令和6年(2024年) 10月の尼活日記

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印刷 ページ番号1037291 更新日 2024年10月30日

10月30日(水曜日)気仙沼市訪問

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 明日明後日と中核市長会が秋田で予定されており、その前に宮城県気仙沼市を訪問。
 東日本大震災からの復興の際に、本市の職員がお世話になりました。本市職員が区画整理の際の住民説明にも入ってくれたことなどについて伺いつつ、今の復興状況を見させていただきました。
 復興祈念公園には各地区でお亡くなりになった方のお名前と年齢が入った銘板も掲げられており、当時のことを思えば、その辛さはいかばかりかと想像せずにはいられませんでした。
 被災した高校の校舎を残した東日本大震災遺構・伝承館も訪問し、津波が4階まで届いた現実を身をもって感じることができました。
 海と生きることを前提に、安全確保だけでなく、地域の発展も考えた街づくりは途上です。よくぞここまで復興したという思いとともに、これからの気仙沼の皆さんの努力による持続的なまちの発展を祈念いたしました。
 地域住民の安全を守る立場として、尼崎の防災に向けて全力を尽くそうと、改めて思った一日でした。
 ご案内いただいた気仙沼の皆様、ありがとうございました。

10月28日(月曜日)第1回尼崎市子育て政策懇話会

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 第1回尼崎市子育て政策懇話会を開催。
 昨年末に「あまがさき子ども・子育てアクションプラン」を策定し、そのプランに基づき様々な子ども施策の充実を進めてきましたが、さらに深堀りして議論すべく、財政、ワークライフバランス、家計のそれぞれの専門家の皆様と意見交換させていただきました。
 子ども支援を考えるとき、金銭的な給付だけでなく、働き方改革も含めた企業側との連携の視点も含め、幅広いご意見をいただきました。
 我々としても、しっかりと知見を深め、さらなる子ども施策の充実につなげていきたいと思います。

10月26日(土曜日)日本教育行政学会

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 日本教育行政学会に呼んでいただき話題提供。
 教員免許取得者、文科省、教育長と経験した市長も珍しいということで呼んでいただいたのだと思います。
 『「地方教育行政」の広がりをどう整理するか』という難しいお題でしたが、教育行政は私の原点です。思いのたけを語らせていただきました。

10月26日(土曜日)ミーツ・ザ・福祉

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 ミーツ・ザ・福祉が市役所隣橘公園で開催されました。
 障害のある方々が中心の、活気があって、尼崎にしかない本当に素晴らしいイベントです。ライブ、新喜劇、物販、そしてアートの披露など様々な催しがありました!

10月25日(金曜日)まちづくり・住まいづくりに関する意見交換会

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 国土交通省の幹部の皆さんとまちづくりと住宅政策について意見交換。
 近畿各市の代表市が呼ばれ、地域のまちづくりの課題などについて声を届ける場となりました。各市の課題もわかり大変参考になりました。
 国も地域の取り組みに対する様々な支援メニューを準備してくれています。我々もまちの魅力向上のための駅前再整備、そして大きな課題となっている空き家対策など力を入れています。
 少しでも、国の政策検討の参考になれば嬉しいですし、また問題意識を共有しながら、国における支援メニューが充実することを期待したいと思います。

10月23日(水曜日)定例記者会見

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 子育て支援に向けた市営住宅のリノベーションについて記者の皆様に説明しました。
 あらゆる所得要件を伴う事業に該当する話ですが、市営住宅の対象にはならない世帯が必ずしも経済的に余裕があるわけではありません。
 いずれは尼崎に定着いただくことを見越し、これから頑張ろうとする若い世代を応援する観点から、システムキッチンやウォシュレットトイレ、浴室乾燥機、バギー置き場など、「働く」も「子育て」も応援できる機能を備えた居室を用意し、本来は市営住宅の対象とはならない頑張っている若い子育て世帯を対象に募集をします。
 市営住宅も高齢化が進んでいます。若い世帯が入ることは、地域の活性化にもつながります。
 今年は、まだ2室の提供ですが、今後、市営住宅の本来目的との両立にも配慮しながら、拡充の是非について検討していきたいと思います。

