令和6年(2024年) 5月の尼活日記
印刷 ページ番号1037286 更新日 2024年5月31日
5月30日(木曜日)尼崎口腔衛生センター視察
尼崎口腔衛生センターを訪問。
口腔衛生センターは、1976年に尼崎市と尼崎市歯科医師会の共同出資によって設立されたセンターで、現在は、歯科医師会において運営をいただいています。
何らかの理由で、一般の診療所で治療を受けられない方や、休日急病歯科診療等を担っていただいています。
障害のある方などのご利用が多いこともあり、歯科麻酔専門の先生による静脈麻酔をしながらの治療や、歯科衛生士複数人がかりによる治療などが行われています。
診療内容の特性上、歯科衛生士の負担への配慮、また、機器の更新の課題などがあることを、現場を拝見しながら、伺いました。また、一般の診療所と比べて、どうしても、一人にかかる治療時間・頻度もかかることもよくわかりました。
診療報酬の方でも、障害者児の診療に関する加算の対象範囲の拡大など動きがありますが、一方で、口腔衛生センターの機器等の環境整備、さらには、歯科医師や歯科衛生士さんの働く環境への支援は、我々自治体の方でも対応していかなければなりません。
どのような方でも、適切な歯科治療や検診を、住んでいる地域で受けられる環境を確保し、その質を上げていける取組を、引き続き、歯科医師会の皆様と考えていきたいと思います。
5月25日(土曜日)・26日(日曜日)各種イベント
この土日も様々な行事・イベント・会合に顔を出させていただきました。
国際交流協会では、これまで長年取り組んできた海外との交流や語学教室だけでなく、今の日本における労働市場の状況を踏まえ、地域における多文化共生についても力を入れていきたい旨、挨拶させていただきました。
尼崎城前では、市立尼崎高校の生徒会を中心に、自分達で、尼崎城・歴史博物館などの謎解きイベントを企画し、開催していました。また、近隣のゴミ拾いまでしてくれていました。
高校生が、市民相手に、イベントを開催することはとても勇気のいることと思いますが、この経験はきっと将来生きるのではないかと確信しました。
季節のよい春、そして秋は、本当に皆さん、様々なところで活発に活動されています。そのおかげで、市内が益々と活発化していることに感謝です。
5月23日(木曜日)SEKISUIチャレンジャーズ
尼崎を本拠地とするアメフトチーム「チャレンジャーズ」のメインスポンサーが積水化学工業となったことを受け、加藤敬太社長が挨拶に来てくださいました。
様々な尼崎ゆかりのスポーツチームがありますが、尼崎をメインの拠点にし活動しているチームは、「SEKISUIチャレンジャー」のみになります。
加藤社長も、大学時代はアメフトチームに所属されいたとのことです。アメフトは、選手一人ひとりの役割分担が明確で、チームで戦略的に攻めていく様子は、まさに、我々組織で働く人間にとっての仕事と同じです。
強力なスポンサーを得たからには、尼崎を拠点とし、地元に根差した市民に愛されるチームとして、ますます成長することを期待しますし、本市としても、市を挙げて応援していきたいと思います。
5月23日(木曜日)尼崎薪能
本日は、尼崎薪能でした。
源頼朝に追われた義経が、静御前と別れを告げた場所が大物浦とされています。
その話を描いた「船弁慶」ゆかりの地である大物川緑地に、地元のロータリーさんが設置した能舞台があります。
今年で45回目になります。これまでから多くの市民に親しまれてきました。
本日も、天候にも恵まれ、多くのファンが足を運び、伝統文化の世界を堪能しておられました。
7月には富松神社でも薪能が予定されています。
5月22日(水曜日)中核市市長会
本日は中核市市長会で東京へ。
どこの自治体も公共施設の老朽化の課題を抱えており、どうやって持続可能な形で再編集約しつつ、付加価値を上げていくかを議論しました。
各市町から、それぞれの地域の実情に応じた様々なアイデアや実例の紹介もありました。
公共施設は、効率化の観点からは複合化も大切です。一方で、せっかく建て直すならば、その施設が、地域の価値創造にどう繋がっていくのか、というエリアのブランディングとセットで考えていく必要があります。
他市の取組も参考にしながら、持続可能かつ付加価値の高い公共施設の在り方を模索していきたいと思います。
5月20日(月曜日)尼崎ロータリークラブ例会
