旧尼崎市立高等女学校(きゅうあまがさきしりつこうとうじょがっこう)

登録されることが決まりました

令和5年11月、旧尼崎市立高等女学校校舎・校門（南城内）と西正寺本堂（上坂部3丁目）が、国の登録有形文化財に登録されることが決まりました。

この2カ所・3件の登録により、市内に所在する国の登録有形文化財は14カ所・57件になります。

尼崎の登録文化財

旧尼崎市立高等女学校校舎（現、尼崎市立歴史博物館・成良中学校琴城分校）

員数　　1棟

所在地　南城内10番地の2

年代　　昭和13年(1938)年

構造　　鉄筋コンクリート造　3階建

　昭和13（1938）年に建設された旧校舎は、鉄筋コンクリート造りの3階建てで、中庭を囲む「ロ」の字型の平面と玄関回りの意匠が特徴的です。高等女学校の後は市立尼崎高等学校、城内中学校などを経て、令和2（2020）年から歴史博物館と成良中学校琴城分校として使用しており、城内地区のシンボル的存在です。

旧尼崎市立高等女学校校門

員数　　1基

所在地　南城内10番地の2

年代　　昭和2（1927）年

構造　　鉄筋コンクリート造

 

　昭和2年（1927）に築造された旧校門は鉄筋コンクリート造で間口は4m、親柱を2本立て、その東西に脇柱が立ちます。石垣を思わせるような重厚な石貼りとなっています。