事業系一般廃棄物の資源化について

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印刷 ページ番号1006345 更新日 2018年5月15日

紙の資源化にご協力ください

事務用紙や本は紙資源である事を示した図

事業系ごみにおける紙の現状

 尼崎市内の事業所から出る焼却ごみの約14パーセントは「リサイクル可能な紙類」が占めており、資源化が行われていない状況にあります。特に事業活動ではダンボールなどの梱包用紙や、事務書類等の資源化が可能な紙が多量に発生します。

 ごみの減量化と資源の循環利用のため、リサイクルへのご協力をお願いします。

紙の資源化の方法

 紙資源回収業者に依頼し、不要となった紙を引き渡すことにより、資源化を行うことができます。

資源化可能な紙類の一例

 新聞、ダンボール、事務用紙、チラシ、カタログ、雑誌、雑紙類(封筒、はがき、空き箱、紙袋、伝票、メモ用紙、紙製緩衝材、ロール芯など)

 ただし、感熱紙やカーボン紙など、資源化に適さない紙もありますので、受け入れ条件については紙資源回収業者にご確認ください。

機密文書の処理方法

 顧客情報や会計情報が記載されているからといって、紙を廃棄していませんか?

 機密性が求められる文書について、紙資源回収業者によってはセキュリティーが確保できる容器などを用いた専門の処理を手がけています。また、社内でシュレッダーにかけた紙であっても資源物としてリサイクルができる場合もありますので、紙資源回収業者にご相談ください。

紙ごみの減量の取組

 ごみを減らすことは、ごみ処理コストの削減、従業員の意識改革、事業所のイメージアップなどいろいろなメリットがあります。特に事業系ごみの中でも大きなウエイトを占める紙ごみは、少しの工夫ですぐに減量の成果が現れます。

 以下の点に注意して、紙の使用量をできるだけ少なくするよう心がけましょう。

  • コピー用紙の両面使用
  • 不要になった紙の再使用
  • 書類の共有化
  • コンピューター利用によるペーパーレス化
  • 分別の徹底

あまがさきエコクラブの取組みについて

えこあま君ロール(トイレットペーパー)の写真

 2001年に市民・事業者・行政で協働の取り組みを行う『あまがさきごみ減量作戦推進会議(AGG)』からの呼びかけにより、社団法人尼崎青年会議所メンバー約40名を中心に『あまがさきエコクラブ』は設立され、2002年にはNPO法人(特定非営利活動法人)の認証を取得し『NPO法人あまがさきエコクラブ』となりました。

 市内の事業所から排出される事業系古紙の巡回回収を行い、独自ブランドのトイレットペーパー「エコあま君ロール」を作製・販売するリサイクルシステムを構築しています。さらに、機密文書BOXを用いた機密文書の回収にも取り組んでいます。

 また、あまがさきエコクラブのキャラクターである「エコあま君」は、「チャレンジ!あまがさき夢大使」の漫画家、尼子騒兵衛先生によって描かれたキャラクターで、尼崎の環境啓発イベントでも大活躍しています。

 あまがさきエコクラブの詳細については、このページの下のリンク、NPO法人「あまがさきエコクラブ」ホームページをご覧ください。

食品リサイクル法の取組みについて

 平成13年から施行された「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(食品リサイクル法)では、食品関連事業者は食品循環資源の再生利用に努めるよう求めています。

食品関連事業者とは

食品関連事業者
食品関連事業者 主な業者
食品の製造・加工業者 食品メーカーなど
食品の卸売・小売業者 各種食品卸、スーパー、コンビニエンスストア、八百屋、魚屋、百貨店等の食品の小売業など
飲食店及び食事の提供を伴う事業を行う者 食堂、レストラン、ホテル・旅館、結婚式場など

食品廃棄物とは

 食品の製造や調理過程で生じる加工残さで食用にすることができないもの、食品の流通過程や消費段階で生じる売れ残りや食べ残し等が該当します。

食品関連事業者は何をすればよいの?

 食品関連事業者は、食品の購入や調理の方法を改善することによって食品廃棄物の発生抑制に努めると共に、食品廃棄物の再生利用に取り組んでください。

 法律では、再生利用等の実施に関する目標が業種ごとに定められています。

 特に多量に食品廃棄物等を発生させる食品関連事業者(年間発生量100トン以上の者)は、毎年度、食品廃棄物等の発生量や再生利用等の取り組み状況を農林水産省に対して報告する必要があります。

食品廃棄物のリサイクルを依頼する方法は?

 登録再生利用事業者にリサイクルを依頼することができます。

 リサイクルを依頼する事業者を選定する際は、下記外部リンクの「農林水産省ホームページ」の「登録再生利用事業者一覧表」をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

経済環境局 環境部 資源循環課
〒660-0842 兵庫県尼崎市大高洲町8番地
電話番号:06-6409-1341
ファクス番号:06-6409-1277
メールアドレス:ama-gomigen@city.amagasaki.hyogo.jp