令和8年(2026年) 6月の尼活日記
印刷 ページ番号1043274 更新日 2026年7月3日
6月29日(月曜日)給食に奄美の郷土料理が登場!

本日の中学校給食は、尼崎と奄美の連携事業「AMAフレンドシップ」事業の一環として、奄美の郷土料理「鶏飯」と「豚の角煮」が出されました。
尼崎には、奄美群島から来られた方がたくさんいます。かつて「金の卵」と言われた地方部から都市部に来られた方が頑張って働いたことにより、関西随一の産業都市として発展をしました。こうした歴史と皆様への敬意も込めた郷土紹介のための給食です。「食育」の観点から、沖縄料理など、郷土料理の提供はこれまでも行ってきていますが、奄美の郷土料理は初めての挑戦となります。
尼崎の中学校給食は、いわゆるセンター方式です。大量調理をするため、食材調達や調理方法の選択肢も必ずしも自由が利かない中で、栄養教諭の先生方中心に知恵を出して、約1年間の準備を経て実現に至りました。奄美群島で出されている給食の献立も参考にしつつ、角煮には、奄美の名産である黒糖を使うなど工夫も行い、なおかつ、毎日のアレルギー対応などにも配慮しながらの献立作成です。
私も、試食をさせていただきましたが、とても美味しく出来上がっていましたし、何といっても、郷土への愛情を感じることができました。奄美群島ゆかりの皆様もお招きいたしましたが、大変喜んでいただきました。「給食」は単に栄養を摂取するだけのものではありません。歴史や地域を知り、また、当たり前のように「食べる」ことができていることに関する感謝の気持ちを醸成する大切な教育の場です。
こうした郷土料理を食べる機会を通じて、より尼崎を深く知り、同時に、地域の発展の歴史に敬意と感謝を持つきっかけになれば嬉しく思います。改めて、献立開発に携わってくださった栄養教諭の先生方はじめ皆様に感謝です。
6月27日(土曜日)アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会

産業都市として発展した尼崎には「光」と「影」があります。その「影」の部分の一つが「アスベスト」です。
かつてJR尼崎駅周辺にアスベストを使った工場が多くあったことから、飛散したアスベストを吸い込んで、中皮腫(癌の一種)となる方が全国の中でも抜きんでて多いのが尼崎です。特に特徴的なのは、「環境暴露」と言って、工場勤務の従業員だけでなく、工場周辺の住人も含めてアスベストに暴露して、後に苦しんでいる方がたくさんおられるということです。
このため、尼崎市では、患者団体の皆様と一緒に、救済制度について国に要望に行ったり、また市独自の健康管理助成制度を講じたりしています。残念ながら、今でも、毎年、中皮腫で亡くなる方は一定数おられます。アスベストは、肺に留まり、少しずつ肺を蝕み、癌化させるのです。
国も本市に対する委託事業によって、胸部レントゲン検査などの実施をしていますが、この実施手法をめぐって、本市と国で見解が異なる部分があることも確かです。中皮腫を発症するとその進行は早いと言われています。こうしたことから、より高頻度に、CTを含めた検査を実施すべきで、その費用は国費で持つべきだというのが、本市の見解です。国は、肺にプラーク(中皮腫の代表的な症状)ができたとしても、全てが中皮腫とは限らないので、その進行具合は1年に1回の検査でよいという考えです。
本市としては、患者を抱える市として、できるだけ患者さんの思いにも寄り添った健康管理制度にしていきたいと思っており、現時点では、国と見解が異なりますが、我々の取組について科学的知見を蓄積し、国への要望につなげていきたいと考えています。
また、患者会の皆様も高齢化が進んでおり、こうした活動を引き継いでいくことも大きな課題となっています。「アスベスト資料センター(仮称)」のような形で残したいという患者会の皆様の思いもあります。本市としても、どうした形で、貴重な資料等を残していくことが望ましいか、引き続き、患者会の皆様と一緒に考えていきたいと思います。
尼崎市は、どんな立場の方が市長になったとしても、アスベストの問題は「市の問題」としてきっちりと向き合っていく必要があります。世の中にアスベストが含有された建築物があり、また被暴露者がいる限り、この問題は終わりません。本市としても、一歩一歩前進させていくことを大切にして、患者会の皆様と一緒に、課題解決に向けて取り組んでいきたいと思います。
6月25日(木曜日)市長定例記者会見2【会計DX】

