサルを行い、「絶対に成功させよう!」と意気込んで本番を迎えました。

「おはなし会」が始まるまでの子どもたちは、楽しみな様子でソワソワしていましたが、おはなし会が始まると、「おはなし」に入り込み、真剣な表情で聞いていました。
ペープサートには子どもたちが楽しめるようにさまざまな工夫が施されており、子どもたちは驚いたり、笑ったりと、とても楽しんでいました。

最後に子どもたちが感謝の気持ちを伝えると、図書ボランティアの皆さんは「とても楽しんでくれてよかった!」、「頑張った甲斐があったね」と、とても喜んでおられました。

今後の大島小学校地域学校協働本部は「餅つき大会」や「むかし遊び体験」の実施が予定されており、さらに地域と学校の絆が深まっていくことでしょう。

滋賀県湖南市立岩根小学校の「コミュニティ・スクール」について学びました!(令和1年12月3日)

視察の様子

11月6日(水曜日)に市内小学校の校長4名と指導主事など9名で滋賀県湖南市立岩根小学校に「コミュニティ・スクール」の視察に行ってきました。
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことで、保護者や地域住民が一定の権限をもって学校運営に参画する新しいタイプの学校です。
地域の方や保護者が、当事者として子どもの教育に対する課題や目標を共有することで、学校を支援する取り組みが充実するとともに、関わる全ての人につながりや喜びが広がっていく制度です。
当日は、岩根小学校長と湖南市教育研究所長、学校運営協議会の理事長、子どもの安全と安心を見守る推進委員会の委員長より、コミュニティ・スクール導入までの経緯や現在の活動内容についてご説明いただきました。

岩根小学校は、『学校が地域と協働して子どもを育てる』のスローガンのもと、13年間取り組みを継続されており、具体的な取り組みを交えたお話は大変参考になりました。
今後、尼崎市でも更なる地域と学校の連携・協働を目指し、岩根小学校の取り組みから学んだことを活かしながら、コミュニティ・スクールの導入を検討してまいります。
視察の詳しい内容は、添付資料をご覧ください。

杭瀬小学校で墨絵教室が行われました!(令和1年11月15日)

墨絵洋室の様子

11月2日(土曜日)に杭瀬小学校で、杭瀬小学校と浦風小学校の地域学校協働本部と小田地域課との共催で、日本水墨画美術協会の皆さんによる墨絵教室が行われました!

はじめに、筆に墨汁をつけて濃い線を描いたあと、墨汁に水を加えた薄墨で描いて違いを確かめたり、墨の「にじみ」や「かすれ」を体験しました。
また、筆だけでなく、スポンジやペットボトルの蓋、段ボールの切り口などを使って、半紙に様々な模様を描いていました。

続いて、「気持ちの当てっこゲーム」を行い、気持ちを表現した作品を描き、実際に友達に見てもらって「嬉しいな」、「悲しいな」のどちらの気持ちを描いたかを当てっこしました。
墨絵は初めての経験でしたが、墨の濃淡を知り、1時間半ほどで使い分けて表現できるようになり、素敵な作品がたくさん出来上がりました。
子どもたちは水墨画の先生に褒めていただきとても嬉しそうにしていました。

最後に、水墨画の先生が描いた「くじら」に低学年の児童がペットボトルの蓋を使って模様を付け、高学年の児童が「くじら」の周囲に魚やイカやタコなどの生き物の絵を描き、全員で模造紙4枚分の巨大な墨絵を完成させました。

墨絵教室は、自由な発想や創造性の豊かさが養われる活動だと思います。
これからの時代に求められる力ですよね。
今後も子どもたちの学びを支えるため、このような活動が広がっていくことを願っています。

武庫の里小学校でクリーン運動が行われました!(令和1年11月11日)

クリーン運動の様子

10月21日(月曜日)の午後から、武庫の里小学校で地域学校協働本部の取組として、児童と地域の方々でクリーン運動が行われました!
運動場には保護者や地域の皆さんもたくさん集合され、校長先生は「普段の掃除は『黙々掃除』をスローガンに行っていますが、今日は地域の皆さんとコミュニケーションを深めるために、お話をしながら楽しく掃除をしましょう。」と話され、続いて、地域学校協働活動推進員と児童代表からの挨拶の後、1年生から4年生は学校の敷地内の草抜きとゴミ・石拾いを行い、5・6年生は学校の周りにある溝の掃除や、学校の近くにある公園の掃除を行いました。
子どもたちは、地域の方に掃除の仕方を教わったり、普段は何をして遊んでいるのかなど、和気あいあいとした雰囲気の中でお話を楽しんでいました。

この取組みをきっかけに、子どもたちは地域の方と知り合いになったり、地域の方も学校内での子どもたちの様子を知っていただけたかなと思います。
学校の職員と子どもたち、地域の皆さんが力を合わせて一緒に汗をかいて取組むことはとても素晴らしいと感じました。
地域の皆さんが学校にご協力いただきながら、学校や子どもたちについて知っていただく良いきっかけになったと思います。

武庫庄小学校の子どもたちが「稲こき」を行いました!(令和1年11月9日)

稲こきを行いました!

