JICAボランティアからのお便り(平成28年度4次隊)

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印刷 ページ番号1005342 更新日 2018年2月23日

平成28年度4次隊 タンザニアからのお便り 岩崎 広貴(いわさき ひろき)さん(野球)

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岩崎さん(タンザニア野球連盟会長とともに)

(平成29年12月のお便り)

 11月25、26日に開催されたレディスファーストというタンザニア女性アスリート達だけの陸上競技全国大会の時に、デモンストレーションとして女子ソフトボール選手達にノックをしているところです。女性の地位向上を目的とした初めての試みだそうです。今後、毎年開催される予定です。
 タンザニア甲子園(今年は第5回大会12月1~3日)の模様で、タンザニア各地のSecondary(日本における高校)schoolの選手達の全国大会です。去年のゲームを観戦した人達は、一様に技術レベルのアップを称賛して下さいました。遠征費用が捻出出来ずに不参加のチームも含めて、タンザニア各地で去年の倍ぐらいのチーム数になりました。(特に女子野球チームも2、3チーム誕生)タンザニア各地を巡回指導、普及活動の成果が表れてきているように思われます。(自画自賛かも)
 アンダー23東アフリカ大会(タンザニア・ケニア・ウガンダの3チーム出場でタンザニアは5年ぶりの出場らしいです。12月7、8日)で1敗1分と、自分自身ナショナルチーム監督として初国際大会なのですが、ほろ苦いデビューでした。ただ、相手は20歳以上の日本でいうところの社会人野球の選手達中心に対し、タンザニアは17、18歳のSecondary選手中心のチームで、良く戦ったなと選手をほめてやりたい気持ちです。特にウガンダは全アフリカ2位チーム(1位は南アフリカ)で、パワフルな野球なのですが、実際大戦してみてウイークポイントも多い事が解り、今後の練習次第で勝つ可能性もありで、来年の大会が楽しみです。

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(平成29年9月のお便り)
1回目のタンザニア各地(ムワンザ・ムベヤ・キリマンジャロ・ソンゲア・ドドマ・ザンジバルの6都市)の野球巡回指導は終わりました。写真は野球セミナー風景です。ピッチング写真はナショナルチーム候補選手のエースです。日本の大学野球でも、少し鍛えれば充分通用するピッチャーです。私は、タンザニアナショナルチームの監督なんですが、初心者から、地域の学校の先生への指導・野球普及活動・ナショナルチーム候補選手の選抜と色々な活動を行ってきました。大半の選手の技術の未熟さ・野球用具の不足・グラウンド条件の悪さ・防球ネット皆無など悪条件をあげていけばたくさんあるのですが、それにも関わらず、生き生きと一生懸命プレイする選手達には感動させられます。9月末から2回目の巡回指導が始まります。
12月にはタンザニア甲子園という高校生の大会・アンダー23歳東アフリカ大会と開催されるのですが、何とか国際大会に通用する実力を身につけれるように、がんばってサポートして行きたいと思います。

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(平成29年6月のお便り)

 いよいよ、タンザニア各地の野球巡回指導が始まりました。最初に行ったのは、ビクトリア湖に面してるMwanza(ムワンザ)という都市です。

 数人並んでいる写真はムワンザの野球協会の人達です。左端の女性がムワンザのSekondary School(日本の高校)の体育教師で、ムワンザの14歳から23歳までの選手たちを指導しているコーチです。投げる・打つ・守る・何でもこなすスーパーウーマンです。ノックもうまいし、野球理論もしっかりしてるし、指導が上手です。

 隣国のウガンダ(アフリカ野球No.2国)で野球を学んだらしいです。怒鳴り散らすわけでなく、先頭に立って、ハツラツと指導している姿には感銘を受けました。ほめ方、しかり方を心得ておられる、まさに名コーチです。なにより、生徒達・選手達が可愛いという気持ちが、にじみでているんです。だから、選手達も生き生きとプレーしています。

 こちらが勉強させられました。日本で野球を学びたいそうです。

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ムワンザ野球協会の人々
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ムワンザの野球チーム

(平成29年5月のお便り)

いよいよ6月あたりからタンザニア全土を巡回して、コーチの指導、ナショナルチームの選手のピックアップ、チーム作り、などに入ります。東京オリンピック、道は遠いですが、これからチームを作っていく楽しさがありますね。66歳でこのワクワク感を与えてくれるタンザニアとJICAに感謝です。

「こんなところに日本人」タンザニア野球版です。

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高校生と大学生の合同練習風景
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能力の高い選手がいます

(平成29年4月のお便り)

Azaria Secondary Schoolという学校のグラウンドで、私の歓迎として、「岩崎広貴杯」をGIANT対Tigers の試合で開催していただきました。タンザニアの代表的都市ダル・エス・サラーム内にある、日本でいうところの高校です。(14歳から17歳まで)

高校野球のレベルから考えると、決して高いとは言えないですけれど、のびのびと楽しそうに野球をやっているので、ほほえましかったです。私自身はナショナルチームの指導をするので、直接高校野球を指導するわけではないのですが、身体能力の高そうな選手も数人いましたので楽しみではあります。

「夢は東京オリンピック」ということで頑張ります。

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高校野球チーム

5月からいよいよ野球技術指導と組織強化のためタンザニア各地を巡回します。

ワクワクしています。

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