尼崎市文化財保存活用地域計画
印刷 ページ番号1038000 更新日 2024年11月22日
尼崎市文化財保存活用地域計画
尼崎市文化財保存活用地域計画作成について
文化財保存活用地域計画とは、文化財の保存・活用に関して取り組んでいく目標や取組の具体的な内容を記載したもので、文化財保護法の改正(平成31年4月1日施行)により作成が位置づけられました。
文化財保存活用地域計画において、文化財の保存・活用に関して当市が目指す将来的なビジョンや具体的な事業等の実施計画を定めることにより、継続性・一貫性のある文化財の保存・活用が促進されます。また、当市における文化財行政の取組の方向性を計画として対外的に明示することとなり、作成した文化財保存活用地域計画を広く周知し、地域住民の理解・協力を得ることにより、地域社会総がかりで文化財の保存・活用を図っていくことにつながります。
尼崎市文化財保存活用地域計画とは
尼崎市は、2000年を超える長い歴史を有し、中世には港町、近世には城下町として栄え、明治以降は産業都市として発展し、市域には指定等文化財132件(令和6年3月31日時点)をはじめとして数多くの文化財が受け継がれています。
令和2年(2020)10月に尼崎市立歴史博物館が開館したことにより効果的に尼崎市の文化財を保存・活用していく基盤が整えられました。この歴史博物館は、「尼崎の歴史文化に学び、未来に向けて新たな活動が生まれる拠点」を理念とし、「市民と共にあゆむ博物館」となることを目指しています。また、地域においても市民による様々な活動が活発に取り組まれており、個性ある地域づくりが展開されています。
一方で、人口減少・少子高齢化の進行やデジタル化の進展、産業構造・労働環境の変化、コミュニティ形態の多様化、災害の頻発化、新型コロナウイルス感染症の流行を受けた生活様式の変化等、文化財を取り巻く社会状況も大きく変化しています。このように時代背景が変化しようとも、それに左右されず継続して文化財を適切に守り、将来へ着実に継承することが求められています。
また、本市特有の課題として、ファミリー世帯の転出超過の解消や、まちのイメージ向上等があります。文化財は、尼崎市の魅力あるまちづくりや地域への愛着醸成に寄与し、前述の課題を解決する鍵となるものであり、今後より一層の保存・活用が求められています。
こうした背景を受けて、市内に広がる多種多様な文化財を適切に把握し、長期的な視点に基づき市民と共に計画的に保存・活用していくことを目的として「尼崎市文化財保存活用地域計画」を作成します。
尼崎市文化財保存活用地域計画協議会
尼崎市文化財保存活用地域計画協議会は、尼崎市文化財保存活用地域計画の作成及び変更に関する協議並びに文化庁長官によって認定された地域計画の実施に係る連絡調整を行います。
尼崎市文化財保存活用地域計画協議会委員
文化財保護法 189 条の3 第2項の区分
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団体名等 |
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第1号
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尼崎市 |
尼崎市総合政策局 政策部長 |
尼崎市総合政策局 文化・人権担当部長 | ||
尼崎市経済観光局 経済部長 | ||
第2号 |
兵庫県 |
兵庫県教育委員会事務局 文化財課長 |
第4号 |
文化財所有者 |
法華宗 大本山 本興寺 貫首 |
学識経験者 |
尼崎市歴史博物館専門委員 | |
尼崎市文化財保護審議会 委員長 | ||
尼崎市文化財保護審議会 副委員長 | ||
商工関係団体 |
尼崎市商工会議所 専務理事 | |
観光関係団体 |
一般社団法人あまがさき観光局 専務理事 | |
その他教育委員会が 必要と認める者 |
尼崎市小学校社会科教育研究会 会長 |
過去の協議会について
平成5年度に2回の尼崎市文化財保存活用地域計画協議会を開催しました。
- 第1回尼崎市文化財保存活用地域計画協議会は令和5年10月13日に開催しました。
- 第2回尼崎市文化財保存活用地域計画協議会は令和6年2月7日に開催しました。
- 第3回尼崎市文化財保存活用地域計画協議会は令和6年7月31日に開催しました。
文化財に関するアンケート調査
あなたのご意見をお聞かせください
本市では、歴史文化を活かしたまちづくりを進めていくにあたって、尼崎市文化財保存活用地域計画を策定中です。皆さまのご意見を参考にさせていただきたいので、尼崎市の歴史文化についてご意見をお聞かせください。
アンケート調査にご協力をいただいた方には、先着2,500名様にあま咲きコインを10ポイントプレゼントいたします。
(注意)あま咲きコインログインIDが必要
アンケートについては、2,500名を超えて回答可能ですが、上記のとおり、ポイントの付与については先着2,500名になっております。
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 社会教育部 歴史博物館
〒660-0825 兵庫県尼崎市南城内10番地の2
電話番号:
06-6482-5246(企画担当・史料担当)
06-6489-9801(文化財担当)
06-4868-0362(埋蔵文化財専用)
ファクス番号:06-6489-9800
メールアドレス:
ama-rekihakubunka@city.amagasaki.hyogo.jp(文化財担当)
ama-chiiki-shiryokan@city.amagasaki.hyogo.jp(史料担当)