10月21日(月曜日)に、武庫庄小学校の5年生の子どもたちが「稲こき」を行いました!
10月3日(木曜日)の稲刈りで天日干しした稲穂をお米にする日となりました。
「稲こき」とは、刈り取って乾燥させた稲穂から籾をこいで落とす作業のことで、コンバインという機械を使って稲穂を米とわらに分けます。
子どもたちは、稲こきの手順について説明を聞いたあと、天日干しした稲穂をコンバインまで運び、教わったように注意深く丁寧に機械に入れていました。
機械に入れると、あっという間にパラパラの米になり、子どもたちからは驚きの声が上がりました。

今年の米は、「とよめき」という新種で、「こしひかり」と比べるともちもち感は少ないですが、味がしっかりしているので、チャーハンや炒め物などにとても向いているそうです。
稲こきした米は、地域学校協働活動推進員がお家で精米してくださり、後日家庭科の授業で行う調理実習で食べる予定です。
自分たちで育てて収穫した米でごはんを炊いて食べるのをとても楽しみにしている様子でした。

半年間、稲のお世話をしてくださった推進員に、子どもたちは心を込めて「ありがとうございました」と、感謝の気持ちを伝えていました。
子どもたちは、米作りの大変さや収穫の喜びを感じただけでなく、自分たちを支えて下さっている地域の方の温かさを感じたのではないでしょうか。

浦風小学校で浦風まつりが行われました!(令和1年11月7日)

浦風まつりの様子

10月19日(土曜日)の午前10から午後1時まで、浦風小学校の体育館で「浦風まつり」が行われました。
このイベントは、毎年PTAの皆さんが中心となって行われてきました。
今年は浦風小学校に地域学校協働本部が設置され、地域学校協働活動推進員が地域の方々に声をかけ、新たに「昔遊びコーナー」も加わりました。

子どもたちは、コイン落としやスーパーボールすくいなどのミニゲームに挑戦したり、やきそばを食べたり、とても楽しそうに過ごしていました。
昔遊びコーナーのコマ回しやお手玉では、子どもたちは、はじめは難しくてなかなかコマを回せませんでしたが、地域の皆さんに丁寧に教えてもらいながら練習していくうちに上手く回せるようになり、子どもと大人が一緒になって喜び、笑顔が溢れていました。

また、舞台では小田中学校の吹奏楽部の皆さんが、素敵な演奏を披露してくださいました。
子ども達は楽器を演奏する中学生を憧れの目で見たり、演奏に合わせて踊りだしたりと興味津々の様子で、保護者の方に「とても上手!」、「迫力があるね。」と好評でした。
演奏が終わると大きな拍手が鳴ると同時に、大勢の方から「アンコール!」の声が上がり、それに応えてもう一曲演奏を披露するなど、盛り上がりました。

小学校を中心に地域の様々な方々が協力し合いながら「浦風まつり」を作り上げ、皆で楽しむことで地域の絆がより一層深まっていくことを願います。

武庫庄小学校の子どもたちが「稲刈り」を行いました!(令和1年10月28日)

稲刈りを行いました!

10月3日(木曜日)に、武庫庄小学校の5年生の子どもたちが「稲刈り」を行いました!
6月に自分たちが田植えをした苗が大きく成長し、立派に実った稲を収穫する日を迎えました。
子どもたちはやる気満々の様子で、育った稲を見て目を輝かせながら稲の刈り方について説明を聞きました。

今年の田植えに使われた苗は「とよめき」という新種で、改良に改良が重ねられ、根元が固く少々の風にも耐えることができる強い稲です。
ノコギリカマで稲を刈る際も少し力が要りましたが、子どもたちは自分たちが育てた稲を大切に扱いながら刈り取り、束ねた稲を両手でしっかりと抱えて干す場所まで運びました。
田植えに引き続き初めての稲刈りに、子どもたちは友達と協力しながら楽しそうに取り組んでいました。

この活動は、地域学校協働活動推進員を中心に、JA兵庫六甲武庫支店や、地域のボランティア、学生ボランティア、阪神ワーカーズコープ、武庫地域振興センターの皆さんの支援により実施され、推進員からも、「協力して下さる方が年々増えていてとても嬉しい!」という声がありました。
子どもたちは、5年生の社会科の授業で米作りについて学びますが、地域の皆さんの協力のおかげで実際に米作りを体験することができ、育てることの大変さや収穫の喜びを感じられたと思います。

この活動は、地域と学校が協働して子どもの学びと成長を支えることに繋がっていくのではないでしょうか。

武庫の里小学校で地域学校協働活動が行われました!(令和1年10月17日)

武庫西生涯学習プラザを見学しました。

10月16日(水曜日)に、武庫の里小学校の4年生が「身近にある公共施設を知ろう」という授業の一環として、武庫西生涯学習プラザを見学しました。

はじめに武庫の里小学校の地域学校協働活動推進員より説明があり、その後クラスごとに、「武庫西生涯学習プラザの施設見学」、「『尼崎市の宝物』というテーマで作られたカルタ遊び」、「4階にある防災指令室で消防団のお仕事」について見学・体験をしました。