本日は尼崎ロータリークラブにお招きいただき、尼崎の現状と次のステージに向けた取組について説明させていただきました。
夕方は、市内の国・県等の官公庁等の皆様との集まりでも、市の取組について説明する機会がありました。
今の尼崎市がどういう状況になっているのか、課題は何か、その課題の解決のために何をどうしようとしているのかを、多くの方に知っていただく機会があることは大変ありがたい限りです。
市の取組や思いをプレゼンする中で、言語化されることも多々ありますし、こういった情報共有の場を通して、市民の目から、事業者の目から、また、関係の官公庁の目から見て、どういった連携が市とできるのかといったことを考えるきっかけにもなると思います。
今後も、車座集会をはじめ、様々な会議で、できるだけわかりやすく、かつ、具体的に、市の取組について説明できるよう、共通した資料の作成も含めて取組を進めていきたいと思います。
5月19日(日曜日)10万人わがまちクリーン運動
本日は、「10万人わがまちクリーン運動」でした。
市内の自治会・事業者などの皆様が協力し合い、市内の公園や駅前等で一斉に清掃を行うものです。何とか雨が降る前に間に合いました。
私は、杭瀬駅前の宮前公園でゴミ拾いをしました。先年度の出屋敷駅前と比較して、空き缶・ペットボトル、弁当ガラなどがたくさん落ちていました。
公園のゴミの量も、公園内の見通し、整備状況、自治会の関与、立地状況(駅前や、娯楽施設などの前など)、広さなどによって、大きく変わると身をもって感じました。
草木の剪定も含め、市として年に数回は整備に入っていますが、とりわけ、草木の成長が早いこの時期は一定の限界もあります。
地域の皆さんと課題を共有し、どうしたら、地域の公園を綺麗に守り続けることができるか考えていく必要があります。
本日も、清掃後、そういった議論ができたことは一歩前進です。
高齢化などによる地域福祉の課題もありますが、子どもたちも含め、新たな担い手を巻き込む仕組みも継続的に考えていかなければなりません。
5月15日(水曜日)各団体総会
5月、6月は、新年度になり各団体の総会のシーズンです。
私も、様々な総会や例会に呼んでいただき挨拶をさせていただきます。
もちろん、それぞれの団体によって、出席者・参加者の年齢、性別など様々ですが、私自身は、できるだけ、原稿は読み上げることはせずに、そこに来られている方々の興味関心に応じて、どのようなメッセージをお伝えしたらよいか考え、自分の言葉でお伝えするように努力をしています。
浅薄な経験・知識のため、限界はありますが、それでも、参加の皆様への感謝と、そして、関連する分野について、今年1年、市としてどう取り組んでいくのかといったことをお伝えすることを通じて、できるだけ同じ問題意識をもってもらい、ともに、よりよい市政のために歩んでいければと願っています。
一方で、秘書室や担当課が何も準備していないのかと言ったら全くそうではなく、それぞれの行事への出席の日程調整はもとより、過去にどういった対応をしたのか、市とどういった関係を構築してきたのか(例えば、協働して事業をした経験があるのかなど)、さらに、出席予定の団体の歴史などについて、つぶさに事前に調べ、私に説明をしてくれています。
そのおかげもあって、私自身も、様々な場でも挨拶ができているのです。
総会や例会に参加することによって、それぞれの業界や地域の最近の話題を伺うことが、政策形成にもつながっていきますので、できるだけ、きめ細やかく、各団体の会合に足を運び、対話できるよう、今後も努力していきたいと思います。
5月12日(日曜日)環境オープンカレッジ
市民団体で構成される「あまがさき環境オープンカレッジ」の実行委員会に参加しました。
環境に関心のある市民の皆様が集まって、それぞれの関心や得意分野を活かした環境活動を行っています。
「環境」は市民参加のハードルが低く(誰でも参加しやすいテーマ)、「オープン」に参加できるような位置づけにしたいと、創設に関わった皆さんが考え、名前も「あまがさき環境オープンカレッジ」としたとのことです。
このため、実行委員会の場では、私も含めて、役職ではなく、通称で呼び合うこととなっています。
大きなイベントとしては、「エコあまフェスタ」を開催していますが、それ以外にも、生物多様性の勉強や、ごみ拾い、打ち水など、様々な活動を行っています。