10月21日(月曜日)稲葉園 視察

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 市内にある身体障害者支援施設「稲葉園」を訪問。入所施設が少なかった時代に当時の市が主導して設立された歴史があり、尼崎市役所とも関係の深い社会福祉法人です。
 施設入所支援と就労継続支援B型を運営しています。
 入所者の方々の高齢化など様々な課題はありながらも、通所等で通われている皆様は、コツコツとお仕事されていました。
 近隣市も含めて学校の名札の多くを製造されていますが、その製造工程は、驚くほど丁寧で驚きでした。私の子どももその名札をつけて毎日学校で学んでいます。
 改めて感謝するとともに、製造過程について、ぜひ、学校の子どもたちや先生方にも広く知っていただきたいと感じました。ありがとうございました。

10月17日(木曜日)、19日(土曜日)病院の新設・リニューアル

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 市内での病院の新設リニューアルが続いています。
 介護サービスと医療をセットにした「介護医療院」及びリバビリセンターを社会医療法人中央会が新設し、地域包括ケアや療養のための病棟を、おおくま病院がリニューアルオープンされました。いずれも、高齢化社会の中で、介護と医療の連携がますます重要となっている中で、そのニーズに応えるための医療提供体制強化の取り組みです。本市の高齢者保健福祉計画や介護保険事業計画とも連動した取り組みになります。
 市民にとって安心できる地域の医療機関として発展されることを期待する一方、病院側も、医療機器などが進化する中で大変な投資をされています。本市も、持続可能なまちづくりを進め、地域医療のパートナーとして共に発展できるよう尽力していきたいと思います。今後ともお世話になります。

10月18日(金曜日)こども家庭庁・国土交通省への要望活動

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 本日は、子ども家庭庁と国土交通省へ地域の課題について要望。
 1点目は、公務員の地域手当について、今年度の人事院勧告において大きな見直しがなされ、結果として、兵庫と大阪で格差が大きくなったのですが、この人事院勧告が、保育園等の公定価格や介護事業にも影響を及ぼすことから、保育人材確保や介護事業に悪影響を及ぼすことのないよう配慮することの要望です。伊丹市さん、川西市さんと一緒に伺いました。
 最低賃金、公定価格など、あらゆるところで、大阪(特に大阪市)との間の「県境」の問題があります。
 これは、多くの施策が都道府県単位等で設定されることによる影響ですが、域内の住民は県域を跨いで仕事や生活をしているため、保育園の運営費や介護事業費の国費算定に、大きな地域間格差が出ると、事業運営や人材確保に大きな影響を及ぼします。
 もちろん、物価は地域によって異なりますので、その考慮が必要なことは理解しますし、地域手当一つとっても、地域をどう区切って設定したら良いか悩ましいことも良くわかりますが、放置していると国では気付かない地域的課題が顕在化します。こういうことは早く国に伝えた方が良いということで、子ども家庭庁に、現場の課題を伝えに行かせていただきました。

 もう1点は、阪急の武庫川新駅整備に向けた国の支援のお願いです。
 新駅整備は、地域にとっては長年の課題でした。西宮市、尼崎市、そして阪急電鉄との三者の条件が整い、いよいよ整備に向けて動き出すわけですが、国の支援が不可欠です。
 西宮、尼崎の両市にとっても、街づくりの観点からも極めて重要なプロジェクトです。石井市長とともに、国のバックアップをお願いしてきました。
 着実にプロジェクトが進むよう頑張っていきたいと思います。

10月17日(木曜日)大阪観光局との意見交換

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 大阪観光局の溝畑理事長と意見交換。溝畑理事長は観光庁長官もご経験された観光戦略のプロです。
 尼崎の経済は大阪の経済に大きな影響を受けています。特に、人の移動に県境はありません。
 尼崎にも尼崎城、寺町、運河、商店街、飲食など様々な観光資源がありますが、ローカルのためのローカルによる観光戦略だけでなく、グローバルな戦略を立てながら、ローカルの資源を磨いていくことも大切です。
 関西圏域における観光戦略の視点から尼崎の観光資源をどう活かしていくのか、インバウンド戦略にも力を入れている大阪観光局とも連携しながら、知恵を出していければと思います。

10月17日(木曜日)「あまろっく」謝恩会 (尼崎工業会輪和会 例会)