施設見学では、武庫地域課の職員からロビーにある太陽光発電のパネルの説明を受け、その後、多目的トイレやコミュニティルーム、学習室、大ホールなどを見学しました。
子どもたちは、綺麗な施設に目を見張り、とても関心を持っていました。
武庫地域振興センター所長や生涯、学習!推進課の職員が尼崎市の宝物として「阪急電車」「尼崎城」等の紹介文を読み上げ、その施設の取り札を探すカルタ遊びを体験していました。
防災指令室では、西消防署武庫分署長と消防団の副団長から、消防団の歴史や現状、火事の起こる原因や防火についてお話がありました。
子どもたちは、消防署だけでなく、地域の消防団の方も自分たちを守ってくれていることを改めて学びました。
また、子どもたちからは次々に質問や感想が出てきて、教室だけでは学べない、生きて働く知識を得ることができたのではないでしょうか。

今回の活動は、地域学校協働活動推進員と学校が連携しながら、4年生の授業の支援をすることができました。
地域全体で子どもたちの学びと成長を支えるという地域学校協働活動の理念に沿って取り組まれている活動だと思いました。

立花西小学校で「芋ほり体験」が行われました!(令和1年10月16日)

芋ほり体験の様子

10月15日(火曜日)に立花西小学校において「芋ほり体験」が行われました。
今回収穫する芋は、5月に子どもたちの手で植えた苗が育ったもので、どれくらい大きく育っているのか、とても楽しみにしていました。
この体験は、農園ボランティアの久保勝巳さんを中心とした地域の方々に、「毎日の早朝の水やり」や「収穫の補助」などを協力していただき、行われています。

子どもたちは、シャベルでていねいに堀りすすめ、土の中から立派に育った芋が見えた時は、「わー!」と歓声を上げていました。
自分の手で収穫した芋を大切に抱え運んでいく様子がとても可愛く思いました。
子どもたちは「芋ほり体験」のあと、感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と元気な声でボランティアの方々に伝えていました。
久保さんは、「夏は暑くて大変ですが、子どもたちの喜んでいる姿や芋が取れた時の笑顔を見て、やっていてよかったと思える。」と話されていました。

子どもたちは、実際に芋を植えて収穫することで、育てることの大切さや収穫の喜びを感じたと思います。
この活動は、地域と学校が協働して子どもの学びと成長を支えることにつながっていく素晴らしい活動だと思います。

七松小学校で防災学習が行われました!(令和1年9月13日)

防災学習の様子

8月28日(水曜日)に七松小学校の視聴覚室で、地域の方々による4年生の防災学習が行われました。
地域の消防団の分団長さんから、消防署と消防団の違いを教えていただき、竹の棒(家庭ではもの干し竿)と毛布を使った「担架」、尼崎市の緑のゴミ袋を使った「三角巾」、ペットボトルと洗濯ネットで作った「浮き」など、家にあるものを使った防災グッズを紹介していただきました。
作った「担架」に寝かされた友達を、少し不安気に慎重に持ち上げていましたが、しっかり持ち上げることができると嬉しそうで、そばで見守っていた子どもたちも「わーっ」と歓声をあげていました。

後半は、地域学校協働活動推進員さんから、避難の仕方や地震の規模の表し方について話を聞きました。
1階のこの教室から階段で2階、3階に逃げるのが「垂直避難」、この教室から出て運動場に逃げるのが「水平避難」と解りやすく説明をしてくださいました。
防災に関連して、「備」という漢字を使って熟語を考える時間もあり、「備考」「予備」「備蓄」「備品」「準備」など、子どもたちから次々に熟語が出てきました。

教科書で学ぶだけでなく、地域の方々の知識やスキルを授業に活かしていただくことで、貴重な実体験をすることができ、子どもたちの学びが充実したものとなります。

これからも、地域と学校が連携・協働する活動を推進し、子どもたちの学びが充実していくよう支援してまいります。

園田北小学校で水てっぽう祭が行われました!(令和1年8月27日)

水てっぽう祭

8月8日(木曜日)の午後1時から午後2時まで、園田北小学校のグラウンドで「園田北水てっぽう祭」が行われました。園田北小学校コーディネータ夏休みイベントとして8月に3回行われ、今回は2回目になります。

水てっぽうで水をかけ合ったり、水ふうせんを投げたり、足で踏んづけて割ったりして、水着や濡れても大丈夫な服装で、頭からびしょ濡れで水遊びを楽しんでいました。

スーパーボールすくいも大人気で、縁日でたくさんすくえるよう、練習していました。

子どもたちの付き添いのお母さんたちが、ペットボトルに水を汲んだり、スーパーボールをすくうポイに紙をつけるお手伝いをしてくださいました。

猛暑で、毎日とても暑いですが、部屋の中ばかりでなく、元気に戸外で友だちと一緒に水遊びを楽しんだことは、今年の夏の素敵な思い出のひとつになったのではないでしょうか。

 

杭瀬小学校の図書室開放の夏のイベントが行われました!(令和1年8月26日)

図書室開放イベント

杭瀬小学校では、8月1日から10日までプール開放が行われ、同時開催の図書室開放では、夏休み企画として、「読書感想文教室」「泥だんご作り」「防災おやつポシェット作り」が行われ、たくさんの子どもたちで大盛況でした。

1日は、「読書感想文教室」で、国語の先生が子どもたちに本の選び方から、紹介文と感想文の違い、感想文の書き方について、対話形式でわかりやすく教えてくださいました。

7日は、「泥だんご作り」で、小田地域課と共催で、橘公園を管理している「パークマネジメント」の協力を得て、泥だんご作りをしました。パークマネジメントの方が土を準備してくださり、子どもたちは、少し粘りのあるどろどろの土でおだんごを作り、乾いたさらさらの砂をかけて、丸く形を整えていきます。子どもたちは、ツルツル、ピカピカのおだんごになるよう、夢中で砂をかけ磨き上げていました。近くの保育所の子どもたちも参加し、一緒に泥だんご作りをしました。