尼崎市では、DXの取組の一環として「会計DX」の取組も進めています。市役所では、毎月、様々な取引をしています。民間事業者から請求書をもらい、職場内で決裁をし、支払いをするという一連の業務を、毎月、何千と行っています。こうした取引にあたっては、民間事業者から「紙」で請求書をもらい、職員がそれを会計システムに手入力をし、支出決定をしていくという業務プロセスになっていましたが、今後は、これにクラウドサービスを活用していきます。
まずは、請求書の電子化と市役所の会計システムへの入力の自動化です。大企業から見たら、こんなこともしていなかったのか、ということかも知れません。政策は、他市との優位点や新規性(目新しさ)が注目されがちですが、私は、それだけでなく、本来やるべきことをきちんと積み重ね、足腰の強い業務構造にしていくことも大切だと思っています。
一口に「会計DX」と言っても、市役所は大組織ですので、民間事業者と担当課の間のやり取りだけでなく、庁内では、担当課と会計部局とのやり取りもあり、そこにも決裁行為等があります。
こうした一連のプロセスを今後3年程度かけてデジタル化していくことにより、業務のスマート化・ペーパーレスを進めていきます。このことを通じて、市内民間事業者のデジタル化も後押しできたらと思っています。
6月25日(木曜日)市長定例記者会見1【医療的ケア児の在宅レスパイト事業】

医療的ケアが必要な子どもは、市内でも100名強おられます。令和3年度に、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行されてから、医療的ケアが必要な子どもに対する支援体制は徐々にですが充実してきています。とりわけ、近年は医療技術の向上などもあり、病院を退院し、保育を受けたり学校に通ったりしながら、地域で生活する方も増えてきています。
一方で胃ろうやかく痰吸引などは、定期的に保護者が行う必要があり、保護者がゆっくりと休息を取ったり買い物をしたり、兄妹の学校参観等の時間が十分に確保できないといった課題もあります。
こうしたことから、尼崎市では、今年度から、「訪問看護」による医療的ケア児のレスパイト事業を開始します。ちょうど県においても、医療的ケア児のための病床確保の発表があったばかりです。こうした様々な支援施策を活用いただき、少しでも、保護者の負担が軽減されることを願っていますし、また、今後、医療的ケア児のみならず、重度心身障害児への支援についても、検討を具体化していきたいと思っています。
6月23日(火曜日)アマフォレストの会 自然環境功労者環境大臣表彰受賞報告

尼崎の市民団体「アマフォレストの会」が、令和8年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰の受賞報告に来てくださいました。
尼崎の南部にある「県立尼崎の森中央緑地」は、もともとは工場のあった埋立地です。開発された尼崎の港湾部にもう一度自然を再生させようと、13万本の(在来の)苗木を植え、多様な生物がくらす生物多様性の森を100年かけてつくろうというプロジェクトが進んでいます。既に20年以上の歴史があり、今や、中央の森緑地は立派な森になっています。
このプロジェクトの最初から、長らく、苗木を植え、維持管理をし、そして自然環境学習の場を提供するなどの取組をコツコツ積み重ねてきた団体が「アマフォレストの会」です。その功績が認められての環境大臣表彰です。会員の皆様の地道な取組に敬意を申し上げます。
「尼崎の森中央緑地」は私も大好きな場所です。教育長時代は、長男・次男もまだ小さく、毎週のように出かけていました。夏の蝉採りはもちろんのこと、秋になればものすごく大きいトノサマバッタやショウリョウバッタ、カマキリを見つけることができ、池には「アカテガニ」という他地域ではあまり見かけない蟹もいます。最近は、キツネの目撃情報もあります。面白いのは、苗木がどんどん成長するため、毎年、植生の遷移が観察でき、あわせて、そこに生息する生き物が変化することです。
今、中央緑地のさらに南側については、拡幅に向けた整備が進んでいます。早く完成することが待ち遠しいわけですが、この拡幅場所でも、「アマフォレストの会」の皆様はじめボランティアで苗木が植えられています。かつて、一度は開発され尽くし、環境課題も抱えた尼崎の工業地・港湾地に、再度自然が復活するという構想は夢があります。
こうした取組を、もっと多くの方に知っていただけるよう、我々も様々な機会を見つけて紹介するなどの工夫・努力をしていきたいと思います。
6月22日(月曜日)ガストロノミーツーリズム講演会

