学校給食

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印刷 ページ番号1005420 更新日 2023年6月1日

学校給食は、単に昼食を提供するということだけでなく、栄養バランスの取れた豊かな食事を提供することにより、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達や健康の保持増進、体位の向上を図るとともに、日常生活における食事について正しい理解を深め、望ましい食習慣を身につけるなど教育上意義深いものがあります。
また、生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送ることを目指し、望ましい食習慣を身につけ、食事を通じて自らの健康管理ができるようにする力が望まれています。

学校給食の目標

学校給食の目標として、「学校給食法第2条」で、次のように定められています。

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
  4. 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  5. 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
  6. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
  7. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

実施状況

小学校、中学校、夜間中学校、特別支援学校及び定時制高等学校において学校給食を実施しています。
小学校の給食は、市内を4つのブロックに分け、それぞれのブロックで献立を作成(複数献立)し、単独校調理場方式で完全給食を実施しています。
中学校の給食は、市内をA・B、2つのコースに分け2献立制としています。献立の内容は、喫食する日が違いますが、A・Bコースともに同じ給食を食べます。学校給食センターで一括調理し、各中学校に給食を届ける共同調理場方式で完全給食を実施しています。
夜間中学校の給食は、牛乳とパンの捕食給食を実施しています。
特別支援学校の給食は、特別支援学校にふさわしい献立内容により単独校調理場方式で完全給食を実施しています。
定時制高等学校の給食は、米飯中心の献立で個別配食方式による給食を実施しています。

給食実施人数等(令和5年5月1日現在)

校種

 学校数 

 給食実施

 児童・生徒数 

年間給食実施回数

小学校

41

 20,025

183

中学校

17

     9,475 

183

夜間中学校

1

        34

183

特別支援学校

1

        67

183

定時制高等学校

1

      243

130回程度

61

29,844

 


 

小学校、中学校児童生徒の1人1回あたりの学校給食摂取基準と本市の令和4年度平均栄養量

 

児童(8から9歳)の基準値 

児童(8から9歳)の  
令和4年度平均栄養量

生徒(12から14歳)の 
基準値
 

生徒(12から14歳)の 
令和4年度平均栄養量

エネルギー(キロカロリー)

650

646

830

831

たん⽩質(パーセント)

13〜20

16.5

13〜20

16.7

脂質(パーセント)

20〜30

29.6

20〜30

29.0

ナトリウム(⾷塩相当量)(グラム)

2未満

2.3

2.5未満

2.7

カルシウム(ミリグラム)

350

322

450

369

鉄(ミリグラム)

3.0

2.3

4.5

3.5

ビタミンA(マイクログラムレチノール)

200

227

300

305

ビタミンB1(ミリグラム)

0.40

0.39

0.50

0.50

ビタミンB2(ミリグラム)

0.40

0.51

0.60

0.60

ビタミンC(ミリグラム)

25

28

35

35

⾷物繊維(グラム)

4.5以上

5.8

7以上

7.3

(注)令和4年度平均栄養量は、小・中学校の令和4年4月から令和5年3月までの献立表による

 

給食指導

学校給食は教育活動の一環として、学習指導要領では特別活動の中の「学級活動」に位置づけられ、学級担任が栄養教諭・学校栄養職員と連携し、指導しています。
指導内容は楽しく食事をすること、健康によい食事のとり方、給食時の清潔、食事環境の整備などですが、教師と児童生徒が共に食事をすることにより、他の教科では得難い教師と児童生徒、児童生徒相互の温かい人間関係の育成が図られるなど、大きな教育効果があります。
なお、食に関する指導は「給食の時間」での指導だけでなく、特別活動の学級活動や学校行事をはじめ学校の教育活動全体で行われることが必要です。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 学校教育部 学校給食課
〒661-0024 兵庫県尼崎市三反田町1丁目1番1号 教育・障害福祉センター3階
電話番号:06-4950-5675
ファクス番号:06-4950-5658
メールアドレス:ama-gakkokyushoku@city.amagasaki.hyogo.jp