9日は、「防災おやつポシェット作り」で、社協小田支部の協力のもと「一般社団法人 おいしい防災塾」の方に来ていただき、非常時の対応をクイズ形式で学び、非常持ち出し袋の準備についてお話いただきました。後半は、「おやつポシェット」作りで、おやつポシェットは非常持ち出し袋に入れ、非常時に備え、お菓子は賞味期限がきたら食べる、賞味期限がきたということは、準備していたけど使うことがなかった、災害がなかったということで、嬉しいことだとお話されていました。災害時におやつを持って避難することで、普段から食べているお菓子がそばにあり安心できるという効果があるそうです。

学校と地域とが連携することで、子どもたちの学びが充実した取組みとなったのではないでしょうか。

学び支援課主催で地域学校協働活動の研修会が開催されました!(令和1年8月13日)

研修会

7月25日(木曜日)に、学び支援課主催で市内小・中学校の教務担当者を対象に、地域学校協働活動の研修が開催されました!

講師に、岡山県井原市から荏原小学校学校支援コーディネーターの藤井美江さんをお迎えし、「学校と地域がハッピー・ハッピーの協働関係で子どもたちを健やかに育もう」をテーマにお話いただきました。

研修のなかで、藤井先生は「荏原小学校では、地域とともにある学校を目指すために、地域学校協働本部の充実やまちづくり協議会との連携、児童が地域行事へ積極的に参加することや地域への情報発信を大切にしています。」と話されました。

また、地域の支えのなかで行われている、学校のニーズに応じた学習支援や基礎学力スキルアップ、安全の見守り等の活動の紹介や、地域と学校との連携が深まるほど学力が向上するだけでなく、学校の授業や行事に支援していただく方が増えることで「先生って頑張っているよね」「学校も頑張っているよね」と学校への理解が深まり、地域と学校の距離が縮まったという事例などもお話されました。

武庫東小学校で「宿題サポート」が行われました!(令和1年8月1日)

地域学校協働活動「宿題サポート」の様子

7月22日(月曜日)から25日(木曜日)まで、武庫東小学校で地域学校協働活動として、夏休み特別企画「宿題サポート」が行われました。
会場は自主学習用に開放されている図書室で、「宿題サポート」のコーナーが開かれている時間帯は設定されていますが出入りは自由なので、子どもたちは学校が主催するサマースキルアップや水泳指導の前後の時間に参加していました。

宿題でわからないところがある子や問題を解くヒントが欲しい子、家で自分だけで取り組むのが難しい子を対象に、PTAの方や地域の皆さんがサポートしてくださいます。
図書室はとても静かで、子どもたちは集中して学習に取り組み、困っているところがあればサポーターの皆さんが子どもたちの横や後ろにつきながら、やさしく指導されていました。
課題ができた時には、子どもたちはサポーターの方に「できたよ!」「頑張ったよ!」という表情を見せていました。

この取り組みは学校だけでなく、地域全体で子どもの学びと成長を支えるという地域学校協働活動の理念に沿って取り組まれている活動だと思いました。

地域学校協働活動推進員のための研修会を行いました!(令和1年7月31日)

研修会の様子

7月18日(木曜日)に、難波の梅小学校研修室において、地域学校協働活動推進員のための研修会を行いました。
講師には、文部科学省コミュニティ・スクール推進員(CSマイスター)の大谷裕美子さんをお迎えし、「地域とともにある学校づくり~子どもたちの未来のために~」をテーマにお話いただきました。

研修のなかで、大谷さんは学校と地域が連携して学校の子ども達を育てていく仕組みを「自転車」に例えてお話されました。
ハンドル役の校長先生が、子どもたちの進む方向(ビジョン・目標)を決め、前輪役の「学校」と後輪役の「地域」を地域学校協働活動推進員がペダル役となり動かし、前に進んでいくことで、地域と学校が連携して子どもの学びと育ちを支援できることがわかりました。
推進員の皆さんは、「学校と地域と家庭」が、WIN&WIN&WINで「お互いさまの学び合い」の関係で、「しかけ」「きっかけ」「声かけ」の3つの「かける」が大切だということを学ばれました。
また、人と人とのつながりを深めていくことで、学校支援ボランティアの人数を増やし、質を高めていくことや、活動を進めるうえで学校との話し合いの必要性を実感されていました。

社会教育課としても、今後も各学校の活動に対してきめ細やかに支援して参ります。

杭瀬小学校において出前講座を行いました!(令和1年7月31日)

出前講座の様子

7月17日(水曜日)に、杭瀬小学校PTAからの依頼を受け、「地域と学校が連携・協力して子どもの学びや育ちを支援する仕組みや活動について」をテーマに、出前講座を行いました。
PTAの方や教職員だけでなく、地域の方々が参加されました。
現代の子どもたちを取り巻く社会の動向や、地域学校協働活動の制度、活動内容や会議の取組みについてお話しました。
また、地域学校協働活動が進むと、教職員の業務改善や地域の方の生きがいづくりと地域の活性化、子どもたちのコミュニケーション能力の向上や地域への理解と関心が深まるなど、学校と地域にとってwin-winの関係につながることを説明しました。