地元飲食店の皆さんが主催した「ガストロノミーツーリズム」の勉強会に参加させていただきました。
食を切り口にどう地域の価値を作っていくかは、行政の仕事でもあると思っていますし、観光施策そのものでもあります。地域の歴史・文化への光の当て方などを工夫していくことによって、その評価も変わってきます。
また、「ほこみち(歩行者利便増進道路)」に代表される道路等のまちづくりと賑わいづくりをセットで考える視点も大切です。尼崎では、飲食関係の皆様がまとまって意見交換ができる機会は決して多くありません。個人事業主である飲食関係者の皆様も、忙しくてなかなかお店の外に出る機会がありません。
しかし、地域の活性化を担う飲食関係の皆様と、どうしたら地域の価値を向上させられるか意見交換ができる機会は、地域の農業振興や観光振興、まちづくりの観点からとても重要ですし、また、こうした議論が、飲食業を営む上でも大切な財産になってくるのではないかと思います。
「食」は、地域の財産であり、人が「生きる」根源でもあります。私自身も食べることは大好きです。「地域活性化」×「食」はこれからも大切なテーマとして掲げ続けていきたいと思います。
6月19日(金曜日)尼崎印刷株式会社訪問

市内にある尼崎印刷株式会社様を訪問。会社の歴史から印刷業界の動向・社内の体制・設備・経営状況などについて丁寧に教えていただきました。
一言に「印刷」と言っても、一般の人が考える「コピー」とは全く異なります。入稿された原稿を、印刷用のソフトフェアに取り込み校正をし、そのデータを「アルミ板」に焼き付けて版を作り、その版を使って印刷をするという流れです。カラーにする場合は、何度か印刷を繰り返します。出来上がった印刷物はカット・折るなどして、自分達で冊子化できるものは冊子化し、納品する。
我々のような官公庁や大学の入試問題のような印刷も受注しているため、ミスは許されず、校正の段階で誤植に気が付いて、発注元にお知らせいただくようなこともあるとのことです。データ入稿から納品まで3時間ほどと極めて短時間の発注もあるため、そのための特別体制を敷いているとのことです。
また、最近は、封入封緘作業も受注し、複数資料の封入の組み合わせに間違いが生じないようなシステムも導入しているとのことです。これら工程の自動化は簡単ではなく、いかに一つひとつの工程を丁寧に行っているかがよくわかりましたし、設備投資も大きいため、損益分岐点を維持・上げるための判断がとても難しいこともよくわかりました。
中東情勢の影響などについても伺いましたが、全体としての値上がりはもとより、インクの中に混ぜる金属が武器などにも使われているためひっ迫しているなどといった課題は出ているようです。現場に出向くと、企業の競争力強化のために、行政ができることを考える視点が具体化します。現在の経済情勢が、個々の企業活動にどのように影響しているのかも見えてきます。本市の経済部局における人材育成についても考えさせられるところがあります。企業の皆様も、行政ということで、本音で様々なことをお話いただけます。
このことに感謝しながら、地域経済の活性化に向けた政策支援のレベルを高めていきたいと思います。
6月14日(日曜日)車座集会「みんなの尼活会議」

関西奄美民謡芸能保存会発表会からの車座集会「みんなの尼活皆議」。今回は、市報や市公式LINE等で公募させていただいた市民の皆様との「フリートーク」。
限られた時間の中で、公平にやり取りする時間を確保することが毎回難しく、今回も、参加の皆様がお伝えしたいことを、十分お話いただけたかは少し自信がありません。
しかし、一つひとつのご意見は、本当にありがたい限りです。出来得る限り思い応えられるよう、市政推進に邁進してまいります。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
6月13日(土曜日)ボートレース尼崎G1センプルカップ

ボートレース尼崎G1センプルカップは、地元兵庫出身の加藤翔馬選手が初優勝!
おめでとうございます。
ボートレース尼崎の施行者は尼崎市です。収益は、休日夜間急病診療所や児童相談所、特別支援学校のバスなど尼崎のまちづくりに使われています。
6月13日(土曜日)上ノ島西公園のあじさい

上ノ島西公園の紫陽花が綺麗に咲き誇っています。
地域の方がボランティアで育ててくれています。公園内の側溝、草取りも綺麗に管理してくれていて本当に頭が下がります。毎日、水やりと掃除で、多くの時間を費やしてくださっています。本当にありがとうございます。
尼崎自慢の紫陽花公園となっています。ぜひ、皆さん、お立ち寄りください。
6月9日(火曜日)10日(水曜日)全国市長会等

