ライフステージに応じた食育
印刷 ページ番号1003047 更新日 2024年4月1日
「食べる」ことは「生きる」こと。
食べることは、生きるために必要です。食育は妊娠期から始まっており、乳幼児期・学童期・思春期・青壮年期・高齢期と1日3回、1年で1000回、毎日口にする食べ物が私たちの体を作り、成長させ、活動源となり、病気に抵抗する力を生み出します。人生100年時代を生きるためにも、身体の土台づくりである“20歳までの食生活”は特に大切です。
また、食は”体”だけでなく、“心や知能”を形成します。だれかのために食事を作り、共に味わうという日々の繰り返しの中で、絆が生まれ、心の安定が生まれます。人としてのマナーや文化を身につけ、感謝の心を育むことも食の大切な役割です。
第4次地域いきいき健康プランあまがさき 【分野3 栄養・食生活、食育】
「健康にいきいきと暮らせるまち あまがさき」を基本理念とし、健康寿命の延伸を目標に揚げ、「健康的な食生活の実践」「持続可能な食を支える食環境づくり」を柱とし、食べる力を育む食育を推進していきます。
食育で育てたい「食べる力」とは? (農林水産省HPより)
- 心と身体の健康を維持できる
- 食事の重要性や楽しさを理解する
- 食べ物の選択や食事づくりができる
- 一緒に食べたい人がいる(社会性)
- 日本の食文化を理解し伝えることができる
- 食べ物やつくる人への感謝の心
ライフステージに応じた食育のポイントと情報
妊娠期
赤ちゃんがおなかの中で成長する大切な時期です。お母さんの健康を保つためにも、妊娠をきっかけに、お母さん、パートナーの食生活を見直し、バランスのとれた食生活に取り組みましょう。
栄養・育児に関するマタニティセミナーを実施している他、マタニティセミナーの内容紹介や簡単にできるレシピ(クックパッド)も発信しています。
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次世代期(乳幼児期)
乳幼児期は食べられる食材が増え、身体や噛む力も発達していきます。また、食に関心を持ち、食事の楽しみが広がる時期でもあります。朝・昼・夕+おやつの4回の食事で規則正しい生活リズムを作るとともに、子どもの興味・関心に合わせて”五感(味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚)”を使った食体験を重ねていきましょう。
乳児期は離乳食講習会、幼児期は幼児食講座を実施しています。講座の中でお話する食事のポイントは「地域版・アマメシ」にも載せておりますので、ご覧ください。また、親子で一緒に作れる親子クッキングレシピ(クックパッド)も紹介しています。
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次世代期(学童期・思春期)
第2次成長期にあたる学童期・思春期は、心身が発達し、健康の保持増進のために日常生活の中で食事について正しい理解を深め、望ましい食習慣を身につけることが大切です。学校給食を見本とし、家庭での料理作りやお手伝い等にて食の経験を広げるとともに、食生活の自立に向けて、正しい食事の選択や判断ができるようにしましょう。
お家でできるクッキング動画や、イベント情報を紹介しています。
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青壮年期
社会で働く中、外食や中食する機会も増えるため、自分自身で食の自己決定をする必要があります。食習慣の乱れ、肥満や高血圧などの生活習慣病を招きやすく、若い女性はやせ志向が増加する時期(世代)です。健康的にいきいきと暮らしていくために、正しい食の情報を入手し、適切な食生活を実践することが大切です。朝・昼・夕の食事は、手作りだけにこだわらずバランスの整った食事を心がけ、自分の体や生活に合わせた食を選択する力を身につけましょう。
イベント情報や簡単にできるレシピを紹介しています。
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高齢期
加齢に伴い、心身に変化が生じる時期です。健康でいきいきと生活するために、規則正しい食生活の維持が大切です。低栄養を予防し、健康の維持に努めるとともに、家族や友人、地域とつながり、食に関する豊富な知識や経験を伝えていきましょう。
低栄養予防の講座の情報やレシピを紹介しています。
関連情報
- 講座情報(おいしく食べよう健口教室)
- 高齢期の食事のポイント(地域版・アマメシ)
- 高齢期のレシピ(クックパッド)(外部リンク)
- 一工夫調理法&レシピの紹介(提供:在宅栄養士会) (PDF 679.7KB)
食の関連リンク先
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このページに関するお問い合わせ
保健局 保健部 健康増進課(尼崎市保健所健康増進課)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:06-4869-3033
ファクス番号:06-4869-3049