参加された方からは「普段何気なくボランティア活動を行っていたが、地域学校協働活動の制度についての話を聞いて、仕組みがよく分かった。」、「杭瀬小学校は地域学校協働活動の趣旨に沿って活動をされている!」といった感想がありました。

今後も、学校と地域が連携してゆるやかな活動ができるよう、社会教育課もサポートしていきたいと思います。

浜小学校で人権研修が開催されました。(令和1年7月30日)

人権研修の様子

7月11日(木曜日)、浜小学校において、6年生児童94名とPTAを対象に、人権研修が開催されました。
この研修は、学校からの要望で地域学校協働活動推進員に講師を探していただき、認定NPO法人子どものみらい尼崎の理事長、濱田格子さんをお迎えし、「かつては子どもだった大人から小学校最後の夏休みを迎える皆さんへ送る言葉」をテーマにお話しいただきました。

濱田先生は、小学校時代のご自分を振り返られ、「本を静かに読む、常に良い子でいる子」であった一方、「その頃に感じていた気持ちを今でも覚えているから、子どもたちに接する時には子どもたちの思いに寄り添うことができるよ。」と優しくお話しされました。
また、ご自身の3つの夢として、「小学校の先生になること」、「児童文学作家になること」、「『赤毛のアン』の舞台であるプリンスエドワード島に行くこと」があると紹介され、子どもたちには自分の夢をしっかり持ってほしいと話されました。
最後に、子どもたちに「自分の生活の中で、ワクワクして夢中になれることを探してほしい」、「安心できる人と暮らすことの大切さ」、「皆さんは決して一人ではなく、これからたくさんの幸せが皆さんを待っています!」という言葉で研修を締めくくられました。
この研修では、いつまでも子どもの心を忘れてはならないことや、ワクワクして夢中になれることを探すこと、たくさんの人に支えられて生きていることなど、子どもたちだけでなく参加された大人の方の心にも響いたのではないでしょうか

下坂部小学校地域学校協働本部会議が行われました!(令和1年6月29日)

協働本部会議の様子

6月25日(火曜日)午後4時から下坂部小学校視聴覚室において、第1回地域学校協働本部会議が行われました!
下坂部小学校の地域学校協働活動推進員、校長先生、教頭先生、教職員、学校評議員、PTA会長、図書ボランティア、近松音頭保存会会長、近松記念館会長が参加されました。

初めに、地域学校協働活動推進員と校長先生から挨拶があり、その後、所属団体の活動内容を交えながら自己紹介を行いました。
次に、地域学校協働活動推進員から、地域学校協働活動と地域学校協働本部について説明があり、この会議を通して「地域でできる学校支援について話し合い、学校と地域で子どもの学びと成長を支えること」を確認しました。

また、今回の会議には下坂部小学校の先生や事務の方も出席され、実際に子どもたちに関わる立場として、地域の方にしてもらえると嬉しいことをお話されました。
壁のペンキ塗りや中庭の遊び場等の整備、浄瑠璃クラブの指導、家庭科の調理実習と裁縫の補助、掃除の時間の補助と指導、近松音頭の指導などが挙げられました。
学校の思いを地域に発信することで、地域の皆さんと共に考え、知恵を出し合いながら「地域とともにある学校」として子どもの学びと成長を支援することができます。
下坂部小学校のこの素晴らしい会議を通して、学校と地域が子どもたちのために連携、協働していけるよう社会教育課としてサポートして参ります。

立花西小学校ボランティア総会(地域学校協働本部)が開催されました!(令和1年6月26日)

ボランティア総会の様子

6月19日(水曜日)に立花西小学校の家庭科室において、ボランティア総会(地域学校協働本部会議)が開催されました!
立花西小学校の校長先生、教頭先生、登下校見守り隊、花のまちグループ(学校周辺の花壇の手入れ)、情報ボランティア(コンピュータ室の児童のサポート)、農園ボランティア、図書ボランティア、漢字検定ボランティアの皆さんが参加されました。

初めに、校長先生が学校教育目標と今年度の方針、育てたい子ども像について話され、地域のボランティアの方と学校のビジョンや目標を共有しました。
その後、各団体の活動報告があり、活動する中で頑張っていることや課題についてのお話を、参加された皆さんは真剣に耳を傾けておられました。
特に、登下校の見守り隊については、交差点に立つことに怖さを感じるが、子どもたちの安全、命を守るために日々頑張っていること、見守り隊の人数が年々減少していることが課題で早期に解決しなければならないと話されていました。
また、各団体ごとに昨年度の活動を振り返りながら今年度の活動計画についても話し合い、子どもたちのためにできることを真剣に考えておられました。

学校や子どもたち、地域のことを笑顔で話されている姿から、地域学校協働活動推進員を中心に学校支援ボランティアの皆さんと学校とが強い絆で結ばれ、「チーム学校」の一員として子どもたちを見守り、育てていこうという思いを感じました。

兵庫県教育委員会主催の研修が開催されました!(令和1年6月25日)

研修の様子

6月17日(月曜日)、兵庫県民会館において、兵庫県教育委員会主催の「新規地域学校協働活動推進員(コーディネータ等)育成講座」が開催されました!
尼崎市からは、社会教育課の担当者のほか、七松小・潮小・園和小学校の地域学校協働活動推進員の皆さんが参加されました。

