令和6年(2024年) 6月の尼活日記

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印刷 ページ番号1037287 更新日 2024年7月5日

6月30日(日曜日)A-LAB Artist Gate’24

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 あまらぶアートラボ「A-LAB」では、本日まで新鋭アーティスト発信プロジェクト「A-LAB Artist Gate’24」が開催されました。若手アーティスト活躍の場です。
 7月20日からは、本市を代表する芸術家白髪一雄氏生誕100周年を記念した関連イベントを開催予定です。皆さん、ぜひ、具体美術の真髄をご堪能ください!

6月29日(土曜日)アスベスト被害の救済と根絶を目指す尼崎集会

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 「アスベスト被害の救済と根絶を目指す尼崎集会」に参加しました。
 環境省所管の独立行政法人である「環境再生保全機構」が毎年、石綿健康被害救済制度の被害認定者に関する石綿暴露状況調査結果を報告書としてまとめています。
 アスベストは「静かなる時限爆弾」と言われるように、潜伏期間が長いことがよく知られており、残念なことに、毎年、アスベスト特有の癌である中皮腫等を発症し、国の救済制度で認定される方が出続けています。その意味で、アスベスト問題は、未だ終わった問題ではありません。
 大変重要なことは、そういった中皮腫等を発症し、救済制度の対象となる人数が、全国の中で最も多い市が尼崎であり、とりわけ、「環境暴露」(職業としてはアスベストに暴露していなかったものの、アスベストを取り扱う工場の近くに居住するなどしていたために、アスベストに暴露すること等)被害が大きいのも尼崎です。
 アスベスト問題が社会的に取り上げられ、様々な制度的対策が講じられるきっかけとなった「クボタショック」から19年が経過しました。
 19年前、私は、文部科学省の新人職員として、全国の公民館等の公共施設の吹き付けアスベストの調査の取りまとめを、夜を徹して行ったことを覚えています。
 これが私とアスベストの最初の出会いでしたが、時が経過し、こうやって尼崎市長として、アスベストの課題に向き合う中で、企業の弔慰金対象地域より少し遠くに住んでいたために、中皮腫に罹患したにも関わらず見舞金の対象にならなかった方、環境暴露によって救済制度の対象とはなったものの労災対象者よりその救済内容が不十分だった方など様々な声を伺うにつれ、その課題認識をより強くしているところです。
 何より、アスベスト問題は、「緩慢なる惨劇」として、発症まで長い時間がかかるものであり、これから発症する方もたくさんおられます。また、高度成長期に建築された様々な建造物が取り壊される時期でもあり、その際には、含有アスベストの対策がますます重要になっています。
 その意味で、アスベストの問題は続いていることを、次の世代にも引き継いでいかなければなりません。尼崎市として、様々なアスベストへの課題に対し真摯に向き合い、救済制度の更なる充実や石綿肺の読影事業の継続、次世代への啓発などに向けて、引き続き、活動を続けていきたいと思います。

6月28日(金曜日)あまがさきエコクラブ総会

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 NPO法人あまがさきエコクラブの定時総会で挨拶させていただきました。
 もともとはJC(尼崎青年会議所)のメンバー中心に立ち上げられ、NPO法人化して22年が経過しています。
 まだまだリサイクルが進んでいない当時において、何とか、ゴミの減量をし、資源循環型社会を作ろうと、古紙を回収して「エコあま君ロール」というトイレットペーパーを市内の企業等に販売し、その売り上げの一部を社会貢献活動に使うというシステムを作り上げられました。
 それぞれ本業を持ちながら、巨大なエコシステムを構築し維持し続けている、メンバーの皆様の思いと行動力に対し、深く感謝を申し上げます。
 もちろん、本市も、こういったエコシステム運営に一緒に参画しています。
 近年は、創業時と比べ、ゴミの減量も進みましたが、事業系ゴミの古紙回収率は、まだまだ改善の余地があり、本年度から、古紙などの回収の拠点づくりも進めています。
 一方で、リサイクル分野の産業も成長してきた中で、非営利としてのエコクラブの活動をどう発展させていくのかということも、大きな課題とのことです。
 エコクラブのメンバーの皆さんと本市職員とで、今後、これまでの取組実績を踏まえ、どう発展させていったらよいのか議論を続け、「共創」の精神で新たな挑戦も模索していきたいと思います。