全国市長会で東京出張。市長会を機に、いくつかの部署にも要望や表敬訪問。「いじめからこどもを守る首長連合」が発足したことを受け、松本文部科学大臣、矢野文部科学審議官に挨拶。今後、国のご知見をいただきながら議論を深めていきたいも思います。
こども家庭庁の渡辺長官のところにも訪問し、若者の居場所の充実についても意見交換。清原元三鷹市長(現こども家庭庁参与)にもご同席いただきました。地元国会議員の皆様の事務所にも訪問し、意見交換。
国の制度・予算と自治体の行政は連動しています。意見交換を通じて、現場の状況を届けるとともに、市政発展にもつなげていきたいと思います。
6月7日(日曜日)歯と口の健康フェスタ2026

本市の保健局が主催で、尼崎市歯科医師会の皆様のご協力で実施できているイベントです。無料の歯科健診のほか、お口の健康チェックコーナーやカウンセリング、歯科医師・歯科技工士の体験コーナー、サポーターや職員によるオーラルフレイルチェックや食育を考えるコーナーなどが設置されていました。雨天でしたが、多くの市民の皆様にお越しいただいていました。
また、歯科医師・歯科衛生士・サポーターさんはじめ、多くの皆様にもご協力いただきました。「1年に1回、歯の状態を見ていただけるのでありがたい」という来場者のお声も伺いました。歯科の世界も、「虫歯を治す」時代から、「口腔環境を定期的にチェックし守る」時代へと変わっています。そのことが認知症や介護など、QOL全体と密接に関連しています。こうしたフェスタを口腔の健康状態を考えるきっかけにしていただき、また、必要に応じ、近隣の歯医者さんで定期的に健診を受ける習慣へとつなげていただけると嬉しく思います。
準備に当たられた皆様、大変お疲れ様でした!
6月6日(土曜日)南の口公園オープニングセレモニー

大庄地域に新しい公園がオープンしました。すぐ北にある南の口公園を移設する形での新たな公園です。平成18年に大庄西中学校が閉校した後、長い長い財政改革の中で、紆余曲折があって、やっとリニューアルオープンまで来ました。これまで、地域の皆様に多くの心配をおかけしました。
既に、多くの家族連れで賑わっています。これから地域の活動の拠点として成長してくれることを祈るばかりです。公園をどう利用していくかを考えることは民主主義の本質です。理想かも知れませんが、地域のゆるやかな合意を前提として、利用者は他者を配慮しつつ、できるだけ制限なく利用できることが理想です。
今後、地域の中の公園としてどう育てていくか。サポーターの皆さんとともに一緒に考えていく「協働型公園」として育てていくこととなります。社会は、単なるサービスを提供する者と受ける者で成り立つものではありません。
地域を良くしたいという共通の思いを持ちながら、皆さんの知恵や思いをどう取組に反映していくのか。最低限の取組がルールです。そのルールの上に、どのような価値を作っていくのか。畑も耕し続けなければ、作物は育ちません。水も、循環しなければ、魚は生きていけません。常に、新しい発想と仕掛けを織り込めながら、地域とともに成長できる、そんな公園になるとよいなと思います。
まずは、歴代にわたりこれまで準備に当たってくださった皆様に感謝申し上げます。そして、これからもよろしくお願い申し上げます。
6月3日(水曜日)山岡記念財団賛助会員定期総会・懇親会

議会一般質問1日目終了。その後、慌てて大阪まで行き、日頃お世話になっている山岡記念財団賛助会員の定期総会・懇親会で挨拶させていただきました。
山岡記念財団は、尼崎に主力工場を置くヤンマーホールディングスの財団です。青少年交流、芸術家の交流、そして地元若者への音楽指導など、多方面でご支援をいただいています。
ヤンマーさんのご縁で、尼崎は、ドイツ・アウグスブルクと姉妹都市提携を結び、今年で67年になります。長い姉妹都市提携の中で、これだけ「実質的」な交流ができているのも珍しいと、以前お会いした在ミュンヘン日本総領事にもお褒めの言葉をいただきました。これも、ヤンマーさん、そして山岡記念財団の存在あってのことです。
尼崎とアウグスブルクとの交流を通じ、ドイツファンになった市民の皆様も少なからずいると思います。世界が不安定な時代だからこそ、こうした地域・草の根の交流が大切です。この8月にも、尼崎の若者が青年使節団となってアウグスブルクを訪れます。素晴らしい経験を通じ、より友好関係を深めてもらいたいと思います。
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