A-LAB Exhibition Vol.45「家具と抽出し Furniture and Drawer」
印刷 ページ番号1038791 更新日 2024年9月30日
イベントカテゴリ: 文化・芸術
「家具と抽出し Furniture and Drawer」
「足りないもの」や「見えていないもの」など、ふだんは意識しにくい物事やそのあり方をミニマルな立体造形を通して考察してきた二人のアーティスト、松井沙都子と松延総司による展覧会「家具と抽出し Furniture and Drawer」を開催します。
二人の作品は、展示する空間自体も重要な表現の要素となることから、この企画では、出品作家の松井沙都子がゲストキュレーターとして全体のテーマを練り上げ、コラボレーターの松延総司とともに各展示室の構成を行います。
日常生活に空気のように存在している「家具」をモチーフとすることで、私たちがアートを見る目をずらしていくこの試みは、アートを鑑賞するという行為自体への問いかけも含んでいます。本展を通してアートへの様々な想像を巡らせ、多くの疑問や発見に出会っていただければ幸いです。
- 開催期間
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2024年10月19日(土曜日)から2024年12月15日(日曜日)まで
- 開催時間
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午前10時 から 午後6時 まで
*火曜休館
- 対象
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未就学児、親子、小中学生、一般、シニア
- 開催場所
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A-LAB
住所:西長洲町2-33-1
A-LAB(えーらぼ)とは? - 入場料
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無料
- 出展作家
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松井 沙都子 Satoko Matsui
「足りなさ」という独自の観点から、〈欠如〉を孕む作品を制作している。本展では「現代の日本の家」をモチーフとするインスタレーション作品のほか、「足りなさ」をひとまとまりの構造物に落とし込む試みとして展開している「Frames」シリーズを出品する。主な個展に「ホーム・スイート・ホーム」(MEDIA SHOP gallery 2、京都、2019)「モデルハウス」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2018)「抽象住宅―ワンルーム―」(ギャラリー恵風、京都、2018)など。1981年生まれ。
松延 総司 Soshi Matsunobe
「線」「影」「無意識」「地」など捉えどころのない事物を主題とし、それらがどのように人々に知覚され、存在しているのか、その法則や特性を抽出/再構築するような作品を制作している。主な展覧会に「not a house」(MBL Architectes、パリ、2024)「VOCA展2024 現代美術の展望」(上野の森美術館、東京、2024)「雪のうえにのびる道」(札幌文化芸術交流センターSCARTS、北海道、2023)「石と植物」(滋賀県立美術館、滋賀、2022)「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立美術館、滋賀、2021)など。2023年ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスにて研修。1988年生まれ。
- 関連イベント
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家具と抽象とアートのお話
ゲストに沢山遼さん(美術批評家・武蔵野美術大学准教授)をお招きして、出展作家との対談を行います。
メール(amalove.a.lab@gmail.com)で申込必要。(イベント名、氏名、電話番号、参加人数を明記)日時:10月26日(土曜日) 午後2時から午後3時30分
場所:A-LAB
定員:先着20人沢山 遼 Ryo Sawayama
美術批評家・武蔵野美術大学美学美術史研究室准教授。
著書に『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)。共著に、国立新美術館(編)『今、絵画について考える』(水声社、2023年)など。1982年生まれ。 - 問い合わせ
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文化振興課 (平日のみ午前8時45分から午後5時30分)
電話:06-6489-6385 ファクス:06-6489-6702A-LAB (午前10時から午後6時、火曜休館)
電話/ファクス:06-7163-7108
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
総合政策局 協働部 文化振興課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館7階
電話番号:06-6489-6385
ファクス番号:06-6489-6702
メールアドレス: ama-art@city.amagasaki.hyogo.jp