「マイ避難カード」を作りませんか?~事前にできる風水害への備え~

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印刷 ページ番号1025529 更新日 2024年4月17日

自然災害では、「自分の命は自分で守る」ことが大原則です。
近年、台風や大雨によって、全国各地で大きな被害が発生している中、一人ひとりの主体的な避難行動がますます重要になっています。

「マイ避難カード」とは

「マイ避難カード」とは、一人ひとりができる風水害への備えとして、

  • 「いつ」(避難のタイミング)
  • 「どこへ」(避難先)
  • 「どのように」(避難する方法) などを事前に考えておき、カードにまとめたものです。

風水害などの災害の危険が差し迫った状況の中で、「いつ」、「どこに」、「どのように」避難するかを判断することは容易ではありません。

平時からハザードマップ等を確認し、自分自身の避難行動をあらかじめ確認し、書き記しておくことで、いざという時に速やかな避難行動に役立てることができます。

「マイ避難カード」のつくり方

ステップ1  自宅付近の災害時の危険性を確認しましょう

ハザードマップを確認し、そのまま自宅にとどまって安全なのかなど、自宅付近にどのような危険があるかを知っておきましょう。
尼崎市は、川と海に囲まれた地形から、洪水や高潮などの風水害が発生するリスクがあります。
例えば武庫川や猪名川・藻川の洪水が起きた時、自宅周辺が「どのくらいの浸水になるのか」や「家屋倒壊の危険はないか」などを確認しておくことがポイントです。

ステップ2  避難開始を判断する情報を確認する

スムーズに避難するために、「いつ逃げるのか」という避難のタイミングをあらかじめ決めておくことが大切です。避難を始めるきっかけとなる避難指示などの避難情報や、情報の入手方法を確認しておきましょう。
ご家庭の状況に応じて、例えば、ご高齢の方や障害のある方など、避難に時間がかかる方がおられる場合は、「警戒レベル3 高齢者等避難」で避難するなど、避難を始めるきっかけとなる情報をあらかじめ決めておくことが大切です。

ステップ3  避難場所を確認しましょう

ハザードマップを確認して、浸水が想定される区域外にある津波等一時避難場所や、遠方の親戚・知人宅など安全な場所を確認し、避難するルートも併せて検討しておきましょう。避難場所や避難ルートは複数検討しておくことが大切です。

また、避難とは、「難」を「避」けることです。避難先は市の指定する避難場所だけではありません。
安全な自宅に留まる「在宅避難」、安全な場所にある親戚や知人宅等への「お知り合い避難」なども選択肢の一つとして検討しておきましょう。

ステップ4  「マイ避難カード」に記入する

「いつ」、「どこへ」、「どのように」避難するかを考えて、下図の記入例を参考に「マイ避難カード」を作成してみましょう。

普段から目に留まる場所に貼ったり、財布に入れて持ち歩いたりして、いざというときにすぐに見られるようにしておくことが大切です。

「マイ避難カード」作成支援動画をアップしました

この動画は、「いつでも」「どこでも」「どなたでも」をモットーに、マイ避難カードの作成を支援するものです。

是非、家族や近所の方と作成してみてください。

「マイ避難カード」の記入例

避難行動判定フロー

一人ひとりが適切なタイミングで、安全な場所に避難ができるよう、下記の避難行動判定フローを活用して、自分の避難行動を事前に考えておきましょう。

避難行動判定フロー

詳しくは、尼崎市公式Youtubeチャンネルでも配信していますので、下記のリンクからご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

危機管理安全局 危機管理安全部 災害対策課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館8階
電話番号:06-6489-6165
ファクス番号:06-6489-6166
メールアドレス:ama-bousai@city.amagasaki.hyogo.jp