6月27日(木曜日)車座集会「みんなの尼活皆議」

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 本日は、車座集会「みんなの尼活皆議」。
 テーマは、「多文化共生施策の今後の方向性」について、外国人を雇用する事業者の皆様と外国人労働者の皆様と意見交換をしました。カンボジア、ミャンマー、ベトナム、韓国など多様な国籍の皆様に参加をいただきました。
 事業者の皆様からは、地域住民の皆様の理解の重要性や日本文化・マナーの周知の必要性、外国籍従業員の次なるキャリアに向けたスキルアップ支援の課題意識などについてご意見をいただきました。
 また、外国籍の皆様からは、納税証明書等の手続きの難解さや、住宅を借りる際の様々な課題、地域と共生するためのボランティア情報や交流の機会が欲しいなど、様々なお声をいただきました。
 外国籍の皆様の中には、既に国内何か所か住まれた経験がある方もいらっしゃいましたが、多くの皆様から尼崎は住みやすいという評価をいただけたことは、大変ありがたく思います。
 本市も、人権担当から産業労働担当など様々な部署の職員が同席させていただきましたが、各分野にわたりたくさんの有意義なご意見をいただき、あっという間の2時間でした。
 いただいたご意見を踏まえ、今後の多文化共生施策の検討に必ずや活かしていきたいと思います。
 ご協力をいただきました各企業・従業員の皆様に改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。

6月25日(火曜日)表敬訪問 野中悠樹選手

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 尼崎出身の中年の星、46歳で未だ現役のボクサーである野中選手が東洋太平洋チャンピオンになった報告に来てくださいました。
 ずっとストイックな生活を続けてこられた姿に感服です。
 世界王者を目指す姿勢に変わりありません。
 頑張れ!野中選手!

6月24日(月曜日)SGグランドチャンピオン前夜祭

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 明日からボートレース尼崎では、第34回グランドチャンピオンが開催されます。
 SG(スペシャルグレード)というボートレース業界では最も高いグレードレースの中でも、最高位に位置づく「SGの中のSG」と言われるレースです。
 本日は前夜祭として、ファンの皆様、スポーツ関係の報道の皆様はじめ全国から来られた皆様に、施行者代表として挨拶・歓待させていただきました。
 レース中は、場内でも様々なイベントが開催され、大いに賑わいます。
 レースの売り上げは、まちづくりその他様々な事業に活用されます。
 ぜひ、鍛えられた選手の活躍と激しい勝負をお楽しみください!!

6月23日(日曜日)尼崎ボウル

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 尼崎ボウルでは、試合を盛り上げるべく、様々な賑わいイベントも開催されていました。
 本市の防災トイレもチャレンジャーズのメインスポンサーである積水化学工業の製品を使うなどしていることから、SEKISUIチャレンジャーズと本市との連携枠組みの中で来場者にも知っていただくような出店ブースも出していました。
 また、園田学園の学生が尼崎の野菜で開発したカレーや、尼崎の野菜を使った様々な食べ物も提供されていました。
 雨の中、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!

6月22日(土曜日)「アマのうわさプロジェクト」始動!

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 市の情報を、より届きやすく、目に止まるような工夫をした情報発信スタイルで、今年度からスタートしています。
 本日の会合でも話題に出ましたし、雨の中ちらっと見てくれている方もちらほらいらっしゃいました。今後、市内で順次、「アマのうわさ」の掲示を増やし、シビックプライド向上に向けた市政情報発信の強化をしていきたいと思います。

