青年海外協力隊からのお便り(平成25年度)
印刷 ページ番号1005339 更新日 2018年2月23日
ザンジバル(タンザニア)からのお便り 松田光広(まつだみつひろ)さん(写真家)

(平成27年6月のお便り)
写真展開催!
活動における写真講座の一環として、第2回写真展(第1回は2014年6月に実施)が、5月30日〜6月8日の間にザンジバルで開催されました。第1回写真展からの撮影技術や表現力向上を図る意味でも重要な展示になりましたが、実力の底上げに大変効果的であったと思います。
今回の展示は、いい作品が並び実力も拮抗しており、見応えのある写真展になりました。特に当初カメラも持ったことがなかった生徒の写真が、今年の展示ではどの写真がプロで、どの写真が初心者かはおそらくわからないくらいになっていました。彼等と一緒に頑張ってこれてよかったと思った瞬間でした。
2年前、私がこの地に来た頃は、初心者でカメラも持ったことが無かった生徒が、今現場でカメラを持って撮影を始めており、彼等の成長を嬉しいと実感しています。いつか生徒達の素敵なアフリカの1シーンを尼崎で写真展として行えたらなんて思いながら帰国の途につきます、少しザンジバルの地が名残り惜しいですが。ありがとうございました!



(平成27年3月のお便り)
ザンジバル報道局写真課という政府系の新聞を作っている部局で写真家やジャーナリスト達に撮影技術やデジタルフォトグラフィーの指導をしています。
ここでは写真を仕事にしている者はまだまだ少ないので、技術的、知識的なことはもちろん「自分らしい写真」「写真表現とは」といった写真家にとって必要不可欠な要素も両立して仕事に活かしていけるように指導を心がけながら日々活動をしています。
ザンジバルの気候はまだまだ暑く、厳しいですが残り少なくなった派遣期間も有意義になるよう頑張ります!

(平成26年7月のお便り)
任地のザンジバル、ウングジャ島は淡路島ほどの大きさで北や南に大変綺麗なビーチがあります。
ザンジバルは、日本ではあまり馴染みがないですが、ヨーロッパからの観光客が多いリゾートアイランドです。旧市街はストーンタウンと呼ばれ、ユネスコの世界遺産にも指定されています。
ザンジバルの人々は元来本土と別々の国だったことや、イスラム教徒の割合が98パーセントにものぼるため(タンザニア本土は30パーセントほど)独立意識が強くタンザニア人と呼ばれるより、ザンジバル人と呼ばれる事を好みます。

関連情報
このページに関するお問い合わせ
秘書室 政策秘書担当
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁南館2階
電話番号:06-6489-6474
ファクス番号:06-6489-6009