兵庫県教育委員会社会教育課からの事業説明のあと、「地域で子どもを育てるために~学校・家庭・地域につながることの価値~」をテーマに、ライフデザイン研究所FLAP代表の岩木啓子さんによる講義が行われました。
講義後半では、3人から4人で1グループになり、コーディネーターの役割に関する講師からの質問に、それぞれが思っていることを紙に書いて見せ合い、思いや情報を共有し意見交換を行いました。
学校・家庭・地域が連携し、学校を核として地域の多様な人が関わり合うことで、低下している地域のつながりが回復し、安心して暮らせる地域となり、子どもたちも様々な人間関係のなかで過ごすことで多様な体験ができ、学びが豊かになることを再確認しました。
これからも学校・家庭・地域の連携が深まるよう、支援していきたいと思います。

園小まつりで地域の方の昔遊びの店が初出店されました!(令和1年6月22日)

園小まつりの様子

6月15日(土曜日)に、園田小学校の行事で「園小まつり」が開催されました!
コインゲームや飛行機レース、射的屋などの遊びのお店をクラスごとに子どもたちが考えて準備し、保護者や小学校を卒業した中学生などたくさんの方でにぎわい、子どもたちも店当番を前半・後半で交代しながら遊んでいました。
今年は、地域学校協働活動推進員を中心に、地域の方々でビーズアクセサリーやお手玉作り、おはじき遊びができる「昔遊びのお店」が出店されました。
お手玉作りでは、手芸が得意な地域の皆さんが、丁寧に子どもたちに教えていらっしゃいました。
準備していたお手玉が、前半グループで売り切れてしまうほど、たくさんの子どもたちが来店してくれました。

地域の皆さんが得意なことを活かし、子どもたちに様々な経験をする機会を作ってくださることが、子どもたちの豊かな学びに繋がっていきます。
このような未来を担う子どもたちの学びや成長を地域で支える活動が広がっていくことを願っています。

武庫庄小学校の子どもたちが「田植え」を行いました!(令和1年6月15日)

田植えを行いました!

6月12日(水曜日)に、武庫庄小学校の南西にある水田で、「田植え」を行いました!

5年生の子どもたちが、5月に種もみを行い、苗箱に入れて苗を育ててきました。
子どもたちは、体操服に着替え、やる気満々の様子でした。
田植えに使われた苗は「とよめき」という新種だそうで、3本から4本の苗を深めに植えること、水田に入る時の足の運びについての説明がされた後、水田に入りました。
子どもたちは、水の冷たさと足が泥に深く沈んでしまうことに最初は驚いていましたが、初めて水田に入る喜びを感じている様子で、自分たちが育てた苗を慎重に植えていました。
植え終わった後は、川の水で足を洗いながら初めて植えた体験を友達同士で楽しそうに話していました。

この活動は、地域学校協働活動推進員を中心に、JA兵庫六甲の職員や、地域のボランティア、学生ボランティア、武庫地域振興センターの支援により実施されました。
学校だけではできない活動を地域の支援を受けながら実践していくことは、地域と学校が協働して子どもたちの学びと成長を支えることにつながる素晴らしい活動ではないでしょうか。

武庫の里小学校地域学校協働本部会議が行われました!(令和1年6月8日)

会議の様子

6月5日(水曜日)、午前10時から武庫の里小学校視聴覚室において、第1回地域学校協働本部会議が開催されました。
地域学校協働活動推進員、校長先生、教頭先生、武庫の里小学校区の社会福祉協会の会長、民生児童委員、少年補導委員、PTA、図書ボランティア、シルバーふれあいの会、スポーツ21、武庫の里小学校清峯会の各団体の代表、武庫地域課職員が出席されました。

まず初めに、推進員の挨拶と、出席者の自己紹介を行い、その後校長先生から会議の趣旨と武庫の里小学校の運営方針と重点取組である、「あいさつ」「学力の向上」「関係機関との連携の強化」の3点について説明がありました。
また、昨年度の地域学校協働活動の取組とこれからの進め方、地域との連携の在り方について説明され、現在学校が必要としている学校支援として、登下校時の見守りや集団下校の付き添い、体育大会時の学校周辺の巡視や声掛け、地域清掃行事の協働活動のほか、盛りだくさんの提案がされました。

その後、各団体の皆さんと見守り活動の人材の確保や通学路の危険箇所への対応や、地域の方々への学校だよりの回覧方法、災害時の避難など、様々な情報交換が行われました。
参加された皆さんからは、学校と一緒に子どもたちを育てていこうという気持ちがあふれ、充実した会議となりました。

清和小学校で「運動場清掃活動」が行われました!(令和1年5月30日)

運動場清掃活動の様子

5月26日(日曜日)に、清和小学校において、「運動場清掃活動」が行われました!
昨年度までは、学校開放運営委員会が主催で、体育大会前に運動場の草抜きや溝の掃除を行っておられました。
今年度からは、学校開放運営委員会と地域学校協働本部の共催で行われ、地域の方を巻き込んだ取り組みになりました。