6月19日(水曜日)6月議会閉会・自治功労者表彰

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 6月議会が閉会しました。
 学びの多様化学校の設置に向けた設計費や、学校のサポートルーム・エリア等への学習支援員の配置などのための補正予算について可決いただきました。
 また、尼崎公設地方卸売市場の建て替えに向けた債務負担行為についても、様々な議論がありましたが可決いただきました。
 今後、尼崎公設地方卸売市場は、建て替えに向けた民間事業者の公募等の作業が進んでいきます。地域と調和し、今後の更なる成長を視野に入れた市場の再整備を目指し、逐次、状況を報告しながら、再整備に向けた準備を丁寧に進めていきたいと思います。
 梅雨が終われば、あっという間に夏です。まずは、夏の予算編成方針策定までが山場です。施策評価を行いつつ、大きな課題については、各局と早め早めのコミュニケーションを取りながら、方向性を定めていきたいと思います。
 写真は、昨日、永年在職市議会議員自治功労者として議長とともに表彰させていただいた津田議員(15年)、川崎議員(10年)、綿瀬議員(10年)との記念写真です。おめでとうございます。これからも、健康に気を付けてご活躍されることを祈念しております。

6月17日(月曜日)企業訪問

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 市内企業2社を訪問しました。
 1社は、株式会社TVE。尼崎に本社がある高圧バルブなどを製造されているメーカーです。
 発電施設で使用する高圧バルブがメインであるため、特殊な環境でも耐えられるような設計・加工が必要ですし、バルブの開閉のための仕組みのノウハウが必要です。金属加工はかなり機械化されていますが、それでも、その機械(マシン)の操作はもとより、より強固にするための溶接など、まだまだ技術者の目と技術が不可欠であることがよくわかりました。
 もう1社は、世界的なメーカーである株式会社クボタです。今は、農業機械やエンジンのイメージがありますが、もともとは、鋳物メーカーとして創業し、水道用鋳鉄管の製造から発展したとのことです。尼崎の阪神工場では、全国・世界向けに、水道管を作っています。金属に炭素など様々な素材を混ぜ、電気炉で溶解し、その後、管として成型し、加工されていく工程が全て尼崎の阪神工場内で完結しており、その迫力はものすごいものがありました。脱炭素の観点から炉を電気式に変えたりと、思い切った設備投資もされており、また、それぞれの管の製造にあたって、こちらも職人の目と技術が不可欠であることがよくわかりました。
 民間部門である企業投資部門は、とりわけ大企業においては、為替、研究開発、通商交渉など、国の政策と連動する割合がかなり高い分野ではありますが、例えば、企業投資促進制度を使った新規投資への支援、脱炭素化に向けた補助制度、地域人材確保に向けたリクルート支援、市内中小企業との連携など、各自治体においてもやれることはたくさんあります。
 また、各企業で働く従業員は、生活者でもあります。こういった視点に立つと、子育て、通勤・移動、地域福祉、防災など、さらに政策の視点は広がります。
 今年度は、兵庫県におけるフェニックス事業用地の分譲も見据えた、立地地域としての誘致の考え方を整理していく大切な時期になります。
 こういった企業訪問で得た知見も活かし、地域と事業者が調和しつつ、より成長できる地域となるための誘致戦略についても、検討を進めていきたいと思います。

6月15日(土曜日)NEW EDUCATION EXPO 2024

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 NEW EDUCATION EXPO 2024で「教育DXの期待と成果」と題して講演させていただきました。
 尼崎市政全体の政策、市役所のDXの取組、学校のICT活用の現状とこれからの課題などについて、90分みっちりお話しさせていただきました。
 休日にも関わらず自らの勉強のために、会場まで足を運ぶ学校の先生、指導主事、市役所職員、メーカーの皆様がたくさんいらっしゃっていました。聞いていただいた皆様ありがとうございました。
 文科省、尼崎市教育長時代にご縁のあった多くの皆様にもお会いできて大変懐かしく感じました。

6月15日(土曜日)あじさい祭り

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 上ノ島西公園のあじさい祭りが開催されています。
 56種類の綺麗な紫陽花が咲き誇っています。
 大切に育ててきた伊東さんと一緒に写真撮影。
 地域の皆さんで協力しながら地域を育てています。本当に温かい地域です。
 紫陽花はピークを迎えています。ぜひ皆さんも散歩のついでにでもお立ち寄りください。

6月11日・12日(火・水曜日) 上京

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 昨日、本日と、全国市長会関係で上京をしました。
 国の予算編成のスタートである、いわゆる「骨太の方針」などの閣議決定のタイミングに合わせて、毎年開催されています。
 同時に開催される、全国青年市長会にも参加をしました。
 40代の市長は全国的には比較的マイノリティですが、かつてに比べるとかなり増えたとのことで、今や、会員は100名を超えるようです。
 河野大臣からデジタル政策について説明をいただくとともに、比較的年齢の若い市長さんたちとそれぞれの自治体の課題について共有し、意見交換をしました。

