小型充電式電池・ボタン電池
印刷 ページ番号1003627 更新日 2025年5月8日
ご注意ください!
ごみに混ざって捨てられた小型充電式電池(リチウムイオン電池、モバイルバッテリー等)や中身が残ったまま捨てられたスプレー缶などが収集時や処理施設において発火し、火災事故となる事例が全国的に発生しています。尼崎市においても、ごみに混ざって捨てられたリチウムイオン電池が原因とみられる収集車両の火災事故や、紙資源に挟まれていたリチウムイオン電池がリサイクル施設で発火した事例があります。
先日、他市のごみ処理施設において、ごみに混ざって捨てられたリチウムイオン電池やスプレー缶などの発火物が原因とみられる火災が発生し、施設の復旧に相当の時間を要することから、ごみの収集や受入れが一時停止となりました。ごみの収集が停止すると、皆さまのご自宅でごみの一時的な保管をお願いする場合がございます。
小型充電式電池を捨てる際は、以下の点をよくご確認ください。
電池の種類と処分方法について
電池の種類には、使いきりの乾電池や充電により繰り返し使用できる小型充電式電池などがあり、それぞれ処分方法が異なります。
燃やすごみ | 電器店などの回収箱へ | 電器店などの回収箱か販売店へ | |
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電池の種類 |
乾電池
|
ボタン電池
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小型充電式電池
|
用途 | ラジカセ、懐中電灯、リモコン類など | 腕時計、補聴器、防犯ブザーなど | モバイルバッテリー、スマートフォン、デジタルカメラ、電動アシスト自転車、コードレス電話(子機)、ゲーム機、電気シェーバー、電子タバコ、ハンディファン、空調機能付き服など |
小型充電式電池の処分方法
小型充電式電池は、破損・変形により発熱・発火する恐れがあります。火災事故防止のため、絶対に「燃やすごみ」や「金属製小型ごみ」に出さないでください。
(1)市の回収ボックスに持ち込む
小型充電式電池は、本庁舎及び生涯学習プラザに設置してある回収ボックスに入れてください。
必ず、電池の電極部分にテープを貼って絶縁し、設置している金属缶の中に入れ、蓋をしめてください。
(2)リサイクル協力店の回収ボックスに持ち込む
小型充電式電池にはニッケル、コバルト、カドミウムなど貴重な資源が含まれており、資源有効利用促進法が施行された平成13年4月から、メーカーなどによるリサイクルが行われています。
リサイクルマークが記載されており、膨張していないものは、リサイクル協力店に設置されている回収ボックスに持ち込むこともできます。回収対象外品の投入回避や安全面への配慮から、回収ボックスが店舗の目につく場所にない場合があります。その場合は、お手数ですが協力店のスタッフへお声掛けをお願いします。
小型充電式電池のリサイクルの内容や回収ボックス設置協力店については、小型充電式電池メーカーや電池使用機器製造メーカーなどで設立された「一般社団法人JBRC」のホームページをご確認ください。一部回収の対象外となる電池もあるため、事前に協力店へお電話でご確認ください。
回収ボックスに入れた電池は、「一般社団法人JBRC」が回収し、電池の種類によって次のようなものにリサイクルしています。
- ニカド電池→ニカド電池やステンレス製品の材料
- ニッケル水素電池→ステンレス鋼の材料
- リチウムイオン電池→コバルト、鉄、銅
(3)小型充電式電池を取り外せない製品の処分方法
小型充電式電池を取り外せない製品は、無理に分解せず、家庭ごみ案内センター(電話番号06-6374-9999/ファクス06-6409-1193)に収集を申し込んでください。
ボタン電池の処分方法
(1)市の回収イベントに持ち込む
ボタン電池や中身を出し切れないスプレー缶などの捨て方に困っているごみについて、各生涯学習プラザ及び本庁舎において、回収キャンペーンを実施します。
(2)店舗の回収缶に持ち込む
使用済みのボタン電池は電器店、メガネ店、補聴器店などのボタン電池回収缶に持ち込むこともできます。
ただし、リチウムコイン電池(型式記号CR及びBR)などのボタン電池回収缶に入らない電池は、回収の対象外です。市の「燃やすごみ」の収集日に尼崎市指定袋に入れて出してください。
回収対象となるボタン電池の種類(3種類)
- 酸化銀電池(型式記号SR)
- 空気電池(型式記号PR)
- アルカリボタン電池(型式記号LR)
ボタン電池のリサイクルの内容や回収缶設置協力店については、一般社団法人電池工業会のホームページをご確認ください。
乾電池の処分方法
乾電池は市の「燃やすごみ」の収集日に尼崎市指定袋に入れて出してください。