園田地域振興センターブログ『そのだなのだ。』バックナンバー(令和3年1月~3月)

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印刷 ページ番号1027052 更新日 2021年11月30日

そのだくん
「そのだくん」

こんにちは!園田東生涯学習プラザ 園田地域振興センターです。
尼崎市の北東部に位置し、田能遺跡や尼崎農業公園など自然豊かな園田での地域課職員の日常や、園田で活躍する人などを「そのだくん」がご紹介します。

過去の記事も以下のリンクからご覧頂けます。
ぜひチェックしてみてください!

令和3年3月22日(月曜日)   その他

丸橋公園の風景と園田南小学校卒業式の見送り場面

 暖かな日々の中、春が訪れたのだ。

 奈良東大寺のお水取りが終わると本格的に春を迎えると言われていますが、まさに草木萌ゆる春となりました。丸橋公園では、例年より約一週間早く、桜の花が五分咲きとなっています。雪やなぎも満開です。砂場で遊ぶ幼子の笑顔に心も踊ります。小学校では、卒業式が行われていました。旅立つ皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 緊急事態宣言は解除されましたが、あと一息のがんばりです。青葉が茂る頃には、街の中もさらに活気が戻っていることでしょう。

令和3年3月6日(土曜日) 芸術・文化

ミニコンサート付き講演会の様子

夢に向かうのは素晴らしいのだ、牛(ぎゅう)ちゃんなのだ ^^

2019年ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門で優勝され、尼崎市文化未来奨励賞を受賞された、園和北小学校卒業生の高木日向子さんをお招きし、「あなたに届けるエール ~夢に向かって~」と題してご講演していただきました (*^^*)
(緊急事態宣言は解除されたものの、コロナの感染拡大防止のため、万全の対策での開催となりました。)

なんと、高木日向子さんの夢は作曲家ではなかったそうな!
「夢はたくさんあっていい!」
「夢にかっこいい理由はなくていい!」
と、幼少時代からの多くの夢を語っていただきました。

これから夢を考え、夢を持ち、夢に向かって進む児童・生徒を対象にした講演会は、ピアノ演奏と歌のミニコンサートもあり、参加者からは、「夢に向かって努力しようと思った!」、「とても貴重なお話でした。」、「子どもに夢を沢山持ってもらいたいと思いました。」との感想をいただきました。

高木日向子さんの今後の活躍にも目が離せません。
令和3年度は、ワークショップなども開催されますので、皆さんも是非ご参加ください。

令和3年2月24日(水曜日)   子育て

キャリア教育支援事業の授業に励む子どもたち

 今年度最後の「キャリア教育支援事業」を実施したのだ。

 先日のブログでもお知らせしましたが、2月24日(水曜日)は、今年度最後のキャリア教育支援事業が尼崎市立園田東小学校にて実施されました。思い返せば、ちょうど1年前に同小学校で実施した1週間後、コロナ禍による緊急事態宣言が発令されました。あれから1年、未だにコロナ禍が収束されていない現状には歯がゆさがありますが、何とか園田地区小中学校の8校で実施できたことは喜びに堪えません。このような現状の中で、学習の場を整えていただいた学校職員の皆様、子どもたちに明日の夢と希望を与えていただきました講師の皆様に心からお礼申し上げます。

 今年度「キャリア教育支援事業」で学習に取り組んだ計1001人の児童生徒の皆さんには、日々の学習が心に残る1年だったことでしょう。約10年後には、ほとんどの児童生徒の皆さんも社会人として大人社会の仲間入りをします。地域の中で活躍する子、新しい場所で活躍する子、ひとり一人の道は違いますが、必ずこの学習で出会った子どもたちの中から、将来、講師の方々と再会する子たちがいると信じています。

令和3年2月18日(木曜日)   子育て

キャリア教育学習会の授業を受ける園田地区3校の小学生児童たち

 新年を迎えて1カ月半、園田地区の子どもたちは元気いっぱい、今日も学習に運動に励んでいるのだ。

 コロナ禍による2度目の緊急事態宣言が発出中ですが、尼崎市の児童生徒の皆さんはもちろん、園田地区の児童生徒の皆さんも、学習に運動に励んでいます。この1月、2月も園田地区3つの小学校を訪問しましたが、児童の皆さんの活力ある学校生活を目の当たりにしました。校舎の至る場所の消毒、朝の検温や児童生徒の健康観察、児童生徒たちへの心のケアと、医療関係者の皆さんだけではなく、学校関係者の職員の皆さんもコロナ禍の最前線で活躍されている姿には頭が下がる思いです。子どもたちに活気が見られると地域にも活力が生まれます。春の訪れを待つように、子どもたちの「輝く光」を温かく見守りたいものですね。

 さて、訪問した3つの小学校では、今年で6年目となる「キャリア教育支援事業」が実施されました。講師は、園田地区にある事業所や園田地区にゆかりのある方ばかりです。このような状況の中、中止も覚悟していましたが、講師の皆さんは、まったく動じることなく子どもたちに「夢や希望」を膨らませていただきました。改めて講師の皆様に心からお礼申し上げます。いよいよ、月末には今年度最後の1校を残すのみとなりました。コロナ禍の早期収束に祈りを込め、有終の美を飾りたいと思います。

 