私からは、市役所の環境に関する取組について皆さんと共有すべく、焼却ゴミの減少に向けた取組状況や資源ゴミの回収強化、今後の農業公園の整備に向けた取組予定などを説明させていただきました。
後半は、実行委員会の皆さんと意見交換。それぞれの意見から「化学反応」も生まれ、大変、有意義な時間となりました。
環境政策の実施のためには、行政による大きな方針と合わせて、草の根の取組が不可欠です。地域の皆さんと、少しずつでも、実績を積み上げていきたいと思います。
5月12日(日曜日)築地大運動会
築地の運動会。何とか天気がもって良かったです。築地の皆さんは、老若男女、多様な世代の絆が特に強く感じます。
だんじり保存会はじめ若い皆さん中心に運動会の運営も担われており大変心強い限りです。
私も僭越ながらお菓子取り競争に参加させてもらいました。
5月11日(土曜日)富松一寸豆祭
富松神社で行われた富松一寸豆祭に顔を出させていただきました。
市内では、昔から稲作の裏作としてそら豆が栽培されていたようですが、富松のソラマメは特に粒が大きく柔らかく味がよいことから、「富松一寸豆」と呼ばれ、地域で愛されてきたとのことです。
境内では、地域の子どもたちが、富松一寸豆を来場者にふるまっており、また、地域の皆さんで様々なお店を出し賑わっていました。
とにかくおいしい!塩加減も最高でした。もともとそら豆は大好きですが、ますます大好きになりました。
今年は不作の年のようで、また、そら豆は季節ものですので食べるチャンスが限られますが、尼崎のそら豆は、市内の高瀬味噌販売さんが、富松のイタリア料理屋「ベルドゥーラ」の田中シェフと協力してオイル漬けを開発し、販売しています。これもたまらなくおいしいので、ぜひ、ご興味ある方はご賞味いただきたいと思います。
5月9日(木曜日)表敬訪問
駐神戸大韓民国総領事館の李相烈(イ サンヨル)総領事が尼崎を訪問してくださいました。市長室に来る前に尼崎城などへも立ち寄り、尼崎の歴史にも大変興味を持ってくださいました。
外交の要は地方同士のコミュニケーションであり、神戸空港の国際化を契機として、日韓・韓日の更なる人材交流、経済交流を図るとともに、少子高齢化や働き手不足など同じ課題を抱えている国同士、その解決に向けて一緒に考えていきたいと強く意気込みを述べておられました。直前は、韓国の外務省アジア太平洋局長として対日交渉も担当されていたとのことで、大変流暢な日本語で、物腰柔らかく、頭脳明晰な方でした。心強い方が総領事として着任されています。
市内にもたくさんの韓国籍の方がお住まいです。韓国総領事館の皆さんともコミュニケーションを深め、お互いの理解がさらに進むよう地方レベルでも尽力をしていきたいと思います。
5月8日(水曜日)近畿市長会総会
本日の近畿市長会は、何と、吹田のパナソニックスタジアムで開催!
近畿市長会でまとまった提言は国に届けられるとともに、全国市長会の要望にもなっていきます。
5月7日(火曜日)企業訪問
時間を見つけては、市内各企業の現場訪問を続けています。
市内事業者の多くが、いわゆる「B to B」の事業をしており、市民からなかなか見えづらいところがありますが、実は、特定の分野では世界的な企業や大企業の重要な部品を作ったりしている企業もたくさんあるのです。
私が、市内企業を訪問する意味は、それぞれの企業でどういったものが作られているのかを把握することはもちろん、例えば、それぞれの現場訪問によって見えてくるサプライチェーンを想像し、どういった企業を今後誘致したら市内事業者への波及効果が大きいかや、どんな方々が働いていてどういった生活支援が有効か、さらには、学校教育段階でどういった教育が有益かといったことを考える財産とすることにあります。
その意味で、経営者の思いやご苦労、さらには、現場で働いている従業員の皆さんの置かれている状況をできるだけ把握していくことが、長い目で見たら、大切だと思っています。
多くの経営者の皆さんが、自分の会社だけでなく、従業員の家族や尼崎の将来のことを考えてくださっていることは、本当に心強い限りです。
今後も、定期的に企業訪問をし、地域経済活性化に向けた、私自身の「感度」を高めていけるようにしたいと思います。
このページに関するお問い合わせ
秘書室 秘書課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁南館2階
電話番号:06-6489-6008
ファクス番号:06-6489-6009