午前8時の集合にも関わらず、スポーツ団体の方々や子どもたち、地域の皆さんなど総勢150名以上の方が参加されました。
校長先生の感謝の挨拶の後、地域学校協働活動推進員が、「地域の皆さんが大切にされている清和小学校と子どもたちのために頑張りましょう。」と挨拶され、とても素晴らしい言葉だと感じました。
その後、草抜きや溝掃除の仕方、清掃場所の説明があり、それぞれの場所へ分かれて、汗だくになりながら草を抜いたり、溝の掃除をされていました。

皆さんのお陰で運動場と周辺はとてもきれいになり、地域やスポーツ団体の皆さんが学校と子どもたちのために頑張ってくださったお陰だと思いました。

長洲小学校で「かけっこ教室」が行われました!(令和1年5月29日)

かけっこ教室の様子

5月25日(土曜日)に、長洲小学校において、「かけっこ教室」が行われました!
体育大会に向け、「楽しく走りたい」「少しでも速く走れるようになりたい」「きれいなフォームで走りたい」という思いをもつ子どもたちを募集し、PTAを中心に地域学校協働活動として開催されました。
当日は気温が高く、頻繁に休憩を入れる、こまめに水分補給をするなど、子どもたちの体調にも配慮しながら行われました。

長洲小学校の児童57名が参加し、準備運動や40メートルのタイムを計ったあと、低学年と高学年に分かれて、陸上競技の専門の方の指導のもと、素早いスタートの仕方や速く走るためのフォーム、最後までしっかり走り抜けるゴールの仕方などを教わり、子どもたちはとても真剣に指導に耳を傾けていました。
最後に、再度40メートルのタイムを計りましたが、初めのタイムよりも伸びている子どもが多く、「速くなった!」との声が上がっていました。

今回の取組は、「子どもたちの思い」「保護者の思い」「学校の願い」に寄り添った活動となり、この活動が多くの学校に広がればと思います。
また、活動に際して講師の先生だけでなく、地域の方や保護者の皆さんにもご協力を頂き、学校と地域が一体となって子どもの学びと成長を支援する取組となりました。

武庫庄小学校の子どもたちが武庫一寸豆の収穫を行いました!(令和1年5月27日)

武庫一寸豆の収穫の様子

5月24日(金曜日)に、武庫庄小学校の北側の畑で「武庫一寸豆の収穫」を行いました!
豊かな武庫の地にできる武庫一寸豆は、昔からの地域の特産品として、栄養満点でおいしいと評判です。

昨年の10月に、武庫庄小学校3年生の子ども達が草を抜き、地域の方々と一緒に畑を耕した後に、武庫地域振興センターからいただいた種を植えました。
そして、今年4年生になった子どもたちが、立派に育った武庫一寸豆の収穫を行いました。
地域の方々に見守られながら、子どもたちは「すごく大きい豆が出来てるね!」「こんなにたくさん穫ったよ!」と、目を輝かせながら収穫を楽しんでいました。
収穫した一寸豆は、湯がいてみんなで食べるそうで、自分たちの手で植えて収穫した豆を食べることは、「食育」という観点からも素晴らしい取組となったのではないでしょうか。

今後も、地域と学校が連携して子どもたちの学びと成長を支援していく活動をサポートしていきたいと思います。

尼崎北小学校の子どもたちが富松一寸豆の収穫を行いました!(令和1年5月16日)

収穫の様子

5月13日(月曜日)に、尼崎北小学校の4年生が「富松一寸豆の収穫」を行いました。

5月11日(土曜日)には、富松神社境内において、富松一寸豆収穫祭が行われ、境内で一寸豆の塩ゆで等の試食会、一寸豆の即売会や豆飛ばしコンテスト、富松むぎわら音頭研究会の演奏や落語会等で大変に賑わっていました。

豊かな富松の土地に出来る一寸豆は、明治時代からの特産品で、栄養満点でおいしいと評判です。
昨年の11月に、尼崎北小学校3年生の子どもたちが地域の方にご協力をいただいて畑に一寸豆の苗を植えました。
そして、今年4年生になって、立派に育った一寸豆の収穫を行うことができました。
子どもたちは、地域の方々が畑を貸して下さり、一寸豆が収穫できるようになるまで一生懸命にお世話をしていただいたことで、貴重な体験ができたことを知り、学校だけでなく地域の方々も自分たちのことを温かく見守ってくださっていることを学んだのではないでしょうか。
子どもたちは、自分たちが植えた一寸豆が大きくなっていることをとても喜び、満面の笑みを浮かべながら袋がいっぱいになるまで収穫していました。

上坂部小学校「白菊・黄菊咲きそろう計画」進行中です!(令和1年5月15日)

プロジェクト進行中です

5月12日(日曜日)に、上坂部小学校地域学校協働本部主催の「白菊・黄菊 咲きそろう 計画」がスタートしました!