令和3年2月14日(日曜日)  防災

自主防災訓練活動を行っている食満地区の皆様

  食満地区の自主防災訓練に参加したのだ。梅ちゃんなのだ。

 令和3年2月14日(日曜日)、食満地区において、毎年恒例の自主防災訓練が実施されました。好天に恵まれた今年の訓練は、約70人が集まる盛況ぶりでした。訓練では、1.消火器による火災の消火訓練2.プライバシーを配慮したプライバシーテントの組み立て方、体験3.煙体験4.即席たんか作り体験、など行いました。前日の福島県沖地震を目の当たりにした直後の防災訓練だったこともあり、より具体的で身近なものとなりました。また、この日は、尼崎市北消防署園田分署、尼崎市災害対策課、尼崎市消防団園田第5分団の皆様にご協力をいただき、より充実した訓練となりました。ご協力をいただきました皆様に心よりお礼申し上げます。

 起きてはいけない、起こしてはいけない災害ですが、残念ながら自然災害に関しては防ぎようがありません。だから、いつ、どこで、何が起こってもすぐに行動に移せることが大事です。そのことを改めて心に留める一日でした。

2月5日(金曜日)

思い出ツリーと実行委員会の様子

ありがとう!さよなら園田地区会館実行委員会を開催したのだ、中島なのだ^^

4月1日に園田東生涯学習プラザ(旧園田地区会館)と園田庁舎が尼崎東高跡地に移転します。3月27日に園田地区会館の最後を飾る「ありがとう!さよなら園田地区会館」というさよならイベントを、市民企画委員と指定管理業者である中高年事業と協働で開催します。

12月、1月と会議を重ね、今回で3回目の会議でした。イベントのワークショップの内容は固まり、当日に向け最後の調整となりました。皆さんから意見を出し合い、園田地区会館にゆかりのある方によるワークショップを行うこととなりました。当日は、素描部として活動されていた講師の方による「窓をキャンバスにありがとうの絵を描こう!」、「さよならライブパフォーマンス」では活動グループの講師の方によるパフォーマンスが行われます。他にもリサイクルバザー、思い出トレカづくりなど心に残るイベントとなること間違いなしです。コロナ対策も万全です。

ブログ読者のみなさまの中で、園田東生涯学習プラザに入って右手の壁に木の絵が描かれたことにお気づきの方はいらっしゃるでしょうか。「ありがとう!さよなら園田地区会館」に向けて、園田東生涯学習プラザでの思い出を共有しようとみんなの思い出ツリーを開催しています。花びらのメッセージカードを書いて、この木に花をたくさん咲かせていきたいと思っています。花びらのメッセージをどんどん募集していますので、園田東生涯学習プラザにお立ち寄りの際は、メッセージを書いてください。メッセージでみなさまの思い出をぜひ教えてください!イベント当日には満開の花が咲く木になりますように!!

1月18日(月曜日)福祉

講座の様子

人権推進講座「いくしあ知っていますか?~見て、聞いて、話して、考える~」を開催したのだ、中島なのだ^^

今回は、ひと咲きプラザまでお出かけして実施しました。緊急事態宣言下での開催となり、参加者は少なかったですが、少ないからこそできることをと思い、参加者のみなさんによる自己紹介からはじめたところ、和やかなムードで意見交換ができ、質問や感想なども共有できました。全員が発言できたことがとてもよかったです。

緊急事態宣言で行きたがったが行けなかったと意見もいただいていますので来年度の開催も検討しています。開催するときは、市報やHPなどでアナウンスしますので、ぜひチェックしてください!

令和3年1月21日(木曜日) 課内研修

読書会の様子

園田地域課 課内研修会、第6回読書会を実施したのだ!


前回に引き続き、月刊公民館の2019年5月号の第9章を参加者で読み込んできた上で、気になったことや分からなかったことを、その場で共有する形で進めました。

園田地域課2名(+耳だけ参加1名)と、今回もアドバイザーに
元飯田市職員で現長野県生涯学習センターの木下氏にzoomでご参加頂きました。
前回同様、1.発言者2.質問者3.板書係を順繰りに回しながら、木下さんには議論に対して感想を頂いたり先進事例をご紹介してもらったりしました。


今回は
1.公民館の歴史(初期の年表など)
2.戦前の社会教育の歴史
3.公民館設置推進の立案者 寺中作雄について
という内容でした。
今回は自分たちの業務に照らすというより、歴史を学ぶというような形になりました。


公民館は、実は日本独自の施設です。
戦前の学校教育や社会教育は強化活動的に一部の支配者の考えに大きく影響される危険がある形になっており、1945年の終戦後、その反省を踏まえ、学校に通う子どもたちだけではなく、大人たちも主権者として自分たちの考えを持って行動できるよう、文化教養を学ぶために設置された背景があります。

その設置推進の立案をしたのが寺中作雄という当時の文部局社会教育局公民教育課長で、公民館の生みの親と呼ばれる人です。
因みに神戸市の出身だそうです。
1946年に文部省から公民館の設置を奨励する通牒が出され、同年には「公民館の建設」の中で公民館のコンセプト寺中作雄が著し、全国的に公民館の設置が拡がりました。


アドバイザーの木下さんから、「確かに一斉に通牒を出したけれでも、もちろん全国でその捉え方は違い、公民館の根付き方も都会や田舎で様々な形だった。言えるのは、通牒を出しただけでなく、それぞれの地域に公民館を必要だと思う人がいたから拡がったのだろう」と言われたことが印象的でした。
戦後の公民館設置の時とは時代は違いますが、いま地域に何か必要なのかが大事だというのは変わらないと感じました。

このページに関するお問い合わせ

総合政策局 園田地域振興センター 園田地域課
〒661-0982 兵庫県尼崎市食満5丁目8番46号
電話番号:06-6491-2361
ファクス番号:06-6491-2364
メールアドレス:ama-sonoda-chiiki@city.amagasaki.hyogo.jp