上原家住宅(うえはらけじゅうたく)

尼崎の登録文化財

上原家住宅

員数　　6棟

所在地　長洲本通3丁目

年代　　江戸時代から明治時代

構造　　木造平屋建

　　　　切妻造　他

　上原家住宅は、JR尼崎駅南側の旧中長洲に位置し、屋敷の西の道を隔てて長洲天満神社があります。上原家は古くから中長洲の庄屋を務めた旧家で、周辺地域の市街化が進む中、もと庄屋の屋敷構えをよく留め、主屋、離れ、納屋、米蔵、南蔵、門の6棟が登録されました。

　主屋は木造平入平屋建て、切妻造桟瓦葺で、江戸時代末期に建築されたものです。この地方の伝統的な民家形式で、外壁は漆喰を塗り込めるなど重厚で風格ある構えです。

　なお、上原家住宅は個人住宅のため、一般公開は行っていませんのでご了承ください。

登録建物の構造及び形式、並びに大きさ

番号	名称	構造、形式及び大きさ	年代
1	上原家住宅 主屋	木造平屋建、切妻造、桟瓦葺 建築面積138.27平方メートル	江戸時代末期
2	上原家住宅 離れ	木造平屋建、切妻造、本瓦葺 建築面積19.53平方メートル	明治時代前期
3	上原家住宅 納屋	木造2階建、切妻造、桟瓦葺 建築面積60.67平方メートル	明治時代前期
4	上原家住宅 米蔵	土蔵造2階建、切妻造、本瓦葺 建築面積20.48平方メートル	江戸時代後期
5	上原家住宅 南蔵	土蔵造平屋建、切妻造、本瓦葺 建築面積60.16平方メートル	明治時代前期
6	上原家住宅 門	木造2階建、切妻造、本瓦葺 建築面積21.12平方メートル	明治時代前期