上坂部小学校の校章は、中心に3つの巴、その周囲に菊の花の12弁が配置され、校歌も菊の花に由来し、「白菊・黄菊咲きそろう あふれるかおりやさしさを」と歌われています。
そこで、学校と地域の皆さんで「子どもたちには、菊の花の意味がもつ、やさしさや清らかさ、たくましさや強さをもって育ってほしい」との願いを込めて、白菊・黄菊を植えることとしました。
東塚口社協の方を中心に、児童、保護者、園田学園女子大学の学生、社会福祉協議会の職員、園田西地区子ども会代表など、約60人の方々が参加されました。
菊の苗は、兵庫県立農業高校と京都市都市緑化協会(乙訓自然を守る会)等にご提供頂き、上坂部西公園から来ていただいた講師の方に菊の話や苗の植え方、たねダンゴの作り方などの説明を受けたあと、5~6人のグループに分かれて、たねダンゴ作りをしました。
たねダンゴとは、土と肥料を混ぜて作った種入りの泥ダンゴのことです。
きちんと耕された花壇に均等にたねダンゴや苗をていねいに植えていきました。
子どもたちは、先生から白菊・黄菊の校歌の由来も教わり、自分たちが植えた菊が秋には花を咲かせることを、とても楽しみにしていました。

地域と学校が連携して子どもたちの学びと成長を支援していく、大変すばらしい活動となりました。
秋には、きっときれいな菊花が咲くでしょう。

立花南小学校で地域学校協働本部会議が行われました!(令和1年5月11日)

地域学校協働本部の様子

5月8日(水曜日)の午後6時より、立花南小学校の校長室において、学校と地域の方々とのネットワークを作っていく第1回の地域学校協働本部会議が行われました。
会議には、コーディネーター役の地域学校協働活動推進員、校長先生、教頭先生、PTA役員、図書ボランティアねこバスママ、大西町見守り隊、地域花壇ひまわりパート2.、スポーツ21立花南、おやじの会、PTAOB会、立花南小学校同窓会の各代表の11名の方が出席されました。


会議に参加された各団体の代表から、それぞれの取り組みと悩みについて報告がありました。
「大西町見守り隊」では、活動される方の年齢が高く、若い人の参加が進んでいない状況であること、「おやじの会」からは、毎年少しずつ参加者が減少しており、継続していくことが課題だと話されました。
立花南小学校の地域学校協働本部会議は、次回は7月頃の開催を予定しています。

次の会議では、学校が地域の方々にお願いしたいこと、地域から学校へ望むことを出し合って話し合い、できることから始めていくことを確認しました。
地域の方々が子どもたちのためにできることを真剣に考えてくださる姿から、学びと成長を地域と学校で支える「地域とともにある学校」に向かっていると感じることができました。
ご近所の方で立花南小学校の子どもたちを支える活動に興味のある方は、立花南小学校までご連絡下さい。

武庫北小学校で新1年生の下校見守りが行われています!(平成31年4月23日)

下校見守りの様子

武庫北小学校地域学校協働本部主催で「新1年生集団下校見守りボランティア」が行われています。
新1年生は、入学式から給食が始まるまでは3時間目が終わったら集団下校をします。
従来は、学校の教職員が各地区別に子どもたちを集め、自宅の近くまで引率をしていましたが、みんなと別れた後、帰り方に慣れていない子どもたちが途中で迷子になり、保護者の皆さんが心配されることが多いという課題がありました。

武庫北小学校では、地域学校協働活動推進員を中心に、集合してから家に帰るまで、地域のボランティアの方が引率をするという取組みが昨年度から始まり、地域の皆さんが通学路に立って新1年生を温かく見守っています。
今年度は、昨年度の活動の反省を活かそうと、事前に引率していただくボランティアの代表者に集まっていただき、「ボランティアの期間」や「活動していただく時間」、「ボランティアの内容」等について改めて説明し、地域と学校がお互いの役割を明確にすることで活動が充実しています。
子どもたちが自分の力で安全に下校できることを目指しており、学校便り等でこの取り組みを保護者の皆さんに伝えるとともに、子どもたちが帰る時間には、できるだけ保護者の皆さんは家の前に立って子どもたちを迎えてほしいとお願いしています。

この取組みは、地域と学校、そして、家庭が連携して子どもの安全を守り、支援していく活動ではないでしょうか。

地域学校協働活動推進員(コーディネーター)の委嘱式を行いました!(平成31年4月17日)

委嘱式の様子

4月16日(火曜日)に、教育・障害福祉センターの視聴覚室において、「地域と学校の連携・協働活動事業」の地域学校協働活動推進員(コーディネーター)36名の委嘱式を行いました。
「地域と学校の連携・協働活動事業」とは、子どもの学びと成長を支えると共に、「学校を核とした地域づくり」を目指す活動で、推進員の皆さまは、学校のニーズに応じて地域の学校支援ボランティアを学校とつなぎ、子どもたちの学びと成長を支援する役割を担っていらっしゃいます。

委嘱式には教育委員会事務局職員のほか、各小学校の校長先生または、教頭先生、各地区の地域振興センター職員も出席し、推進員の皆さまは、教育長から委嘱状を一人一人受け取られました。
推進員の皆さまからは、緊張した雰囲気の中でも学校と手を携えて子どもたちの学びと成長のために力を尽くしていこうという意気込みを感じました。
また、教育長は、地域と学校が連携することで子どもたちの学びが充実し、地域も活性化していくことを期待しているとし、その役割を推進員の皆さまが担われていると話しました。

委嘱式の後は、地域学校協働活動推進員の職務上の役割や事業について活動の手引きである「ハンドブック」をもとに説明を行いました。
地域学校協働活動の一層の充実に向けてのご活躍を期待しています。

平成28年度のスタート時は2校でしたが、現在は36校までに拡がりました。
今年度も様々な活動を支援できるよう、社会教育課としてもサポートして参ります。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育部 社会教育課
〒661-0024 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 尼崎市教育・障害福祉センター4階
電話番号:06-4950-0405
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