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 尼崎には「尼崎工業会」というものづくり企業の皆さんが集まる会があります。
 今年は、尼崎を舞台にしたMBSの映画「あまろっく」が全国で放映され大ヒットしましたが、尼崎工業会の会員企業の皆さんが多大なる貢献をされたということで、尼崎出身の中村監督はじめ、MBS企画の皆さんが報告に来てくださいました。
 「あまろっく」は今でも上映しているところもありますが、国際的な映画祭にも出されたり、飛行機内の映画として採用されたりなど、たくさんの好評をいただいています。今日の報告を伺い、改めて、市内企業の皆さんが、どれだけたくさん協力されてきたかがよくわかりました。
 尼崎に焦点が当てられる映画は、まちの自尊心を高め、地域の活性化に貢献します。ロケ地巡りなど今後の様々なアイデアも考えられます。
 地方創生ムービーが注目される時代です。地域企業の皆さんと連携して、地域の魅力を発信できるような取り組みを頑張っていきたいと思います。

10月13日(日曜日)各種行事

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 本日は朝から阪神地区の剣道大会の挨拶から始まり、消防団のポンプ操法大会、市内各地で開催された秋祭りや郷土会などに走り回った一日でした。過ごしやすくなり、五穀豊穣の時期となると各地各分野の活動が本当に盛んになります。まさに行事の秋です。
 この行事が終われば、年末に向けて冬支度の準備へと進んでいきます。
 四季があることは日本の地域の風土や文化を豊かにし、行事は地域のつながりや価値を確認し合う大切な機会となっていることを肌身に感じながら過ごした一日でした。皆さんお疲れ様でした!

10月12日(土曜日)小田地区各神社秋祭り

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 すがすがしい気候となったこの三連休は各地でたくさんの行事が開催されています。
 明日、小田太鼓祭りを控える小田地区の各神社では、本日から、「宵宮」(例祭の前日:神様が本社に帰る帰還祭)として、子ども太鼓が地域・各世帯を練り歩いています。
 明日は本祭。大人たちが、太鼓を乗せた山車を大きく揺らしながらその腕前を競い合います。
 小田地区のみならず、各地でお祭りが開催されています。
 お米も収穫の季節です。五穀豊穣と地域の平穏を願い、年末に向けて、皆さん、大活躍です!

10月11日(金曜日)木村化工機株式会社 創業100周年感謝の会

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 尼崎に本社を置く木村化工機株式会社が100周年を迎えました。
 尼崎市内で100年企業は30社程度。市内事業所数は約17000程度。500社に1社ほどが100年企業という割合になります。
 鉛工所から発展し、合成樹脂、プラントなど、その時代時代に応じた革新をされ、今の成長があるのだと思います。
 また、木村化工機株式会社は、尼崎にも毎年のように多大なるご寄付をいただいております。
 寄付いただいた図書は「ゆめさき文庫」として市内図書館で貸出されています。
 高等学校吹奏楽部の楽器、工業科の機器、若者のスケボー設置に向けた取り組みなどにも多大なるご支援をいただいています。
 これまで企業努力と地域への貢献に深く感謝を申し上げます。
 引き続き我々尼崎の大切なパートナーとして、次の100年に向けて更なる発展をご祈念申し上げます。

10月9日(水曜日)少年少女国連大使

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 日本青年会議所が実施する少年少女国連大使育成事業に応募され、広島やベトナム、マレーシアなどで研修を積んできた市内在住の田中怜さんが報告に来てくださいました。
 9歳ながら、親の同行なしで、各地を訪問したとのことです。
 報告内容もしっかりしていて、また、質問に対しても、きっちりと答える姿は大人顔負け。驚きました。自分で、プレゼン資料まで作って持ってきてくれました。
 広島の被爆地の説明を受けたり、どんどんと発展しているベトナムや、また、多様な人種・民族の方が共生しているマレーシアなどの街並みや文化を、みずみずしい感性で感じ取ってきたことと思います。
 田中さんの将来にとっても大変大きな経験と思いますし、こういった経験をこれから社会にも活かしていっていただきたいと思います。
 スポンサーとしてこのような機会を作ってくださっている日本青年会議所にも感謝したいと思います。

