1.尼崎市立クリーンセンター太陽光発電所の概要
印刷 ページ番号1003806 更新日 2024年8月23日
尼崎市では、市民や事業者の皆様が、太陽光発電設備を設置しようとする際のモデルとなり、設置の不安や疑問を解消することを目的として、尼崎市立クリーンセンター第1工場及び第2工場に太陽光発電設備を設置しました。
仕様
クリーンセンター第1工場
太陽光パネル:ソーラーフロンティア製CIS系太陽電池
パネル枚数:294枚
最大出力:48.51キロワット
※第1工場の太陽光発電設備は、令和7年度に施設解体予定のため、現在停止中。
クリーンセンター第2工場
太陽光パネル:ソーラーフロンティア製CIS系太陽電池
パネル枚数:93枚
最大出力:15.345キロワット
(注)CIS系太陽電池とは、主な成分の3元素である銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)の頭文字です。従来のシリコン系太陽電池に比べて、(1)影に強い(2)幅広い光の波長を吸収(3)優れた耐久性などの特徴を持ち、より多く発電できます。
費用財源
クリーンセンター第1工場及び第2工場の太陽光発電設備の設置費用約2,700万円の財源は、尼崎市環境基金です。
尼崎市環境基金とは、市民や事業者の皆様からの寄付金を積み立てて、尼崎市における環境保全活動を推進するために役立てようとするものです。
災害時の非常用電源
災害時には自立分散型電源として地域開放することができます。停電時でも、昼間であれば第1工場で1.5キロワットのコンセントが9口、第2工場で1.5キロワットのコンセントが3口ありますので、電化製品を使うことができます。
尼崎市では、こうした自立分散型・再生可能エネルギーの導入を促進し、災害に強いまちづくりを行っています。
地球温暖化対策
年間の想定発電量は約67,752キロワット時(第1工場:約50,912キロワット時、第2工場:約16,840キロワット時)です。
一般家庭の年間電力消費量に換算すると、約20軒分(第1工場:約15軒分、第2工場:約5軒分)に相当します。
また、二酸化炭素削減量は約34.9トン(第1工場:約26.2トン、第2工場:約8.7トン)で、これは杉の木約2,493本が吸収する二酸化炭素量に相当します。
(注1)一般的な家庭の年間電力消費量を約3,400キロワット時で算定
(注2)関西電力株式会社の平成24年度電力排出係数1キロワット時あたり0.514キログラムで算定
(注3)杉の木1本が年間に吸収する二酸化炭素量は約14キログラムで算定
売電収入
この太陽光発電設備で発電する電力は、全て電力会社へ売られています。電気を売って得たお金は環境基金へ積み立てられ、市内の環境保全に役立てます。
(注)平成25年度の単価1キロワット時あたり36円+消費税で20年間売電可能
このページに関するお問い合わせ
経済環境局 環境部 環境創造課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館9階
電話番号:06-6489-6301
ファクス番号:06-6489-6300
メールアドレス:ama-kankyo-sozo@city.amagasaki.hyogo.jp