6月10日(月曜日)市内農家訪問

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 午前中は市内農家さんのところへ訪問。
 お一人目は、市内で数少ない専業農業を営まれている「コテラトマト」の小寺さん。ハウス内を見させていただくとともに、オーナー制度、体験農業、灌漑設備の工夫、ビニールハウスの維持管理、台風等への備えなど様々な工夫・ご努力について伺いました。また、一つひとつの苗がどれだけ大切に育てられているのかも、実感を持って感じ取ることができました。地域に大人気で美味しいはずです。
 市街化区域(いわゆる都市部)での農業であるがゆえに、国の助成事業の対象から外される場合も多く、専業農家としてやっていくためには不利な条件がそろっている中でも、様々な経営努力をされていることがよくわかりましたし、市における都市農業へのきめ細やかな支援の重要性も理解できました。
 もうお一方は、農業委員会の会長でもあられる西村さん。本日は、武庫庄小学校での体験田植えを経験。小学生も泥んこになりながら、自分達で育てた苗を田んぼに植えていました。私も子供たちと一緒に、苗を植えさせてもらいましたが、久しぶりに裸足で田んぼに入る感触は、ひんやりとしていて最高でした。こういった取組をもう20年程続けてこられているとのこと。地域のためのご尽力をいただいている姿に頭の下がる思いです。
 お二方を訪問して、改めて、「農業」と一言で言っても、市場に出す、直売する、オーナー制にして自分で収穫してもらう、技術指導を受けながら自分達で育てる「体験農業」、地域の教材として活用するなど、様々な形があることがわかります。
 都市農業だからこそ、それぞれの農家さんが専門性を活かしながら様々な農業の形を開拓していくことが大切で、市役所はそういった取組を支援し、市民の皆さんに認知してもらえるようにしていくことが重要なのかも知れません。
 間違いなく言えることは、「農地があること」、そして「担い手がいること」が決定的に重要ということです。そして、担い手が増えるためには、都市農業が魅力的でなければなりません。
 「尼崎で都市農業をしたら頑張れそう」、農業に挑戦している農家さんにそう思ってもらえるような好循環を作れるよう、農家の皆さんと、職員とで知恵を出していきたいと思います。

6月3日(月曜日)議会シーズンへ

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 6月に入り、年度初めの様々な総会・懇親会シーズンも終盤を迎え、議会シーズンへと突入です。
 議会シーズンに入ると、市役所は議会対応モードとなり、様々な対外的な行事はかなり縮小されます。
 明日は、本会議での提案理由説明。いよいよ本格的な質疑が始まります。
 市役所の業務は、このように、1年を大きな単位として、それぞれの局面の変化があるところが面白く、逆に言えば、どんなつらいことがあっても、頑張れば、いつか乗り越えられます。
 この一年の流れがある程度理解できていれば、いつの段階で、どういったインプットをしたら、どの段階でアウトプットとして動き出すかが見えてきます。
 そういう視点で見ると、来年度予算に向けた大きな方針は、まさに今が佳境と言えます。
 「議会の場は、最大の政策決定の場」という言葉を、本市の副市長がよく発言するのですが、まさにその通りで、6月議会で、どういった方向性の答弁をしていくかは、予算編成方針にも大きな影響を与えます。
 そういった緊張感を持って、6月議会も臨んでいきたいと思います。

6月2日(日曜日)消防団水防工法訓練

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 消防団水防工法訓練。
 6地区に分かれて土嚢づくりから積み上げを競い合います。
 大雨でも崩れにくいよう、土嚢の大きさを均等にし、また、積み方も工夫がいります。また、大変な力仕事です。
 今年は立花地区が圧勝。おめでとうございます。
 入賞した地区、そうでない地区ありますが、皆さん、夏の大雨・台風の時期に備え練習している様子も伝わり、日々のご尽力に感謝いたします。
 大変お疲れ様でした。

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