10月9日(水曜日)第11回車座集会「みんなの尼活皆議」

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 第11回車座集会「みんなの尼活皆議」。
 今回は、令和8年4月開校を目指している「学びの多様化学校」について、保護者や不登校の支援団体の皆様などと意見交換を行いました。
 「学びの多様化学校」の教育課程や学校運営方法、施設設備の在り方は、全国的に試行錯誤が続けられています。
 全国的な標準性を志向した学校でないからこそ、その在り方を、我々、学校設置者で考えていかなければなりません。
 本日も、それぞれの立場からたくさんのご意見をいただき、大変有意義な会となりました。
 地域の学校に対しても様々な好影響を与えられるような「フラッグシップ校」となれるよう、皆さんとしっかりと意見交換を進めていきたいと思います。

10月9日(水曜日)アーバンテラス

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 阪神尼崎駅のデッキでアーバンテラス開催。
 過ごしすい気候の中でおしゃれな雰囲気を感じながら、美味しいお酒を。
 公園のデザイン、照明の重要さもつくづく感じます。
 阪神尼崎も様々な工夫が始まっています!

10月7日(月曜日)第10回車座集会「みんなの尼活皆議」

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 第10回車座集会「みんなの尼活皆議」を小田南生涯学習プラザで開催。
 会のはじめに事務局がリラックスした雰囲気を演出しようとしたものの、冒頭からそれを吹き飛ばす熱気あふれるご意見をたくさんいただき、まさに侃々諤々の車座集会となりました。
 時間の制約はありますが、少しでも市政の課題意識の共有ができ、また、私自身も、参加された方々の生活の課題をくみ取ることができることは大変ありがたい機会です。今後、武庫地域、大庄地域でも開催をしていきたいと思います。
 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

10月6日(日曜日)市民まつり

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 尼崎市民まつり。ものすごい人です!! 今年は、尼崎らしさをテーマに、尼崎の名物や自然、歴史、多様性などにも焦点を当てたたくさんのブースを出していただいています。
 市民まつりは、普段から地域で様々な事業をされている皆様の協力によって成り立っており、また、たくさんのスポンサーに支えられて運営ができています。皆様のご尽力に改めて感謝いたします。
 市役所隣の橘公園、中央中学校、そして中央北生涯学習プラザ(梅プラザ)でも様々なイベントが開催されており、同時に、医師会・歯科医師会・薬剤師会等の協働による食育・適塩化フェアも開催されています。

10月5日(土曜日)日鉄鋼管ファミリーフェスティバル

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 日鉄鋼管株式会社尼崎製造所で開催されたファミリーフェスティバルに訪問させていただきました。
 尼崎の東塚口で長らく操業されてきた会社です。日本パイプ製造株式会社から住友鋼管株式会社、日鉄住金鋼管株式会社、そして日鉄鋼管株式会社へと変遷をしてきましたが、日本製鉄の再編に伴い、日鉄鋼管株式会社は28年4月を目途に、日本製鉄に吸収合併されることが公表されました。
 地元で長らく操業されてきた会社がなくなることは、地元市長としても大変寂しく感じますが、改めて、これまでの地域貢献に対して、深く感謝を申し上げます。
 今後は、日本製鉄として操業することとなりますし、また、東塚口の工場についても、これからどうなるかはわかりませんが、引き続き、多くの従業員の方が、尼崎で生活をし、また、働ける環境が作られることを期待したいと思います。
 我々も皆さんに「選ばれるまち」となれるよう、引き続き、子育て支援等のソフト事業、街づくりなどのハード事業含めて、しっかりと取組を進めていきたいと思います。

10月2日(水曜日)兵庫県市長会総会

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 本日、県市長会が明石市で開催されました。年末の予算編成に向けて、各市共通の課題を県と国に伝えるための調整の場です。
 私から、戸籍法改正に伴いふりがなが必須となり、そのためにシステム改修や住民への確認手続きが必要になるが、法定受託事務(法律により国の事務を自治体が担うもの)にも関わらず、自治体予算の持ち出しが多くなる可能性が高いことから、国においてきちんと必要な予算を確保すべきであることを述べさせてもらいました。
 その他、高校無償化に関する都道府県格差の問題、部活動の地域移行に係る高校への影響など、様々な観点で意見が出て、大変充実した議論となりました。各市共通の課題は、このような場を通じて、動かしていきたいと思います。

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